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突発性発疹はうつるの?保育園にはいつ行ける?

      2017/07/26

保育園に入ってから初めてかかる感染症が突発性発疹の赤ちゃんも多いのではないでしょうか?初めての熱が出て小児科に行くと「突発かな?」と言われるくらい幼いうちに感染する事が多い病気です。

国立感染症研究所によると、0歳と1歳の赤ちゃんが感染の99%を占めています。小さな赤ちゃんがかかりがちな突発性発疹の登園条件、登園証明書の要不要、感染した場合の兄弟の登園、一度かかったらもうかかることはないかをまとめてみました。

突発性発疹にかかった場合の保育園の登園条件は?

突発性発疹にかかった場合、厚生労働省の「保育所における感染症対策ガイドライン」によると「解熱後1日以上経過し、全身状態が良いこと」が登園のめやすとなっており、「医師の診断を受け、保護者が記入する登園届が望ましい感染症」ともされています。

このように、突発性発疹は登園届が必要な可能性が高い病気ですが、実際に登園届が必要か不要かは各保育園によって異ります。

登園の条件(保育園によって異なる可能性があります)

  • 解熱後1日経っている
  • 全身状態が良い
  • 登園届を取得している(不要な保育園もあります)

登園届については取得が必要な保育園と不要な保育園があります。一般的には保育園から入園時に配布される資料に記載されているはずですが、もし無ければ直接問い合わせてみてください。

何日間休まなければいけないの?

登園の条件が整うまでにはどのくらいの時間がかかるのでしょうか?あらかじめおおよその期間が分かっていた方が、働くママも職場に伝えやすいですよね。

主な症状がおさまるまでの期間

症状 期間
発熱 3日程度
発疹 (解熱後頃出現し)3~4日程度

発熱が3日ほど続くので、解熱後1日経ってから登園が可能とすると発熱してから4日間は保育園をお休みすることになってしまいます。発疹があっても登園は可能なので4日目からは登園出来る可能性が高いです。

ただし、発疹が出る頃から不機嫌になる子が多いので休めるのであれば5日ほど休めると良いですね。とはいえなかなか仕事も休み辛いと思うので、無理に休む必要はありません。少なくとも3~4日は休む必要があることをあらかじめ職場に伝えておきましょう。

どうしても3日以上仕事を休むことが出来ない場合は、早めに病児保育や病気の時でも着てくれるベビーシッターを手配しましょう。病児保育は定員が少ないので、連絡は前日ギリギリでは混みあってなかなか預けられない場合が多いです。

「発熱初期に熱性痙攣(注1)を合併することがあるが、一般に予後は良好である。」と、国立感染症研究所でも発表されており、ほとんどの場合は3~4日休めば症状が落ち着きます。

熱性痙攣(注1)とは

  • 熱性けいれんは乳幼児の病気です 
  • 熱性けいれんがおこりやすいのは、熱が出てから1日以内です 
  • ほとんどの熱性けいれんでは後遺症はありません
  • 熱性けいれんとてんかんをはっきり区別できる確実な方法はありません 

以上、「熱性痙攣」について千葉県のHPがとても詳しかったので、必要と感じた部分のみまとめました。もっと詳細が知りたい方は、HPを確認してみて下さい。

 

兄弟の登園は可能なの?うつる可能性は?

突発性発疹に子供がかかった場合、兄弟の登園は控える必要はありません。登園を控える必要がない理由をあげてみました。

大人の唾液からも感染するため

初感染以降は潜伏感染状態となり、断続的に唾液中から排泄される。

引用元:厚生労働省の「保育所における感染症対策ガイドライン」

とあるように、どこにいても感染する可能性がある病気なので兄弟まで登園を控える必要はないでしょう。

感染済みの子が多いため

冒頭でも述べたように、ほとんどの子が0歳~1歳で感染する病気なので既にクラスの同級生が感染済みの可能性が高く、特に兄弟が歳以上ならなおさら登園を気にすることはありません。

厚生労働省の「保育所における感染症対策ガイドライン」でも「施設内で通常流行することはない。」とされていますので安心して登園させて下さい。

再度、感染する可能性は?予防法はあるの?

3~4日も休まなければいけない突発性発疹、再度かかる事はあるのでしょうか?もし再発を予防する方法があるなら知りたいですよね。

別の型のウイルスに感染する可能性がある

突発性発疹は「ヒトヘルペスウイルス6型」「ヒトヘルペスウイルス7型」の2つの型があるため、片方に感染した場合でも、もう片方に感染する可能性があります。通常は「ヒトヘルペスウイルス6型」に最初に感染して、二度目の感染は「ヒトヘルペスウイルス7型」のケースが多いです。

HHV‐7 はHHV‐6 よりも遅れて感染する傾向があるため3)、HHV‐7による突発性発疹は臨床的には二度目の突発性発疹として経験されることが多い。

引用元:国立感染症研究所

2つの型のみなので、3度目の感染はありません。また、下記の情報のように「ヒトヘルペスウイルス7型」は症状が軽い場合もあるので、「ヒトヘルペスウイルス6型」にかかった時より早く登園出来るかもしれませんよ。

HHV-7 の初感染時には発熱のみや感冒様症状のみという非典型例が認められることも報告した。

引用元:国立感染症研究所 病原体検査マニュアル 突発性発疹

予防法は残念ながらありません

残念ながら一度感染すると唾液からウイルスが排出されるため、他人と接触する機会がある限り予防は出来ません。無菌室に居ない限りは感染を防ぐことは難しいでしょう。

ただし2~3歳頃までには、ほとんどの子が発症の有無にかかわらず感染自体はしているので、その時期になっても再度かかっていなければ、それ以降に発症する確率は低いです。

まとめ

突発性発疹にかかると熱が下がるまでの期間が通常の風邪より長いため「いつ熱が下がるの?」「保育園にはいつ行けるの?」「仕事を何日も休めないんだけど」と不安になるかもしれませんね。

突発性発疹の熱は高くても元気な赤ちゃんが多いので、他の症状が無ければ心配はいりません。仕事を何日も休むのは辛いかもしれませんが、症状が落ち着くまで可能なら側にいてあげて下さい。

他の感染症と違い、看病している大人や一緒に生活している兄弟にうつる可能性が低いのは助かりますね。熱が長引く事が多い病気なので、長期間仕事を休むのが難しい場合はなるべく早めに対策をしておきましょう。

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