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新生児の嘔吐の原因は?症状を和らげる7つの対処方法とは

      2017/06/27

赤ちゃんはよく吐くと聞いていても、生まれて間もない赤ちゃんが突然吐いてしまったら、ママはとても心配になりますよね。

新生児期は授乳回数も多く、授乳のたびに吐かれてしまったら?授乳のたびにドキドキしてしまいます。こんなに吐いて病気ではないのか不安になっているママも多いでしょう。

そこで赤ちゃんが吐いてしまう原因や対処方法について、まとめてみました。

新生児がよく吐く3つの原因

1.新生児の胃の形は、とっくり型

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画像出典元:http://panasonic.jp/health/library/oshiete/0703/oshiete21_1.html

大人の胃の形は上記のように、ななめ横になっており、胃の入り口(噴門)が逆流しにくくなっています。

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画像出典元http://hugooo.jp/childbirth/post-10443.html

しかし、新生児期の赤ちゃんは体が未熟なため、上記のように胃の形が、とっくり型で逆流しやすくなっています。また胃の入口(噴門)の筋肉も、新生児は大人に比べ逆流を防ぐ力が弱いのです。これらの違いから、新生児は吐きやすくなっています。

2.げっぷがうまく出来ない

赤ちゃんは鼻で呼吸をしながら、母乳やミルクを飲むことができるため、同時に空気も飲み込んでしまいます。まだ力が弱いため、自分自身でげっぷとして、空気を吐きだすことが出来きません。そのため吐き戻してしまったり、げっぷが刺激になって勢いよく吐いてしまうことがあります。

3.母乳やミルクを飲みすぎてしまう

新生児から生後3カ月くらいまでの赤ちゃんは、まだ満腹中枢が出来ていないため、お腹いっぱいが分からず、赤ちゃんのスタミナに合わせて飲みすぎてしまうことがあります。また母乳の場合、母乳の出が良すぎて、赤ちゃんの飲むペース以上に出てしまい、むせてしまったり、飲みすぎてしまうことにつながります。

様子を見ても良い嘔吐の場合とは?

%e8%b5%a4%e3%81%a1%e3%82%83%e3%82%93画像出典元:http://mamari.jp/12565

もし赤ちゃんが急に吐いてしまったら、慌ててしまいますね。でも落ち着いて、赤ちゃんの様子をしっかり観察しましょう。

吐いてしまった様子から、赤ちゃんの様子を見守っても良い場合

  • 色は乳白色
  • 授乳後たらたらと口から溢れてくる
  • 吐いたあと、機嫌が良い
  • 体重が順調に増えている(1日20gから30g)
  • 口と鼻はつながっているため、口から溢れるだけでなく、鼻から溢れることもある。機嫌も良く、吐いた物が口や鼻をふさがず、繰り返し吐いていない

このような場合は、新生児がよく吐く3つの原因に当てはまることが多く、様子をみて構わないでしょう。ただし、日に日に吐く量が増える、機嫌が悪いなどあれば、後述の病気の可能性がありますので、病院で相談しましょう。

病気の可能性があるため、病院に行き相談したほうが良い場合

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画像出典元:https://akachanikuji.com/nakiyamu

今までは新生児の未熟な体の機能が原因で吐くことについて説明してきました。しかし、中には下記のような病気が考えられる場合もあります。

考えられる6つの病気

1.幽門狭窄症

授乳のたび噴水のように吐く場合、 胃の出口の門が厚く肥大して狭くなってしまう幽門狭窄症の可能性がある。

2.急性胃腸炎

ウイルスや細菌が原因で、発熱、下痢、嘔吐を伴う。繰り返し嘔吐や下痢をすると脱水症状をおこすので注意が必要。

3.ミルクアレルギー

ミルクの中に含まれるカゼインやβーラクトアルブミンという蛋白質に過敏に反応してしまい、嘔吐や下痢をしてしまう。

4.腸重積

腸の中に腸が重なってしまう病気。激しい腹痛や嘔吐を繰り返し、急に激しく泣いたり、泣きやんだりを繰り返す。血便が出る。

5.腸閉塞

腸閉塞をおこすと、胆汁が混じるため、吐いたものが緑色や黄色になる。

6.髄膜炎

脳や脊髄をおおっている髄膜に、細菌やウイルスが感染することが原因で、高熱、激しい頭痛、嘔吐を繰り返す。

発熱、咳、鼻水、下痢など嘔吐以外の症状がある場合や、ママがなんとなくでも、いつもと様子が違うと感じた場合は、病院に相談しましょう。特に新米ママの場合、ママになって日が浅いため迷われるでしょうが、ママの勘はあたることが多いので、迷われたら、病院で相談で良いですよ。

次の症状の場合は至急病院に行きましょう

  • 毎回の授乳ごとに、噴水のように大量に吐く
  • 嘔吐の回数が増えていき、体重の増え方が悪い
  • 繰り返し嘔吐し、ぐったりして元気がない
  • 嘔吐と下痢を繰り返す
  • ミルクや母乳を飲まなくなった
  • 吐いたものがミルクや母乳の色ではなく、赤色(血のような色)、黄色や緑色っぽい
  • 血のような便がでる
  • おしっこが極端に少なくなった
  • 急に激しく泣いたり、泣きやんだりを繰り返す
  • 頭を打った後から、繰り返し嘔吐する
  • 機嫌が悪く、激しく泣いて、泣きやまない

 吐きやすい赤ちゃんの場合は、どうすれば良いの?

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画像出典元:http://01.gatag.net/0012959-free-photo/

吐きやすい赤ちゃんは、すぐに吐いてしまします。頻繁に吐くと、赤ちゃんにも負担がかかったり、ママも心配になりますよね。そこで、少しでも吐く回数を減らすことができるように、予防方法や吐いてしまったしまった時の対処方法について、紹介したいと思います。

吐きにくくするための予防方法

  • ミルクの飲ませる量を10mlから20ml程度減らす
  • 哺乳瓶の角度を赤ちゃんの口に対して直角にして、空気が入らないように気をつける
  • 母乳の場合、例えば片方5分ずつ授乳しているのであれば、片方3分など、少し時間を短くする
  • 母乳の場合、出がよいと、むせてしまったり、飲みすぎてしまう可能性があるので、授乳前に2.3分ほど手で絞ってから授乳する
  • 授乳後げっぷをさせる
  • 授乳後しばらく縦抱きにする
  • 授乳後は体を動かしたり斜めにしないように気をつける。おむつは出来るだけ授乳前に換えて、授乳後替えるときは足を上げすぎない。
  • 寝かせる場合は頭を少し上げるように寝かせる。バウンサーなどあれば、利用すると良い
  • 布団などに寝かせる場合は、吐いたもので、窒息しないように、顔を横に向けて寝かせる

もしも、吐いてしまったしまった時の対処方法

  • 吐いたものが気道をふさがないように、横向けに寝かせる
  • 口の周りをガーゼハンカチなどで拭く
  • 汚れた衣服は、においでさらに吐いてしまうこともあるのが、体の向きを変えると吐きやすいので、落ち着いてから着替えさせる。
  • 吐いた後寝てしまうと、寝ている時に着替えさせると起きてしまうので、その場合は起きてから次の授乳までの間に着替えさせる
  • 汚れた衣服は黄ばみにならないように40度以下のぬるま湯でつけて予洗い、酸素系漂白剤を使って洗濯する
  • 吐いた物の色を確認
  • 感染のおそれのある場合(胃腸炎など)は、吐いたものを触るときは、使い捨て手袋を使うか、なければ、しっかり手洗い、消毒をする

赤ちゃんが嘔吐しやすいのは、いつまで続くの?

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出典画像元:https://akachanikuji.com/haku

赤ちゃんの胃は成長とともに大人の胃に近づいていきます。3か月を過ぎると空気を飲まずにうまく飲めるようになり、満腹も分かってくるため飲みすぎが減るため、嘔吐する回数や量が減ってきます。吐きやすい子は半年過ぎても吐いてしまうこともありますが、回数や量も減ってきます。

また1歳くらいになると、胃の形や筋力も大人に近づいた形になるため、嘔吐しにくくなっていきます。ですので、おおむね1歳くらいで落ち着いていきます。

まとめ

大部分は心配のない嘔吐のようで、成長とともに落ち着いていきます。吐いたら心配になりますし、吐いたものを片付けるのも大変です。ママも産後で体調がすぐれないことも多いでしょう。そのような中、赤ちゃんのお世話は大変ですね。

つらい時は周りに助けを求めつつ、赤ちゃんの成長を待ちましょう。もし気になることがあれば、早めに病院で相談してくださいね。

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