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好き嫌いが多いと体への影響はどうなる?好き嫌いをなくすための対策は?無理にでも食べさせた方がいいいの?

      2017/12/16

毎日家族のご飯を作っているママ。お子さんが完食してくれるととても嬉しいですよね。ですが、お子さんが全てのご飯をもりもり食べてくれるわけではないというご家庭も多いことでしょう。お子さんに好き嫌いがあって、食事作りに悩んでいませんか?

栄養バランスを考えて作っているママとしては、好き嫌いを言わずに全部食べてほしいところです。ですが、お子さんの中には頑として嫌いな物は食べないという子もいるでしょう。

偏った栄養になってしまって、体への影響も気になるところですね。「好き嫌いが及ぼす体への影響」「好き嫌いへの対策」をご紹介します。

好き嫌いによる体への影響4つ!

好き嫌いがあると、体には以下のような影響が出ることが考えられます。

1.免疫力の低下

好き嫌いによって栄養バランスが乱れると、腸内環境が悪化します。腸内には免疫の8割が存在して、腸内環境が悪くなると免疫力が低下します。免疫力の低下によって、「風邪を引きやすい」「手足が冷える」「頭痛がする」「疲れやすい」などの様々な体調不良が起こります。

2.便秘

快便になるためには、適度な「食物繊維」「糖質」「脂質」などの栄養素が必要です。これらのバランスが上手く保たれていないと、便秘になるおそれがあります。

3.発育不全

好き嫌いが多いと、発育に必要な栄養が足りず、「背が伸びない」「体の機能が上手く出来上がらない」などの影響が出ます。

4.生活習慣病

脂っこい物ばかりを好んで脂質を過剰に摂ると、血液がどろどろになってコレステロールが高くなります。脂肪や体重が増え、肥満になったり血圧が高くなったりします。すぐに影響は出なくても、好き嫌いが大人になるまで続くと、生活習慣病になるリスクが高くなります。

好き嫌いをなくすための対策①:具材の大きさを変える

まずは具材を切るときに大きさを変えてみましょう。細かく切れば食べられるというお子さんも多いです。みじん切りやフードプロセッサーで細かくします。

細かく切ってどう使う?

  • 野菜:ハンバーグ、コロッケ、カレーなどに混ぜる。手作りクッキーに混ぜても良い
  • 魚:すり身にしてお団子状に丸め、油で揚げる

好き嫌いをなくすための対策②:調理方法・レシピを変える

我が家の長男(4才)を例に挙げてみます。ほうれん草が苦手です。「おひたし」「バターソテー」「ごま和え」にすると、食べるのを嫌がります。ですが、ほうれん草をお味噌汁やスープに入れると、嫌がらずに完食します。

このように、調理方法を変えるとすんなり食べてくれることもあります。

好き嫌いをなくすための対策③:ルールを決める

栄養バランスを考えて、「嫌いな物でもちゃんと量を食べてもらいたい」と量を減らさずに盛りつけしていませんか?お子さんにとっては、嫌いな物を食べるのはなかなかつらいことです。初めは「一口でも食べよう」とルールを決めて下さい。

嫌いな物が食卓に並んだときのルールの例

  • 好きな物ばかり食べて嫌いな物が残り、好きな物のお代わりを求められたら:「まずは全部食べてから、お代わりしようね」
  • 嫌いな物を残して、デザートやおやつをほしがったら:「ご飯を残したら、デザートやおやつはあげられないよ。全部食べようね」

我が家の長男(4才)は、相手の話を理解できるようになった3才のときからこのルールを徹底しました。ルールが定着して本人がぐずらずに納得するまで半年ほどかかりましたが、今では毎食きちんと全部食べます。嫌いな野菜のほうれん草も、一口からスタートして五口くらいまで食べられるようになりました。

幼稚園のお弁当にもほうれん草のごま和えを入れることがありますが、毎回残さずに食べてきます。

好き嫌いをなくすための対策④:一緒に料理をする

ママと一緒に料理をすることで好き嫌いをなくなることがあります。「ママと一緒にご飯を作った」「大人と同じことをした」という喜び・達成感から、嫌いな物も「これは自分が作ったんだ!」と食べてくれることがあります。

野菜嫌いの子なら、実際にその嫌いな野菜を収穫するのも、好き嫌いが直るきっかけになることがあります。我が家の長男は、一時期トマトが嫌いでした。私の実家でトマトを栽培しており、収穫を体験させてもらったらその後自ら食べて好き嫌いがなくなりました。

自宅のベランダでも育てやすいものをご紹介します。

おすすめのベランダ野菜

  • ミニトマト
  • なす
  • きゅうり
  • ピーマン

どうしても食べてもらえない場合はどうする?

どれだけ対策を練っても食べてくれないお子さんもいます。そういった場合でも無理に食べさせるべきでしょうか?親の気持ちとしては食べてほしいところですね。ですが、無理強いすることで、食事の時間自体がお子さんにとって苦痛になってしまうことがあります。

「まずは一口」と言い聞かせ、それでもだめなら無理に食べさせるのはあきらめましょう。食の好みは変わります。小さい頃に食べられなかったものが、成長するに従って食べられるようになるということもあります。

好き嫌いで栄養バランスが崩れるのが気になる場合は、他の食品で栄養バランスを補うようにしましょう。

例えばほうれん草が嫌いで食べてくれない場合・・・

  • ほうれん草の主な栄養素:鉄分、βカロテン、ビタミンC、カリウムなど
  • 鉄分の多い野菜:小松菜、ひじき、枝豆、サニーレタスなど
  • βカロテンの多い野菜:モロヘイヤ、にんじん、にらなど
  • ビタミンCの多い野菜:ピーマン、ブロッコリーなど
  • カリウムの多い野菜:ひじき、さといもなど

上記の野菜の中からお子さんが食べられそうなものを探し、ほうれん草を食べて摂ってほしかった栄養素を補いましょう。

まとめ

まとめると、好き嫌いが体に及ぼす影響には、

  • 免疫力の低下
  • 便秘
  • 発育不全
  • 生活習慣病

などがあることがわかりました。好き嫌いをなくす対策としては、

  • 細かく切るなどして具材の大きさを変え、他の物と混ぜる
  • 調理方法を変える
  • 「一口は食べる」「全部食べないとおやつやデザートはなし」などのルールを決める
  • 一緒に収穫や料理をする

などということがあります。それでも食べてくれない場合は無理強いせず、他の食品で栄養素を補いましょう。

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