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1歳児の湿疹。様子を見る?病院へ連れて行く?気になる種類と対処法

      2017/04/27

子供の急な湿疹。子供の顔や手足、体などに赤いブツブツを見つけたらびっくりしてしまいますよね。一口に湿疹といっても色々な種類があります。自然に治るもの、病気が隠れているもの。子供が湿疹でつらそうにしている時はあわててしまいがちです。

たかが湿疹と思わず湿疹を見つけたら適切に対処してあげましょう。そうすることで子供も不快な気持ちにならずにすみます。子供の湿疹の対処法を紹介します。

あせも、虫刺され、かぶれなど、外からの刺激によるって起こる湿疹3つ

子供の身体にできる湿疹には、いくつかの種類があります。ここでは主に体の外からの刺激によって出来る湿疹について見ていきたいと思います。

1.汗が原因で体中に出るあせもによる湿疹

子供はとても汗かきです。それは運動量が多く新陳代謝が活発な事や、体内の水分が大人に比べて多いのでたくさん汗をかきやすいのです。あせもはかゆみを伴い小さな赤いプツプツができます。赤ちゃんや子供にはよく見られる湿疹です。かゆいので掻きむしってしまい化膿してしまう事もあるので注意が必要です。

また、子供は頭にもあせをよくかくので、頭皮のあせもにも気をつけてあげてください。汗をかいたらこまめにシャワーをするか、外出先なら塗れタオルなどで汗を拭くようにしてあげるといいでしょう。

2. おしりがむずむず。おむつかぶれによる湿疹

おむつに触れている部分にあせものようなプツプツができます。最近の紙おむつは通気性も良くなっていますが、それでもおむつの中はおしっこやうんちで常に蒸れています。酷くなるとおしり全体に湿疹が広がってしまうこともあります。

おむつが汚れたらなるべく早く、清潔なおむつに替えてあげることで防げることですが、もしかぶれてしまったら、柔らかいタオルやガーゼで優しく拭いて清潔にしてあげることが大事です。

赤ちゃんからのサイン

  • おしりを拭いた時に泣き出す
  • 入浴時にお湯がかかると嫌がる素振りをする
  • おむつ替えの時におしりを気にする

3.気が付かないうちにチク!虫刺されによる湿疹

暖かくなると外で遊ぶ機会も増えてきます。外で遊ぶ時間が増えると、蚊などの害虫に気を付けなければなりません。子供の皮膚は大人に比べて薄いので蚊に刺されると大きく腫れてしまうことがあります。あせもと同じように、虫に刺された所を掻きむしってしまうと、化膿したりそこからとびひになってしまうことがあります。

最近は早い季節から蚊が飛んでいることがあるので、夏だけと思わず気をつけてあげましょう。また、子供でも使用できる虫よけスプレーも市販されているので活用するのもいいでしょう。

 とびひとは民間で言われる俗名で、皮膚科の正式病名は伝染性膿痂疹(でんせんせいのうかしん)と言います。細菌による皮膚の感染症です。ブドウ球菌や溶血

性連鎖球菌(溶連菌と略します)などが原因菌です。接触によってうつって、火事の飛び火のようにあっと言う間に広がるから、たとえて“とびひ”と言うのです。あ

せも・虫刺され・湿疹などをひっかいたり、転んでできた傷に二次感染を起してとびひになります。また、鼻孔の入り口には様々な細菌が常在しているため、幼

児・小児で鼻を触るくせがあると、鼻の周囲からとびひが始まったり、その手であせもや虫刺されなどをひっかくことでとびひになってしまいます。

引用元:公益社団法人日本皮膚学会公式HP「皮膚科Q&A」より

身体の中からの湿疹6つ

身体の外からの刺激によって起こる湿疹以外に、身体の中で異変が起こって出てくる湿疹があります。外からの刺激による湿疹に比べて、病気が原因で起こる湿疹は、速やかに、医療機関で受診したものがよい物があります。ここでは、そのような湿疹を見ていきたいと思います。

1. ある日突然高熱が!突発性発疹

突然の高熱が3~4日ほど続き熱が下がるとお腹や顔、背中などに発疹が出てきます。赤ちゃんの90%がかかると言われていて、新米ママも知っている人も多いのではないでしょうか。とは言え今まで元気に遊んでいたのに急に発熱するとびっくりしてしまいます。季節に関係なく1年を通して起こり得る病気です。

どんな症状?

  • 突然の38度以上の熱が出る
  • 高熱のわりには機嫌がいい
  • 熱は3~4日で下がる
  • 熱が引いた後、腹部を中心に赤く細かい湿疹が出る
 病院にかかるタイミング

突発性発疹は熱が下がってから発疹が出てくるのが特徴です。初めての発熱で突発性発疹かも?と思っても、もしかしたら別の病気が隠れているかもしれません。下痢や発熱が長く続くときは、早めの受診が大事ですのでお子さんの様子をよく見てあげてください。

2. 大人でもかかると怖い 麻疹(はしか)

麻疹は「麻疹ウイルス」の感染でかかります。非常に感染力が強いので感染すると、90%以上の発病します。かかりやすい年齢は生後6か月以降から幼稚園くらいまで、その期間は注意が必要です。

どんな症状?

潜伏期間は8~18日間

カタル期 発熱(38度ほど)咳、鼻水、くしゃみなどの風邪の症状

目やに、充血などの結膜炎

口の中の頬の裏側の白いブツブツ(はしか特有)

下痢を伴う腹痛

発疹期 小さな赤い発疹が出る
回復期 熱も下がり全身の症状も落ち着いてくる

現在は予防接種が義務化され1歳の頃と小学校入学から1年以内の2回接種しなければなりません。もし接種できなかったときは実費でうけることになります。

3. 麻疹とよく似ているけれど、全く違う風疹

いわゆる3日ばしかといわれるものです。「風疹ウイルス」が飛沫感染により発熱、発疹、目の充血、軽い咳、耳の後ろのリンパ節の腫れなどが3日間続きます。

よく間違われるのですが、風疹とは違う病気です。風疹をしたから麻疹にはもうかからないと勘違いをして、なかには麻疹ワクチンを受けない人もいてます。そのようなことの無いように気を付けてください。

4. 夏場に流行する 手足口病

夏場に流行がみられる手足口病。その名の通り手・足・口に白い水泡がみられる病気です。初期症状は口の中の痛みから始まり白いポツポツができます。その後手のひら、甲、足の裏、手足の指の間にも白い水泡ができます。

発熱は3人に1人の割合で出ることがありますが熱よりも手・足・口に出る発疹が主な症状の病気です。

保育所や幼稚園など集団生活の場では要注意

  • 潜伏期間は3~5日
  • 一般的に5歳以下の乳幼児が感染する
  • 飛沫感染・接触感染・糞口(ふんこう)感染などが感染経路
  • 口の中にできた発疹は痛みがあるが、手足にできた発疹は、痛みやかゆみを感じない事が多い。
  • 自然に治癒すること多い

集団生活が始まると目が届きにくくなります。家で気を付けていても幼稚園や保育園でもらって来てしまうとどうしようもありませんね。口の中を痛がったり、手足に発疹などできていないか、普段からお子さんの様子をよく見てあげましょう。

5. 強い感染力を持つ水ぼうそう

水ぼうそう。あまりにも当たり前に聞く名前で軽く受け止めるママも多いと思いますが、強い感染力を持ちときには重篤な症状がでる場合があります。

  • 潜伏期間は約2週間
  • 「水痘帯状疱疹(すいとうたいじょうほうしん)ウイルス」に感染することで発症する
  • 37度ほどの熱が3~4日続く
  • 最初は小さく赤いブツブツがお腹や顔に現れる
  • 水泡になると強いかゆみが出てきて身体中に広がる
  • 次第にかさぶたになり、約3週間で剥がれ落ちる

水ぼうそうは感染力が強いため、お医者さんの許可が出るまで外出や登園はできません。また、お風呂もかさぶたが完全に落ちてお医者さんの許可が出てから入るようにしましょう。

6. とても辛いアトピー性皮膚炎

アトピー性皮膚炎という言葉を耳にしたママも多いとおもいます。かゆみがひどく、子どもは寝ている間にかきむしってしまい、朝起きたら枕やシーツが血だらけになっていることもあります。

原因は多種多様で限定できないことが多いですが、食物のアレルギーやハウスダストなどのアレルギーが原因になっていることもあります。

気になるなら病院での受診を。

  • 腕やひざの裏、首回りなどの柔らかいところに湿疹ができる
  • 原則として左右対称にできる
  • 良くなったり、悪くなったりを繰り返す慢性的な湿疹

ほかにも遺伝的な要因もあり、家族にアトピー素因(アレルギーを起こしやすい体質)をもっていたり、アレルギー体質の人がいる場合は注意が必要です。

家庭でしてあげれること

強いかゆみは大人でもつらいですね。言葉をうまく伝えられない子どもにとってはよけいにつらいことです。子どもにとって、少しでも楽になるようしてあげれることはどんな事でしょうか。

  • シャワーや入浴で皮膚を清潔にする。ただし、乾燥はよくないので保湿をしっかりする
  • かきむしって皮膚を傷つけないように、普段から爪を短くしておく
  • 肌に刺激が少ない肌着や衣類を選ぶ
  • ダニやハウスダストも原因になることもあるので、家の中を清潔に保つ
  • アレルゲンとなる食べ物をとらない

幼少期のアトピー性皮膚炎は成長するにつれて、治ることが多い疾患です。少しでもおかしいなと思ったら、皮膚科などを受診して、適切な治療をうけましょう。

1歳児にも使える薬4点

家庭で治療できる湿疹に1歳の子供でも安心して使える薬はあるのでしょうか?常備しておくと便利な薬は?ここではドラッグストアなどで比較的手に入りやすい薬をあげてみました。参考にしてみてください。

1.池田模範堂 ムヒベビー

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ムヒベビーは生後1か月から使用できます。しみるたり、スーとする成分が入っていないので、顔にも使えます。ステロイドも使われていません。一日の目安として5~6回の使用で、症状が軽くなってきたら少なくしてください。

虫さされの他にもあせも、かぶれ、しっしん、じんましん、しもやけただれにも効能があります。

2. sato ポリベビー

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ステロイドを含んでいないので、赤ちゃんにもおすすめです。乳幼児の湿疹は肌が薄いためジュクジュクしやすのですが、ポリベビーはジュクジュクした湿疹にもおすす

ひめです。1日2~3回、適量を塗り込んでください。5~6日しても改善が見られない場合は病院での受診をお勧めします。

3. オイラックスソフト

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ステロイド成分が入ってないので、小さなお子様から大人まで幅広くつかえます。5種類の成分、殺菌剤が配合されています。白色のクリームですが白残りしません。1日1~3回適量を使用してください。

 4. キンカン

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すばやく患部の熱を奪い、皮ふの知覚マヒ等によって、虫刺され、かゆみ、打撲、捻挫などの緩和に優れています。成分の中にメントールが入っているのでスーっとします。塗っては乾かしを1日1~6回繰り返してください。15歳以下のお子様が使うときは、大人の指導のもとお使いください。

子供の肌は個人差があるのでお子さんの様子を見ながら使用してください。

 

その他気を付けたい湿疹5種類

他にも気を付けたい湿疹を5つ紹介します。次にあげる湿疹は比較的よく耳にするものですが、家で対処できるか病院で薬を処方してもらったほうがいいのか、お子さんの様子をしっかり観察して対処してあげてください。また、人に移る湿疹もあるのでお医者さんの指示に従ってください。

  1. じんましん
  2. 伝染性軟属腫(水イボ)
  3. 接触性皮膚炎(かぶれ)
  4. 小児湿疹
  5. 皮膚カンジダ症

1. じんましん

強い痒みがあり体のいたるところ、頭皮の中まで赤い発疹ができます。原因は様々でこれといって特定できないことが多いです。じんましんは非常にかゆみをともないます。体に発疹が出ているあいだは、かきむしったりしないようにしましょう。患部を冷やすとかゆみがましになることもあります。

24時間以内にはひいていくことが多いですが、子供が我慢できないようなら病院で薬を処方してもらうといいでしょう。

2. 伝染性軟属腫(でんせんせいなんぞくしゅ)(水イボ)

水イボウイルスで感染します。直径2ミリから5ミリほどの盛り上がりの中に白い内容物があります。時に痒がる時もありますがほとんど自覚症状はないです。先の尖ったピンセットで中央をつまんでとりのぞきます。取るときは痛いので小さい子は嫌がることがあります。

3. 接触性皮膚炎(かぶれ)

日常生活の中で触れる物の中で刺激性のある物に触れることで起こります。特徴は接触した部分に一致した形でヒリヒリした痛みや発疹、痒みが表れます。接触した部分を水でよく洗い流し原因になった物質を洗い流さないといけません。そのあと、病院で処置をしてもらいましょう。

4. 小児湿疹

乳幼児の頃にできる乳児湿疹が掻きむしることによって、ジクジクした湿疹になるのとは違い、どちらかというと乾燥傾向の湿疹になります。肘・膝・四肢の皮膚が伸びる方に小さなプツプツができます。

汗が溜まりやすい場所なので小まめに刺激の少ないガーセやタオルでふいてあげましょう。保湿をすることも大事です。

5. 皮膚カンジダ症

カンジダ菌というカビにより起こります。首や肛門周辺、下腹部、わきの下など湿りやすい場所にできます。小さな赤い斑点や膿を持った水泡が出来ます。清潔にしてなるべく乾燥させて抗菌剤の外用薬で治療します。

まとめ

一口に湿疹と言っても様子を見ていていいものから、病院で治療を受けた方がいいものまで色々ありますね。ママが気を付けてあげることで防げることもたくさんあります。

とくに外からの刺激によって出来る湿疹で、虫刺されなどでしたら子供用の虫よけスプレーを使ったり、おむつかぶれなら、おむつを小まめに変えてあげる事で、子供も不快な気持ちになることも無く快適に過ごすことができます。

また、病院にかかるときは、いつからその症状があるのか、熱の有無、子供の様子などなるべく細かく先生に伝えることが大事です。子供は上手く言葉で伝えられないので、普段から様子をよく見てあげることが大切です。不快で辛い湿疹ですが適切な対処で早くよくなるといいですね。

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