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離乳食の3回食はいつから?3回の生活リズムを作る方法

      2019/02/22

赤ちゃんが離乳食の2回食に慣れてくると、いよいよ3回食に進みます。ママの離乳食作りも慣れてきたのではないでしょうか?ところが、3回食は1回食から2回食に増やす時よりも、与えるタイミングに注意が必要になってきます

私も子供が2人いて、離乳食を作った事がありますが、3回食になると生活のリズムも2回食の時とは変わってきます。いつから3回食を開始すればよいのか、1日の中でどのように進めていけばよいのか、まとめてみました。

上手にタイミングをみて、規則正しい生活リズムを作るようにしましょう。


離乳食の3回食はいつから始める?目安はコレだ!

厚生労働省は離乳の進行に関して、以下のように述べています。

生後9か月ころから、離乳食は1日3回にし、歯ぐきでつぶせる固さのものを与える。

引用元:授乳・離乳の支援ガイド 離乳編より

しかし、実はこの「授乳・離乳の支援ガイド」は2007年に作られたものなのです。したがって、今の母子手帳には「子どもの発育・発達の状況にあわせて離乳食をすすめましょう。」と書かれています。

では、どのような段階になれば3回食を始めて良いのでしょうか。3回食を始める目安を調べたところ、4つの目安があることがわかりました。

  1. 食べ物を「もぐもぐ」と食べられる
  2. 生後9ヶ月を経過している
  3. 一定の量を食べられている
  4. 食事を楽しんでいる

1.食べ物を「もぐもぐ」と食べられる

モグモグして食べるとは、豆腐程度の柔らかさの物を舌を使ってつぶして食べるということです。3回食に入るころには、カミカミ(歯ぐきを使って食べ物をつぶす)練習をしていくようすすめられています。したがって、カミカミの前段階のモグモグができている必要があります。

豆腐ぐらいのかたさに慣れ「もぐもぐ」と口を動かし、飲み込むことが出来るようになったら2回食の食事に慣れてきた証拠です。ママは3回食の準備を始めましょう。

2.生後9ヶ月を経過している

生後9ヶ月以降の赤ちゃんは、栄養の60~70%を離乳食から取れるようになってきます。母乳やミルクからの栄養では足りなくなります。その為、3回食し食べる量を増やし、様々な栄養を取り入れることが大切になります。

3回食にすることにより、乳児にとって1日に必要とするエネルギーの約60%を離乳食から摂取するようになる

引用元:新潟県小児科医会HP・子育て支援・離乳食の進め方

3.一定の量を食べられている

一定量の目安として「子ども茶碗の半分」がよく挙げられています。しかし、以下のような疑問が起きませんか?

子ども茶碗の半分という目安に対する疑問

  • 子ども茶碗の半分って具体的には何gなのか。
  • 1回の離乳食の全部を合わせて「子ども茶碗の半分」をクリアしていれば良いのか。

結論から述べますと、子ども茶碗の半分は50~80gとみなされています。また、50~80gは離乳食中期のお粥の目安量と同じですので、全部の離乳食の量ではなく、お粥(主食)が子ども茶碗の半分をクリアしていれば良いということになります。

しかし、食パンやうどん、じゃがいもなど食材によって主食の目安量は違います。さらに、赤ちゃんによって離乳食の適量も違います。また、気分が乗らない時や他のことに集中している時は、赤ちゃんは離乳食を食べない時があります。したがって、3回食に移る量の目安とは以下の状態を指します。

3回食に移る量の目安

  • 離乳食を食べる量がほぼ一定している。
  • 離乳食を食べない日より食べる日が多い
  • 1日2回の離乳食に慣れている

上記の点をクリアしていれば、一定量を食べているとみなして良いでしょう。

4.食事を楽しんでいる

離乳食の目的の中には、食べる楽しさを体験するという目的もあります。したがって、食事を楽しんでいるかどうかも目安に入ります。

しかし、赤ちゃんの反応は人それぞれですので、以下の様子を参考に判断しましょう。

離乳食の時を赤ちゃんが楽しんでいる状態とは

  • 離乳食を見るとニコニコする。
  • 離乳食の時間中、機嫌が良い。(ただし、機嫌が良いことと離乳食を食べることは必ずしも同じではない。)
  • 食べ物をじっと見つめる。
  • 食べ物やスプーンに手を伸ばそうとする。

赤ちゃんの気持ちはママが1番わかります。反応は違えどその子が楽しんでいるなとわかれば、食事を楽しんでいるとみなして構いません。3回食を始める目安が当てはまれば、3回目の離乳食をどの時間帯にあげれば良いのかが気になりますよね。次は、3回食を与える時間について確認しましょう。

 

離乳食の3回食の進め方と生活リズム

離乳食の3回食の進め方は、生活リズムがとても大切になってきます。どのように進めて行けばよいのでしょうか?

基本的な3回食の進め方

  1. 早朝や深夜を避け、食事と食事の間が3~4時間あくようにする
  2. 食べ物のかたさはバナナぐらいを目安にする
  3. 薄味を基本にメニューがマンネリしないようにする
  4. 手づかみ食べができるようなメニューを用意する

1.早朝や深夜をさけ、食事と食事の間が3~4時間あくようにする

成長と共に、家族と一緒に食事を取れるようになってきますが、生活リズムが整っていないうちは、早朝や深夜をさけ、ママが余裕を持ってあげられる時間で進めてみましょう。また、食事と食事の間を3~4時間あけるようにしましょう。

お昼寝のタイミングをつかむことがカギ(体験談)

初めのうちは、午前10時、午後2時、午後6時という、離乳食のマニュアル本通りの進め方をしていました。しかし、午後2時や午後6時の食事の時間に寝てしまうことが多く悩みでした。そこで時間を午前8時、午後12時、午後5時に変えてみました。

午後12時の2回目の食事は眠気があっても食べ切る事ができました。そして、食後にすぐにお昼寝してくれるので、食べたい気持ちも眠気も満たすことができました。大人と同じ食事時間の方が我が家には合いましたね。

2.食べ物のかたさはバナナぐらいを目安にする

少しずつかたいものを食べられるようにしていきます。絹豆腐ぐらいのかたさから、バナナぐらいのかたさを目安にしましょう。初めのうちは、一品だけバナナぐらいのかたさの食べ物を用意し、少しずつバリエーションを増やしていきましょう。

食べ方のが変わる

バナナぐらいのかたさのものが食べられるといことは、歯ぐきで「カミカミ」できるようになっているという事です。2回食の時よりも複雑な動きができて来ます。

前歯を使って食べる練習

生後8ヶ月くらいから、前歯が生えてきます。まだ赤ちゃんは上手に使うことができませんが、上下2本ずつ生えてきたら、前歯で噛み切り一口分の量を知ることも食べ方の練習です。バナナぐらいのかたさのもので練習してみてはいかがでしょうか?

3.薄味を基本にメニューがマンネリしないようにする

薄味を基本にしながらも、いつもと同じ味にならないように、いろいろな味を試しましょう。大人の食事の他に1日3回の離乳食を用意するのは大変なので、大人の食事からの「取り分け」を活用しましょう。また、食べられる食材も増えるので、食材も少しずつ増やしてみましょう。

取り分け離乳食を活用する

3回食の時期は、食べられる食材も増え、バナナぐらいのかたさの食べ物も食べれるので、大人の食事を作っている時に一緒に離乳食を作る「取り分け離乳食」が便利です。大人の料理の味付けをする前に取り分けひと手間加える工夫をしましょう。

9ヶ月頃から食べられる食材
  • 卵白
  • 豚肉(脂肪の少ないヒレ・モモ)
  • 牛肉の赤身
  • 青背魚(あじ、さば、さんま)

食物アレルギーに十分注意し、初めてのときは小さじ1さじから開始する。特に、卵白はアレルギーが出やすい食材なので十分に注意しましょう。

5歳以下では、食物アレルギーの原因食物が鶏卵である割合は最も多いです。0歳では、原因食物は鶏卵(62%)、牛乳(20%)、小麦(7%)であります。

引用元:https://www.ishamachi.com/?p=24477

4.手づかみ食べができるようなメニューを用意する

離乳食の2回食の後半くらいから、食べ物、スプーンやフォークに興味がでてくる赤ちゃんが増えてきます。離乳食は大人の介助が必要ですが、赤ちゃんが自分で手づかみして食べる「手づかみ食べ」ができるメニューを用意しましょう。

また、赤ちゃんがてづかみ食べをしている時も、必ずママは傍にいてお手伝いしましょう。

参考:離乳食の手づかみ食べはどのように始めたらよいの?汚れ防止グッズを使いどんどんさせよう!

離乳食の3回食で生活リズムを整える

それまでは、赤ちゃんの様子を見ながら進めていた離乳食も、朝昼晩と食事をすることで自然に生活リズムが整ってきます。毎日、同じ時間に離乳食を食べると、決まった時間に起床、お昼寝、就寝をすることができるのです。

 

2回食から3回食へストレスなく移行する3つのコツ

fc9128a8076a35f74f39a3b49610b2f1_s9ヶ月の赤ちゃんを持つママの多くは、「大人の料理と離乳食づくりの両立ができるか」「食べこぼし散らかし食べにどう対応すれば良いか」という悩みを持ちます。

また、9ヶ月ごろになるとカミカミ期に入る赤ちゃんが多くなります。したがって、カミカミ期にふさわしい食べさせ方も意識する必要があります。

9ヶ月の離乳食を進める為のいろんなコツがありますが、ここでは「大人の食事づくりとの両立」「食べこぼしの対策」「カミカミ期の食べさせ方」に絞ったコツをお伝えしますね。

1.大人のメニューから取り分ける

大人の料理と離乳食を両立させるためによくなされる方法がこの「大人のメニューから取り分ける」です。具体的にどのようにできるか、まとめました。

肉じゃが・カレー・味噌汁を作った時の取り分け方

  1. 味付けをする前までの手順は、大人の料理用に作る。
  2. 味付けをする段階で、材料の一部を取り分ける。
  3. 取り分けた材料を、赤ちゃんが食べやすい大きさに刻む。

肉じゃがやカレー、味噌汁に限らず最後に味付けをする料理は、上記の方法で取り分けることができますよ。

焼き魚などを作った時の取り分け方

  1. グリルやオーブンなど、油を使わない方法で魚を焼く。
  2. 魚に十分火が通ったら、一部を取り分ける。
  3. 焦げた部分は取り除く。
  4. お湯にくぐらせて、余分な塩分や油分を取る
  5. 赤ちゃんが食べやすい大きさに刻む。
  6. 赤ちゃんが食べやすいように水溶き片栗粉でとろみをつける。

9ヶ月になると食べられるお肉も増えますから、上記の方法を取れば焼いたお肉をあげることもできますね。

2.手づかみ食べに備える

赤ちゃんが自分で食べられるようになる為に、手づかみ食べの練習は必要です。ただ、そうは言っても食べこぼしや食べ散らかしをされると、辛いですよね。食べこぼしや食べ散らかしの片付け・掃除の負担を減らす為に、以下のことができます。

手づかみ食べ対策

  • 手や顔などが汚れた時に備えて、お手拭きを用意しておく。
  • お手拭きでは取りにくい場合は、フィンガーボウルを準備しておく。
  • ひざまでの大きさのエプロン、またはスモッグを着せる。(汁物をこぼしたときに備えて防水タイプのものだと尚良い。)
  • 床やテーブルに食べ物を落とした時に備えて、新聞紙ビニールシートを敷いておく。
  • お焼きやスティック状のゆで野菜など、手づかみ用のメニューを用意しておく。
  • ママも触られて汚れる可能性があるので、エプロンなど汚れてもいい服装で離乳食を与える。

最初から上手に食べられる赤ちゃんはいません。したがって、食べこぼしや食べ散らかしをしても怒ったりせずに、事前に対策を立てて、赤ちゃんにたくさん手づかみの練習をさせましょう。

3.カミカミの練習をしておく

カミカミ期の離乳食の大きさや固さの目安は以下の通りです。

カミカミ期の離乳食の大きさ・固さ

  • 大きさ…5~7mm
  • 固さ…歯ぐきでつぶせる固さ(スプーンの背でつぶせる固さ)

噛みつぶしにくい魚や肉、葉野菜などは、モグモグ期の3~5mmの大きさを目安にしましょう。また、大きさや固さは赤ちゃんの発達状況に合わせて変えてください。赤ちゃんがカミカミできているかどうかは、以下の点を確認するとわかります。

カミカミしている時の様子

  • 口がもぐもぐ動いている。
  • 唇や頬がねじれるように動く。

赤ちゃんは舌と上くちびるでつぶせないことがわかると、頬の筋肉や舌を動かして奥の歯ぐきですりつぶそうとします。そのため、口がもぐもぐ動いたり、唇や頬がねじれるような動きになったりします。

カミカミしている様子が見られない場合は、豆腐くらいの固さや3~5mmの大きさで様子を見ましょう。

3回食を進める時の食事内容

577832dc7468f458386ab3e2eefb8a59_s3回食の栄養バランスを考える場合、1回の食事の量や食材、ミルクとのバランス、気を付けて摂りたい栄養素などを知っておく必要があります。

1回の離乳食の目安量

9ヶ月または3回食に入るころの1回の目安量は以下の通りです。

1回の離乳食の目安量

  • 全粥(5倍粥)…90g(軟飯なら80g
  • 野菜・果物…30~40g
  • 魚・肉…15g(豆腐なら45g 卵なら全卵1/2個 乳製品なら80g

軟飯とは米1:水2~3の割合で炊いたご飯のことです。野菜や果物を複数の種類使う時は、合わせて30~40gにします。同様に、魚や肉、豆腐なども複数の種類を1回の離乳食で与える場合は、それぞれの目安量を減らします。例えば、魚と豆腐を与える場合は、魚7~8g、豆腐22~23gといった具合です。

上記の量はあくまで目安で、赤ちゃんによって適量は違います。赤ちゃんが食べたい量だけ与えて、後はミルクや母乳で補いましょう

1回の離乳食で気を付けることは、炭水化物(お粥など)、タンパク質(魚や肉など)、ミネラル・ビタミン(野菜・果物など)を目安量を参考にバランスよく摂ることです。

食べられない食材

離乳食後期に入ると食べられる食材もだいぶ増えます。しかし、まだ食べられない食材もあるので確認しましょう。

主食の食べられない食材

  • もち
  • 玄米
  • そば
  • 中華麺
  • 菓子パン
  • クロワッサン など

飲み込みにくい食材油分・糖分の多い食材はまだ食べられません。

魚介類で食べられない食材

  • めかじき
  • ぶり
  • さわら
  • いわし
  • 貝類
  • いか
  • えび
  • かに
  • かまぼこなど魚介加工品
  • ししゃも
  • 干物 など

骨が多かったり、嚙み切りにくかったり、塩分の多い食材は控えましょう。

肉類で食べられない食材

  • 鶏もも肉
  • 豚肉(もも肉・ひれ肉・バラ肉)
  • 牛肉(もも肉・切り落とし)
  • 合いびき肉
  • ベーコン、ハムなどの加工品 など

脂肪や塩分の高い食材は、まだ食べられません。

豆類で食べられない食材

  • 枝豆
  • おから
  • 湯葉
  • 油揚げ
  • 大豆 など

ただし、油揚げや大豆は少量なら与えることができるとしている所もあります。

野菜・果物で食べられない食材

  • たけのこ
  • セロリ
  • マンゴー など

食物繊維が多い野菜や、アレルギーを引き起こす可能性がある果物は避けましょう。

その他の食材

  • はちみつ
  • ナッツ類
  • カレー粉
  • 刺身などの生もの など

はちみつはボツリヌス菌による中毒の心配がある為、1歳を過ぎてから与えます。また、ナッツ類はショック反応が出る可能性がある為、避けます。

他にも、消化に悪い物や刺激の強い物は、赤ちゃんにふさわしくありません。

離乳食とミルクのバランス

3回食時のミルクと離乳食のバランスは以下の様になっています。

3回食の頃のミルクと離乳食の食事バランス

  • ミルク・・・30~40%
  • 離乳食・・・60~70%

したがって、3回食が進むころには、1日のミルクの総量は500mlが目安となっています。また、母乳の場合は、欲しがるだけ与えるようすすめられています。

鉄分不足に注意

9ヶ月以降になると体内の貯蔵鉄が減少し、鉄分が不足する赤ちゃんが多くなります。したがって、以下の対策を取る必要があります。

鉄分不足にならない為に

  • 赤身の魚や肉、レバーを与える。
  • フォローアップミルクを与える。

カツオマグロなどの赤身の魚を与えましょう。は脂肪の所は避け、赤身の部分を与えると良いですね。レバーは鉄分が豊富でおすすめです。レバーを料理にあまり使わない方は、ベビーフードを活用してみてはいかがでしょうか。

フォローアップミルクを、補助的に使うこともできます。しかし、フォローアップミルクとは何でしょうか?普通の粉ミルクとは違うのでしょうか?次は、フォローアップミルクについて確認しましょう。

まとめ

離乳食の3回食は、食事の回数が食べる量が増えるだけではなく、生活リズムを整える働きがあります。規則正しい生活を身につけける第一歩としても、離乳食の3回食は大切なのです。とはいえ、成長には個人差があります。

とはいえ、9ヶ月になったからといって、いきなり3回食をはじめる必要はありません。赤ちゃんの食べ方、様子をきちんと把握してゆっくり楽しく進めましょう。

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