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離乳食のだしはどのようなものを使ったらよいのか?手軽で美味しいだしのとり方

   

ママが普段、自分の食事を作る時に使っている「だし」はどのようなものですか?昆布やかつおなどの天然の食材を使っていますか?それとも、だしの素ですか?様々なだしがありますが、離乳食に適しているものはどのようなものなのでしょう?

また、赤ちゃんのお世話で忙しいママでも、手軽で美味しいだしのとり方が実はあります。美味しいだしは赤ちゃんの味覚を鍛え健やかな体を作るためにとても大切です。私は現在9歳と4歳の子供がいますが、食事を通してだしの大切さを痛感しています。

離乳食に適しているだしと適した時期、手軽で美味しいだしのとり方をまとめてみました。

離乳食のだしに市販のだしの素は使えないの?

便利で使いやすい市販のだしの素ですが、離乳食に使うことができるのでしょうか?市販のだしの素は塩分が多く、まだ消化器官が未発達な赤ちゃんには適していません

離乳食用のだしの素とはどのようなもの?

市販されているだしで「赤ちゃん用のだし」というものがあります。人工的に作られたうま味である「化学調味料」が含まれていない無添加で、赤ちゃんの体の発達に合わせただしの素なので、安全です。

しかし、無添加で赤ちゃんの体に合わせると言っても、厳密に言うと「国の基準で決められている化学調味料や添加物が入っていない」というだけで、全く人工的なものが入っていないかというと違います。

離乳食用のだしの素の商品

ピジョン ベビーフード かんたん粉末 和風だし

和光堂 たっぷり手作り応援 和風だし

離乳食用のだしの素の良いところ
  • 簡単に使いたい分量のだしをとることができる
  • 使いやすい
  • 薄味のだしなので安心
  • 時間のないときに便利
離乳食用のだしの素の心配なところ
  • 人工的な食品が含まれている こちらの商品の場合は「デキストリン」が気になります。デキストリンはじゃがいもやトウモロコシから作られる食物由来の成分です。
  • 薄味が基本の離乳食で食塩が含まれているので心配
  • 食物アレルギーが心配
離乳食用のだしの素の使い方(体験として)

離乳食用のだしの素、とても便利ですね。実際、私も下の子供の育児のとき、上の子や自分の体調が悪い時は使ったことがあります。ただ、基本は天然のだしを使うようにしていました。理由は、上の子供がひどい卵アレルギーだったからです。

私が離乳食で天然だし使った理由

  • 医師より「なるべく天然の食品をとるように」と言われていたから
  • 原材料の中に卵アレルギーに反応する成分が入っているのかいないのか、調べるのが面倒だったから
  • 天然のだしだと、使っているものが一目瞭然なので安心だから
  • 天然のだしにも塩分は含まれているが、少量なので塩分をひかえられるから

離乳食に適しているだしとは?

それでは、離乳食に適しているだしとはどのようなだしなのでしょうか?

離乳食の初期(5~6ヶ月)から使えるだし

赤ちゃんの消化器官はまだ未発達なので、離乳食を開始するときも、アレルギーの心配が少ない食材で、徐々に食べられる食材を増やしていきます。だしも同様になります。離乳食の初期から使えるだしは2つあります。

1.離乳食の初期から使えるだし:昆布だし

昆布だしは、野菜のペーストに慣れてきたら使うことができます。まずは、昆布だしのとり方です。赤ちゃんの食べる量は少ないので、まずは1カップ分作ってみましょう。食べることに慣れてきたら、分量を2カップに増やし冷凍庫で保存するとムダがありません。

昆布だしに必要な材料(1カップ分)
  • 昆布:5cm×1cm位
  • 水:1カップ
昆布だしの作り方
  1. 昆布の表面をぬれふきんか、ぬらしたペーパータオルでふく(昆布は洗うとうまみも出てしまうので洗わない)
  2. 鍋に昆布と水を入れ、20~30分ほどつける→昆布が大きくふくらんだ状態になる
  3. 鍋を火にかけ、鍋の底からふつふつと小さな泡が出てきたら火を止めて、すぐ、昆布を取り出し出来上がり!

2.離乳食の初期から使えるだし:野菜スープ

野菜をいくつか使って作るのが、野菜スープです。「スープを取るためだけに使うなんて面倒くさい」と思われるかもしれません。しかし、野菜を茹でた後の煮汁も使い切ると思えば、楽ですね。食べられるようになった野菜を使って作ってみましょう。

野菜スープに必要な材料(1カップ分)
  • 食べられるようになった野菜3~4種類:70~80g(にんじん・かぶ・だいこん・きゃべつ・じゃがいもなどがおススメ)
  • 水:2カップ(野菜の煮込に水分がとび、あくを取除くときに水分が減るので、出来上がり分量より多く用意する)
野菜スープの作り方
  1. 皮のついている野菜(にんじん、かぶ、だいこん、じゃがいも)は皮をむいて薄いいちょう切りにし、葉物の野菜(キャベツ)はざく切りにする
  2. 水と野菜を鍋に入れて、火にかけ、沸騰したら、弱火にし20分煮て、あくが出てきたらその都度とりのぞく
  3. 野菜がくたくたになったら、こし器でこして、野菜スープの出来上がり!
  4. 野菜は種類ごとに分けて、すり潰したり裏ごししたりして、離乳食として使用する。

離乳食の中期(7~8ヶ月)から使えるだし

離乳食の初期で使えるだしに慣れてきたら、だしの種類を増やしてみましょう。離乳食の中期から使うことの出来るだしは3種類あります。

1.離乳食の中期から使えるだし:干ししいたけのだし

まだ、咀嚼が上手に出来ない赤ちゃんの場合、きのこ類を食べられるようになるのは離乳食の後期です。しかし、だしのみなら離乳食の中期から使うことが出来ます。初めて使う時は、必ず小さじ1から試しましょう。

干ししいたけだしに必要な材料(3/4カップ分)
  • 干ししいたけ:3枚
  • 水:1カップ(干ししいたけが水分を吸うので出来上がりの分量より多く用意する)
干ししいたけだしのとり方
  1. 干ししいたけをざっと水で洗い、汚れを落とす
  2. 干ししいたけを水に入れて、冷蔵庫で6~10時間以上おいておく
  3. 使う分を加熱して出来上がり!

2.離乳食の中期から使えるだし:かつおだし

かつおだしの原料であるかつおは、離乳食の中期から取り入れることができます。それに合わせて、かつおだしも離乳食の中期から使うことができます

かつおだしに必要な材料(3/4カップ分)
  • 削り節:2~3g
  • 水:1カップ(水が沸騰する時に水分が飛ぶのと、削り節が水分を吸うので出来上がりの分量より多く用意する)
かつおだしの作り方
  1. 鍋に水を入れ沸騰させる
  2. 火を止めて、削り節を鍋に入れ、1~2分おく
  3. こし器でこして、出来上がり!(鰹節をしぼるとえぐみが出るので強くしぼらないこと)
時間がないときのかつおだしのとり方
  1. 鍋にお湯を入れて沸騰させる
  2. 削り節を茶漉しに入れ、沸騰したお湯をゆっくりと回し入れる
  3. お湯を注ぎ終わったら、スプーンの背で削り節を茶漉しの目に少し押し付けるようにして、だしの味を出し、出来上がり!

注意することとして、茶漉しは汚れがつきやすいので、清潔なもの赤ちゃん専用のものを用意しましょう。

3.離乳食中期から使えるだし:ささみだし

離乳食の初期から使うことができる「野菜スープだし」に「ささみ」で一工夫することにより、より風味の良いささみだしがとれます。ささみは豆腐や白身魚を試し、たんぱく質の消化に慣れた後の離乳食の中期から使え、ささみだしはささみに慣れたら使うことができます。

ただ、ささみは鶏肉で食物アレルギーの恐れがあります。初めて食べる時は、必ず小さじ1さじから始めて、様子を見ながら使いましょう

ささみだしに必要の材料(1カップ分)
  • ささみ:2本
  • 食べられるようになった野菜3~4種類:70~80g(にんじん・かぶ・だいこん・きゃべつ・じゃがいもなどがおススメ)
  • 水:2カップ(野菜の煮込に水分がとび、あくを取除くときに水分が減るので、出来上がり分量より多く用意する)
ささみだしの作り方
  1. ささみは白い筋を取り除く
  2. 皮のついている野菜(にんじん、かぶ、だいこん、じゃがいも)は皮をむいて薄いいちょう切りにし、葉物の野菜(キャベツ)はざく切りにする
  3. 水とささみと野菜を鍋に入れて、火にかけ、沸騰したら、弱火にし20分煮て、あくが出てきたらその都度とりのぞく
  4. 野菜がくたくたになったら、こし器でこして、ささみだしの出来上がり!
  5. 野菜はつぶしたり、細かくして、離乳食に使用する。ささみは、冷ましたあと、ほぐし細かくして、離乳食に使用する

離乳食後期(9~11ヶ月)から使えるだし

離乳食の初期から中期といろいろな食材とだしで味覚と消化に慣れてきた赤ちゃんが、使えるようになるだしです。

離乳食後期から使えるだし:煮干しだし

離乳食の後期になると、青魚が少しずつ食べられるようになってきます。青魚が食べられるようになったら、煮干しだしを試してみましょう

煮干しだしに必要な材料(1カップ分)
  • 煮干し:10g
  • 水:2カップ(煮出す時に水分がとび、あくを取除く時にも水分が減るので、出来上がり分量より多めに用意する)
煮干だしの作り方
  1. 煮干の頭とはらわたを取り除く
  2. 鍋に水と1の煮干を入れ30分以上つける
  3. 30分以上たったら、火をつけ弱火で10分煮る(アクがでたらその都度、アクを取り除く)
  4. こし器でこして出来上がり!

離乳食のだしを少しでもラクにとる方法

子育てをしているママは、やることが沢山あります。「離乳食のだしを天然にしたいけど、いちいちとるのは時間がない」というママもいらっしゃるのではないでしょうか?そんなママに試してもらいたいのが「水出しのだし」です。

水出しのだしができる材料とは?

元々、干ししいたけは水出しのだしですが、野菜スープとささみだし以外水出しでだしをとるのが可能です

水出しのだしの作り方

  1. 使いたいだしの材料と水を容器に入れて、冷蔵庫で一晩(6時間以上)おいて出来上がり!

なんて簡単なのでしょう!

水出しのだしの便利なところ
  • 材料と水を入れておいておくだけなので行程が少ない
  • 火加減やこす作業がないのでラク
  • 火を使わない分、ゆっくりじっくりだしが出るので雑味が少ない
  • (煮干の場合)火を使うと雑味が出るため、頭やはらわたを取るが、水出しの場合は雑味が出ないので、頭やはらわたを取る必要がなく、ひと手間はぶける
水出しのだしを作る時に便利なグッズ

簡単に作ることのできる、水出しのだしですが、更に便利に作ることのできるグッズがあります。

水出しポット

紹介している水出しポットはお茶用ですが、だしもとることができます。

お茶の葉を入れるかごの部分に、だしの材料になる物を入れ出来上がったら、底をはずして洗えるのでとても手軽です。2~3日はポットのまま、冷蔵庫で保存ができます。それ以上、保存する場合はフリージングしましょう。

我が家の水出しのだし

ちなみに上は私が毎日のように作っている「煮干と昆布のだし」です。使用用途はみそ汁です。我が家は1日に2杯(朝食と夕食)のみそ汁を食べますが、作るのは1日1回のみです。みそ汁を食べ終えたら、鍋に煮干と昆布と水を入れ、冷蔵庫で6時間以上おきます。

夕飯で食べ終え、だしをとり、朝食の時に新しいみそ汁を作るというのが基本です。(残ったみそ汁は必ず冷蔵庫で保存しています)煮干は離乳食の後期からの使用ですが、材料を昆布に代えれば、離乳食の初期からも使えますね。

現在はいろいろなだしを使って食事を作りますが、だしが代わると子供が「今日のだしいつもと違うでしょ?」と反応してくれるようになり、味覚が育ってきたことを実感します。

まとめ

離乳食が進むにつれて、だしの種類が増えていきます。離乳食と一緒にだしもいろいろ使ってみると、離乳食のバリエーションも増え、食事も楽しくなります。薄味が基本の離乳食ですから、上手にだしを使って美味しい離乳食を作りましょう。

便利な水出しのだしやグッズを使うことで簡単で本格的なだしがとれます。市販のだしはいざと言う時のお助けにしてみてはいかがですか?赤ちゃんの美味しい離乳食作りに、上手にだしを活用してみてください。

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