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産褥ショーツって何?いつ使うの?何のために必要なの?産褥ショーツにまつわる疑問を徹底解説!

      2018/02/16

妊娠後期に入り、出産に向けて入院準備をする中で、「産褥ショーツ」という聞きなれない言葉を耳にすることがあります。

どこで手に入るのかもわからないですし、何のためのものかもよくわからないので、マタニティショーツや普通のショーツではだめなの?出産入院のためだけに、なんで新しいショーツを用意しなくてはならないの?と疑問に思うことがたくさんあるのではないでしょうか。

今回は、産褥ショーツが一体何なのか、いつ、何のために使うのか、必要な枚数やどこで手に入るのかまで徹底解説します!



産褥ショーツって何?

産褥ショーツとは

産褥ショーツは、その名前の通り、産褥期に使用するショーツのことです。マタニティショーツのように大きめの作りになっている点と、股の部分がマジックテープやスナップボタンで留められている点が特徴です。

産褥期って何?どんな状態なの?

産褥期とは、産後6週間~8週間の時期を指します。お産はお母さんの体にたくさん負担をかけます。産褥期は身の回りのことは最低限にして、身体を休めることをすすめられています。特に出産直後は、以下のような症状があらわれます。

出産直後の症状

  • 悪露と呼ばれる出血が続く
  • 子宮が急速に収縮することによる下腹部痛がある
  • 会陰切開をした場合は、縫合した傷口に痛みが出て座ったり歩いたりができないこともある
  • 骨盤が開いているため、そのままの状態で立ったり歩いたりすると内蔵が下がってしまう

このような症状は、徐々におさまってはきますが、産後数日から、長くて一か月近く続きます。特に出産直後は症状が強いため、一人で立ったり歩いたりするのが難しい状況です。出産直後、入院中は、赤ちゃんのお世話以外はなるべく横になって過ごさざるをえなくなります

産褥ショーツは何のために使うの?

産褥ショーツの目的

産褥ショーツは、出産直後のお母さんの身体への負担を和らげるために使われています。産褥ショーツが活躍する場面としては以下があげられます。

産褥ショーツが活躍する場面

  • 産褥パッドの交換
  • 悪露の状態の確認
  • 診察
  • カテーテル等の処置

悪露の量は個人差がありますが、出産直後は一般的に生理二日目のような大量の出血が続きます。出産直後は、生理用のナプキンよりも厚みや幅のある産褥パッドを使用することになります。膣周辺はなるべく清潔を保つ必要がありますし、出血の量も多いため、頻繁にパッドを交換する必要があります。

産褥パッドの交換の場面だけでなく、定期的に助産師さんが子宮の戻り具合や悪露の量を確認します。産後、入院中は子宮の状態を確認するために複数回内診を行います。お手洗いに行けない場合はカテーテルを付ける処置を施すこともあります。

これらを行う際、いずれもショーツを脱ぐ必要があります。ショーツを脱ぐという動作は、普段は何気なく行っていますが、かがんだり片足に重心をかける、ということが、出産直後のお母さんにとっては身体に負担と痛みをかける、非常にやりにくい動作となるのです。

産褥ショーツを履いていれば、お母さんの体への負担をかけることなく、寝たままで処置をしてもらうことができます。筆者が出産した時も産褥ショーツを使用しました。

特に出産直後、起き上がれなかったときに産褥ショーツを履いていたので、横になったままパッドの交換や子宮・悪露の状態の確認を助産師さんにしてもらえたので、産褥ショーツはとても役にたちました。

普通のショーツや生理用ショーツ、マタニティショーツでは代用できないの?

普通のショーツや生理用ショーツ、マタニティショーツは股の部分が開きませんので、寝たままで様々な処置を必要としている出産直後のお母さんには不向きです。代用は難しいので、産褥ショーツの準備をしたほうが良いでしょう。



産褥ショーツは何枚くらい必要なの?

産褥ショーツの必要枚数は?

産褥ショーツの必要枚数は入院日数によって変わってきます。病院から枚数の指示があればそれに従えばよいですが、一般的に入院日数分用意するよう指示されることが多いです。

ただし、悪露が多い場合は産褥パッドを付けていても、悪露が漏れたりあふれたりすることが考えられます。あまりにも汚れてしまった場合に、産褥ショーツを交換することも考慮して準備しておくと安心です。

筆者は出産時に産褥ショーツを三枚セットで購入していました。病院からも産褥ショーツをもらえたので、自分で用意しなくてはならない枚数は二枚と指示されていましたが、悪露で汚れてしまい、すぐに洗濯もできなかったので、結局三枚をフル活用することになりました。

産褥ショーツははっ水加工をしているものが多いので、汚れは落ちやすくはなっていますが、出産直後にご自身で洗うのは難しいです。ご家族にお願いするのが抵抗がない場合はご家族にお洗濯をお願いしましょう。お洗濯が難しい場合は一、二枚ほど多めに産褥ショーツを用意しておくと安心です。

産褥ショーツはいつまで必要なの?

悪露の量が少なくなってくると生理用ナプキンでもよいですが、悪露の量が多い間は産褥パッドを使用することになります。産褥パッドは厚さも幅もあるため、産褥ショーツ以外のショーツで産褥パッドを付けると違和感があるでしょう。

悪露の量が多い間は、産褥パッドとの相性がいい産褥ショーツの使用をおすすめします。悪露の量が少なくなる時期は個人差がありますが、産後数日~一、二週間は大量の悪露が続く可能性があります。

短期間でショーツを捨てるのはもったいない!

産褥ショーツが大活躍するのは、出産直後から長くて数週間です。短期間しか使っていないのに、すぐに捨ててしまうのはもったいない、と思われる方もいるでしょう。産褥ショーツは、生理用ショーツと同じようにはっ水加工や汚れが落ちやすい加工が施されているものが多いです。

すぐに産褥ショーツを捨てることに抵抗がある方は、生理用ショーツの代用として活用してもよいでしょう。ただし、産褥ショーツは、生理用ショーツよりも股の部分の幅が大きく、股の部分にマジックテープやボタンが付いているため、少し違和感を感じる可能性があります。

産褥ショーツを買う前に要確認!

病院で準備してくれるものを確認しましょう

出産が近づいてくると、分娩予定の病院から出産のための入院で必要となるもののリストが配られます。病院によっては、産褥パッドや産褥ショーツ、洗浄綿等を「入院セット」として病院側が用意してくれることがあります。

中には産褥ショーツは一枚病院側で準備するから、残り三枚は自分で準備してください、など細かい指示を出す病院もあります。

インターネットや本で入院に必要なものを調べて、全て自分で買いそろえてしまうと、実は病院からもらえたので不要だった、ということになりかねません。何を病院側で準備してくれて、何を自分で準備しなくてはならないのかをよく確認してから、必要なものだけを買いそろえるようにしましょう。

病院の売店を確認してみましょう

産褥ショーツが汚れてしまって枚数が足りなくなるのも心配ですが、多く買いすぎてしまって、結局使わずに無駄にしてしまうのももったいないですよね。そのように考えている方は、妊婦健診の合間に病院の売店を確認することをおすすめします。

病院の売店は、一般のコンビニで売られているような食べ物や飲み物、雑誌のほかに、入院生活で必要となりそうなものが多く売られています。お産を扱っている病院であれば、産褥ショーツや産褥パッドもたいてい売られていますので、品ぞろえの有無と、売られている場合は値段をチェックしておきましょう。

値段がそれほど高くなければ、病院から指示された必要最低限の枚数を用意しておいて、足りなくなってしまったら売店に買い足しに行く、という方法も合理的です。



産褥ショーツってどこに売っているの?

ベビー用品店をチェック

入院準備をする中で初めて産褥ショーツのことを知った方は、いったいどこに行けば産褥ショーツが手に入るか不安な方もいるのではないでしょうか。西松屋や赤ちゃん本舗等のベビー用品店は、ベビー用品だけではなくマタニティ用品も扱っていますので、そちらで探してみるのをおすすめします。

ネット通販もおすすめ

近くに取り扱っているお店が見つからない、切迫早産で安静にしていなくてはならない、という方は、インターネット通販で産褥ショーツを探してみましょう。マタニティ用品を扱っている通販サイト等で、三枚組で千円~二千円程度の相場で販売されています。

産褥ショーツは出産直後のお母さんの体型に合わせて大きめに作られています。一般的に、妊娠前に着用していたショーツと同じサイズを選択できるようにサイズ基準を設けている通販サイトが多いです。購入前に各通販サイトのサイズ基準を確認するようにしましょう。

まとめ

産褥ショーツは、寝たままで産褥パッドの交換や診察等の処置をするためのものです。出産直後のお母さんの体の負担を和らげるために必要不可欠なものです。

使用期間は長くはありませんが、出産直後から悪露が落ち着くまでの期間は重宝します。病院が準備をしてくれる場合もありますので、必要な枚数を病院に確認したうえで、準備を進めましょう。

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