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産後に痩せない原因はホルモン?生活習慣?育児しながらお手軽ダイエット方法は?

      2017/06/18

妊娠中に増えた体重をもとに戻したいのになかなか戻らないと悩んでいませんか。産後に痩せないのにはいくつかの原因があります。

今回はその原因をご紹介しますので、痩せないことに悩んでいるママは、一度この記事を読んでみてください。痩せない理由が分かれば対処法も見つかるはず。

産後の育児に追われて自分メンテナンスがなかなかできないママも多いと思うので、家事育児をしながらできる簡単ダイエットの方法もご紹介します。ぜひ参考にしてください。

ホルモンバランスの乱れ

ホルモンバランスが乱れると痩せにくいといわれますが、そのホルモンとはどういうホルモンのことかご存知ですか。

それは「エストロゲン」と「プロゲステロン」という女性ホルモンのことで、どちらも妊娠中に体内で子どもを育てるために必要なホルモンです。これらは妊娠から出産までの間に徐々に増えていき、出産を機に一気に減少していくものです。

これらの女性ホルモンについて、ダイエットという観点から見ていきます。

二つの女性ホルモン
  • エストロゲン
  • プロゲステロン

エストロゲン

別名「痩せるホルモン」ともいわれているこのホルモンには脂肪代謝を促進する働きがあり、このホルモンが多く分泌されると痩せやすい体質になるといわれています。

産後には妊娠中に増えていったエストロゲンが急激に減少して痩せにくい体になっている可能性があります

エストロゲンと脂肪代謝についてはこちらの文献で詳しく書かれていますので興味のある方はご覧ください。

参考URL:エストロゲンと血管 http://jsre.umin.jp/13_18kan/7-review2.pdf

プロゲステロン

こちらは別名「太るホルモン」ともいわれています。

プロゲステロンは妊娠以降出産までの期間を維持するために必要なホルモンなので妊娠期間中は増え続けます。このホルモンが増えると脂肪や水分を溜め込みやすい体になります

産後、このホルモンの減少が緩やかでなかなか減らない場合は、体がむくんだり食欲が増進したりと太りやすい体質になるのです

プロゲステロンの作用についての詳細はこちらに詳しくのっていますので一度ご参照ください。

参考URL:プロゲステロン ルティナス腟錠 100 mg  2.6.1  緒言

生活習慣の乱れ

食生活や睡眠時間などの生活習慣が乱れることが産後に痩せない原因になっている可能性があります。また、生活習慣の乱れがホルモンバランスの乱れを助長している可能性もあります。

痩せない生活習慣とはどういうものなのか、詳しく見ていきましょう。

痩せない生活習慣
  • 不規則な食生活
  • 睡眠不足
  • ストレス過多

不規則な食生活

産後は育児に追われきちんとした食事をとるのが難しいママも多いはず。

子どもが寝ているすきに大急ぎで食事をしたり、食事を作る時間がなくて軽くパンだけで済ませたり、インスタントやお惣菜などに頼ってしまったりと、栄養のある食事を規則正しくとるのは難しいですよね。

食生活が不規則になると、無意識に必要以上のカロリーを摂取してしまったり、栄養不足で体が脂肪を蓄えようと口に入った食料をすべて体内に取り込もうとします。そのためなかなか痩せられない状態になってしまうのです。

睡眠不足

夜中のミルクや夜泣きで産後は慢性的な睡眠不足になります。赤ちゃんのお昼寝時間に一緒に寝ることでトータルの睡眠時間が確保できていたとしても、睡眠時間のバラつきや睡眠不足は痩せにくい体質を作ってしまいます

ストレス過多

最初の書いた通り、産後はホルモンバランスが崩れストレスをためやすい時期でもあります。それに加えて子どもの世話に追われたり、初めての育児で常に不安を抱えていたりと感情の起伏も激しく、ストレスを増長させやすい環境になります。

たまったストレスを解消しようと暴飲暴食してしまうと、当然のことですが体重は増えますよね。いわゆる育児ストレスというものが、産後痩せない一因になっているのです。

二人目以降はなぜ痩せにくいの?

二人目以降は痩せにくいといわれますが、それはなぜでしょうか。実は科学的に根拠があるわけではなく、次のような理由からそういわれています

二人目以降が痩せにくい理由
  • 代謝が悪くなっている
  • 油断している
  • ダイエットどころではない

代謝が悪くなっている

一人目の時よりも年齢を重ねている分、代謝が悪くなっている可能性があります。人は歳とともに代謝力が落ちていくので、一人目に産んだときにしていた運動量と同じだけの運動をしても二人目の時には一人目の時のような体重減少が見られないのです。

油断している

「一人目の時に痩せたし」と油断していませんか。一人目の時には母乳にたくさん栄養をと食事に気を使ったり、支援センターへ行って交流を持つなどこまめに外出したりしていたママは、二人目以降も同じくらいの労力で子育てできていますか。

産後痩せないなぁと思っている人の中には、育児の慣れがあることと上の子の育児もしなければならない忙しさから、二人目の子育てにかける労力自体が減っている場合があります

無意識にそうなってしまっていることが多いので、一人目の時に痩せたのに何で痩せないのかなとママは疑問に思ってしまうのです。

ダイエットどころではない

子どもを二人以上育てるというのは当然のことですが一人だけの時よりもお世話が大変です。そのためダイエットどころではないというママも多いのでは?

以前は気にしていたウエストまわりのお肉にさえ気が回らないほど慌ただしい日々の中では、痩せることに目を向ける時間が持てないというのも、二人目以降は痩せにくいという理由の一つといえるでしょう。

母乳?ミルク?痩せやすさの違いは何?

母乳育児の方が痩せやすいといわれますが、その理由はなんなのでしょう?また、母乳なのに痩せないという方は、なぜ痩せないのでしょう?母乳とミルクについてお話します。

母乳とミルク、それぞれの痩せない理由
  • 母乳で痩せない
  • ミルクで痩せない

母乳で痩せない

月齢差や個人差はありますが、生後半年までの子どもが飲む母乳の量は1日平均700~800mlといわれており、カロリーになおすと完全母乳育児の場合は、母乳だけで1日に約500kcal消費していることになります。

このカロリーはジョギングを1時間半ぐらいした時の消費カロリーとほぼ同じで、母乳をあげただけでこれだけのカロリーが消費できるので、ミルク育児の人よりも痩せやすいのです。

完全母乳なのに痩せない人は、母乳+日常生活で消費すカロリーよりも多くカロリーを摂っているため痩せないと考えられます

ミルクで痩せない

ミルク育児の場合は上記で示した母乳分のカロリーが消費されていないので、母乳育児の人と全く同じ日常生活をしていたとすると、当然消費カロリーは母乳育児の人よりも少なくなり、痩せにくくなります。

その他の原因

上記以外にも、次のような原因が考えられます。

その他の原因
  • 筋肉量の低下
  • 骨盤のゆがみ

筋肉量の低下

妊娠中は激しい運動を避け、胎児に影響がないように極力静かに生活している人がほとんどかと思います。産後も運動を積極的にする余裕もなく育児に追われるでしょうから、妊娠から約1年もの間、筋肉を使うことがほとんど無いわけです。

筋肉量が減ると基礎代謝が減り、脂肪を燃焼する力が弱くなってしまうため痩せにくくなります。ですから産後に妊娠前にしていたのと同じ運動量をしてもなかなか痩せないのです。

骨盤のゆがみ

ダイエット方法の一つとして「骨盤矯正ダイエット」というものを聞いたことはありますか。骨盤のゆがみを直すことで内臓やお肉をただし位置に戻すことで効率的に筋肉を使い痩せやすい体質にするというものです。

出産時に胎児が産道を通って生まれてくるとき、骨盤は大きく開きます。その開いた骨盤を元に戻さなければ骨盤が歪んだままの状態となってしまい、脂肪燃焼効果が悪くなり痩せにくくなるのです。

育児をしながらでもできる簡単ダイエット

産後ダイエットとしておすすめなのは「ながらダイエット」です。

育児をしながら、家事をしながらなど、生活の延長線上で行うダイエットのことです。ここでは簡単な「ながらダイエット」をご紹介しますね。本格的なダイエットをする時間が取れないママでも気軽にできるものばかりなので参考にしてください。

その前に骨盤矯正の方法も載せておきます。

まずは歪んでしまった骨盤を元に戻すことから始めましょう。きちんとした体でなければせっかくダイエットをしても十分な効果が得られません。

ながらダイエット
  • 抱っこスクワット
  • 高い高い
  • 追いかけっこ・ダンス
  • バランスボール
  • 絵本読み聞かせ

抱っこスクワット

子どもを抱っこしながらのスクワットです。スクワットは下半身の主に太ももとお尻の引き締めに効果があります。

おすすめなのは足を大きく開いて行うスクワットです。肩幅よりちょっと広めに足を開き屈伸をする動作で、呼吸法は膝を曲げる時に息を吸って、伸ばす時に吐くというのがポイント。ゆっくりとした動作の方が有酸素運度としても効果的です。

背中が前に倒れないよう、体はまっすぐにして行いましょう。首すわり前の子どもでも横抱きでできるので、子どもの寝かしつけがてらにするのもおすすめですよ。

バランスボール

子どもを抱っこしながら座っているだけでもインナーマッスルを鍛えることができダイエットに効果があります。主にお腹とお尻の引き締めに効果を発揮します。インナーマッスルとは表面にある筋肉ではなく、体の奥深くにある筋肉のことをいい、骨盤や関節の位置を整えたり正しい姿勢を作るために必要な筋肉のことです。

また、抱っこしながらボールに座ってやさしくゆらゆらしていると高確率で子どもは寝ます。なので寝かしつけもできるという一石二鳥のダイエット方法です。

ボールの上でバランスをとることが体幹を鍛えることになるので、激しくゆらゆらする必要はありません。親子で気持ちよく感じる程度でいいですよ。

高い高い

高い高いは二の腕の引き締めに効果的子どもも喜び、ママの二の腕も引き締まるというこれまた一石二鳥のダイエット方法です。

普通の抱っこではどうしても左右の腕の使う筋力に差が出てしまうので、体のバランスが崩れてしまいますが、高い高いは両腕を均等に使える筋トレです。

子どもの成長とともに体重が増えてしんどくなってくるのですが、痩せるためだと思えばちょっとの無理しても頑張れるのではないでしょうか。

高い高いは必ず子どもの首が座ってからにしてください。首すわり前の子どもには大変危険です。

追いかけっこ・ダンス

ハイハイやヨチヨチ歩きができるようになったら、追いかけっこも良い運動になりますよ。

特にハイハイは普段二足歩行をしている大人が使わない筋肉を使うので筋トレに効果的です。腕や肩、股関節などの普段使わない部位を使うことでストレッチにもなります

また、子どもが好きなダンスを一緒に踊るのも良いでしょう。「おかあさんといっしょ」や「いないいないばぁ」のダンスは、一生懸命踊ると大人でもわりと疲れます。

さらに子どもは繰り返しが大好きなので、子どもの要求にこたえて何度も踊りましょう。なかなか良い運動になります。

ママが一緒に踊ると子どもも喜びますよ

絵本読み聞かせ

これはおまけ程度のダイエットなのですが、絵本の読み聞かせの際に口をしっかり動かして読んでみましょう。イメージとしてはアナウンサーの研修の時のような感じです。続けると口角がきゅっと上がり、ほうれい線も薄くなりますよ。

ただし、口の開きに意識が行ってしまうと読み方がたどたどしくなりがちですので、あくまでメインは子どもに読み聞かせることだという点を忘れないようにしてください

まとめ

子どもを産んだ直後から、ママは家事と育児に追われ自分のために使える時間はごくわずかです。産後太った体を元に戻したくても、ダイエットをする時間もとれないし日々の育児に疲れて気力もわかないというママも多いのではないでしょうか。

産後に痩せないのには様々な理由があります。それらを見直して、簡単にできることから無理せず楽しくダイエットをしていきましょう。

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