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高齢出産では障害児が生まれる確率が高い?

      2016/03/03

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高齢出産で障害を持つ子どもが生まれる確率が高まるのは事実です。

原因は「卵子の老化」です。

卵子は母親のおなかの中にいる時にすでに一生分が作られ、自分自身が年齢を重ねるのと同じに老化していきます。

つまり、高齢での妊娠の場合、老化した卵子で妊娠することになるのです。
このことは、事実としてしっかり認識しておくことが必要です。

高齢出産では染色体異常の確率が高まる

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高齢出産では、染色体異常の可能性が高まります

この染色体異常が、障害児の出生に結びついています。

 

また、高齢出産で流産の確率が上がるのは、染色体異常の確率が高まるからです。したがって、出生にまで至らず流産に終わっている場合も多くあります。

 

何らかの染色体異常が発生する確率は以下の通りです。

  • 20代・・・・・約1/480
  • 30代前半・・・約1/320
  • 30代後半・・・約1/130
  • 40代前半・・・約1/45
  • 40代後半・・・約1/25

30代後半、つまり高齢出産の年齢に入ると急激に上がっていることが分かります。

染色体異常の一つ、ダウン症の確率は35歳で約400人に一人

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染色体異常を持って出生する赤ちゃんで最もよく知られていて、かつ最も確率が高いのは、ダウン症候群です。

ダウン症候群は21トリソミーといい、21番目の染色体が1本多い状態です。

運動発達や知的な発達に遅れが見られ、先天性の心疾患を持って生まれることが多くあります。

 

出生の確率は以下の通りです。

  • 20代・・・・・・約1/1300
  • 30代前半・・・・約1/740
  • 30代後半・・・・約1/240
  • 40代前半・・・・約1/70
  • 40代後半・・・・約1/20

詳しく見ると、30歳で約1000人に一人、35歳では約400人に一人、40歳で約100人に一人、45歳で約30人に一人となり、35歳を境に急激に確率が上がることが分かります。

ダウン症以外の染色体異常は?

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ダウン症以外の染色体異常とは、主に以下のものがあります。

  • エドワーズ症候群 (18トリソミー 18番目の染色体が1本多い) 出生率約1/6000
  • バトー症候群 (13トリソミー 13番目の染色体が1本多い) 出生率約1/10000

エドワーズ症候群、バトー症候群とも1歳を迎えることができる確率は約10%と、余命予後が厳しいのが現状です。

 

その他以下のものがあります。

しかし、原因として父親由来の場合があり、高齢出産が一因との説もありますが確かなことは分かっていません。

  • ターナー症候群 (女性の性染色体XXがXのみ) 出生率女児の約1/4000
  • クラインフェルター症候群 (男性の性染色体XYがXXYとなっている) 出生率男児の約1/800

 - 妊活, 高齢出産