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手づかみ食べはいつからいつまで?

      2019/02/24

赤ちゃんの離乳食作りや食べさせることにも慣れてきたママ。最近、赤ちゃんが自分からスプーンを持とうとしたり、お皿の離乳食に手を伸ばそうとしたりしていませんか?赤ちゃんが「自分で食べたい」という意思の表れです。

そろそろママの手からだけではなく、赤ちゃん自身で食べるということを体験させてみませんか?離乳食の「手づかみ食べ」を始めてみましょう。赤ちゃんがママから食べさせてもらうのではなく、「自分で食べたい」「おいしそう」と手づかみ食べを始めようとします。

そうすることで食べることへの意欲がますます湧いていきます。手づかみ食べをすることで、赤ちゃんが「自分で食べたい」「おいしそう」という気持ちになり、食べることへの意欲がますます湧いてきます。

手づかみ食べの「時期」「メリット」「デメリット」「おすすめレシピ」をご紹介します。


手づかみ食べはいつ頃から始まる?

赤ちゃんによって差はありますが、大体生後9ヶ月頃から始まります。「生後9ヶ月になったから手づかみ食べを始めよう!」というのではなく、まずは赤ちゃんの様子を見守って下さい。

手づかみ食べを始めるサイン

  • 指先で小さい物をつまもうとする
  • 赤ちゃんがお皿やコップの中身に手を伸ばし始める
  • ママが口元に運ぶスプーンを奪って、赤ちゃんが自分で口に持っていこうとする
  • 離乳食後期(9~11ヵ月)が目安:1日3回食の時期
  • 手や指が発達し、手づかみしたがる
  • 歯ぐきで「カミカミ」とつぶして食べられるようになる
  • バナナぐらいかたさが食べられるようになる

中には手づかみ食べを全くしないという赤ちゃんもいます。個人差がありますので、あまり気にしないようにしましょう。手づかみ食べをせずに、スプーンやフォークの練習に移行する赤ちゃんもいます。「絶対に手づかみ食べをさせなければならない」というものではありません。

離乳食を始めたばかりの初期の頃(5~6ヶ月)は、食べ物に戸惑っていたお子さんが食べ物や食器などに興味がいき始めるとき、少しずつ手づかみ食べの準備をしてみると良いでしょう。ポイントは次の3つです。

離乳食後期(9~11ヵ月)が目安

離乳食の後期になるとお子さんも食べることにだいぶ慣れてきます。1日3回の離乳食のリズムができてくると、お腹の空く時間も決まってきます。お腹が空くと離乳食の時間も集中します。目の前にある食べ物にも興味が出てくる時期が始めるチャンスです。

手や指が発達し、手づかみしたがる

9ヶ月くらいになると、手や指が発達してきます。起用に小さなものをつまんだり、つぶしてみたり、お子さんは色々なものを触って学んでいきます。おもちゃと同様に手で触り、感触、温度を感じ、口に入れてみる行為は、食べて学んでいる証です。手づかみ食べもすすめてみましょう。

歯ぐきで「カミカミ」とつぶして食べられるようになる

舌でつぶせないかたさのものは、歯茎でつぶして「カミカミ」と食べるようになると、かたすぎない食べ物は食べれるようになってきます。手づかみした食材が「カミカミ」できないと飲み込むことができません。お子さんがどのように食べているのか観察しすすめてみましょう。

バナナくらいのかたさが食べられるようになる

離乳食でバナナぐらいのかたさのものを上手に食べられるようになると、やわらかく煮た野菜スティックやトーストも食べられるようになってきます。トーストはパンの耳を取り除き、表面を少しだけ焼きスティック状にしたものだと持ちやすいですね。

食べられるかたさのバリエーションが広がってきている時期なのでお子さんの興味がわきそうなものを用意してみましょう。

離乳食の手づかみ食べの始め方

離乳食を手づかみするためには、始めはお子さんの手でもきちんと持てる食材が適しています。おススメは軟らかく煮た野菜のスティックや果物などです。野菜でしたら、大根や人参のスティック、果物でしたらバナナやいちごが食べやすいでしょう。

あまり小さい形状だと丸のみしてしまうので、お子さんでも持ちやすい大きさの形状が良いですね。

食べ方が上手になってきたら、軟飯で作ったおにぎりや魚や肉のハンバーグ、おやきなど手づかみしやすい形状のものをすすめてみましょう。

我が家の体験談

我が家の場合は、離乳食の中期の後半(8ヶ月)くらいから少しずつ食べ物に対して興味が出てきました。離乳食の最後は、大好きなバナナでした。離乳食自体は「食べさせてもらう」という感じでしたが、バナナになると食べたいという意欲がひしひしと伝わってきました。

そんな時期、食後にバナナを食べやすい大きさにカットしてお皿にのせたところ、一生懸命手を伸ばして食べてくれたのが、子供にとって「初めての手づかみ」でした。始めはバナナにしか手を伸ばさなかったのですが、野菜のスティックを持たせると食べるようになっていきました。

なぜ手づかみ食べをするの?

 

手づかみ食べというのは、離乳食段階の赤ちゃんが、ごはんやおかず、お菓子やくだものを手でつかんで食べることです。離乳食は生後6か月頃から始め、最初は大人がスプーンなどで食べさせていきます。

その中で赤ちゃんが「食べる意欲」を持ち、次第に自分で手をのばして食べようとし、手づかみ食べがはじまるのです

手づかみ食べは、自分で手をのばしてし始める子もいますし、最初からスプーンを持って食べようとする子もいます。なかなか手づかみ食べをしない子も、大人が持たせてみることによって始める子もいます。

テーブルや床や服が汚れますし、見た目も「汚いなあ」と感じてしまうこともあり、イライラしてしまいがちです。でも手づかみ食べは、自分でスプーンとフォークを持って食べるための最初の行動なのです

手づかみ食べは、成長の一部で、今から口に入れる食べものを手で確認したり手触りを感じたり、食べものを口に正確に運ぶ練習にもなります。

赤ちゃんが手づかみ食べを始めたら、やめさせようとするのではなく大人もストレスがない範囲でもよいので、工夫して手づかみ食べをさせてみましょう。

手づかみ食べのはじめかた

手づかみ食べは一般的に生後9か月頃からはじめますが、個人差は大きいので赤ちゃんの様子を見ながらすすめていきましょう

赤ちゃんが、テーブルに置いたものや食べさせようとしている食器に手を伸ばしたり、興味を示したら、手づかみ食べできる食事を用意してみましょう。

食事全部を手づかみ食べさせてしまうと、食べるのに時間がかかってしまい結局残してしまうので、食事の一部だけを手づかみさせてみましょう

そして、口に入れすぎて喉に詰まらせることが無いように、赤ちゃんから目を離さないでください

手づかみ食べを始める準備

  • 深めのお皿を用意して、食べものがこぼれにくいようにする
  • 赤ちゃんは椅子に座らせる
  • 手づかみ食べ用の食べものは、つかみやすいものにする

手づかみ食べしやすい食べものはなに?

  • やわらか過ぎないもの。柔らかいものは、パンなどにはさむと食べやすく、汚れにくくなる。
  • 簡単にかみちぎれるもの。かたいものは、すりおろして固めて焼くと食べやすい。
  • 赤ちゃんが握りやすいもの。おにぎりなら小さく丸める。豆腐も水気を切って小さく丸めると食べやすい。野菜はスティック状にしても食べやすい。
  • 赤ちゃんにも好みの味があるので、その味をたべさせると集中して食べてくれる。

ルールをきめましょう

だらだらと食事をさせても、集中力がきれて遊びになってきてしまいます。「食事は10分」など家庭でのルールを決め、10分すぎて遊び食べをはじめているようなら、大人が食べさせるようにしましょう。

食べさせようとして食べないのであれば、食事は下げてしまいましょう

 

手づかみ食べのメリットは?

手づかみ食べをすることで、以下のようなメリットがあります。

手づかみ食べのメリット

  • 手先の運動になる
  • 手を動かすことで、脳にたくさんの刺激が行き渡り、脳の発達を促す
  • 食べ物の感触を直に感じることができる
  • 食べ物の温度を感じることができる
  • 自分で食べることで、食事が楽しくなる
  • 「これはどんな味だろう」と自分で手を伸ばして食べることで、食べ物への興味が湧いてくる

自分の手を使って食べることは、自分の思い通りに手を動かし、口まで持っていく運動になります。なので、後にスプーンやフォークを使って自分で食べることへの練習にもなります。

手づかみ食べのデメリット3つ!

反対にデメリットは以下のようなことが考えられます。

1.服や床が汚れる

赤ちゃんは手づかみ食べで初めから上手く食べられるわけではありません。たくさんこぼしながら食べます。せっかく作った離乳食がぐちゃぐちゃにされて、服や床が汚れることがあります。

対策

  • お食事エプロンをする:袖まであるタイプのエプロンだと、服全体が汚れない
  • 床に新聞紙を敷く:床に落としても新聞紙が受けてくれるので、床が汚れない。食事が終わったら、新聞紙ごと捨てれば掃除しなくてよい(新聞を取っていない場合は、大きめのビニール袋を敷いて食べ終わったら捨てる)

お食事エプロンは、赤ちゃん用品店で600~1000円程度で購入できます。

2.こぼしてばっかりで口に入る食べ物の量が少ない

赤ちゃんは食べ物を口に上手く持って行けず、床にこぼしてしまうことが多いです。また、お皿ごとひっくり返して床に落としてしまうこともあります。

対策

  • 手づかみ食べで赤ちゃんが自由にして良い分と、ママが食べさせる分を分ける

こぼしてばかりで全然食べていないとなると、赤ちゃんはお腹が空いてしまいます。全部を手づかみ食べさせずに、「赤ちゃんが手づかみ食べする分」「ママが食べさせる分」と分けましょう。

3.食事の時間が長くなる・食べ物で遊んでばかりで食べない

ママが全部食べさせていた頃より手づかみ食べは時間がかかるので、食事の時間が長くなります。また、食べ物を握りつぶしたり、押しつけたり、投げたり、赤ちゃんが食べ物で遊んでしまうことがあります。

対策

  • 食事の時間を決めて、ある程度で切り上げる

1回の食事にかける時間は、15分~20分程度がいいです。それ以上はだらだらと食べて、赤ちゃん自身が飽きてしまいます。遊び出したらある程度は自由にさせます。ですが、5分以上食べずに遊び続けるようだったら、たとえご飯がまだ残っていても「もうおしまいね」と切り上げるようにしましょう。

ママがスプーンから食べさせてその後すんなり食べれば食べさせてあげて、食べないようでしたら片付けましょう。

離乳食の手づかみでの汚れ防止グッズ

離乳食の手づかみはお子さんの成長の一つであり、さらに子供の五感を成長させるためにもどんどんさせて欲しいところです。しかし、良いところだらけの手づかみですが、ママにとって頭を悩ませることがありますね。

そうです!離乳食の手づかみはとにかく「汚れ」との戦いと言っても過言ではありません。ママは覚悟を決めて望まなくてはいけませんが、食材を工夫したり、少しでも後片付けが楽になるグッズを用意しておくと便利です。

離乳食の手づかみを始める時に用意しておくと便利なグッズ3つ

  1. 床の汚れを防ぐレジャーシートや新聞紙
  2. おしぼりとふきん
  3. 洋服の汚れを防ぐお食事用エプロン

1.床の汚れを防ぐレジャーシートや新聞紙

手や指が器用になってきたとはいえ、まだまだ上手くはつかむことができません。その為、床への食べこぼしは100%あります。離乳食のたびに床の掃除が必要になってきますが、レジャーシートや新聞紙がしくと楽になります。

レジャーシートなら水分をしみこませないように防水のものを使用し、新聞紙ならそのまま捨ててしまいましょう。

2.おしぼりとふきん

離乳食を手づかみし始めたお子さんの顔や手は食べ物でいっぱいです。清潔なおしぼりを必ず用意しましょう。手づかみした食べ物が口に入るのならまだ良いのですが、こぼしたり、ふりまわしたりする場合もあります。テーブルや床を拭くふきんも用意しておきましょう。

3.洋服の汚れを防ぐお食事用エプロン

もちろん洋服も汚れます。防水性がありポケットがついてあるプラスチック製のお食事用エプロンがあると、食べこぼしはポケットにキャッチしてくれますし、水分のあるものでも洋服までしみこみません。また、食器と一緒に洗えるので清潔です。上手に活用してみましょう。

離乳食の手づかみ食べと遊び食べ

手づかみは楽しいという感覚が遊び食べになっていくことは、成長のなかでよくあることです。食べ物をぐちゃぐちゃにつぶしたり、投げてしまったり、食器をひっくり返したり、ママはストレスがたまってしまいますね。

お子さん一人で食べさせるのではなく、必ず隣でお手伝いし、ご家庭のルールを決めて対応しましょう。

我が家の食事のルール

離乳食が食べ終えるまで30分以上かかるようであれば食事を下げ、遊び食べをし始めたら、手づかみをやめ食事の介助をするようにしていました。子供は自分がしていることを「遊び食べ」だとは思っていません。ただ楽しんでいるのです。

でも、食事にはルールがありますよね。そのルールは周りにいる親が決め伝えていくしかありません。必ずそばでお子さんの食べる様子を見て楽しんで食べられるようにしましょう。

いつまで手づかみ食べさせていい?

手づかみ食べをずっとさせていると、「いつまでも手で食べ続けてスプーンやフォークでは食べないのではないか?」と不安になるママもいます。ですが、「何歳までにやめなければならない」という決まりはありません。

大体2~3才くらいで、スプーンやフォークで一人で食べられるようになる子が多いです。ですが、スプーンやフォークを使いながらも、反対の手で手づかみ食べをする子もいます。

思う存分に手づかみ食べをさせることで、赤ちゃんの手の動きが上手になっていきます。その後、スプーンやフォークを使って自分の口に食べ物を持っていく練習になるので、手づかみ食べを無理にやめさせないようにしましょう。

 

手づかみ食べ時期の外食

手づかみ食べを始めた赤ちゃんを連れて外食に行くと、いつものように食べようとしますよね。それでよいのでしょうか。

考え方はいろいろあると思いますが、外食先にいる他人が全員理解を示すわけではありません。汚いと不快に感じる人もいるので、外食では親が食べさせる方法をとってもいいのではないでしょうか。

食べさせるのを嫌がる場合、手が届かないところに食事を置き、手元にはぐちゃぐちゃにならない食べものを置くなど工夫しましょう。せっかくの外食ですので、家族もそして周りの人も楽しめる工夫が必要です

まとめ

まとめると、赤ちゃんの手づかみ食べは

  • 指先で小さい物をつまもうとする
  • 赤ちゃんがお皿やコップの中身に手を伸ばし始める
  • ママが口元に運ぶスプーンを奪って、赤ちゃんが自分で口に持っていこうとする

というような動きが見られたら始めてみましょう。メリットは、

  • 手先の運動になる
  • 手を動かすことで、脳にたくさんの刺激が行き渡り、脳の発達を促す
  • 食べ物の感触を直に感じることができる
  • 食べ物の温度を感じることができる
  • 自分で食べることで、食事が楽しくなる
  • 「これはどんな味だろう」と自分で手を伸ばして食べることで、食べ物への興味が湧いてくる

ということで、デメリットは

  • 服や床が汚れる
  • こぼしてばかりで、口に上手く入れられない
  • 食事の時間が長くなる、遊んでばかりで食べない

ということです。2~3才くらいまで手づかみ食べは続きます。自分で上手にスプーンやフォークを使えるようになるためにも、手づかみ食べは無理にやめさせないようにしましょう。

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