離乳食の準備を進めるお母さんに、最低限必要なものから便利グッズまで幅広くご紹介します!
2018/03/11
離乳食のスタートに向けて、離乳食グッズを一式そろえたいと考えるお母さんも多いのではないでしょうか。離乳食グッズは数多くあるので、中には何を買えばいいのか、本当に便利なグッズは何なのか迷ってしまいますよね。
今回は、そんなお母さんに向けて、最低限必要なものや、便利でおすすめの離乳食グッズを体験談や口コミを交えてご紹介します!
このページの目次
最低限そろえておきたい離乳食のグッズは?
離乳食が始まる前に最低限そろえておきたいグッズ
離乳食を始めたばかりのころは、赤ちゃんには、食材を加熱したうえでなめらかにペースト状になったものを与えることになります。食材を細かく切り刻むだけでは不十分で、すりつぶしたり、裏ごしたりする必要があるのです。
また、大人と同じ味付けもできませんので、別で作る必要があります。それらを踏まえて離乳食が始まる前に最低限手元にそろえておきたいグッズは以下になります。
必要最低限の離乳食準備リスト
- 耐熱皿(大きめ1枚、小皿2枚)
- 小鍋(1つ)
- 包丁・まな板(それぞれ1つ)
- 裏ごし器(1つ)
- すりこ木・すり鉢(それぞれ1つ)
- スプーン(1本)
耐熱皿は食材をレンジで温めたり、赤ちゃんの食器皿として使用します。小鍋は食材をゆでるときに使います。包丁・まな板は食材をカットするのに使用します。
裏ごし器は食材をペースト状にするときに、すりこ木・すり鉢は食材をつぶすときに使用します。赤ちゃんが一食で食べる分ははじめはごく少量ですし、作り置きして冷凍する場合もはやめに食べきる必要があります。
一回で調理する材料の量を考えると、裏ごし器やすりこ木・すり鉢は小さめサイズのほうが使いやすいでしょう。スプーンは赤ちゃんに離乳食を食べさせる時に使用します。
普段の料理や食事で使っているものを離乳食でも使用していいの?
上でご紹介したものは、ほとんどが普段の料理や食事で使っているものなのではないでしょうか。普段使っている道具を、赤ちゃんの離乳食でも使用しても問題ないのでしょうか。
普段の大人向けの料理では、使う食材の種類も多いですし、年季の入っている道具も多いでしょう。
離乳食はまだまだ免疫力の低い赤ちゃんが口にするものですので、大人以上に衛生管理に気を付ける必要があります。洗剤とスポンジで綺麗に汚れを落とし、きちんと乾かす、時々熱湯消毒をする等の対応を取れば普段お使いのものを代用しても問題ないでしょう。
気になる場合は、最低限必要なグッズのうちの一部、例えば裏ごし器とすりこ木・すり鉢だけは赤ちゃん専用のものをそろえる等の対応をとってもよいでしょう。
筆者の自宅にあった小鍋は非常に年季が入っていたので、娘の離乳食専用に新調しました。裏ごし器とすりこ木・すり鉢は、後ほどご紹介する離乳食キットに含まれているものを使っています。
また、スプーンも、赤ちゃんが食べやすいように設計されたスプーンを用意しました。
ただし、包丁とまな板は、普段使っているものを、毎回使用前に熱湯をかけて消毒したうえで使っています。
最低限のものだけだと不便に感じないか不安・・・
最低限必要な道具の一覧を見て、意外と少なくて、本当にこれだけで離乳食を進められるのか不安に思う方もいるのではないでしょうか。
始めに便利グッズも含めてすべて準備すると、離乳食作りのモチベーションにもなりますし、不便さを感じずに離乳食を進められるというメリットがあります。
一方で、一式そろえた方の中には、ほとんど使わないものもあった・・・なんていうこともありえます。まず、必要最低限なものだけを準備して、離乳食を進める中で、必要と感じたタイミングで少しずつグッズをそろえていくのもおすすめです。
離乳食を作る時におすすめの便利グッズをご紹介!
離乳食作りで役に立つ便利グッズを知りたい!
特にはじめのうちは、例えば野菜をじっくりゆでて、すりこ木ですりつぶして、裏ごし器でペースト状にして・・・と手間がかかります。手間がかかる割に一回の食事で食べさせる量は小さじ数杯分です。
できるだけ効率的に離乳食作りを進めたいですよね。
そんな離乳食作りの救世主になるおすすめ便利グッズはこちら!
- ピジョン 調理セット 離乳食用
- ブラウン マルチクイック ハンドブレンダー
1.ピジョン 調理セット 離乳食用
筆者もママ友にすすめられて購入しました。離乳食作りの中でも頻繁に登場する工程がこの商品一つでできるという便利な商品です。大きすぎないので、少量を作る離乳食作りにピッタリです。
ピジョン 調理セット 離乳食用の特徴
- 離乳食作りの五つの基本工程「する」「こす」「しぼる」「すりつぶす」を行う道具がセットになっている
- 重ねてコンパクトに収納可能
ピジョン 調理セット 離乳食用の口コミまとめ
良い評価
- 赤ちゃんの食事量に合わせて、少量をこしたりすりつぶしたりできるので便利
- コンパクトで収納の場所を取らない
悪い評価
- 家にあるもので代用できたり、使わない道具がある
- サイズが小さいので、離乳食が進んできて、たくさん作って冷凍する場合は非効率
2.ブラウン マルチクイック ハンドブレンダー
筆者のママ友が多く使っている商品です。手作業で食材をペースト状にするのは時間がかかりますが、ブレンダーを使えば時短になる点が魅力的ですよね。
ブラウン マルチクイック ハンドブレンダーの特徴
- 「つぶす」「混ぜる」「きざむ」「泡立てる」という作業をを短時間で簡単にできる
- 持ち手が握りやすい設計、軽量
- スピード調整が可能
ブラウン マルチクイック ハンドブレンダーの口コミまとめ
良い評価
- 離乳食の量が増えてきたときや、まとめて作る際は特に、面倒な作業がすぐに終わるので助かる
- 離乳食が終わっても、料理の時短アイテムとして使えるので実用的
悪い評価
- 威力が強いこともあり、食材の柔らかさの調整が難しい
- 食材が飛び散ることがある
離乳食を保存する時のおすすめグッズは?
離乳食って保存できるの?
離乳食の多くは、以下のルールにのっとれば冷凍保存することが可能です。初めての食材は、アレルギーが出ないかを確認するために、一日一さじから与えていきます。
また、離乳食初期のころは、一回で与える量がごく少量です。まとめて調理しておいて小分けにして冷凍保存できると便利ですよね。ただし、豆腐やジャガイモ等は、冷凍保存すると食感が変わってしまうものもあるのでおすすめできません。
離乳食冷凍保存のルール
- 新鮮な食材を使用する
- 加熱した食材を冷凍する
- 冷凍する際は食材を必ず冷ましてから冷凍する
- 冷凍する際は容器を密封し空気が入らないようにする
- 食べるときは自然解凍ではなく、一気に加熱させる
- 冷凍した食材は一週間で使い切る
※参考文献:はじめてママ&パパの離乳食(主婦の友社)
冷凍保存する際に活躍!製氷皿のおすすめはRichell(リッチェル)のわけわけフリージング ブロックトレー
冷凍する際に活躍する製氷皿のおすすめは、Richell(リッチェル)のわけわけフリージング ブロックトレーです。
筆者も週に一度娘の離乳食をまとめて作り、この商品に入れて冷凍しています。離乳食は、一回に食べる量は少量な割に炭水化物とタンパク質、ビタミンをバランスよく食べてもらうために品数は用意する必要があります。一回分の量を小分けにして冷凍保存できるのは非常に便利に感じています。
Richell(リッチェル)のわけわけフリージング ブロックトレーの特徴
- 15ml、25ml、50mlと容量が三種類販売されているので、赤ちゃんの食べる量に合わせてちょうどよい量を冷凍できる
- 電子レンジ対応可能、繰り返し使用可能
- 15mlと25mlは8ブロック、50mlは6ブロックに分かれていて冷凍すれば一つずつ取り外し可能
- 蓋つきで離乳食を入れやすく、積み重ねて冷凍も可能
Richell(リッチェル)のわけわけフリージング ブロックトレーの口コミまとめ
良い評価
- 一回分の食事を小分けに冷凍できるので便利
- ダシやスープ等の液体も一回量で冷凍できる
悪い評価
- 数回しか使っていないのに、破けてしまったので耐久性がないと感じた
- 強く押すと冷凍していた食材が飛び出て落ちてくることがあるのでコツが必要
赤ちゃんに離乳食をあげる時におすすめしたいグッズはこれ!
赤ちゃんに離乳食をあげるときに考えたほうがいいことは何?
赤ちゃんはまだ上手にご飯を食べることができないので、食べこぼしが多いです。また、腰がすわるのは生後7~8か月前後ですので、しばらくは一人で安定したお座りができません。食事中も赤ちゃんをサポートする必要があります。
これらを踏まえて、赤ちゃんに離乳食をあげるときのおすすめグッズをご紹介します。
赤ちゃんに離乳食をあげるときのおすすめグッズ
- ベビービョルン ソフトスタイ
- リッチェル Richell トライシリーズ ND 離乳食スタートセット
- 日本エイテックス キャリフリー
- Bumbo バンボ コンビ プレートレイ付き ベビーソファ
1.ベビービョルン ソフトスタイ
筆者も離乳食のスタート前に購入しました。つけたばかりのころは、これまでのスタイとは違う感触に違和感があるのか外そうとしていましたが、数日で慣れたようでした。
食べる量が増えてくると、食べこぼしの量も増えていくのですが、食べこぼしたものがほとんど深いポケットに落ちていくので、ソフトスタイのおかげで、机や床、洋服を汚さずにすんでいます。
ベビービョルン ソフトスタイの特徴
- 深いポケットが付いているので食べこぼしをしっかりキャッチ
- 速乾性のあるプラスチック素材でできており、簡単に洗えてすぐに乾く。食洗器も使用OK
- ネックストラップまで柔らかい素材なので優しい付け心地
- 首元のファスナーでサイズ調整可能
ベビービョルン ソフトスタイの口コミまとめ
良い評価
- しっかり食べこぼしをキャッチしてくれる
- 汚れが簡単に落ちるので繰り返し使えて便利
悪い評価
- プラスチック製なので、布製のエプロンよりは硬さがあり、子供が嫌がる
2.リッチェル Richell トライシリーズ ND 離乳食スタートセット
筆者のママ友が絶賛していたのがこちらの離乳食スタートセットです。容器の色ごとに主食・主菜・副菜を入れて継続して離乳食をあげることで、食育にもつながると話していました。
リッチェル Richell トライシリーズ ND 離乳食スタートセットの特徴
- 容器は冷蔵・冷凍・電子レンジでの加熱が可能
- 三食のカップとスプーン
- プレートは滑り止め付き
- メモリ付きの計量カップと保冷剤入りクールシート付き
リッチェル Richell トライシリーズ ND 離乳食スタートセットの口コミまとめ
良い評価
- 食事の際はもちろん、お風呂上りにお茶をあげるときや薬を飲ませるときにも使える
- 冷凍したものをそのまま電子レンジでチンできて食器としても使えて利便性が高い
悪い評価
- 冷凍したりレンジで温めすぎた時にプラスチック独特のにおいがすることがある
- 色の薄い食材だと食材本来の色味が分かりにくくなる
3.日本エイテックス キャリフリー
筆者は近くの実家で娘に離乳食をあげる際に利用できるようにと購入しました。実家は大人用のいすしかありませんが、これがあると大人の椅子に安全に子供を座らせることができるのでとても重宝しています。
日本エイテックス キャリフリーの特徴
- 背もたれ付きの椅子に取り付けることで、赤ちゃんが落ちないように固定することができる
- 大人の腰に装着することもできる
- 小さく折りたためるので持ち運びに便利
日本エイテックス キャリフリーの口コミまとめ
良い評価
- 簡単に椅子に子供を固定できるので便利
- 小さく折りたたんで持ち歩け、どんな椅子にも装着できるので、外食時にも活躍する
悪い評価
- 腰がすわってから使うことができるので、離乳食がスタートしてすぐに使うことはできない
- 子供がベルトで固定されるのを嫌がり、抜け出そうと暴れる
4.Bunmo バンボ コンボ プレートレイ付き ベビーソファ
筆者の周辺のママ友や親戚で愛用している方が多く、筆者も買おうか迷いました。離乳食を食べさせる時だけでなく、散髪する時や、おすわりして一緒に遊んだりテレビを見たりする時にも活用できるので、魅力的ですよね。
Bunmo バンボ コンボ プレートレイ付き ベビーソファの特徴
- 赤ちゃんのおしりをすっぽりと包み込む構造で安定感がある
- 首がすわったら使用可能
- 付属のトレイはソファに簡単に取り外し可能
Bunmo バンボ コンボ プレートレイ付き ベビーソファの口コミまとめ
良い評価
- 安定感のあるソファなので離乳食を食べさせる時もご機嫌に食べてくれる
- 腰がすわる前から使用可能なので、離乳食スタート時から使用できる
悪い評価
- 子供が大きめで太ももが入らない
- 子供の成長スピードがはやい場合、使用できる期間が限られる
その他、あると便利な離乳食のグッズをご紹介
他にあると便利なグッズは?
これまで様々な商品を紹介してきましたが、他に離乳食をすすめるにあたっての便利グッズを二点ご紹介します。どちらも100円ショップ等で気軽に買えるものなのでおすすめですよ。
レジャーシート
子供は食べこぼしが非常に多いです。また、食べ物や食器で遊ぶ子もいるので、食事のたびに床が汚れてしまう、ということが起こりえます。
カーペットに汁物がこぼれたりしたら、掃除が大変ですし、掃除をしてもシミになる可能性もありますよね。そんな時に、椅子の下にビニール製のレジャーシートを敷いておけば、後片付けが楽にすむのでおすすめです。
子供が床を汚す度にイライラしながら掃除をする、ということもなくなるので、お母さんのストレスも軽減できますよ。
フリーザーパック
食材の冷凍保存に、ジップロック等のフリーザーパックを活用することができます。子供が食べられる形状に調理した食材をフリーザーパックに薄く延ばして、一回分の分量ごとに割りばし等で筋を付けて冷凍します。
筋を付けることで、冷凍すると一回分の分量をパキッと割って取り出すことができるので便利です。冷凍保存する際は、空気を含まないよう、パックの口をしっかりととめるようにしてくださいね。
まとめ
離乳食を始めるにあたっての必要最低限のグッズから、便利グッズまで幅広くご紹介してきました。離乳食はすりつぶしたり裏ごししたりと工程が多い割に、一回の量が少ないので、少しでも効率的に離乳食作りができるとよいですね。
また、離乳食をあげる際も便利グッズを活用して、楽しく過ごすことをおすすめします。