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生後8ヶ月。離乳食が進んできたけど、授乳回数が減らない!完母の授乳回数どうしたらいい?

      2017/06/06

生後8ヶ月。

すでに離乳食をスタートしたベビーの中には、「離乳食もだいぶ進んできた」「1回食から2回食に増えてきた」という方もいますよね。成長面でも、おすわりができるようになったりハイハイやつかまり立ちらしきものをするようになったり、変化の楽しい時期です。

成長が喜ばしい反面、相変わらず授乳回数が減らずこのままでいいのかな?と悩む完母ママもいます。8ヶ月ベビーの授乳回数はどれくらいがちょうどよいのでしょうか。

8ヶ月ベビーの離乳食ってどんな時期?

7・8ヶ月は2回食へと進む時期

生後8ヶ月は、1日1回母乳やミルク以外のものを口にする1回食から少し進んで、1日2回の離乳食となってくる時期です。

厚生労働省の「授乳離乳の支援ガイド」の中で生後7・8ヶ月頃の離乳の目安について以下のように示されています。

離乳を開始して1か月を過ぎた頃から、離乳食は1日2回にしていく。母乳または育児用ミルクは離乳食の後にそれぞれ与え離乳食とは別に母乳は子どもの欲するままに、育児用ミルクは1日に3回程度与える。生後7、8か月頃からは舌でつぶせる固さのものを与える。

引用元:厚生労働省「授乳離乳の支援ガイド」

上記の中から要点となるポイントをいくつか詳しく紹介していきましょう。

離乳を開始して1か月を過ぎた頃から、離乳食は1日2回にしていく

離乳食の開始時期はそれぞれですが、「授乳離乳の支援ガイド」によると生後5・6ヶ月頃が適当とされています。6ヶ月に始めたとすると、ちょうど開始1ヶ月を過ぎ2ヶ月にかかるくらいが生後8ヶ月ごろとなるわけですね。

ではこの2回のタイミングはいつがいいのかなど詳しいことについてこの「授乳離乳の支援ガイド」の中には記述がありませんが、大手ミルクメーカー明治のHPでは8ヶ月ベビーの栄養の目安として以下のように示されています。

画像出典元:株式会社明治 ママと育児の応援サイト「ほほえみクラブ」より

この図によると離乳食は午前10時と午後6時の2回、ミルクは午前6時・午前10時・午後2時・午後6時・午後10時の5回となります。しかし、母乳はミルクと違い1回に何mlなど量がわかりません。完母の場合こんなに授乳間隔が規則的にあくことはなかなかないことです。

では完母の授乳回数はどう考えればいいのでしょうか。

離乳食とは別に母乳は子どもの欲するままに与える

もう一度「授乳離乳の支援ガイド」を見てみましょう。離乳食を与えた後には母乳を与えようという記述にくわえ、「欲するままに」与えるとあります。完母の場合授乳回数にはこれといった目処はなく、離乳食を与えたときに与える他にも赤ちゃんの要求に応じて与えていいのです。

夜間の授乳を含めると10回以上ということもありますね。

ママ自身は頻回授乳でも大丈夫と思っていても、ママ友やじいじばあばなど周囲の人から「母乳あげすぎなんじゃないの?」「乳離れの準備していかないと苦労するよ」などの言葉をかけられ不安に思うこともあります。

そこで自信を持って授乳をしていただくために、第一子を育てる新米ママに多い授乳と離乳のバランスについてのギモンに、「欲するままに」与える授乳を経験した筆者自身の体験を交えお答えします。

8ヶ月ベビーの授乳と離乳バランスのギモンQ&A

Q1:おっぱいばかり飲んで離乳食をあまり食べないけど大丈夫?

はっきり言います。大丈夫です!

厚生労働省の「授乳離乳の支援ガイド」に以下のような文章があります。

食欲を育み、規則的な食事のリズムで生活リズムを整え、食べる楽しさを体験していくことを目標とする。

引用元:厚生労働省「授乳離乳の支援ガイド」

この文章は「離乳食の進め方の目安」という項目の最初に書かれている一文です。

離乳食を進めることが目標ではなく、「食べる楽しさを体験していく」ことが目標なんですね。食べる量が少なかったり偏食があったりしても、まずは規則的なリズムで食事を楽しむことを優先して大丈夫なのです。

Q2:母乳メインだと鉄分不足になると聞いたけど、本当?

生後6ヶ月になると出生時に体に蓄えてきた鉄分がなくなってくるので、離乳食で鉄分を補完しないと「鉄欠乏性貧血」になることがあります。

しかし、母乳が鉄分不足につながるというのは誤りです。むしろ母乳の鉄分は赤ちゃんに吸収されやすいので、しっかり母乳を与えることが鉄分不足を防ぐことに繋がります。

ヒトの母乳に含まれる鉄は乳児によく吸収される。乳児は、母乳中の鉄の50%超を利用できるのに対し、乳児用調製粉乳では12%未満しか利用できないと推定されている。<中略>米国小児科学会(AAP)は、生後6カ月までは完全母乳栄養を推奨している。7~12カ月の乳児では、鉄を強化した離乳食を徐々に始めることによって母乳を補う必要がある 。12カ月になる前に離乳した場合、鉄を強化した乳児用調製粉乳を与える必要がある。

引用元:厚生労働省「総合医療情報発信サイト」

ママ自身が鉄分をしっかりとることも大事です。

鉄分が取れる食事というとレバーや赤身肉がありますが、私は乳腺が非常に詰まりやすい性質で、レバーのような脂肪も多く含む肉類は食べることができませんでした。唯一食べられるのが、脂肪の少ない鶏むね肉だったほどです。

そこで重宝したのが、鶏むね肉のミンチを使った麻婆豆腐や、緑黄色野菜をたっぷり使った具沢山みそ汁などです。麻婆豆腐は豆腐の鉄分プラスたんぱく質が取れます。葉物野菜を刻んで入れれば鉄分・ビタミンも取れますし、みそ汁は野菜の栄養たっぷりです。

味付けをする前に取り分ければ、どちらのメニューも離乳食に使えるので、便利ですよ。

Q3:離乳食は好きでちゃんと食べるけど、1日の授乳が15回以上。多すぎる?

これもはっきり言います。多すぎません!

夜間の授乳が多いと生活リズムがついていないのではないかと心配になりますが、断乳した途端にぐっすり寝るようになるものです。

私の場合はお昼寝も夜も「寝かしつけ=おっぱい」だったので、寝つきの悪いときはずっとおっぱいを吸われながら自分もうとうと昼寝などということが日常茶飯事でした。

離乳食もしっかり食べていて健康なのであれば何も心配する必要はないのです。参考までに長男8ヶ月の頃の1日をご紹介します。

8ヶ月のある日のタイムスケジュール

  • 朝6:30起床 授乳1回目
  • 朝8:00朝食(離乳食) 授乳2回目
  • 朝10:00授乳(3回目)して昼寝1回目
  • 朝11:00昼寝から覚めて授乳(4回目)
  • 昼12:00昼食(離乳食) 授乳(5回目)
  • 午後の散歩
  • 午後15:00授乳(6回目)して昼寝(2回目)
  • 午後17;00起床
  • 午後18:00から風呂。風呂の後授乳(7回目)
  • 午後20:30授乳(8回目)してそのまま就寝。
  • 夜中の授乳3回

合計で11回でした。

Q4:職場復帰を控えているし、ちゃんとおっぱいをやめられるか心配。

卒乳・断乳の時期については悩むものですよね。育休復帰の予定があればなおさら復帰前におっぱいをやめるべきかどうかなど悩みます。

私の場合は1歳3ヶ月でフルタイムの職場に復帰しました。生まれてからずっとおっぱいべったりの長男で、8ヶ月の頃は2回食にはなっていたものの、10回以上の授乳でした。

そんな我が家の職場復帰がどういう状況だったかご紹介しましょう。

1歳3ヶ月の我が家の状況

  • 子どもは5・6歩はなんとか歩くものの、まだ十分に一人歩きできない。
  • おっぱい以外の離乳食もよく食べる。
  • 母乳は非常によく出る。
  • 寝かしつけは添い乳メインで1日に10回以上授乳していた。

断乳しないまま、保育園スタート

おっぱいマッサージを受けていた桶谷式の助産師さんとも相談のうえ、断乳せずに保育園生活スタートしました。

それまでおっぱいで寝ついていたのに急におっぱいがなくなったので、保育園ではなかなかお昼寝せず、先生はずっとおんぶして大変だったようです。それでも夏にはすんなりお昼寝するようになりました。

保育園生活が始まると熱を出したり登園をぐずったり色々ありましたが、それはどんな親子にも起こることです。母乳のせいではありません。

その後、保育園生活が始まって半年が過ぎしっかり一人歩きもできるようになった1歳11ヶ月に、ようやく断乳しました。断乳にまつわるアレコレは話すと長いのですが、それはまた別の機会に。

まとめ

成長の目安は気になりますが、一人一人それぞれです。

離乳食の量や内容も、おっぱいの回数もみんな違っていていいのです。

月齢が進むにつれ、他の子との差や他のママとの差が気になるときもありますが、ママ自身が心地よいと思える育て方を自信を持って実践すれば大丈夫です。離乳食も授乳も、子どもに食べる楽しさを伝えられるよう楽しんで取り組みましょう。

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