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身近な素材・新聞紙で遊ぼう!新聞紙遊びのメリットは?遊びのアイデアは?

      2017/11/24

身近にある新聞紙を使っての遊びは、幼稚園や保育園などの保育現場でよく取り入れられ、子どもに親しまれています。コストパフォーマンスに優れ、雨の日や冬の寒い日でも室内で楽しめる遊びとして、子育て教室などでも紹介される手軽で楽しい遊びのひとつです。

新聞紙を使ってどんな遊びができるのか、いくつかご紹介します。

新聞紙の特徴

身近にある素材

インターネットの普及によって新聞を読む人は減ってはいるものの、好んで新聞を読む人も多く、新聞紙は今でも身近にあるものです。保管しておく書物ではないので、読み終えた後も新聞紙遊びで『再利用』して使い切るのも『リサイクル』ですよね。

薄くてやわらかい

軽くて薄い新聞紙の紙質は、まだ指先の機能が発達していない乳幼児が扱うのに適しています。紙の目に沿うと簡単に引き裂くことができます。比較的柔らかい紙質なので、小さい手でもくしゃくしゃっと丸めることも簡単です。

大きい紙面

お絵かきや折り紙で使う紙とは違い、新聞紙はとても大きな紙です。広げると子どもが隠れてしまう大きさです。この大きさを活かして新聞紙を使った遊びを楽しむことができます。

新聞紙遊びで子どもが学ぶこと6つ

1.手先の機能の発達

生まれてから1歳の誕生日を迎えるまでの1年間の成長・発達は目覚ましいものがあります。手先の機能は、「つまむ」ことができるようになる生後7か月頃から急激に発達します。

生後8~9か月になると、親指と人差し指を使ってつまむことができるようになります。ハイハイ期で行動範囲も広がり、好奇心はますます旺盛になります。ティッシュを何枚も箱から引き出すことを楽しむのもこの時期ですね。何度も繰り返して遊ぶことで、指先の機能はさらに発達してどんどん楽しくなっていくのです。

このような『成功体験』は子どもの心を満たし、「もうちょっとやってみたいな」ともう少しチャレンジしてみたい気持ちをかきたてます。『伸び盛り』の子どもには、満足するまで存分に遊びを楽しむ機会を与えてあげましょう。

新聞紙を使った遊びでは、紙を『丸める』ことで手のひらと指を使ったり、『ちぎる親指と人差し指に力を入れたりすることで、手先を十分に動かして機能の発達を促します

手先を動かして遊ぶことは、脳細胞に刺激を与えて脳を活性化させます。新聞紙は、取り入れ方次第で知育玩具にもなる優れものです。

2.好奇心を抱く

身近にある素材、新聞紙。けれども、普段新聞紙を使って遊ぶことは少ないはずです。身近な存在だけど手にすることのない『紙』を使って遊びを始めると、子どもは「なんだろう?」「何をするのかな?」「触ってみたいな」と好奇心を持って取り組んでみようとします。

自ら興味を持ち、進んで取り組む姿勢は、自発性・自主性を育む上でとても大切です。

3.集中力を養う

手先を使う遊びは集中力が必要となります。新聞紙をしっかりと見ながら、丸めたりちぎったりすることで集中力を養っていきます。「できた」という喜びは次への意欲へとつながり、繰り返して楽しみます。うまくできなくてもどかしい経験が続くと、あきらめて中断してしまいがちです。成功に結び付けるためのほんのわずかな援助をして、できる喜びを体験させてあげましょう。

4.創造力を養う

一枚の新聞紙に少し手を加えることで、細かい紙吹雪になったり、ボールになったりと形を変えて遊ぶことができます。小さいころに新聞紙を使った様々なあそびをすることで、一枚の紙でもいろいろな可能性があることを経験します。少し大きくなると、生活体験をもとに遊びの中に様々な工夫を取り入れることができるようになります。工夫して遊ぶ体験は、創造する力のもとになります。

5.開放感を味わってのびのびと遊ぶ

紙を取り入れた遊びは、指先を使って静かに遊ぶことが多いですが、新聞紙を使うと大胆にのびのびと遊ぶこともできます。丸めたりちぎったり、引き裂いたりした新聞紙をビニールプールに入れて、新聞紙プールを作ると、室内でも大胆に遊べます。全身を新聞紙に囲まれて遊ぶ楽しさに心も解放されて、あふれるエネルギーを存分に発散させることができます。

6.周りにいる人と一緒に遊ぶ楽しさを味わう

周りの大人(親や保育者など)の援助を受けながら、新聞紙で一緒に遊ぶことで、子どもは楽しさや喜びを共有し、人と関わって過ごすことの心地よさを経験します。人と人との関係が希薄になりつつ時代だからこそ、幼い頃から人と一緒に遊ぶ楽しさを味わう経験を十分にしてほしいですね。

一人遊びができるようになることも大きな成長ですが、身近な素材で楽しさを共有する経験も大切です。人とのかかわり方を学ぶ基礎となります。

新聞紙遊びのアイデア

ちぎってばらまいて、大胆に遊ぶ

  1. 新聞紙をちぎったり裂いたりして、細かくする。
  2. ビニールプールなどに細かくした新聞紙を入れる。
  3. 新聞紙を紙吹雪のようにしたり、埋もれたりして大胆に遊ぶ。

新聞紙のプールに子どもは興奮して大胆に遊びます。十分に広いところで安全に遊べるように配慮してあげましょう。ビニールピールがない場合は、段ボールを使って柵を作ると、新聞紙が部屋中に広がることなく、あと片付けが少し楽になります。

丸めて新聞紙ボールをつくる

  1. 新聞紙を丸めてボールをつくる。
  2. ビニールテープやマスキングテープで留めて、ボールの形を整える。
  3. 投げたり転がしたりして、キャッチボールを楽しむ。

※ちぎったり丸めたりして遊んだ後、最後に大きなボールを作ってみても楽しいですね。大きなボールの場合は、新聞紙をビニール袋に入れて作ると簡単です。

玉入れ

  1. 新聞紙でボールを作る。たくさん作る。
  2. 傘を上下逆さまにしてぶら下げる。
  3. ボールを投げて傘に入れる。

※年齢や能力に合わせて傘の高さを調節しましょう。少しずつ難易度を変えていくと、挑戦しようとする意欲をかきたてます。

細長く丸めて剣づくり

  1. 新聞紙のひとつの角から始め、細く長くなるように丸めていく。
  2. 丸め終えた角をテープで留める。
  3. 片方の端を曲げて持ち手を作る。

※4~5歳児に人気の新聞紙遊びです。いかに細く強靭な剣が作れるかが、子どもを夢中にさせるポイントです。

新聞紙ドレス

  1. 新聞紙を体に巻き付けたり、帽子を作ったりする。
  2. 新聞紙で作った『衣装』でドレスアップを楽しむ。

※子どもと大人で一緒に楽しむ活動です。

新聞紙遊びで気を付けること

小さな子どもでも簡単にちぎったり丸めたりすることができ、新聞紙は子どもの手に優しい紙です。新聞紙で遊ぶときに気を付けたいのは、インクが手に移りやすいこと。

保存するための印刷物ではないので、紙もインクも上質のものではありません。そのため、手に取って遊んでいくうちにインクが手について真っ黒になってしまうこともあります。白っぽい色の洋服で新聞紙遊びをすることはお勧めできません。インクが付いても平気な服を着て遊ぶことをおすすめします。

また、新聞紙で遊んだ後はしっかりと手を洗いましょう

新聞紙を口に入れたりすることはないかとの心配があるかもしれません。遊びを楽しむことに目が向けば、新聞紙を口にする暇もなくなります。一緒に楽しく遊べるように働きかけてあげましょう。

もしも口に入れてしまったら、「おいしくないよ」「食べれないよ」と言葉を添えて、清潔な指でかき出してあげましょう。

まとめ

新聞紙という身近な素材で、ハイハイ期の乳児から就学前の幼児まで、幅広い年齢の子どもが楽しめる遊びがたくさんあります。新聞紙は、指先の機能の発達を促す活動から、体を動かして遊ぶ活動までバラエティあふれる遊びが楽しめる優れた素材です。新聞紙を使っていろいろな遊びを楽しんでみてはいかがでしょう?

 - 育児, 遊び