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赤ちゃんに靴下は必要?いつから、どんな時に履かせてあげればいい?

      2017/04/11

赤ちゃんの足を触ると、ヒヤッと冷たく感じることがありませんか。大人からしたら寒いんじゃないかと心配になりますよね。靴下を履かせた方がいいのか、でも最近は赤ちゃんに靴下は必要ないという話も良く聞くし、いったいどうしたらよいのでしょうか。

ここでは赤ちゃんが靴下を履くのはいつからがいいのか、靴下を履かせた方がいい時とはどんな時なのかについてお話します。赤ちゃんが日々快適に過ごせるように、赤ちゃんの靴下の必要性についてみていきましょう。

赤ちゃんに靴下は必要?

結論から言いますと、赤ちゃんに靴下は基本的には不要です。その理由は次の3つです。

赤ちゃんに靴下が不要な理由3つ
  1. 足で体温調節をしているから
  2. 脳や運動神経の発達を促すから
  3. 歩き始めると滑って危険だから

1.足で体温調節をしているから

例えば、分娩直後の著しい環境温度の低下に遭遇した赤ちゃんは、末梢血管収縮(放熱減少)と啼泣(筋肉運動=産熱亢進)によって体温低下を防ぐ。一方、高温環境下では末梢血管拡張(放熱促進)と睡眠(筋弛緩=産熱抑制)によって高体温(鬱熱)から身を守る。新生児の体温、心拍数、行動などの観察から、放熱機構には末梢血管の収縮と拡張が、産熱機構には筋緊張と筋弛緩が体温調節機構に重要な役割を果たしている事がわかった。

引用元:環境温度が赤ちゃんの体温調節機構に及ぼす影響

赤ちゃんは自律神経が未発達なので、大人が行うような体温調節ができません。体が小さく外気温の影響も受けやすいので、すぐに体温が変化します。

では、どのように体温調節をしているのかというと、手足で体温を調節します赤ちゃんは体が熱いと感じると手足から体内の熱を放出し、寒いと感じると血管を収縮させて熱の放出を防ぐことで体温を調節しているのです。ですから、赤ちゃんの手足は冷たいのが当たり前と思っておいてください。

靴下を履かせてしまうと、赤ちゃんが自ら体温を調節しようとする働きを邪魔してしまうことなります

赤ちゃんの手足が冷たくても、お腹や背中が温かければ寒くはありません。心配な時には手足ではなくお腹や背中を触ってみてください。そしてもし冷えているようでしたら、靴下を履かせるよりも、室内温度を上げたり腹巻をするなどして対応しましょう

2.脳や運動神経の発達を促すから

足の裏にはたくさんの反射区があります。

 「反射区」とは各器官や内臓につながるといわれる末梢神経の集中個所のこと。 例えば反射区の「胃」の場所を刺激すると、人体の中の胃の働きも活発になるという仕組みです。

引用元:足つぼ・足裏マッサージ、フットケア専門ドクターフット-反射区について

反射区には脳へとつながるものもあるため、足裏への刺激はそのまま脳への刺激となり、脳の発達を促進します。脳や体の神経細胞ができてくる時期に刺激をたくさん与えることが発達につながるのです。

また、たっちや伝い歩きを始めた赤ちゃんは、足の裏をペタッと地面につけて踏ん張ることでバランスを取ります靴下を履かせてしまうと踏ん張りがきかず滑って転んだり、感覚をつかみづらくうまく歩けなかったりします

素足で踏ん張ることが体の筋肉を鍛えることになり、その後のヨチヨチ歩きへもスムーズに移行できます。ですからなるべく素足で過ごさせ、素足へ直接刺激を与えられる環境を作ってあげましょう。

3.歩き始めると滑って危険だから

滑り止めのついた靴下も多数売っていますが、まだ足元のおぼつかない赤ちゃんは踏ん張る力が弱いので、滑り止めと地面の密着が弱くあまり効果がありません。活発になってきたらなってきたで、動いているうちに靴下がずれてくることも多いので、滑り止めがついているから安心とも言い切れません。

滑って転ぶのは危険ですし、赤ちゃんの動きやすさという点から見ても、靴下は履かせないほうが良いでしょう。

靴下を履いた方がいい時ってどんな時?

赤ちゃんにとって靴下は基本的には不要と書きましたが、履かせた方がいい時とはどういう時なのでしょうか。

靴下を履いた方がいい場面2つ
  1. 寒い日の外出時
  2. エアコンの効いた場所に長時間いるとき

1.寒い日の外出時

寒い日の外出時には、外気から守るという目的で靴下を履かせてあげた方が良いでしょう。赤ちゃんは外気に体温を左右されやすいので、寒い環境下では保温してあげることが大切です。

2.冷房の効いた場所に長時間いるとき

外出先の空調が冷えすぎている時にも靴下を履かせてあげましょう。ただし、キッズルームのような子どもが遊べる場所で、動き回ることができるなら靴下は必要ありません。

冷房の効いた部屋でじっとしている場合(例えば検診に行った病院での待ち時間が長い時など)のみ、靴下を履かせてあげて下さい。

靴下以外の寒さ対策ってある?

赤ちゃんの寒さ対策は、靴下以外でもできます。ここでは靴下以外の寒さ対策グッズを紹介します。

レッグウォーマー

レッグウォーマー

足の裏は覆わず、足首から太ももまでを温めることができるので保温に効果的で、足首を温められるので、靴下よりも冷えにくくおすすめです。

足首は動脈が皮膚の近くにあるため、外気の影響を受けやすく冷えやすい個所です。逆に言えば足首を温めることで他の部分を温めるよりも早く血管を温めることができるため、足首を温めることは効果的なのです。

さらに、靴下と併用すると靴下が脱げ落ちるのを防止できます。

フットマフ

2WAY ベビーウォーマー(抱っこ紐 ベビーカー)

ベビーカーに取り付けて足元を冷えから守ります。紹介している商品のように抱っこの時にも使える2WAYタイプのものや、ベビーカー専用の物など、デザインも豊富にあります。

ブランケット

KLIPPAN ウールブランケット

ベビーカーに乗せる時にひざ掛けとして使えます100均などでも売っているブランケットクリップを使えばずり落ちを気にせず使えますよ。

ママが気に入ったデザインのものを選べば子ども用に使うことがなくなってからも自分用のブランケットとして使えるので、長く利用できます

いつから靴下を履く習慣をつければいい?

私が娘のファーストシューズを買いに行ったときにシューフィッターさんから教えて頂いたことなんですが、ある程度歩けるようになってきて、そろそろ靴を買おうかなと思ったら、そのころから外出の時には靴下を履かせると良いそうです。

「外に出る時には履物を履くんだよ」というのを子どもに分かってもらうためだそうです。初めての靴は締付け感があることから、最初は嫌がる子どもが多いらしいので、まずは靴下を履かせることで慣らしていくのがいいとのことでした。

うちの娘も靴を買いに行って試し履きした時にはお店で大号泣でした。買って帰って室内で徐々に慣らしていき、外へ履いて出るようになったのは買ってから1ヵ月後ぐらいだったと思います。

外に出るまでの練習方法~我が子の場合~
  • 機嫌の良い日に1日1回からスタート
  • まずは靴で5歩歩けたら今日はおしまいという感じで、徐々に歩数と履く時間を延ばす
  • 機嫌が悪い時には無理に履かせない
  • 履いていたそうなときは無理に脱がせない
  • 靴を履くとき以外は裸足で、靴を履く時のみ靴下を履かせる

室内で靴を履いて歩く練習の時と外出の時には必ず靴下を履かせるようにしていたため、今(2歳)でも外出時には夏でも靴下を嫌がらずに履いてくれますよ。

また、靴を履くときに靴下を履くメリットには次のようなことがあげられます。

靴を履くときの靴下のメリット
  • 靴擦れ防止
  • 蒸れ防止

赤ちゃんの皮膚は柔らかく繊細なので靴擦れをおこしやすいです。また、代謝も良く汗をよくかくので靴の中も蒸れやすいです。靴の中が蒸れると不快なだけでなく、水虫などの病気の原因にもなります。靴を履いて出かける時には靴下を履くという習慣をつけましょう。

靴下を履く習慣は、あくまで靴を履く時のみで大丈夫です。室内では素足で過ごさせてあげましょう

月齢に合った靴下のサイズの目安

最後に、靴下を買う時のサイズの目安を載せておきます。

月齢・年齢 身長 体重 サイズ
cm kg cm
0~3ヶ月  50~60 5 7~11
3~6ヶ月  70 9
6ヶ月~1歳  80 11 11~13
1歳~2歳  90 13 12~15
2歳~3歳  95 14

いくつかの子供服サイトのサイズ表をまとめて平均的なサイズを出しました。実際に購入するときには足のサイズを測って、適したサイズを購入してあげてください

低月齢の内は外出の機会もそれほど多くありませんので、たくさん買う必要はありません。子どもの成長のタイミングで随時購入していきましょう

出産祝いに靴下を贈ったりもらったりという経験がある方も多いと思いますが、冬生まれの赤ちゃんには新生児(7~11cm)サイズでも使用する機会があるので良いと思います。それ以外の季節の赤ちゃんに贈るのであれば6か月以上(11~13cm)サイズをおすすめします。

うちの娘は1月生まれで、お祝いに靴下を3足いただきましたが、寒い時期に外出する機会もさほどなかったため、いただいた3足でじゅうぶん足りました。

まとめ

赤ちゃんの靴下は小さくてかわいらしく、見ているだけで癒されますよね。小さな靴下を見ていると子どもへの愛おしさも増してきます。

しかしながら、実際には赤ちゃんが靴下を履く機会はめったにありません。寒い日の外出や冷房のかかった場所など、赤ちゃんが冷えを感じる場所以外では素足で過ごさせてあげましょう。大人がきちんと気を配り、適切なタイミングで靴下を履かせてあげてください。

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