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離乳食ってどう進めるの?その時期ごとの特徴は?NG食材はどんなものがある?

      2017/04/27

生後4ヶ月ごろを過ぎたあたりから、多くのママさんたちは離乳食のことを考え出すのではないでしょうか。初めての育児だと、「離乳食」という言葉自体はわかっていても具体的にイメージが付きませんよね。

漠然としたイメージばかりで、量は?作り方は?メニューは?どうやってステップアップしていくの?など、疑問がどんどん出てくると思います。

大人が当たり前に食べているものでも、子供にとっては食べては命にかかわるものもあったり、アレルギーの心配などもあるため、離乳食は正しい知識をもって慎重に進めていかなければなりません。

今回は、離乳食を始めるにあたっての全体的な流れを各ステップごとに詳しく説明させていただきます。大まかな流れを頭に入れて、計画的に進めていくようにしましょう。

離乳食は大きく分けて4期

離乳食は、大きく分けて初期・中期・後期・完了期の4期間に分かれます。この時期それぞれに合った食材や料理の仕方をして進めていくことが大人と同じ料理を食べられるようになるためのポイントです。

大まかなそれぞれの時期の特徴を紹介します。

1.離乳食初期:生後5~6ヶ月ごろ(ごっくん期)

離乳食初期は、まず食べることに慣れていく必要があります。今まで母乳やミルクしか口に入れたことがなかった赤ちゃんですから、いきなり食べ物が入ってきたら戸惑うのは当然です。

なかなかスプーンを口に入れてくれない赤ちゃんもいますが焦らずゆっくり赤ちゃんのペースで見守っていきましょう。

この時期はまだほとんどが母乳やミルクからの栄養で育ちますから、食べてくれなくても成長を心配する必要はありませんので安心して下さい

離乳食初期の進め方のポイント

  • スプーンを口に入れることに慣れさせる
  • ごっくんと丸呑みできることを目標に食べさせる
  • 食事に嫌なイメージを与えない

2.離乳食中期:生後7~8ヶ月ごろ(もぐもぐ期)

このころになると、離乳食自体にはだいぶ慣れてくるころです。自分から口をあーんと開けて、ご飯を受け入れてくれるようになる赤ちゃんが多くなります。

歯が生え始める赤ちゃんもいますが、生えているといっても下の前歯だけということがほとんどのため、メインは歯茎でもぐもぐすることです

離乳食中期の進め方のポイント

  • ママが見本を見せたりしてあげて、歯茎でもぐもぐすることを教える
  • 自分で口を動かして、自分で小さくしてから食べるということを覚えてもらう

3.離乳食後期:生後9~11ヶ月ごろ(カミカミ期)

このころになると、食べることが習慣づいてきて離乳食の終わりが見えてくるころです。指でぶにゅっとつぶせるバナナくらいの固さの食材を生えたての歯や歯茎を使って食べます。

食べることに慣れた赤ちゃんは、自分で食べたいという願望が強くなってきて、手づかみ食べやスプーンを奪おうとするしぐさも見られるようになります

また、このころになると栄養のほとんどを離乳食から摂取することになりますから、食材や栄養素をしっかりと意識して献立を作りましょう

離乳食後期の進め方のポイント

  • 自分で食べたいようなしぐさを見せたら、ある程度は自分でやらせてあげる
  • 栄養素を考えたバランスの良い食事を心がける

4.離乳食完了期:1歳~1歳6ヶ月ごろ(パクパク期)

このころは、離乳食の卒業の時期です。離乳食完了期というのは、幼児食を始める時期という意味です。白ごはんも大人と同じものを食べられるようになりますよ

基本的にこの時期まで来たら、大人とほぼ同じものを食べるようになりますから、ごはんを作るのもとても楽になります。

味付けだけは、大人向けの濃い味付けではいけませんので味をつける前にお子さんの分だけ取り分けてあげるようにするといいでしょう。

離乳食完了期の進め方のポイント

  • 大人と同じ食事をすることが出来るようになる
  • 赤ちゃんの味覚が発達し、好き嫌いが出てくるため食べムラなども出てきますので調理方法や味付けを工夫してみましょう

離乳食を始めるサインは?

生後5ヶ月を迎えたら、「そろそろ離乳食かな?」と思いながらも、赤ちゃんのゴーサインが分からないというママの声もよく耳にします。

以下のようなしぐさが現れたら、離乳食を始めるきっかけにしましょう。

離乳食スタートのサイン

  • 首・腰が据わっている(腰は完全でなくても、支えていれば座れる状態)
  • 大人の食事を見て、口を動かすしぐさをしている
  • よだれの量が増えてきた
  • スプーンを口に入れてみて、舌で反射的に押し出さない

このようなしぐさが見られたら、赤ちゃんの離乳食を始めるサインです。ですが、初めての離乳食となるとママも緊張しますよね。慌てなくても、ママの準備ができてからゆっくりゆとりをもって始めてみましょう

離乳食を始める際のママの準備

  • 食器や食材、調理用品の調達
  • 離乳食についての理解
  • 育児への心のゆとり

離乳食の時期になった!と慌てて始めなくても、これらをしっかりと計画的に準備して、「今日だ!」という日に始めてみるようにしましょう。

離乳食を与える際の注意点

離乳食で与えるには、いくつか必ず守らなければならない注意点があります。以下にまとめましたので覚えておきましょう。

1.赤ちゃんNG食材を知っておく

大人は普通に食べられても、赤ちゃんは食べてはいけないものがあります。食材によって、時期が来たら赤ちゃんでもOKなものとそうでないものがありますので、その都度確認するようにしましょう。

はちみつに含まれるボツリヌス菌など、食材に潜む菌の影響で生命の危機にさらされる場合もありますからしっかりと注意しましょう

赤ちゃんNG食材と時期目安

離乳食初期 離乳食中期 離乳食後期 離乳食完了期
はちみつ
青魚
お刺身
貝類
エビ・カニ・イカ
大豆
ピーナッツ
ハム・ソーセージ
かまぼこ・ちくわ・はんぺん

参考文献:初めての離乳食

これらは、大人の目線から見て「子供の成長に良さそう」「子供が好きそう」であるけれど、実はNGな食材というものを中心にピックアップして紹介しています。

NG食材は決してこれだけではありませんので、初めての食材を使うときには必ず食べさせて良い食材なのか確認してから与えるようにしましょう。

2.アレルギーが出やすい食材は慎重に

中には、珍しい食材でアレルギー反応が出てしまうことももちろんありますが、アレルギーが出やすい食材というのもあります。

アレルギーが特に出やすい食材

  • たまご
  • 小麦粉
  • 牛乳
  • 蕎麦
  • 大豆
  • キウイ

これらも、代表的なものを紹介していますが決してこれらの食材以外ならアレルギー反応が出ないというわけではありません。アレルギー反応はすべての食材に出る可能性はあります。

初めての食材は必ず1口ずつから始めるようにしましょう。

3.離乳食を与える時間に注意

万が一、のどに詰まらせてしまったりアレルギーを起こしてしまったりといったことがあった場合に、すぐに病院に駆け込めるように離乳食の時間にも工夫をしましょう

離乳食を与える時間帯を決めるポイント

  • 病院が開いている曜日・時間かどうか
  • 赤ちゃんの機嫌や体調がいいかどうか

新しい食材を与えるときは特にアレルギーが心配ですから、しっかりと確認し万が一の時にすぐに連絡できるようにしておきましょう。

時期ごとの離乳食お困りごと

離乳食の時期というのは、生後5ヶ月~1歳過ぎまでという長い期間があります。

各時期ごとによくあるお困りごとが出てきますので、その内容と対処法を紹介させていただきます。

1.離乳食初期のお困りごと

よくある事例

  • スプーンを嫌がって吐き出す
  • 椅子に座ると嫌がる、泣き出す

離乳食初期の段階は、食べなくても母乳やミルクで十分栄養を摂れています。離乳食初期の時点でこのような症状がある時は、まず食事の体勢に慣れさせてあげることが大切です。

椅子が嫌であれば、最初はお母さんのお膝に座らせてあげて、食べても構いません

2.離乳食中期のお困りごと

よくある事例

  • 出汁を使ったものを好むなど、好き嫌いが出てくる
  • 日によって食べる量にばらつきがある
  • 食器の中にグチャっと手を突っ込む

食事をする習慣にも慣れてきたため、このような行動が出てくるようになります。

基本的に、ごはんや食器も赤ちゃんにとっては研究材料ですから、ある程度の時間は好きにさせてあげましょう

あんまり食べてくれない日があっても、それが毎日ずっと続くようでなければさほど心配はいりません。

3.離乳食後期のお困りごと

よくある事例

  • 手づかみ食べが激しく、食べ終わった後は激しく散らかっている
  • 1日3回ともなると、メニューを考えるのが難しく感じる

手づかみ食べは赤ちゃんにとって「自分で食べたい」という成長の証として、うれしい反面、食べ終わった後のテーブルの上や床の上を見るとがっくりしてしまいます。

予め新聞紙やレジャーシートなどを敷いて掃除をしやすくしておくのをおすすめします

また、野菜スティックなどで赤ちゃんが握りつぶしたり投げたりしても汚れにくいものを取り入れるのもいいでしょう。

メニューを考えるのが難しい場合は、市販のベビーフードを試すのもいいですし、ベビーフードを見てレシピの参考にするのもおすすめです。

初めての離乳食、こんな時はどうしたらいい?

初めて離乳食を上げるときは、たくさん悩み事が出てくるかと思います。よくある悩みや赤ちゃんの行動について紹介させていただきます。

1.赤ちゃんがえづいてしまう

離乳食をあげていると、赤ちゃんが「おえっ」とえづいてしまうことがあります。その場合は、以下のような原因が考えられますので、参考にしてみてください。

赤ちゃんがえづくときに考えられる原因

  • 一口の量が多い
  • パサパサしていて飲み込みづらい
  • 海苔や野菜の葉が張り付いている
  • 食材が固いまたは大きい
  • 進めるペースが速い

2.スプーンを口に運ぶと嫌がる

スプーンを口に運ぶと嫌がる赤ちゃんもいます。その場合は、以下の原因が考えられます。

赤ちゃんがスプーンを嫌がるときに考えられる原因

  • スプーンが好みでない(金属で冷たい、木製で分厚いなど)
  • 自分で食べてみたいという願望がある
  • まだお口に残っている

3.ご飯を食べることに集中できない

離乳食を食べるときは、食器や食事用の椅子などいつもと違うものが置かれていることが多いため、ご飯を食べることだけに集中することが出来ないこともあります。

ご飯を食べることに集中できないときに考えられる原因

  • 周りに玩具などが置いてある
  • テレビがついている
  • 周りが騒がしい(ほかの家族が動き回っているなど)

離乳食を食べてくれても焦らない!食べる喜びを知ってもらおう!

離乳食のスタートは、育児が初めてのママにとっては一大イベントですよね。それが故に、ちょっとしたことで悩んだりイライラしてしまうこともあるかもしれませんが、決して焦らなくて大丈夫です

離乳食の初期の段階は特に、食べる喜びや食卓を囲む楽しさを学ぶ場でもありますから、ママがイライラしていては逆効果になってしまいます。

あまり食べてくれなくても、遊び食べが激しくても、「研究熱心な子だ」と思えるくらいの大きな気持ちで見守っていきましょう

たまにはパパに食べさせてもらうなどをして、ママも無理をしないようにしてくださいね。

 

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