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離乳食にパン粥を取り入れたい!いつ頃から?どう作る?注意ポイントは?

   

赤ちゃんに与える離乳食、いつも頭を悩ますものですよね?まずはお米のお粥で始めるのが定番ですが、いつもお粥を作るのは大変だと感じていたり、いつもお粥でワンパターンじゃないかな?と不安になったりするママもいるのでは?

そんなとき、バリエーションの一つとして便利なのがパン粥です。家庭に常備していることも多いパンで離乳食が作れたら便利ですよね。パンを使って簡単に調理できるパン粥を離乳食に取り入れる際の、時期や作り方・アレンジ方法などパン粥についてまとめました。

パン粥ってどんなもの?

パンを細かくして水分で煮、柔らかくしたものです。トロトロと形のないくらい柔らかくもできれば、パンの形を残してもぐもぐできる硬さにもできるので、離乳食の進み具合に合わせてアレンジできるところも魅力の一つです。

パン粥っていつから与えていいの?

パン粥は離乳食初期から与えることができます。

厚生労働省の調査でも、3割の家庭で離乳食初期にパンを与えたことがあると回答しています。

離乳初期(5〜6か月) 離乳中期(7〜8か月) 離乳後期(9〜11か月) 離乳完了期(12〜15か月)
74.8% 96.7% 98.0% 97.8%
パン 30.8% 72.2% 91.2% 95.5%

出典:厚生労働省「授乳・離乳の支援ガイド」

離乳食・中期はパン粥で、後期・完了期はスティック状に切るなどして時期に合わせた加工で与えることができます。

しかし一方で、初めてパンを離乳食に利用する際には事前に確認が必要な点があります。それはアレルギーの原因となる食材が含まれていないかどうかです。初めて離乳食にパンを使う前に確認しておきましょう。

パンに含まれるアレルゲンに注意

パンの一番主要な原材料は小麦です。小麦は、卵、牛乳についで三番めに多くアレルギー発症が見られる食材です。症状が出た場合に重い症状を示すことがあります。

小麦アレルギーは、アトピー性皮膚炎を持った赤ちゃんが離乳食を始める前から持っていることが多く、初めてパンがゆを食べてショックを起こす事もしばしばあります。多くは成長と共に耐性獲得しますが、重症児では小学生になっても典型的な即時型の皮膚症状や呼吸器症状、アナフィラキシーを起こします。

出典:認定NPO法人アレルギーネットワーク

またパンによっては卵や牛乳が材料として使われているものもあります。パン粥を試すのは、卵・牛乳・小麦それぞれを食べてもアレルギー症状が出ないことを確認してからにしましょう。

またカロリーの点でも、卵や乳製品・砂糖などの多くないパンの方がオススメです。離乳食に向いているパンは以下のようなパンです。

離乳食に向いているパン

  • 食パン
  • ベーグル
  • フランスパン

以上のようなパンは小麦・水・塩・イーストを基本に作られていてその他の材料の割合が低めのパンです。初期は柔らかい食パンがオススメですが、ご家庭でよく食べるパンを利用するとよいでしょう。

同じ食パンでも店によりメーカーにより成分が異なるので、初めて使うパンは使われている材料をしっかり確認しましょう。では次からは具体的にパン粥の作り方をご紹介します!

離乳食初期のパン粥どうやって作るの?

初期のパン粥・基本の作り方3ステップ

  1. 食パンのミミを落とし、白い部分を細かくちぎる。
  2. 鍋にミルクや野菜スープと、ちぎったパンを入れる。
  3. トロトロになるまで煮る。

基本はこの3ステップだけです。量は普段食べているお粥の量を目安に少量から始めましょう。柔らかさはトロトロになるまでとありますが、普段食べているお粥の柔らかさに合わせて調整すれば大丈夫です。シンプルなパン粥に慣れたら、野菜を入れたアレンジもできます。

にんじんのミルクパンがゆ

画像出典元:pasco

にんじんの部分を「かぼちゃ」「さつまいも」「ほうれん草」などに変えるだけで、いろいろなアレンジが可能ですね。パン粥だからといって特別な材料を用意する必要はありません。普段の離乳食でよく食べるものなどを組み合わせるといいですね。

離乳食中期のパン粥どうやって作るの?

離乳食中期のパン粥・基本の3ステップ

  1. 食パンのミミを落とし、白い部分を細かくちぎる。
  2. 鍋にミルクや野菜スープを入れ、沸騰させる。
  3. ちぎったパンを入れ、煮立ったら火を止める。

初期では、トロトロになるまで煮込んでいましたが、中期になるとパンの食感を残したいので、先にミルクやスープを沸騰させてからパンを入れ、ひと煮立ちさせたら火を止めます。柔らかめにしたい場合は、ミルクやスープとパンを同時に鍋に入れ、ひと煮立ちさせましょう。

かぼちゃときな粉のパンがゆ

粉ミルクがない場合は、かぼちゃを柔らかく煮た煮汁ごと使いましょう。初期と同様に、かぼちゃの部分をにんじんなどその他の野菜に置き換えれば様々なアレンジが可能です。かぼちゃをトマト・きな粉をしらすに置き換えればイタリアンな雰囲気にもなりますね。 次は、パン粥をもっと便利に手軽に使いこなす小技をご紹介します!

パン粥を便利に使いこなす3つの小技

小技その1:保存の小技

パンは、冷凍保存することができます。離乳食に使うパンは毎回少量ずつしか使わないので、小分けにして冷凍保存しておくと便利です。冷凍保存のポイントは次の2つです。

冷凍保存のコツ

  • 1回分ずつに小分けする
  • 1回分ずつラップに包んで密閉袋に入れる

ジップロックなどの冷凍できる密閉袋に入れて保存しておくといですね。

小技その2:時短の小技

  • パン粉にする

離乳食初期に特に威力を発揮する小技ですが、パン粉にしておくとあっという間にトロトロのパン粥ができあがります。

家庭でパン粉にするのはどうしたらいいの?と思った方も大丈夫です。冷凍しておいたパンは、おろし金で簡単にパン粉にすることができます。小技その1で冷凍しておいた1回分のパンをおろし金でおろせば簡単にパン粉ができますよ。

小技その3:完母の小技

  • 粉ミルクの代わりに母乳で代用する

パン粥のレシピをネットで検索すると粉ミルクを溶いたミルクを使用したレシピが多くヒットします。しかし、完全母乳で育児しているご家庭の場合粉ミルク自体がないことも多いですよね。

わざわざ離乳食のために粉ミルクを買うのはもったいないように感じてしまいますし、完全母乳で育児している場合、粉ミルクの味に慣れていないために粉ミルクを利用したパン粥を食べない場合もあるようです。

だしや野菜スープで粥にしてももちろんOKなのですが、母乳を利用することもできます。お湯で粥を作り、仕上げに母乳で風味をつければ完成です。離乳食初期のパン粥で試してみてはいかがでしょうか。

まとめ

パン粥は手軽に作れる離乳食の一つとして便利なものです。しかし、必ずしも与えなくてはいけないものであはりません。お米のお粥をよく食べ、離乳食の進みも順調であれば、お米のお粥中心の献立で全く問題ありません。

パン粥も与えてバリエーションを増やさなきゃ!と気負う必要はありません。ママが楽しく負担なく作れるものを取り入れるのが一番です。毎日の離乳食作りを楽しくする便利アイテムの一つとしてパン粥を活用してみてください。

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