ベビスマonline

妊活・出産・育児子育て・生活の知恵に特化した専門知恵サイト

個人差が大きいと言われるずりばいの目安、始まる時期、メリット、練習法などをご紹介

      2017/05/18

ターゲットユーザー:5ヶ月の子どもがずりばいしそうな様子を見せており、ずりばいはいつから始まるのが一般的か、どんな段階を踏んでどんな状態になったらずりばいと言えるのか、ずりばいをしないと発達に影響があるのか知りたい人

子どもがうつ伏せになった時に、手足をバタバタ動かしたり、おしりを使って後ろに進んだりするのを見て「この子はいつになったらずりばいをするのだろうか」と考えるママがいます。

しかし、実はすでに赤ちゃんはずりばいをしているのです!どうしてそう言えるのでしょうか?この記事では、ずりばいとはどんな状態なのかを紹介します。

また、周りの子がずりばいを始めているのに自分の子はずりばいの気配を見せないと、ずりばいとは何か月から始まるものなのか気になりますよね。そこで、ずりばいが一般的に始まる時期やずりばいのメリット、ずりばいの練習法などについても紹介しますね。

ずりばいってどんな状態?

f6bbdb09aad712c4f26a35f0f1b144fd_s辞書ではずりばいを「お腹を地面につけて這うこと。また、その姿勢」と説明しています。しかし、この説明だけでは、ずりばいがどのような状態かわかりませんよね。したがって、ずりばいがどのような状態か以下のことを確認する必要があります。

ずりばいの状態について確認すること

  • どのように這うのか。
  • どのような状態だと「ずりばいをしている」と言えるのか。

この2点について、調べたことを紹介します。

ほふく前進が一般的なスタイル

一般的に、ずりばいはこのような動きをする赤ちゃんが多いです。

動画にあるように、お腹が床についた状態でほふく前進のように進んだり、足で床を蹴って進んだりします。

ずりばいのスタイルはいろいろ

しかし、ずりばいのスタイルは、赤ちゃんによって様々です。例えば、以下のようなずりばいをする赤ちゃんがいます。

ほふく前進スタイル以外のずりばいのスタイル

  • 時計の針のようにお腹を中心にして、ぐるぐる回る。
  • おしりを浮かせて尺取り虫のように進む。
  • 手足をバタバタ動かせて前や後ろに進む。
  • 肘を使って前に進む。
  • 土下座のような体勢になり後ろに進む。 など

このように、ずりばいは前に進むだけではありません。また、ほふく前進のように体をくねらせて腕の力で進むとも限りません

ずりばいをしていると言える基準

では、赤ちゃんの動きの何を見て「ずりばいができた」と判断して良いでしょうか。ずりばいには以下の共通点があります。

ずりばいのスタイルの共通点

  • お腹が床についている。
  • 赤ちゃんが進みたいと思うところに行こうとしている。(ただし、実際に行くとは限らない。)

したがって、ずりばいをしているかどうかの基準は、赤ちゃんが寝返りを打った状態で、移動しようと体を動かしているかどうかだと言えます。ずりばいの状態がわかると、他の赤ちゃんはいつからずりばいを始めるのか、またずりばいは発達段階のどの段階にあるのか気になりますよね。

次は、ずりばいを始める時期や発達について確認しましょう。

ずりばいを始める時期と発達について

PPTX094_ステップ図

ずりばいを始める時期や発達の目安は以下になります。

一般的には7~8ヶ月

一般的に赤ちゃんは寝返りが打てるようになると、ずりばいを始めます。一般的に寝返りを打てるようになるのが5~6ヶ月の為、ずりばいを始める時期の目安は、7~8ヶ月となります。

しかし、4ヶ月でずりばいを始める赤ちゃんもいますし、10ヶ月を過ぎてもずりばいをしない赤ちゃんもいます。

ずりばいに至るまでのステップ

赤ちゃんは、少しずつ発達していきます。一般的には、以下の順番で発達します。

赤ちゃんがずりばいするまでの一般的なステップ

  1. が座る。
  2. 寝返りが打つ。
  3. 寝返り返り(左にも右にも寝返りを打てること)をする。
  4. 腰が座る(おすわりの体勢を取る)。
  5. ずりばいをする。

この順番はあくまで目安であり、全ての赤ちゃんがこの順番でずりばいをするとは限りません。自分では寝返りができないけどママがうつぶせにさせるとずりばいをする赤ちゃんもいますし、おすわりはしないけどずりばいをする赤ちゃんもいます。

実は、寝返りやずりばいは赤ちゃんが必ず通る発達の道にありません。寝返りやずりばいは、いわば発達のオプションで、赤ちゃんの中には寝返りやずりばいをせずに、おすわり→立って歩くの発達を進める子がいます。

ずりばいに必要なもの

なぜ、ずりばいは発達のオプションなのでしょうか。それは、ずりばいには以下のものが必要だからです。

ずりばいに必要なもの

  • ずりばいできる全身の筋力
  • 自分で動きたいという赤ちゃんの気持ち

自分でもほふく前進をしてみればわかると思いますが、ずりばいをするには腕の力だけでなく、体のバランスを取る為に全身の筋力が必要になります。しかし、ずりばいできる筋力が発達しても、赤ちゃんが自分で進みたいと思わなければ、ずりばいをしません

ずりばいに必要な筋力と気持ちが揃って初めて赤ちゃんはずりばいをしようとするので、ずりばいは発達のオプションになるのです。したがって、ずりばいをしなくても、発達的には何の問題もありません。

しかし、ずりばいをするとメリットがあります。次はずりばいのメリットを確認しましょう。

ずりばいをする4つのメリット

528889赤ちゃんがずりばいをすると4つのメリットを期待できます。1つ1つ詳しく確認しましょう。

1.足腰などの筋肉が鍛えられる

ずりばいは全身運動ですので、全身の筋肉、特に足腰が鍛えられます。足腰など全身の筋肉が鍛えられると、体幹や股関節を強化できます。したがって、ずりばいは運動機能の発達に大変良い影響を与えます

2.O脚や外反母趾の予防になる

現代人が悩まされているO脚は以下のことが原因で起こります。

O脚の主な原因

  • 筋肉がアンバランスに発達している。
  • 骨盤の歪み。
  • 体幹が未発達。

ずりばいをすると全身の筋肉をバランスよく使い、股関節や体幹が鍛えられるので、O脚予防が期待できます。また、外反母趾は以下のことが原因で起こります。

外反母趾の主な原因

  • 足指を動かさない。
  • 足指に力を入れて立たない。
  • 足指に力を入れて歩かない。

ずりばいをする時は、主に足の親指を使って床を蹴ります。したがって、ずりばいをすると足指を動かすコツをつかめるので、外反母趾予防が期待できます。

3.脳に良い刺激を与える

赤ちゃんの頃は、運動機能の発達と脳の発達には密接な関連があります。したがって、全身をよく動かすずりばいは、脳に良い刺激を与えます。脳に良い刺激が与えられると、その後の言語機能や運動神経の発達に良い影響があります

4.内臓の働きが良くなる

ずりばいをすることで、お腹に程よい圧がかかります。また、体幹や全身の筋肉が鍛えられると、内臓の働きも活発になります。したがって、ずりばいをすれば内臓が刺激を受けて働きが良くなります。

他にも、ずりばいは自分で動きたいという表れですので、自立心を養うという意見もあります。もちろん、ずりばいをしなくても全身の筋肉を鍛えたり、脳や内臓に良い刺激を与えたりすることは可能です。

しかし、ずりばいが赤ちゃんに良い影響があるとわかると、ぜひ赤ちゃんにずりばいしてほしいと思いますよね。赤ちゃんがずりばいをできるように、親はどんなフォローができるでしょうか?次は、ずりばいができるようになる練習方法を紹介します。

4つのずりばい練習方法

e6ae60d944ed158728fc274da157ef58_s赤ちゃんがずりばいできる為の練習方法は、主に4つあります。1つずつ確認していきましょう。

1.キック遊びをする

キック遊びとは以下の方法で遊ぶことです。

キック遊びのやり方

  1. 赤ちゃんの足を軽く押す。
  2. 赤ちゃんが足を押し返したら、大げさに褒める。
  3. 1と2を繰り返す。

赤ちゃんの姿勢は、うつ伏せでも仰向けでも構いません。キック遊びを通して、赤ちゃんは蹴る動作を覚えます

2.目の前におもちゃを置く

赤ちゃんが前に進みたいという気持ちを持てるように、目の前におもちゃを置くことができます。置く時のポイントは、赤ちゃんの手が届きそうで届かない所に置くことです。近いとずりばいをせずに取ってしまいますし、遠すぎると取るのを諦める可能性があるからです。

また、おもちゃを置く以外にも以下の方法を取ることができますよ。

赤ちゃんが前に進むのを促すためにできること

  • 赤ちゃんの前でママが声かけをする。
  • 赤ちゃんの前に見慣れない物を置く。

7~8ヶ月ごろになると、赤ちゃんはママの声を認識して、ママの方へ行こうとする動きが見られます。また、見慣れない物があると赤ちゃんは触って確かめようとします。おもちゃでは動かない赤ちゃんには、ティッシュなど普段は触らせない物を置いてみても良いですね。

3.一緒にずりばいをする

7~8ヶ月ごろの赤ちゃんは、ママやパパなど身近な人の動きをまねることがあります。したがって、ママやパパがずりばいをしてお手本を見せましょう。赤ちゃんがまねをしやすいように、赤ちゃんの横でずりばいをしてあげると良いですよ。

4.赤ちゃんの足の裏に手を添えて蹴るのを待つ

赤ちゃんが蹴る動作を覚えたら、蹴ると前に進めることを覚える為に以下の方法を練習させましょう。

前に進む為の練習方法

  1. 赤ちゃんをうつぶせにさせる。
  2. 赤ちゃんの足の裏に壁になるように手を添える。
  3. 赤ちゃんが手を蹴るのを待つ。

キック遊びで、蹴る動作を思い出させてから練習しても良いですね。最初は前に進まないかもしれませんが、必要な筋力が身に付けば前に進めるようになりますよ。

赤ちゃんがずりばいをできるようになると、気を付けないといけないことが出てきます。最後に、赤ちゃんのずりばいに備えてできることを確認しましょう。

赤ちゃんのずりばいに備えてできる3つのこと

fee65d84d867b5dfeaf30fc9a0bb9d68_s赤ちゃんがずりばいを始めたら、次の3つの点に気を付ける必要があります。

1.ずりばいできるスペースを作る

ずりばいできるスペースがないと、赤ちゃんはずりばいを止めてしまう可能性があります。最初は1,2歩くらいしか進みませんが、だんだんと進むスピードが速くなったり、進む量が増えてきたりします。赤ちゃんの様子に合わせて、十分ずりばいできる程度のスペースを作りましょう。

もし、自宅でずりばいできるスペースを取れない場合は、児童館などを利用しても良いですね。

2.テーブルの脚や棚などの角にタオルなどを巻く

赤ちゃんは思わぬ方向へ進む場合があります。したがって、ぶつかった場合に備えて、テーブルの脚や棚などの角はタオルやクッション性のある保護テープなどを付けておきましょう。

また、転倒しても良いように床もカーペットなどを敷いておくと良いですね。

3.誤飲を防ぐ為に床をチェックする

赤ちゃんは、何でも口に入れて確かめようとします。したがって、以下の物が床にないか確認しましょう。

ずりばいをする赤ちゃんにとって床に置いておくと危険な物

  • ゴミや埃など口にしたら衛生的に良くない物
  • 直径4cm未満の物
  • 電気コードなど舐めると危険な物

床に何も置いていないと、赤ちゃんが前に進む為の目標がありませんから、ずりばいをしない可能性があります。したがって、赤ちゃんの好奇心を刺激するために、幾らか物を床に置くのは良いことです。

しかし、赤ちゃんは何は触って確かめて良くて、何は触ってはいけないのか自分で判断できません。よって、ママやパパが事前に床をチェックしてから、赤ちゃんにずりばいさせてあげましょう。

まとめ

赤ちゃんがうつ伏せの状態で進もうとする動きを見せれば、ずりばいをしているとみなせます。また、ずりばいができる時期は一般的に7~8ヶ月ですが、ずりばいは必須の発達段階ではないので、個人差があります。

しかし、ずりばいにはメリットがあるので、ずりばいをしない場合はキック遊びなど、楽しみながらずりばいの練習をすると良いですね。ずりばいが始まれば、転倒や誤飲の危険も増えますので、遊ばせる前に床などをチェックしてくださいね。

 

 - 育児 , , ,