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旦那さんの立ち会い出産のメリットやデメリットは?後悔しないために何をすればいいの?体験談を交えてご紹介!

   

バースプランを考えるにあたって、旦那さんの立ち合い出産を考える方は多いのではないでしょうか。お産は辛い陣痛と長時間たたかうことになります。

長時間旦那さんにそばで見守ってサポートしてもらうと心強いと思う反面、陣痛に取り乱す姿を見て、旦那さんに嫌われないのだろうか、恥ずかしくないのだろうかと不安に思う方もいるのではないでしょうか。

また、もし立ち会い出産してもらうなら、後悔しないようにしたいですよね。今回は、旦那さんがお産に立ち会うことのメリット・デメリットをご紹介するとともに、立ち会い出産をするにあたって後悔しないためにやっておくべきことをご紹介します。



立ち会い出産って何?

立ち会い出産とは

立ち会い出産とは、お産の時に旦那さんや母親や子ども等家族に立ち会ってもらうことをいいます。今回は、旦那さんがお産に立ち会う場合について詳しく解説していきます。

どれくらいの割合でお産に立ち会っているの?

まず、旦那さんの何割くらいがお産の場に立ち会っているのかをご紹介します。

厚生労働省の委託事業「公益社団法人日本医療機能評価機構」により2013年に発表された「母親が望む安全で満足な妊娠出産に関する全国調査」結果によると、旦那さんの立ち合い出産の割合は53%となっています。過半数が立ち会い出産をしていることになります。

お産ってどんな風に進むの?どれくらいの時間かかるの?

旦那さんによる立ち合い出産を考えている方の中には、お産に対して漠然としたイメージしか持てていない方も多いのではないでしょうか。旦那さんに立ち会ってもらうかを考えるにあたり、そもそもお産がどのようなものなのかをご紹介します。

下からのお産(経膣分娩)の大まかな流れは以下のようになっています。

お産のおおまかな流れ

  1. 陣痛の間隔が徐々に短くなる。それに伴い子宮口が開く
  2. 赤ちゃんが徐々におりてきて、頭から出てくる
  3. 胎盤が出てくる

陣痛の間隔は、はじめは10~15分おきですが、その間隔が徐々に短くなってきます。子宮口が全開になるころには、陣痛の間隔は1~2分おきになっています。子宮口が全開になると赤ちゃんを包んでいる膜が破れ、破水がおこります

子宮口が全開になると、赤ちゃんは徐々に外の世界に出ようと下にさがってきます。この間も陣痛は1分おきにやってきます。陣痛のタイミングにあわせていきみ、赤ちゃんが頭から出てきます。赤ちゃんが生まれた後は、自然と胎盤が出てくるのを待ちます。

以上が大まかなお産の流れです。ただし、お産は何が起こるか分かりません。

お産の途中で赤ちゃんやお母さんに異変が起きたら緊急で帝王切開になることもありますし、お産が長引いて赤ちゃんが苦しそうにしていたら、自然に出てくるのを待つのではなく、吸引したり器具で引っ張る措置を取ることもあります。

お産って全部で何時間くらいかかるの?

お産の時間は個人差がありますが、一般的に初めてのお産の場合は全部で15時間程度かかります。第二子以降のお産は、初めてのお産よりもややお産の時間が短くなる傾向があります。子宮口が全開になるまでの時間はだいたい10時間程度、赤ちゃんが出てくるまでにだいたい2,3時間かかります。

胎盤が出てくるまでの時間は30分程度です。赤ちゃんが出てくるまで陣痛は続くわけですから、長時間陣痛に耐える必要があります。立ち会い出産をする旦那さんも、陣痛に苦しむ奥さんを長時間にわたってそばで見守り、サポートすることになります。

立ち会い出産の気になること

旦那さんってどこからどこまで立ち会うの?

お産の大まかな流れや時間をご紹介したところで、立ち会い出産をするかどうか検討するにあたって気になることをいくつか解説していきます。先ほどお産は長時間に及ぶことをご紹介しましたが、一体旦那さんはどこからどこまで立ち会うことになるのでしょうか

まず、どこから立ち会うかについては、陣痛が起こる状況や旦那さんの状況により異なります。産院に基準は若干異なりますが、一般的に陣痛感覚が10分~15分の間隔になったら、産院に連絡しお産に向かうことになります。

奥さんの陣痛が来た時に旦那さんが一緒にいれば、付き添って産院に向かい、そのまま立ち合いをすることができます。しかし、陣痛が来た時に旦那さんが仕事中だったり、外出している場合は、連絡がついて、仕事や用事を切り上げて、産院に到着してから立ち会うことになります。

お産は一人ひとり違います。筆者の友人は、お産の進むスピードが早く、病院について三時間で生まれたそうです。

その友人は、旦那さんの立ち合い出産を希望していて、一緒に長時間陣痛に闘うことを想像していたのに、実際は旦那さんが到着したのは生まれる30分ほど前で、少しがっかりしたと話していました。

また、どこまで立ち会うのかについては、基本的にはお産が終わるまで立ち会います。ただし、緊急で帝王切開に切り替わった場合等は、最後まで見届けることはできなくなります。

旦那さんはどうやって過ごすの?

お産に立ち会っている間、旦那さんはどのように過ごすのでしょうか。陣痛の波が来ている時とひいている時に分けて、筆者自身の体験やママ友の話からご紹介します。

お産に立ち会っている時の旦那さんの過ごし方

陣痛が来ている時
  • 背中をさする、おしりのあたりを強く押す、うちわであおぐ等、奥さんが少しでも楽になるようにサポートする
  • いきむタイミングや深呼吸をするタイミングで、奥さんと一緒に呼吸する
  • 手を握る、声をかける等して、奥さんを励ます
陣痛が来ていない時
  • 奥さんに水分や栄養補給を促す、汗を拭く
  • 状況(陣痛の間隔や陣痛開始からの時間、子宮の開き具合や赤ちゃんの位置等)を助産師さんに確認し、奥さんを励ます
  • 温度等部屋の環境が適切かを奥さんに確認し、調整する
  • 旦那さん自身も少し休憩する

お産の間、奥さんと同様、旦那さんもほぼ休むことなく、できることをしてお産と向き合っているのです。

旦那さんから下半身が見えないように配慮してもらえるの?

経膣分娩の場合、赤ちゃんが生まれるときお母さんは足を大きく広げて赤ちゃんが出てきやすくします。旦那さんにそのような姿を見られるのは恥ずかしいと思う方もいるのではないでしょうか。

筆者が出産した病院では、夫は分娩台の頭側に立つように言われていました。下半身は見えないように広めのタオルがかけられていました。また、尿道カテーテルを通す時やパッドを交換する時等は、外に出るように助産師さんに言われていました

筆者の友人が出産した病院では、旦那さん側から下半身が見えないようにカーテンで仕切られていたと話していました。病院によって対応は異なりますが、何らかの対応を取っている病院が多いでしょう。

気になる場合は、妊婦健診の際に、助産師さんに「下半身を隠すように配慮してほしい」「何か処置をするときは夫には席を外してほしい」等と事前に要望を伝えるようにしましょう。

出産の瞬間をビデオで撮ったり写真撮影をしてもいいの?

立ち会い出産をするにあたって、旦那さんの中には、生まれる瞬間をビデオにおさめたい、赤ちゃんと三人で写真を撮りたいと考える方もいるかもしれません。

これについては、産院によってルールが異なりますので、事前に確認が必要です。筆者が出産した産院は、ビデオカメラでの撮影は禁止されていました。

写真撮影も、写真撮影が可能なのは出産後のみ、産婦の上半身のみとすることや、医師や助産師さんが写らないようにすることがルールとして定められていました。

例えビデオ撮影や写真撮影が可能であったとしても、撮影をするかどうか、撮影する場合に配慮してほしいことがないかはご夫婦で事前によく話し合うようにしましょう。

話し合ったにも関わらず、旦那さんが勝手に撮影し始めるのが心配な場合は、事前に助産師さんにもビデオ・写真撮影について夫婦で話し合ったルールを共有しておくと安心ですよ。

立ち会い出産を希望する旦那さんに事前にレクチャーする場ってないの?

立ち会い出産を希望していても、旦那さんに何の知識もなくいきなりお産、となってしまったら、旦那さんは何をすればいいのかわからず戸惑いますよね。産院によりますが、多くの産院では、立ち会い出産を希望する場合は両親学級へのご夫婦での参加を推奨しています。

また、各自治体でも両親学級を開催しているところが多いです。その場で、お産の流れや旦那さんができるサポート等について詳しく学ぶことで、旦那さんもお産に立ち会う心構えを持つことができます



立ち会い出産のメリットは?

二人でお産を乗り越えたという達成感や充実感、感動を共有できる

では、立ち会い出産のメリットとして何があるのかをご紹介します。まず一番大きなメリットは、二人でお産を乗り越えることで、達成感や充実感、感動を共有できることです。二人で頑張ってお産を乗り越えることで、無事に赤ちゃんが生まれた時の感動を一緒に味わうことができるのです。

陣痛で辛い時も、心細さを感じにくい

日本医療機能評価機構が行った調査においても、以下のような記載があります。

わが国では、1960 年代に精神的産痛緩和法としてラマーズ法が導入されるのに伴い、夫立ち会い分娩が徐々に広まった。分娩中に産婦が独りになる事は不安と緊張が増強し、分娩結果にも影響を及ぼすとされている。出典:公益社団法人日本医療機能評価機構「母親が望む安全で満足な妊娠出産に関する全国調査」

筆者自身、お産の時に夫に立ち会ってもらいました。陣痛はこれまで体験したことがないくらい痛かったです。その痛みが1分間隔で何時間も来るので、本当に辛く感じました。一人だったらパニックになり心が折れていたと思います。

そんな時に夫がずっとそばについて、背中をさすったり励ましてくれたことで、心が折れることなくお産を乗りきれました。夫がそばにいることの安心感を感じることで、一人ではなく夫婦でお産に向き合っているような感覚を覚えました。

父親としての実感や自覚を持ってもらいやすい

女性は赤ちゃんをお腹の中で育てるので、お腹が大きくなるごとに、また胎動を感じる度に、赤ちゃんが生まれる、お母さんになるという実感を持ちやすいです。一方で男性は、そのような経験ができないので、なかなか父親になる実感や自覚を持つことができません。

立ち会い出産は、奥さんの頑張る姿や、命がけで生まれてくる赤ちゃんの姿を見ることになります。命が生まれる瞬間を見ることが、父親として家族を支えていきたい、大切にしていきたいということを強く思うきっかけになるのです。

立ち会い出産のデメリットは?

 取り乱す姿を見られることになる

では、立ち会い出産のデメリットとしては何があるのでしょうか。陣痛はこれまで経験したことの無いような痛みが長時間続きます。また、赤ちゃんが外の世界に出るときは思いっきりいきみます。いきんだときに便や尿が出てしまうこともあるほどです。

筆者の周囲の、お父さんになった男友達は、「お産の時にこれまで見たことのない奥さんを見た」と話していました。普段は温厚でおっとりとした奥さんが、鬼の形相で取り乱しながら陣痛と闘っていたそうです。

初めて出産する妊婦さんの中には、自分がどのように変わるのか怖い、取り乱す姿を見て旦那さんに嫌われたくないという気持ちから立ち会い出産をためらう方もいます。

旦那さんの気が利かない面や頼りにならない面が目についてしまう

陣痛に耐える奥さんも必死なので、普段以上に旦那さんの言動に敏感になっています。

喉が渇いたのに自分ばっかり水を飲んで差し出してくれない、陣痛の間隔が短くなってきた時に旦那さんが疲れたといって横でうとうとしていた、等旦那さんの気が利かない面や頼りにならない面がどうしても目についてしまいます

旦那さんも長時間のお産に立ち会うと疲れるはず、ということはわかっていても、休むことができない奥さんからしたら怒りをかう原因になる可能性があります。いくら旦那さんが一生懸命寄り添って立ち会っても、一つの行動で旦那さんの印象が変わってしまうことがあるのです。

血が苦手な旦那さんは気分が悪くなることも

女性は毎月月経があるのである程度の出血は見慣れている方が多いですが、男性は血液を見ることへの耐性がないかたが多いです。お産の最後に胎盤が出てくる際は特に大量に出血します。

大量の血液を見て気分が悪くなる男性もいます。また、羊水や胎盤のにおいが混ざり合って、においで気持ちが悪くなってしまう場合もあります。



立ち会い出産で後悔しないためにどうすればいいの?

お産のイメージを持とう

立ち会い出産で後悔しないためには、まずお産のイメージを夫婦で共有することをおすすめします。お産がどれほど大変なものか全くイメージを抱かずに実際のお産の場になると、奥さん自身も戸惑いますし、旦那さんもどうしていいのかあたふたしてしまう可能性があります。

取り乱す奥さんの姿に旦那さんが驚くかもしれません。そのようにならないためにも、お産がどのように進みどれくらい大変なのかといったことを事前に知っておく必要があります。

産院や自治体で行っている両親学級では、お産の進み方をビデオで紹介したり、詳しく説明してくれるところが多いです。是非ご夫婦で出席して、どのような流れでお産が進むのかイメージを持つようにしましょう。

事前に要望を伝えておこう

二つめは、事前に旦那さんにどのようにふるまってほしいのか、どんなことをしてほしいのか、要望を伝えておくことをおすすめします。

先ほど立ち会い出産のデメリットとして、旦那さんの気が利かないところに目がいってしまう、ということを紹介しましたが、事前に要望を伝えておくことでそのような事態にならなくてすむ可能性が高まります。

筆者自身、もっと夫に要望を伝えておけばよかったと少し後悔しています。お産の進み方やどれくらい大変かは事前に夫婦で調べていたものの、いざ実際のお産になると夫は何が自分にできるのかわからず戸惑ったと話していました。

お産を終えた今は、陣痛を和らげるための策や呼吸法を二人で事前に調べておいて、どんどん実践すればよかったと思っています。筆者は臨月に入ったころに、一緒にお産の進み方を調べた際、お産の時にかけてほしい言葉についてお願いをしました。

「頑張れ」という言葉は確かに励まされますが、お産の間中自分自身はきっとこれ以上ないくらいに頑張っているはずだと考えた筆者は、「頑張れ」ではなく、「辛いね、痛いね」と気持ちを受け止めるような声掛けをしてほしい旨を伝えました。

また、どのように取り乱すかも想像がつかず、そのような姿を見られることに抵抗がある方は、事前に「私がどうなっても嫌いにならないでね」「お産の時にひどい言葉を言っても、きっと本心じゃないから気にしないでね」と事前にフォローしておくのもよいでしょう。

メモを作っておこう

陣痛が来た時に、夫婦で一緒にいるとは限りません。一緒にいても、奥さんは陣痛の痛みでうまく話せないことがある可能性もあります。いつ陣痛が来てもいいように、臨月に入るまでに以下のメモを作成し、目につくところに貼っておくことをおすすめします。

メモの内容

  • 陣痛が来た場合の緊急連絡先
  • 入院セットの場所
  • 入院セット以外に持ってきてもらいたいものリスト

いつ陣痛が来ても連絡を確実に取れるように、離れている時にどのように夫婦で連絡を取るのか整理しておく必要があります。例えば、平日の昼間に陣痛が来て、携帯が通じなかった場合にかける旦那さんの会社の電話番号等を控えておくようにしましょう。

入院セットは、お産からそのまま入院することに備えて必要最低限の荷物をまとめたものです。入院時、パジャマやタオルはすべて病院側で用意してくれるところもあれば、食事の際の食器も自分で用意しなくてはならない産院もあります。

入院時に必要最低限必要なものが何かは、産院によって異なるため、事前に産院に確認したうえで、臨月に入る前に準備しておくようにしましょう。

入院セットをどこに保管しているのかをメモに残しておくと、奥さんが妊婦健診で破水してそのまま入院、となったりした時に旦那さんが慌てずにすみますよ。

入院セット以外に別で持ってきてもらいたいものがあれば、リストにしておけば陣痛が来た時に旦那さんに忘れずに持ってきてもらえるので安心です。お産の時にあって便利だったもの、なくて不自由だったものについては後ほど詳しくご紹介します。

入院セット以外にあったほうがいいものは?

入院セットは入院するにあたって必要最低限のものです。お産の場で、入院セット以外で、あって便利だったもの、なくて不自由だったものを体験談を交えてご紹介します。

お産の場にあったほうがいいものリスト

  • 靴下
  • カイロ
  • 飲み物
  • ストロー
  • おにぎり
  • ゼリー系飲料

筆者は夏にお産を経験しましたが、空調をきっても、陣痛の間、足首が痛みを感じるほど冷えていました。また、陣痛が苦しい時に助産師さんに湯たんぽを当ててもらい、痛みが少し和らいだのを覚えています。

個人差はありますが、靴下やカイロ等、身体を温めるグッズを持っていくと意外と活躍するかもしれませんよ。

現在様々な分娩スタイルがありますが、一般的にお産は横になって行います。陣痛の合間も水分補給は大切ですが、横になっていると非常に飲み物が飲みにくかったのを覚えています。飲みやすいように、ストローを持って来てもらえればよかったと後悔しました。

また、お産は非常に体力を使います。何とかしてエネルギーを補給しなくてはなりません。陣痛の間隔が10分程度とあいている場合は、おにぎり等を食べてしっかり栄養を補給しましょう。

陣痛の間隔が狭くなってくると、体力が消耗してしまいあまり食べ物を受け付けられない状態になってしまいます。ゼリー系飲料なら、飲みやすいですし、手軽にエネルギーを補給できるのでおすすめです。

まとめ

立ち会い出産をする旦那さんは過半数にのぼります。お産は陣痛が辛く、また長時間に及ぶ非常に大変なものなので、その場に旦那さんがいることで安心感を持てたり、お産の感動を共有できる等のメリットがあります。

一方で陣痛の痛みに取り乱す姿を見られるのが嫌、旦那さんの気が利かないところばかりが目に入ってしまう等のデメリットもあります。立ち会い出産で後悔しないためにも、夫婦で事前にお産のイメージをつかんだり要望を伝えておくことをおすすめします。

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