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高齢出産は流産しやすい?

      2016/03/03

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高齢出産では流産しやすいといわれます。

流産の確率は全妊娠の約15%であるのに対し、高齢出産の場合は約20~25%となり、この数値から見ても明らかに流産しやすいといえるでしょう。

主な原因は「卵子の老化」です。

卵子は胎児の段階で一生分が作られるため、母体と共に卵子も年齢を重ね、質が低下してしまうのです。

そのことを踏まえ、流産についてさらに詳しく見ていきます。

初期流産の主な原因は染色体異常

まず、流産の定義について確認します。
流産の定義・・・・妊娠22週より前に妊娠が終わること

妊娠22週とは、赤ちゃんが母体の外では生きられない週数のことです。

流産の約8割は妊娠12週未満に起こる

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流産の約8割が妊娠12週までに起こっています

これは「初期流産」といい、原因のほとんどが染色体異常です。

卵子の質が低下していると染色体異常が起こりやすくなり、結果流産が増えることになります。

初期流産は、受精をした瞬間に流産となる運命だったともいえ、防ぎようのないことなのです。

母の無理な運動や仕事が原因ではありません。

「後期流産」とは、妊娠12週以降から22週未満に起こる流産をいいます。

後期流産の確率は、全妊娠の約1.5%とされています。

初期流産が赤ちゃんの側の原因で起こることが主であるのに対し、後期流産の原因は母体にあることが主になります。

後期流産の主な原因は、以下の通りです。

  • 子宮筋腫
  • 子宮奇形
  • 子宮頸管無力症
  • 細菌感染(絨毛羊膜炎、細菌性膣症など)
  • 過度な運動
  • ストレス

高齢出産で注意すべきは「子宮筋腫」

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後期流産の主な原因の中に「子宮筋腫」があります。

子宮筋腫は35歳以上の4人に一人があるといわれ、決して珍しいことではありません。

そのため、高齢出産では子宮筋腫のある状態で妊娠する場合が多くあります。

子宮筋腫が流産を引き起こす理由の一つは、妊娠によって女性ホルモンのエストロゲンの分泌が増えることで筋腫が大きくなり、赤ちゃんが子宮内にとどまれなくなってしまうことです。

問題の無い場合も多い

子宮筋腫はほとんどが初期の妊婦健診で発見されます。

子宮筋腫は流産の他、早産、胎位異常、前期破水、常位胎盤早期剥離などの原因にもなるため「子宮筋腫合併妊娠」とされ、ハイリスク妊婦とみなされます。

そのため、医師は子宮筋腫があると分かった時点で妊婦健診等で注意深く経過を見ていきます。

早い段階で診断され、医師による対処が早期から行われることにより、問題なく出産に至る場合も多くあります。

 - 妊活, 高齢出産