ベビスマonline

妊活・出産・育児子育て・生活の知恵に特化した専門知恵サイト

体験 1歳の赤ちゃんの平均体重は?体重が少なすぎるor多すぎるときはどうしたらいい?

   

1歳のお誕生日を迎えると、いよいよ赤ちゃん期も卒業が近づいてきます。よくここまで大きくなってくれた、と喜びもひとしおですね。しかし同時に、子どもの成長が適切かどうか、気になってしまう人も多いのではないでしょうか。

周りの子と比べて体重が少ないと栄養が足りていないのではと心配になったり、体重が多いとこのまま肥満になるのではないかと想像してしまったり……。そこでここでは、1歳の子どもの平均体重と、体重が平均値から外れているときに見直すべきポイントをまとめてみました。

1歳の平均体重はどのくらい?

子どもの1年間の成長は著しいものですが、とくに生まれてから1歳になるまでの間はもっとも成長の早い時期です

生後1年未満の乳児期は、1年間で体重が約3倍に成長する、人生で最も発育する時期です。

平成22年に厚生労働省が行った調査によると、1歳0ヶ月の平均体重は、男の子が9.28kg、女の子が8.71kgとなっています。

1歳以降は、0歳の赤ちゃん時期に比べて運動量が増えることもあり、身長に比べて体重の増加は緩やかになります。それでも、1歳から2歳までの1年間で平均して2kg程度体重が増えます。1歳代の男女別平均体重は、次のグラフのようになっています。

1歳0ヶ月~1歳11ヶ月の平均体重

画像出典元:http://1-sai.com/2015/07/22/post-93/

しかし、運動量や食事量は子ども一人一人異なりますので、2~3ヶ月のずれはまったく問題ありません。また、仮に成長曲線から外れていても、子どもが元気で健診でも問題を指摘されていないようであれば、心配しすぎずに様子をみましょう。

体重が少ないのではと思ったら

画像出典元:https://www.verywell.com/milk-nutrition-and-recommendations-for-kids-2633871

そうは言っても、子どもの体重が平均から外れていると気になってしまう人も多いと思います。とくに、体重が少ないと感じる場合には、子どもに栄養が足りていないのではないかという心配もしてしまいますよね。

健診では何も言われていないけれど家で何かできることはないかなと考えているならば、ひとまず子どもの食事内容を見直してみましょう

離乳食・おやつはしっかり食べている?

1歳~1歳半ごろは離乳食完了期と言って、離乳食から幼児食へと移るための準備期間にあたります。味付けや食材の柔らかさ、大きさに気をつける必要はありますが、だんだんと大人と同じ食事がとれるようになっていく時期ですね。

厚生労働省が定めている1回の食事量の目安は、以下のようになります。表に書いてあるg数は、一度に一つのものを与える場合の量です。軟飯なら90g、ごはんなら80g、という風に与えます。たんぱく質も同様です。

 

1歳~1歳半の1回の食事量

穀類
  • 軟飯:90g
  • ごはん:80g
  • うどん:1/2玉
  • 食パン:8枚切り1枚弱
ビタミン・ミネラル
  • 野菜、果物:40~50g
たんぱく質
  • 魚または肉:15~20g
  • 豆腐:50~55g
  • 卵:1/2個~2/3個
  • 乳製品:100g

WHOのガイドラインによると、この時期に1日で摂るべき熱量は500~550kcalです。これは、母乳やミルクを含まない、食事とおやつだけで摂る熱量の目安です。体重があまり増えない子どもの場合、目に見える食事量は足りていても総カロリーが少ないことが考えられます。

また、もともとの食事量が少なくて体重が少ないという場合も、急に量を増やして食べさせるのは難しいことです。大人の食事からの取り分けを中心にしてみたり、おやつに麦茶を与えているなら牛乳に変えたりするなどして、離乳食のカロリーを増やしてみましょう。

母乳育ちの子どもなら、フォローアップミルクを足してみることを検討してみてもいいでしょう。

フォローアップミルクとは

フォローアップミルクは、離乳食が3回食に進んだ赤ちゃんが飲むことを目的として作られたミルクです。母乳に近い成分でできている育児用ミルクとは異なり、離乳食で不足しがちな栄養素を多く含んでいます。

育児用ミルクの代用品ではないので、離乳食が進んでいないうちに与えてはいけません。ミルクメーカーによれば、与える目安は離乳食から栄養を摂れるようになってきた9か月ごろからとなっています。育児用ミルクに比べてたんぱく質と脂質が少なく、カルシウムと鉄を多く含んでいるのが特徴です。

フォローアップミルクに含まれている栄養素

エネルギー(kcal) たんぱく質(g) 脂質  (g) 炭水化物(g) カルシウム(mg) 鉄 (mg)
母乳(100g) 65 1.1 3.5 7.2 27 0.04
育児用ミルク(100ml) 67 1.61 3.6 7.16 55 0.78
フォローアップミルク(100ml) 66.6 2.0 2.8 8.4 84 1.12
牛乳(100g) 67 3.3 3.8 4.8 110 0.02

 

離乳食の見直しポイント

  • 母乳・ミルク以外で一日500~550kcalが目安
  • 牛乳にアレルギーがないなら、おやつのときの飲み物は牛乳にする
  • 量はそのままで、チーズや卵などのカロリーの高いものを取り入れる
  • 母乳を飲んでいる場合は、さらにフォローアップミルクを足してみる

授乳していると食事量が増えないことも

1歳ごろだと、まだ母乳やミルクを飲んでいる子どもも多いかと思います。卒乳がまだ済んでいない場合は、そもそも食事事体に興味がなくて食べる量が増えず、結果体重も横ばいになっていることがあります。

母乳やミルクをやめて1~2ヶ月もすると食べる量は増えてきます。卒乳していないのなら、食事量が少ないことは気にしないようにしましょう。

また、食事量を増やすために断乳を進めているわけではありません。

卒乳や断乳は、ママと子どものタイミングで行うものです。子どもが食べないことがママのストレスになっているのなら、断乳をしてみるのも一つの手ではありますが、最近では2歳近くまで母乳を飲んでいる子どもも少なくありません。

母乳は子どもが欲しがるときに欲しがるだけ与えましょう。授乳はママと子どものスキンシップの場でもあります。いつ止めるかは、ママの気持ちと赤ちゃんの様子をもとに考えていきます。ただし、完全ミルクの場合は1歳半を過ぎたら徐々に量を減らしていきましょう。

1歳~1歳半の授乳について

  • 母乳は子どもが欲しがるだけあげてよい
  • ミルクは1日に2~3回、合計で400mlまで
  • ミルクの場合は、1歳半を過ぎたら徐々に減らして

【ここに 体重コントロール(減量)に成功した人 の体験談!】

体重が多いのではと思ったら

画像出典元:http://howtoadult.com/list-year-old-can-eat-7864142.html

逆に、子どもの体重が多くて悩んでいるママもいますよね。その場合もまずは、体重が少ないときと同様に、離乳食の内容とミルクの量をチェックしていきます。

離乳食・おやつの内容を見直そう

1歳を過ぎるとおやつをあげる必要が出てくることは、みなさんご存知かと思います。このおやつは補食ともいって、3度の食事では摂りきれない栄養を補うためのものです。ですから、与えるものも小さいおにぎりや果物が基本になります。

ビスケットなど甘いものをあげるときは、必ず幼児用のものを選び、砂糖を控えめにした手作りのお菓子をあげるのもいいでしょう。おやつの回数も、1日に2回食べているようなら1回に減らします。また、先ほども述べましたが、この時期の1日の総カロリーは500~550kcalです。

もし3度の食事でこの量をカバーできているようであれば、さらにおやつを与えるとカロリーの摂りすぎとなってしまいます。体重の重い子は食事をしっかり食べていることが多いと思いますので、食事の内容をもう一度見直し、摂取カロリーをオーバーしないようにしましょう

満腹感を感じやすいよう、野菜スティックなどのよく噛んで食べるメニューを取り入れたり、具沢山のスープを作ったりするのもいいですね。

離乳食の見直しポイント

  • 1日の総カロリー、500~550kcalをオーバーしていないか再確認
  • おやつが一日2回の場合は、1回に減らす
  • おやつは甘いお菓子よりもおにぎりや果物を
  • 毎食、よく噛んで食べるメニューを取り入れる

ミルクの量は適切ですか?

完全ミルクで育っている子どもの場合、1歳から1歳半までの一日のミルク量の目安は、離乳食後の授乳を含めて合計400mlまでです。もし、体重が多すぎて悩んでいるのにミルクをたくさん飲んでいるならば、まずはミルクの量を減らしてみます。

もちろん、ミルクの適量は子どもによって異なりますが、1歳を過ぎていれば栄養の八割以上は食事から摂るようになります。ミルクを飲む量を徐々に減らし、足りない分は牛乳や離乳食で補うようにしていきましょう。

食事をしっかり取れているようであれば、卒乳に向けて動き始めてもいいでしょう。

【ここに 体重コントロール(減量)に成功した人 の体験談!】

心配なときは専門家に相談を

画像出典元:https://pixta.jp/illustration/20527909

体重が少ないからたくさん食べさせようとしても、どうしても食べてくれないことはあります。反対に、多すぎるからと量を制限しようとしてもうまくいかず、結果として子どもが不満をためてしまうこともあります。

ここまでに述べてきた体重や食事量は、平均値であり一例です。体重が平均値より少なくても多くても、子どもが元気で、数値が急激に増減しているのでなければまず大丈夫と思っていいでしょう。また、食事量の適量は、子どもの活動量によっても変わってきます。

心配なことがある場合は、1歳や1歳半での乳児健診だったり、予防接種などで病院にかかる際にお医者さんに相談してみましょう。お住まいの自治体で行われている、電話相談サービスを利用するのもいいでしょう。

まとめ

子どもの体重が少なすぎる、多すぎるというのは気になるものですが、平均値に振り回されて子どもに負担をかけたり、自分自身のストレスになったりしてしまうことが一番の問題です。数値だけで判断するのではなく、子どもの様子を普段からよく見ておきましょう。

子どものことは、やはりママ・パパが一番よくわかっているものです。何か気になることがあれば、かかりつけ医や保健センターなどに相談して、専門家の意見を仰ぎましょう。

 - 赤ちゃん