障子の剥がし方/張替えのタイミングとコツ 糊の種類

障子の剥がし方/張替えのタイミングとコツ 糊の種類

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障子剥がし方

 

 

障子剥がし方
障子紙を剥がす際の方法は、障子の種類によって異なります。主な障子の種類と剥がし方は以下の通りです。
和紙のり貼り障子の剥がし方
スポンジやタオルに水を含ませ、障子紙の裏側から桟に沿って水を塗る
5~10分程度待ち、のりが溶けるのを待つ
端の部分からゆっくりと障子紙を剥がす
残ったのりは濡らしたタオルで拭き取る
プラスチック障子・アイロン貼りの剥がし方
アイロンで障子紙の表面を温める
反対側から障子紙を押し上げるようにして剥がす
プラスチック障子・両面テープ貼りの剥がし方
障子紙の裏側から軽くたたき、障子紙を浮かせる
桟に沿ってゆっくりと剥がす
剥がし作業時の注意点として、障子戸ごと水で丸洗いしたり、のり残しをたわしでごしごしこすると、障子の寿命が縮んだり傷つくので避けましょう。
剥がしにくい場合は、障子紙専用の「はがし剤」を使うと剥がしやすくなります。はがし剤を塗り、3~5分待ってから剥がすと良いでしょう。

 

障子のはがし剤のおすすめ

障子のはがし剤のおすすめ
障子の張り替えをする際に、古い障子紙をきれいに剥がすのは重要なステップです。ここでは、障子のはがし剤のおすすめ商品をいくつか紹介します。
HT072障子専用はがし剤
HT072障子専用はがし剤は、古く固まった障子糊を柔らかくし、スムーズに剥がすことができる商品です。スティックのりのような形状で、簡単に塗ることができます。楽天市場で購入可能です。
HT072障子専用はがし剤
ミツエ 障子紙用 はがし剤 H-250
ミツエの障子紙用はがし剤は、250mlの容量で、障子紙をしっかりと剥がすことができます。接着・補修・梱包用としても使用可能です。カインズで購入できます。
ミツエ 障子紙用 はがし剤 H-250
アサヒペン ワンタッチ障子紙はがし 721
アサヒペンのワンタッチ障子紙はがしは、250gの容量で、簡単に障子紙を剥がすことができます。Amazonで購入可能です。
アサヒペン ワンタッチ障子紙はがし 721
大直 障子紙施工道具 はがし剤 250cc
大直の障子紙施工道具はがし剤は、250ccの容量で、障子戸約4枚分の障子紙を剥がすことができます。Amazonで購入可能です。
大直 障子紙施工道具 はがし剤 250cc
ワンタッチ 障子紙はがし
ワンタッチ障子紙はがしは、ノズルが使いやすく、簡単に障子紙を剥がすことができます。Yahooショッピングで購入可能です。
ワンタッチ障子紙 はがし剤
使い方のポイント
障子紙をきれいに剥がすためには、以下のポイントを押さえておくと良いでしょう。
和紙の障子紙の場合:水を含ませたスポンジやタオル、ハケで糊の部分を満遍なく湿らせ、端からゆっくりと剥がします。剥がれにくい場合は再度湿らせて5〜10分程度時間を置くときれいに剥がれます。
プラスチック障子紙の場合:アイロンやドライヤーの熱で糊を温めて剥がします。熱が一箇所にこもらないようにまんべんなく風を当てることが重要です。
口コミ
実際に使用した方の口コミも参考にしてみてください。

  • HT072障子専用はがし剤:「スティックのりのような形状で使いやすく、古い糊が簡単に剥がれました。」(40代女性)
  • アサヒペン ワンタッチ障子紙はがし:「ノズルが使いやすく、簡単に障子紙を剥がすことができました。次回もこの商品を使いたいです。」(30代男性)

障子の張り替えをスムーズに行うために、適切なはがし剤を選び、正しい方法で使用することが大切です。

障子紙のノリの種類

障子紙のノリの種類
障子紙を貼る際に使用するノリにはいくつかの種類があります。それぞれの特徴や用途を理解することで、適切なノリを選び、障子紙の貼り替えをスムーズに行うことができます。
でんぷん糊
でんぷん糊は、昔から障子や襖に使用されてきた伝統的なノリです。自然素材であるため、環境に優しく、手軽に使用できるのが特徴です。しかし、湿気に弱く、長期間の使用には向いていない場合があります。
合成糊
合成糊は、昭和の大量生産時代に発展したノリで、でんぷん糊に比べて耐久性が高く、湿気にも強いのが特徴です。現在では、多くの店舗でこの合成糊が使用されています。
ワンタッチ障子のり
ワンタッチ障子のりは、薄めずにそのまま使用できるタイプのノリです。手軽に使えるため、DIY初心者にもおすすめです。アサヒペンの「ワンタッチ障子のり」などが代表的な商品です。
アク止め障子のり
アク止め障子のりは、障子枠から出るアクを防ぐためのノリです。特に、木の種類や使用期間によってアクが出やすい場合に使用されます。アサヒペンの「ワンタッチアク止め障子のり」などがこのタイプに該当します。
プロ用障子のり
プロ用障子のりは、業務用として使用される高品質なノリです。耐久性が高く、長期間の使用にも耐えられるため、プロの表具師やリフォーム業者に好まれています。アサヒペンの「プロ用障子のり」などが代表的です。
障子紙のノリの選び方
障子紙のノリを選ぶ際には、以下のポイントを考慮すると良いでしょう。

  • 使用環境:湿気が多い場所では、合成糊やアク止め障子のりが適しています。
  • 使用頻度:頻繁に貼り替える場合は、手軽に使えるワンタッチ障子のりが便利です。
  • 耐久性:長期間使用する場合は、プロ用障子のりが適しています。

まとめ
障子紙のノリには、でんぷん糊、合成糊、ワンタッチ障子のり、アク止め障子のり、プロ用障子のりなど、さまざまな種類があります。それぞれの特徴を理解し、使用環境や目的に応じて適切なノリを選ぶことで、障子紙の貼り替えをスムーズに行うことができます。詳細な情報や商品については、以下のリンクを参考にしてください。
のりで貼る障子紙の貼り方 - DIYショップ RESTA
障子紙の種類や特徴など詳しく解説!障子紙の選び方のポイントとは - カインズ
障子のり - モノタロウ

障子紙のメンテナンスの手間をなくすには?

障子紙のメンテナンスの手間をなくすには?
障子紙のメンテナンスは、定期的な掃除や張り替えが必要ですが、手間を減らすための方法もいくつかあります。以下に、障子紙のメンテナンスを簡単にするためのポイントを紹介します。
プラスチック障子紙の使用
プラスチック障子紙は、耐久性が高く、汚れに強いのが特徴です。水や汚れに強いため、拭き掃除が可能で、頻繁な張り替えが不要です。特に子どもやペットがいる家庭には非常におすすめです。
強化障子紙の利用
強化障子紙は、通常の障子紙よりも破れにくく、耐久性が高いです。これにより、張り替えの頻度を減らすことができます。また、防炎性能を持つ製品もあり、安全性も高まります。
定期的な掃除
障子紙の寿命を延ばすためには、定期的な掃除が重要です。はたきや柔らかい布でホコリを取り除き、水拭きで桟の汚れを優しく拭き取ります。これにより、障子紙の黄ばみや汚れを防ぐことができます。
霧吹きの活用
障子紙の張り替え時には、霧吹きを使って紙を均一に湿らせることで、シワを防ぎ、きれいに仕上げることができます。霧吹きは、障子紙を柔らかくし、糊付けの際に紙が伸びやすくなるため、作業がスムーズになります。
専用の剥がし剤の使用
古い障子紙を剥がす際には、専用の剥がし剤を使うと、糊が柔らかくなり、スムーズに剥がすことができます。これにより、障子枠を傷つけることなく、簡単に古い紙を取り除くことができます。
プロに依頼する
自分で障子を張り替えるのが難しい場合は、プロに依頼するのも一つの方法です。プロに依頼することで、仕上がりがきれいで、手間も省けます。くらしのマーケットなどのサービスを利用すると、信頼できる事業者を簡単に見つけることができます。
これらの方法を活用することで、障子紙のメンテナンスの手間を大幅に減らすことができます。特に、プラスチック障子紙や強化障子紙の使用は、長期的に見て非常に効果的です。

障子剥がし方

障子剥がし方
障子紙を剥がす際の方法は、障子の種類によって異なります。主な障子の種類と剥がし方は以下の通りです。
和紙のり貼り障子の剥がし方
スポンジやタオルに水を含ませ、障子紙の裏側から桟に沿って水を塗る
5~10分程度待ち、のりが溶けるのを待つ
端の部分からゆっくりと障子紙を剥がす
残ったのりは濡らしたタオルで拭き取る
プラスチック障子・アイロン貼りの剥がし方
アイロンで障子紙の表面を温める
反対側から障子紙を押し上げるようにして剥がす
プラスチック障子・両面テープ貼りの剥がし方
障子紙の裏側から軽くたたき、障子紙を浮かせる
桟に沿ってゆっくりと剥がす
剥がし作業時の注意点として、障子戸ごと水で丸洗いしたり、のり残しをたわしでごしごしこすると、障子の寿命が縮んだり傷つくので避けましょう。
剥がしにくい場合は、障子紙専用の「はがし剤」を使うと剥がしやすくなります。はがし剤を塗り、3~5分待ってから剥がすと良いでしょう。