クレヨン汚れの落とし方/子どもの落書きをキレイにする方法

クレヨン汚れの落とし方/子どもの落書きをキレイにする方法

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クレヨン汚れ 落とし方

クレヨンの汚れは油性なので、適切な方法で落とさないと染み込んでしまいます。場所や素材によって落とし方が異なりますので、以下に分けて解説します。

 

 

【衣服】クレヨン汚れの落とし方
クレンジングオイルで汚れを浮かせる
汚れにクレンジングオイルを直接垂らし、よく揉み込みます。クレヨンの油分が布地から分離しやすくなります。
熱めのお湯で洗う
40~50℃の熱めのお湯で汚れた部分を洗い流します。油性の汚れに対して効果的です。
洗濯洗剤で洗う
汚れた部分に洗濯洗剤をつけ、歯ブラシでこすります。汚れが残っていれば2と3を繰り返します。
【木製家具・フローリング】クレヨン汚れの落とし方
クレンジングオイルや中性洗剤を含ませた布で拭く
汚れにクレンジングオイルや薄めた中性洗剤を含ませた布で拭きます。
歯ブラシで汚れをこする
歯ブラシで汚れた部分をこすると、溝に入り込んだ汚れも落とせます。
水拭きして乾拭きする
濡れた布で水拭きした後、乾いた布で水分を拭き取ります。
【壁紙】クレヨン汚れの落とし方
水分を吸収する壁紙の場合
乾いた歯ブラシで汚れをかき落とす
やわらかい布で軽く拭く
中性洗剤を少し含ませた雑巾で汚れを落とす
水拭き可能な壁紙の場合
水で湿らせた布で汚れを拭く
乾いた布で水分を拭き取る
【畳】クレヨン汚れの落とし方
歯ブラシに歯磨き粉をつける
汚れた部分を優しくこする

布で汚れを拭き取る
同じ作業を繰り返し、徐々に汚れを取り除く
最後に固く絞った布で歯磨き粉を拭き取る
畳は繊細なので、強い摩擦や圧力をかけすぎないよう注意が必要です。
クレヨン汚れは素材によって落とし方が異なりますが、上記の方法を参考にすれば、ほとんどの汚れを落とすことができます。

 

 

クレヨン汚れの特徴

クレヨン汚れの特徴
クレヨン汚れの最大の特徴は、その油性成分にあります。クレヨンは、色をつけるための顔料に蝋(ろう)やワックス、オイルなどが混ぜられており、これが汚れの主成分となっています。そのため、クレヨン汚れは「油汚れ」と同じ分類に入ります。
水拭きでゴシゴシ擦っても、汚れの成分が完全に浮くことはなく、残ってしまうことが多いです。油性の汚れは、油で浮かせるか、油を分解する方法が効果的です。具体的には、クレンジングオイルや台所用中性洗剤、アルカリ性台所用洗剤などが有効です。
クレヨン汚れを落とす際には、汚れがついた場所や素材によって適した方法が異なります。例えば、フローリングや木製の家具にはアルカリ性の洗剤やクレンジングオイルが効果的ですが、畳には歯磨き粉が便利です。また、衣類や布製品には台所用中性洗剤とクレンジングオイルを使うと良いでしょう。
クレヨン汚れを落とす際の注意点として、強く擦りすぎると汚れが広がったり、素材を傷めたりすることがあります。特に畳や木製の家具など、繊細な素材には注意が必要です。また、汚れを落とす前には、必ず目立たない場所でテストを行い、素材を痛めないか確認することが重要です。
クレヨン汚れは、つけるのは一瞬でも、取るのは非常に手間がかかるものです。正しい方法で焦らずに対処することが、きれいに汚れを落とすためのポイントです。

服のクレヨン汚れの落とし方

服のクレヨン汚れの落とし方
子どもがクレヨンでお絵描きをしていると、つい服に汚れがついてしまうことがありますよね。そんなときのために、服についたクレヨン汚れの効果的な落とし方を紹介します。
手順1: 洗濯用洗剤を使う方法
お湯に浸す: まず、40~50℃のお湯に洗濯用洗剤を溶かします。
浸け置き: 汚れた部分を15~30分程度、洗剤入りのお湯に浸けます。
ブラシでこする: 歯ブラシなどで汚れた部分を軽くこすります。
すすぎ: 汚れた部分を水ですすぎ、洗濯機で通常通り洗濯します。
手順2: クレンジングオイルを使う方法
シミ抜き液を作る: 台所用洗剤とクレンジングオイルを1:1の割合で混ぜてシミ抜き液を作ります。
汚れに馴染ませる: シミ抜き液を汚れた部分に馴染ませ、歯ブラシで軽くこすります。
すすぎ: 汚れが浮いてきたら、ぬるま湯でしっかりすすぎます。
手順3: アルカリ石けんを使う方法
お湯に浸す: 40~50℃のお湯に汚れた部分を浸します。
石けんをつける: 汚れた部分にアルカリ石けんをつけ、固めの歯ブラシでこすります。
繰り返し: 1と2を繰り返し、最後に水ですすぎます。
手順4: 消しゴムを使う方法
消しゴムでこする: 汚れを軽く消しゴムでこすります。このとき、汚れが広がらないように注意します。
洗剤で洗う: その後、台所用洗剤を使って汚れを落とします。
まとめ
クレヨン汚れは油性のため、クレンジングオイルや台所用洗剤が効果的です。汚れがついたらすぐに対処することで、きれいに落とすことができます。お子さんが安心してお絵描きを楽しめるように、これらの方法を試してみてください。
参考リンク

壁紙のクレヨン汚れの落とし方

壁紙のクレヨン汚れの落とし方
子どもが壁にクレヨンで落書きしてしまった時、焦ってしまいますよね。でも大丈夫、家にあるもので簡単にクレヨン汚れを落とす方法があります。ここでは、クレンジングオイル、歯磨き粉、そして「激落ちくん」を使った方法をご紹介します。
クレンジングオイルを使った方法
クレヨンの汚れは油性なので、メイク落とし用のクレンジングオイルが効果的です。
用意するもの

  • メイク落とし用クレンジングオイル
  • 雑巾2枚

手順
クレンジングオイルを汚れ部分に塗る。
濡れた雑巾で叩くように拭く。
乾いた雑巾で水分を拭き取る。
注意点として、壁紙を強くこすらないことが大切です。強くこすりすぎると壁紙が傷ついてしまう可能性があります。
歯磨き粉を使った方法
歯磨き粉もクレヨン汚れを落とすのに有効です。
用意するもの

  • 歯磨き粉
  • 使わなくなった歯ブラシ1本
  • 雑巾2枚

手順
歯ブラシに歯磨き粉をつける。
歯磨き粉がついた歯ブラシでクレヨン汚れを磨く。
濡れた雑巾で歯磨き粉を拭き取る。
乾いた雑巾で水分を拭き取る。
この方法も、壁紙を傷つけないように注意しながら行いましょう。
激落ちくんを使った方法
「激落ちくん」は万能掃除道具として知られています。
用意するもの

  • 激落ちくん
  • 雑巾1枚

手順
激落ちくんに水を含ませる。
クレヨン汚れ部分を激落ちくんで拭く。
濡れた雑巾で汚れを拭き取る。
乾いた雑巾で水分を拭き取る。
激落ちくんはドラッグストアやホームセンターで簡単に手に入ります。
まとめ
壁紙のクレヨン汚れは、家にあるもので簡単に落とせます。クレンジングオイルや歯磨き粉、激落ちくんを使って、壁紙を傷つけないように注意しながら掃除しましょう。また、クレヨンを「水でおとせるクレヨン」に変えるのも一つの手です。これなら、壁紙以外にフローリングや柱についた汚れも簡単に落とせます。
クレヨン汚れでお困りの方は、ぜひこれらの方法を試してみてください。