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授乳にまつわる悩みの原因は姿勢にあった?授乳の際の姿勢のチェックポイントをご紹介!

      2018/02/16

出産直後から始まる赤ちゃんへの授乳。お母さんも赤ちゃんに授乳に慣れておらず、苦労する方も多いのではないでしょうか。乳首が切れた、赤ちゃんが泣いて飲むのを嫌がる、赤ちゃんが頻繁にお腹がすく、等様々な悩みごとが出てきます。

授乳に関する悩みごとの中には、正しい授乳の姿勢を身につけることで解決するものも多いです。

授乳の際の姿勢を今一度見直して、スムーズに授乳できるようにしましょう。今回は、お母さんが抱える授乳に関する悩みの原因と、授乳をするときの正しい姿勢やチェックポイントについて解説します。



赤ちゃんへの授乳のコツは?

赤ちゃんがお腹を空いたことを知らせるサインを見極めよう

赤ちゃんは話すことができないので、じっくりと様子を観察して、赤ちゃんの要求をくみ取ることが大切です。赤ちゃんは泣き出す前からお腹が空いたことを知らせる以下のようなサインを出しています。

赤ちゃんのお腹が空いたサイン

  • 舌をぺろぺろ出す
  • 口先を動かす
  • 手足を動かしたり、顔を左右に動かしたりとそわそわする
  • 指を口元に持っていくと吸い付こうとする

赤ちゃんによってどのようなサインを出しているのかは個人差があるので、よく様子を観察するようにしましょう。上記のようなサインに気が付かないでいると赤ちゃんは怒って泣きだしてしまいます。

赤ちゃんのお腹が空いたというサインをくみとって、怒って泣き出す前に、赤ちゃんが欲しがるタイミングで授乳をすることが理想です。

正しい姿勢で授乳しよう

授乳の際の姿勢を見直すことは、授乳にまつわる様々な悩みごとを抱えているお母さんにとっては特に、重要で効果的なことです。正しい姿勢で授乳をすると、赤ちゃんが母乳を飲む効率が上がります

また、お母さんも無理のない姿勢でリラックスして授乳をすることができるので、疲れにくくなりますし、肩こりや腰痛などのトラブルを防ぐことができます。後ほどご紹介する正しい姿勢のチェックポイントを確認して、効率的にリラックスして授乳できるようにしましょう。

授乳に関する悩みと原因

授乳に関する悩み

授乳に関する悩みはどのようなものがあるのでしょうか。

  • 赤ちゃんが泣いて飲むのを嫌がる
  • 乳首が切れて痛い
  • 授乳中の姿勢が辛く、肩こりや腰痛が続く
  • 授乳から30分~一時間程度ですぐ赤ちゃんのお腹が空く
  • 毎回、授乳時間が毎回30分~一時間と長い

授乳に関する悩みは上記のように様々です。筆者も娘が新生児の時に泣いて授乳を嫌がられることが続き、とてもショックを受けました。また、授乳の度に乳首が切れてしまい、辛かったのを覚えています。

はじめから赤ちゃんは上手に母乳をごくごく飲んでくれるものだと思っていましたし、私自身も幸せな気持ちで授乳できると思っていました。実際は娘は泣いて授乳を嫌がりますし、乳首は切れて痛く、授乳の時間を億劫に感じてしまいました。

想像していた授乳と現実とのギャップが大きくて驚いた記憶があります。

悩みの原因は授乳の姿勢にあるの?

授乳に関する悩みの多くは、実は授乳の姿勢が正しくないことによるものが多いです。例えば授乳の際に感じる乳首の切れや痛みは、赤ちゃんの頭が乳房から遠く、乳首を浅くくわえているために生じることが多いです。

授乳間隔が極端に短い場合は、赤ちゃんがほとんど母乳を飲めていないためにすぐお腹がすくことが原因であることが考えられます。一回の授乳時間が毎回極端に長くなるのも、赤ちゃんが上手に母乳を飲めていない可能性が高いです。

赤ちゃんが上手に母乳を飲めるようにするには、授乳する際に飲みやすい姿勢になるようにサポートすることが重要です。特に新生児期はお母さんも赤ちゃんも授乳に慣れていません。正しい姿勢で飲めるようにサポートし、効率的に授乳することで悩みが解決する可能性が高いです。

赤ちゃんが泣いて授乳を嫌がる原因は?

赤ちゃんは環境やお母さんの変化に敏感です。中にはお母さんのシャンプーが変わっただけで、お母さんのにおいが違うと泣いて授乳を嫌がる赤ちゃんもいます。

お腹が空いたというサインに気づいてもらえずに怒って泣く場合もあれば、どこか具合が悪い場合、眠くてぐずっている場合もあります。このように、赤ちゃんが授乳を泣いて嫌がる理由は、様々なことが考えられるので一概に姿勢のみを原因と断定することはできません

しかし、筆者は、正しい、赤ちゃんが飲みやすい授乳の姿勢を取ることで、娘が泣いて授乳を嫌がる頻度が劇的に減りました。なぜ泣いているのかわからない場合も、今一度授乳の姿勢を見直す価値はあるでしょう。



授乳の時の正しい姿勢

授乳の際の抱き方は?

授乳する際の赤ちゃんの抱き方はいくつか種類があります。

授乳の際の抱き方の種類

  1. 横抱き
  2. 縦抱き
  3. フットボール抱き
1.横抱き

横抱きは、上の図のように赤ちゃんを横に抱いて授乳する抱き方です。

2.縦抱き

縦抱きは、赤ちゃんを縦向きに抱っこした状態で授乳させる姿勢です。赤ちゃんはお母さんの太ももの上に座るような姿勢をとって授乳することになります。

3.フットボール抱き

画像出典元:https://pigeon.info/bonyu/article-70.html

フットボール抱きは、フットボールのように赤ちゃんを脇に抱えて授乳させる抱き方です。

どの抱き方がいいの?

状況や好みに応じて、どの抱き方で行っても構いません。筆者の娘は横抱きが最も飲みやすそうでしたので、主に横抱きで授乳しています。様々な抱き方を試してみて、お母さんのあげやすさや赤ちゃんの飲みやすさを確かめてみてもよいでしょう。

どの抱き方でも共通して、以下の授乳姿勢のチェックポイントで正しい姿勢が取れているかを確認してみましょう。(参考文献:ちょっと理系な育児 母乳育児篇 牧野すみれ著)

正しい授乳姿勢のチェックポイント

  • お母さんが前かがみにならずに、背筋が伸び、肩の力が抜けている
  • 赤ちゃんの口やウエストがねじれていない
  • 赤ちゃんの頭がやや上を向いており、乳房とあごが密着している
  • 赤ちゃんの顔と乳房が正面で向かい合っている
  • 赤ちゃんが、お母さんの腕やクッションなどで全身支えられている
  • 赤ちゃんの股関節がしっかりお母さんに密着している

授乳時のお母さんと赤ちゃんの位置関係や赤ちゃんの顔や体の向きは、以下の右側の図のようになっているのが理想です。

画像出典元:http://rikei-ikuji.com

はじめのうちは授乳の際にお父さんにチェックしてもらったりするとよいでしょう。赤ちゃんがお腹が空いている時にゆっくりと姿勢チェックをしていては赤ちゃんが怒ってしまう可能性があります。

ご機嫌な時に姿勢の取り方を確認する、お腹が空いたというサインを早めにくみ取り、素早く正しい姿勢を作る、等の工夫をして、正しい姿勢で授乳ができるようにしましょう。

正しい赤ちゃんの吸い方は?

赤ちゃんの吸い方も大事なの?

正しい姿勢を取ることと同じくらい、赤ちゃんが正しい吸い方をしているのかをチェックするのも重要です。正しい姿勢を取ると自然と赤ちゃんも吸てつしやすくなりますが、下記チェックポイントができているのかを、念のため確認するようにしましょう。

正しい吸い方のチェックポイント

  • 赤ちゃんが口を大きく開けている
  • 赤ちゃんの下あごが乳房に触れている
  • 赤ちゃんの下唇が外向きに湾曲している

筆者は娘が浅く吸てつするので乳首が切れてしまったと先ほど書きましたが、授乳の際の姿勢と、娘の吸い方の両方をチェックするようにしました。

娘が深く吸てつしやすいようにクッションやバスタオルで高さを出し、娘が吸い付こうと口を開けたタイミングで、娘の頭をしっかりと支え深くくわえさせることを意識するようにしました。

浅くくわえた場合は、痛みを我慢してそのまま飲ませるのではなく、一度離してからまた深くくわえさせるようにしました。娘が深くくわえるのが上手になるにつれて、乳首の痛みも徐々になくなっていきました。



哺乳瓶であげる場合の姿勢や注意点は?

哺乳瓶であげる時の姿勢やコツは?

外出時や移動時等で母乳をあげられないときに活躍するのが哺乳瓶です。哺乳瓶でミルクをあげる際の姿勢やコツをご紹介します。まず、姿勢は横抱きがおすすめです。赤ちゃんの首と頭を支えて もう片方の手で哺乳瓶の乳首を口に含ませます

哺乳瓶の角度は、乳首部分に空気が入らないよう、垂直になるくらいがちょうどよいでしょう。ミルクが少なくなってきたら、哺乳瓶の乳首部分に空気が入らないように哺乳瓶の角度を徐々にあげていきましょう。

横抱きをする際に、赤ちゃんの頭が下がりすぎないことと、空気をなるべく飲ませないようにすることが哺乳瓶でミルクを挙げる際のコツです。飲んだ後に縦抱きにして背中をトントンと優しくたたき、忘れずにげっぷを出してあげるようにしましょう。

哺乳瓶に慣れすぎるのはおすすめできない!

哺乳瓶で飲む場合と、母乳を直接飲む場合では、出てくるスピードやリズムが全く異なります。母乳を直接飲む場合は、母乳が出てくるスピードやリズムは一定ではありません。また、母乳を直接飲む場合、授乳時の姿勢やくわえ方が良くないと、母乳がきちんとでてきません。

哺乳瓶に慣れすぎたことが原因で、うまく母乳を飲むことができず、不機嫌になったり、直接母乳を飲むのを嫌がる赤ちゃんもいます。(参考文献:ちょっと理系な育児 母乳育児篇 牧野すみれ著)

もちろんミルクにも赤ちゃんが必要な栄養分はたっぷり含まれていますが、母乳にはお母さんの免疫が含まれている点、直接母乳をあげることが赤ちゃんとお母さんのスキンシップの時間になるという点から、可能な範囲で直接母乳を与えたほうがよいでしょう。

赤ちゃんが嫌がらずに母乳をたくさん飲むようにするためにも、哺乳瓶に慣れすぎるのはおすすめできません。哺乳瓶を使う機会は必要最低限にすることをおすすめします。

まとめ

赤ちゃんへの授乳は、想像していたものとは異なり、はじめのうちは様々な悩みごとが出てきます。それらの悩みごとの原因の一つが正しい授乳の姿勢が取れていないことです。

授乳の際のお母さんと赤ちゃんの姿勢を見直すことで、授乳に関する悩みを解決できる可能性があります。授乳の姿勢と、赤ちゃんの吸い付き方をチェックして、赤ちゃんが上手に飲めるようお手伝いしてあげましょう。

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