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ウールを自宅で洗濯!洗剤や水温は?シャンプーが使えるって本当?縮みの戻し方は?

      2017/06/12

冬に大活躍のウール製の洋服。暖かくて冬を乗り切るのにぴったりの素材です。ですが、悩みは「どうやって洗濯すればいいか」ということ。クリーニングに出せば間違いないですが、頻繁に着る場合毎回クリーニングに出すにはお金がかかりすぎます。

自分でお家で洗濯できれば、とても楽ちんですよね。ですが、洗濯の方法にはコツがあります。「他の洗濯物と一緒に洗濯機へ」というわけにはいきません。少し手間はかかる方法ですが、自分で正しくやればクリーニングに出して引き取りに行く時間やお金を節約することができます。

ウールは洗濯方法を守らないと縮んでしまうことがあります。ですが、仮に自分で洗濯するときに失敗してしまっても大丈夫です。ちゃんと戻せる方法があるんです。ウールの服の「洗剤」「水温」「洗い方」「シャンプーやトリートメントを使った洗濯方法の秘密」をご紹介します。

ウールを洗うときはどんな洗剤を使えばいい?

画像出典元:https://blogs.yahoo.co.jp/kdbtb849/58444869.html

まずは洗濯表示を確認して、水洗いできるウールかどうかを確認して下さい。できない場合はあきらめてクリーニングに出した方が失敗の恐れはありません。水洗いできるウールを洗濯するときは、おしゃれ着洗い用の中性洗剤」を使います。

普段洗濯するときに使う洗剤は、「アルカリ性」です。アルカリ性の洗剤は使用しないで下さい。

なぜアルカリ性の洗剤で洗ってはいけないの?

  • アルカリ成分がたんぱく質を溶かして、服をぼろぼろにしてしまうから

ウールは「羊の毛」で、毛の主成分はたんぱく質です。ですので、洗剤のアルカリ成分がウールを溶かしてしまいます。おしゃれ着用洗剤は中性ですので、アルカリ性洗剤のようにたんぱく質を溶かすことはありません。必ずおしゃれ着用洗剤を使用するようにしましょう。

おしゃれ着洗剤がないときは・・・シャンプーで代用できるって本当?

「おしゃれ着用洗剤を持っていない」「おしゃれ着用洗剤をちょうど切らしてしまった」という方、わざわざ買いに行かなくても大丈夫です。今使っているシャンプーでウールを洗濯することができます。

シャンプーは人の髪の毛を洗うものです。ウールも羊の毛ですので、「毛を洗う」という点で共通しています。だからシャンプーが使えるのです。

水温はどのぐらい?

ウールは冬に着ることが多い素材です。ですので、洗濯するときは冷たい水ではなく温かいお湯を使いたくなりますよね。ですが、お湯での洗濯はNGです。

お湯を使ってウールを洗うとどうなる?

  • 色落ちするおそれがある
  • 縮んでしまうことがある

水温は「30度くらいのぬるま湯」にしましょう。熱すぎても冷たすぎてもいけません。

30度の水温はなぜウールに適しているの?

  • 水温が高いと、ウールの主成分のたんぱく質が変質して、縮みやすくなる
  • 水温が低いと皮脂などの汚れを落としにくい

汗や垢による皮脂の汚れは、30度以上でよく落ちます。30度より低い場合は、しっかりとこすれば皮脂汚れは落ちます。ですが、ウールは強くこすると、摩擦によって、ウールの表面のキューティクルのようなものが絡んでしまいます。

これにより、服が縮んだりぼろぼろになったりしてしまうのです。30度より高いと縮んでしまい、低い場合はこすらないと汚れが落ちない。これを解決するちょうどいい水温が「30度のぬるま湯」なのです。洗いから最後のすすぎまで一定の水温を保って下さい。

温度をコロコロと変えると、キューティクルのようなものが閉じたり開いたりして、縮む原因になります。

どうやって洗えばいい?

画像出典元:http://cleaning-first.com/archives/257

洗濯機には「ドライコース」が付いているものが多いので、これを使えばいいのではないか?と考える人が多いことでしょう。確かにドライコースでも洗えます。ですが、ウールが水に浸かっている時間が長いので、縮むことがあります。

ウールを洗濯するときは、手洗いでなるべく手早くする方がいいでしょう。

手洗いの手順

  1. たらい(なければ洗面台に栓をしても可)に30度のぬるま湯を張る
  2. 中性洗剤を容器に書いてある規定量分入れて、よく溶かす
  3. 服をたらいに入るくらいの大きさにたたむ(袖を中に入れてたたむと伸びにくい)
  4. 押し洗いする(5分以内)
  5. 新しくぬるま湯を張って、押し洗いしながらすすぐ
  6. 洗剤がとれるまで繰り返す(3,4回)
  7. 脱水する

手早く洗ってぬるま湯に触れている時間を少なくすることが重要です。脱水するときはぎゅっとぞうきんのように絞らないようにしましょう。型崩れや縮む原因になります。

脱水の仕方

  • 洗濯機を使う場合:ネットに入れて30秒で止める
  • 洗濯機を使わない場合:バスタオルに包んで、上から優しく押さえて水気を取る

干すときは・・・

  • 風通しの良いところで陰干しする
  • 平らなところに広げて干す

ハンガーを使うと、水分の重みで下に引っ張られて服が伸びてしまいます。ハンガーにはかけないようにしましょう。

縮んでしまったら・・・トリートメントで修復できる?

残念ながら「洗濯に失敗してウールが縮んでしまった」ということもあり得ます。ですが、修復できる方法があります。ご自宅にあるトリートメントを使います。使用する前に必ず表示を見て、「ジメチコン」という成分が入っていることを確認して下さい。

ジメチコンの働き

  • 髪の毛のキューティクルをコーティングしてなめらかにする

ウールは羊の毛ですので髪の毛と似ています。トリートメントに入っているジメチコンがウールの繊維をコーティングして伸ばしやすくしてくれるのです。

トリートメントでの修復方法

  1. たらいにぬるま湯を張り、トリートメントを入れる(1Lに対して1mlの割合で)
  2. 縮んだ服を入れて、少しずつ引っ張って元の大きさまで伸ばす
  3. 30分つけ込んでおく
  4. 軽く絞ったあと、バスタオルに包んで押すようにして水気を取る
  5. 風通しのいいところに陰干し・平干しする

すすぎは必要ありません。

まとめ

まとめると、水洗いできるウールを自宅で洗濯するには

  • おしゃれ着用洗剤かシャンプーで
  • 最初から最後まで30度のぬるま湯で
  • 手早くたらいなどで押し洗い
  • 優しく脱水して、陰干し・平干し

すればいいことがわかりました。もし失敗して縮んでしまっても「ジメチコン」入りのトリートメントを溶かしたぬるま湯に30分つけておけば、元に戻すことができます。お気に入りのウールの服を何度も着るために、洗濯方法をマスターできるといいですね。

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