ベビスマonline

妊活・出産・育児子育て・生活の知恵に特化した専門知恵サイト

5ヵ月からの離乳食開始に迷っている方必見!~開始時期やゴックン期の進め方~

      2017/03/18

生後5ヵ月ごろになると、赤ちゃんの生活リズムもついてきて離乳食開始を考えるお母さんも多いのではないでしょうか?しかし、5ヵ月って早い?もしかして6ヵ月ごろからがいい?など、離乳食をあげる時期については悩みますよね。

離乳食を開始する際に赤ちゃんからの合図としてどのような行動や様子が見られるのか。社会一般での捉えられ方や注意点なども取り上げながら具体的にまとめました。そして、離乳食初期にあたる「ゴックン期」の進め方についてもまとめましたので、参考にしてみてください。

離乳食の開始時期って? ~5ヵ月は早いのかどうか~

画像出典元:https://192abc.com/43729

そもそも、離乳食は母乳やミルクから栄養をとっていた赤ちゃんが、やがてそれだけでは栄養素が不足するために開始します。

赤ちゃんの消化能力やそしゃく力の発達に合わせて、離乳食で使用する食材のかたさを変えながら少しずつさまざまな食材が食べられるようにトレーニングしていくのです。一般的に始める時期については、生後5ヵ月~6ヵ月とされています。

離乳の開始とは、なめらかにすりつぶした状態の食物を初めて与えた時をいう。その時期は生後5,6か月頃が適当である。

引用元:厚生労働省「授乳・離乳の支援ガイド

したがって、離乳食を開始するうえで不安になる消化機能の点では、生後5ヵ月は準備が整っているため、早すぎるということはありません。しかし、このようにいわれているから「じゃ、始めよう!」と赤ちゃんの様子を無視して始めてはいけません。赤ちゃんの状態をよく観察しましょう。

赤ちゃんからの5つのサインを見極めよう

離乳食の開始は、赤ちゃんの離乳食が食べられる準備が整っていることが大前提です。人間ですから個人差もありますよね。「もう何ヵ月になったんだから、早く始めなきゃ」というのではなく、赤ちゃんからのそろそろご飯を食べられるよのサインを見極めましょう。

1.首がしっかりとすわっている

生後5~6ヵにもなると首のぐらつきがなくなり、多くの赤ちゃんの首がすわります。首がすわると、支えれば「おすわり」ができるようになるため、専用のチェアに座って食べさせることが可能になります。

また、座る体制がとれることは、離乳食を与えても食べ物がしっかり食道を通る姿勢ができているということであり、誤嚥を防ぐことにもなりますね。

2.食べ物に興味をもつ

家族が食事をしている風景をじーっとながめていませんか?また、なにも食べていないのに口をモグモグさせていたり、母乳をあげたばかりなのによだれがだらだらと垂れていたりするのも食べ物に興味を持ち始めている合図です。

大人と同じようにモグモグさせるのは、模倣行動であり、自分も真似したい!と思って意図的に行っている行動のため、離乳食開始のサインですよ。

3.スプーンを口にいれても押し出さない

赤ちゃんは、生まれもってお母さんのおっぱいを口にくわえて母乳をのむことができるように原始反射を備えており、それを哺乳反射といいます。

吸啜反射 (きゅうてつはんしゃ(きゅうせつはんしゃ))…原始反射の一つ。口に入ってきたもの(ママの乳首など)を強く吸う反射です。この吸てつ反射のほかに、唇に乳首などが触れると首を回す(探索反射)、乳首が口に入るとくわえる、おっぱいを飲む込む(嚥下反射)など一連の反射を含めて「哺乳反射」といいます。赤ちゃんがおっぱいを吸えるのは、この哺乳反射が備わっているためです。哺乳反射による動きが少なくなってきたら(他にも条件がありますが)、離乳を開始することができます。

引用元:赤ちゃん&子育てインフォより検索

この哺乳反射は、生後5~7ヵ月頃には弱まり、少しずつ自分の意志でコントロールができるようになっていきます。離乳食開始のサインは、哺乳反射が弱まり、スプーンを口に入れても押し出さなくなったときです。離乳食を与えずに、まずはスプーンで与える真似をしてみるのもいいですね。

母乳のみで育ててきた赤ちゃんは、乳首以外のものが口に入ってきたことがありません。したがって、離乳食開始前には白湯やお茶などをスプーンであげて練習しておくとよいでしょう。

4.よだれが増えてきた

歯の生え始めとともによだれが増えてきます。先にも述べたように、家族が何か食べているのを見て、よだれが大量に出てくるようなら離乳食開始のサインです。

この時期の赤ちゃんの消化機能はまだまだ不十分ですが、よだれは、デンプンを分解する消化酵素が含まれます。そのよだれが大量に出てくるということは、食べ物が体内に入ってくる準備ができているという体からの合図ですよ。

ご飯のデンプン質を消化する働きをもつのがよだれなので、離乳食の始まりがご飯なのはそういった理由もあるのですね。

5.歯が生えてきた

歯が生えてくるということも、歯で噛んで栄養を摂る時期になったという体からの合図です。乳歯が生えてくるのが大体生後6ヵ月頃ですが、その頃になると歯が生えてくるのが痒くて、何かに噛みついてハムハムとする様子が見られます。

歯固めを与えて夢中になって、かじりつく様子が見られたら、離乳食スタートの目安としていいでしょう。しかし、これらのサインが見られても離乳食開始に不安をもつお母さんもいらっしゃるでしょう。とくにアレルギーの心配は多いようですね。

早すぎる離乳食の開始がアレルギーの要因に?

この時期の赤ちゃんは、消化酵素の分泌もまだ不十分なだけでなく、腸管もまだ成熟していません。そのため、アレルゲンの強い食材に対しては、アレルギー反応が出ることがあるのです。

赤ちゃんはまだ腸管がきちんと成長しておらず、消化能力は未熟です。そのため、タンパク質を十分に分解しないまま腸管から吸収してしまい、腸管の透過性が高まってしまいます。そうすると、牛乳や小麦などの大きな分子のものも通してしまい、アレルギー反応が出てしまうことがあるのです。

引用元:『妊娠期から授乳期・離乳食まで あんしん!ママごはんと赤ちゃんごはん』久保みずきレディースクリニック美賀多台診療所編著

生後5ヵ月に満たない時期の場合、なおさら体の機能はまだまだ未熟でしょう。したがって、一般的な5ヵ月~6ヵ月から始めるのがよいのであって、それ以前での開始はさけるべきです。

アレルギーを引き起こす可能性が高いのは、タンパク質源の食品です。卵や乳製品、肉、魚だけでなく、穀物や野菜類にも含まれています。したがって、以下の点を注意するとよいでしょう。

アレルギーが不安な方が注意するとよい点

  • 離乳食開始を6ヵ月以降にする
  • 食材は必ず加熱する
  • 初めての食材は小さじ1から与える
  • お惣菜などの成分がはっきりされていない食品は控える
  • タンパク質は与える時期と順番を守る
  • 両親、もしくは片方の親がアレルギーの体質の場合はより慎重に与える

アレルギーの要因は、必ずしも早い時期からの離乳食開始だけではありません。遺伝が大きく関係しているため、その可能性が考えられる赤ちゃんに対しては、より慎重に対応することが必要です。

しかし、アレルギーがこわいからといって離乳食の開始を遅らせたり、むやみやたらに食品の制限をすると、逆に必要な栄養が摂取できずに健康を害する可能性もあります。

また、アレルギーと診断されてもお子様の成長とともに消化機能も発達していくため、アレルギーは改善することも多いのです。赤ちゃんの様子をよく観察し、そろそろ開始しても大丈夫かな?と判断できたらまずはひとさじあげてみましょう。

離乳食のスタートから完了まで~4つの段階~

           画像出典元:https://feature.cozre.jp/73289

離乳食は、調理の形態や、回数、量、食べられる食品の数などによって「初期」「中期」「後期」「完了期」と4つの段階の時期があります。

時期としては、それぞれ「5~6ヵ月」「7~8ヵ月」「9~11ヵ月」「1歳~1歳6ヵ月」頃です。赤ちゃんの発達に合わせて、その時期に適した食べ方、食べ物を与えることが大切です。

しかし、目安通りの量やあげ方で進めようと力を入れすぎないでください。赤ちゃんのペースを大事にしながら進めていきましょう。

それぞれの時期の特徴を表す○○期

離乳食初期…スプーンに慣れ、液体に近いドロドロの離乳食を唇を閉じてゴックンと飲み込む「ゴックン期」

離乳食中期…舌と上あごを使って食べ物をつぶして食べる「モグモグ期」

離乳食後期…やわらかい食べ物を歯ぐきでつぶして食べる「カミカミ期」

離乳食完了期…前歯や歯ぐきを使って上手にかんで食べる「パクパク期」

引用元:『最新版 きほんの離乳食 ゴックン期5~6ヵ月ごろ』主婦の友生活シリーズ Baby-mo特別編集

このように、赤ちゃんは、舌をうまく使って食べる時期から徐々に前歯や歯ぐきを上手に使って噛んで食べられるようになっていくのです。

では、次にそれぞれの時期での離乳食の食材のやわらかさや、量、回数などを、4つの段階の進め方として紹介します。

離乳食の4つの段階の進め方

↓横スクロールできます

5~6ヵ月 ”ゴックン期” 7~8ヵ月 ”モグモグ期” 9~11ヵ月 ”カミカミ期” 1歳~1歳6ヵ月 ”パクパク期”
食べ方の目安
  • 1日に1回、1さじから始める。
  • 離乳食に慣らす時期のため、焦らず、食品の種類も少なめで。
  • 1日2回食で、食事のリズムをつけていく。
  • いろいろな味や舌ざわりを楽しめるように食品の種類を増やしていく。(タンパク質は1食に1品の目安で、卵黄や脂肪分の少ない鶏肉、ヨーグルトなどがOKになる)
  • 1日3回食で、食事のリズムを大切にする。
  • 食欲に応じて、離乳食の量を増やす。
  • 不足しがちな鉄分やカルシウムを補う食事を心がける。(赤身の魚や肉、レバーなどを取り入れる)
  • 1日3回の食事のリズムを大切に、生活リズムを整える
  • 手づかみ食べを積極的にさせ、自分で食べる楽しみを覚えさせる。
  • エネルギーを補うためのおやつを1日1~2回プラスする。
調理形態 なめらかにすりつぶしたドロドロの状態 舌でつぶせる程度ベタベタ状のやわらかさ 歯ぐきでつぶせる程度のやわらかさ 歯ぐきで噛める程度のやわらかさ
舌の動き 前後に動く 前後、上下に動く 前後、上下、左右に動く 自由自在に動く
栄養 母乳・ミルク

離乳食

80%~90%

10%

60~70%

30%

35~40%

60~65%

20~25%

75~80%

 

1回当たりの

目安量

 

穀類(g) つぶしがゆを1さじから始める 7倍がゆ~全がゆ 50~80g 全がゆ90g~軟飯80g 軟飯90g~ふつうのご飯80g
野菜(g) 開始2週目頃からすりつぶした野菜などを1さじ加えてみる やわらかくゆでて、みじん切りした野菜 15g

プラス

すりおろしてひたひたの水で煮た果物  5g

やわらかくゆでて粗みじん切りした野菜20g

プラス

生で細いスティック状に切って、サクサクの食感にした果物  10g

やわらかくゆでて一口大を目安にした野菜30g

プラス

生を薄切りにした果物 10g

果物(g)
魚(g) 開始3週間目頃からつぶした豆腐、白身魚などを1さじ加えてみる 10~15g 15g 15~20g
肉(g) 10~15g 15g 15~20g
豆腐(g) 30~40g 45g 50~55g
卵(g) 卵黄1コ~全卵1/3コ 全卵1/2コ 全卵1/2コ~2/3コ
乳製品(g) 50~70g 80g 100g

少ない量から赤ちゃんの様子を見ながら増やしていくことで、消化機能も発達していくため、いろいろな食品が食べられるようになります。

味付けについては、離乳食は基本的に薄味。特に最初のゴックン期は味付けなしで素材の味で食べさせましょう。だしを使って素材の味を引き立てるのも一つの手ですよ。

また、手づかみ食べは生後9~11ヵ月頃に始まりますが、食べ物を目で確かめ、手指でつまんで、口まで運び入れるという目・口・手の協調運動です。

盛んに自分の手を使って食べたいという気持ちの表れでもあるため、スティックなどの手につかみやすい状態で与えてあげるといいでしょう。手づかみ食べが上達すると、スプーンやフォークの使い方も上達していきます。

離乳食の段階は、進んだり戻ったりを繰り返すでしょう。そこで焦らず、赤ちゃんのペースや気分に合わせて階段を上がるようにゆっくり進めていくことが大切です。

 離乳食初期 <ゴックン期>の進め方

     画像出典元:https://www.amoma.jp/column/child/babycare/27237.html

離乳食に欠かせないアイテムをそろえよう

離乳食用のスプーンやフォーク

いろいろな形状、触感、色のものがあります。赤ちゃんが無理なく口に入れられるものを選びましょう。まずは赤ちゃんに持たせてみて、口に入れて遊ぶようなら問題はないです。

この時期は、とりあえずお母さんがあげやすい形のものでよいでしょう。赤ちゃんが自分でつかんで食べるようになったころにつかみやすい形のスプーンを購入しましょう。

食器や容器類

まずは、お母さんがあげやすく、安全な素材のものを選びましょう。食べている最中に赤ちゃんがさわって落としてしまう恐れがあるため、ガラス製のものなどの割れやすい食器はさけましょう。赤ちゃんが自分で食べられるころになったら、プラスチック製などつかみやすくすべらない食器を選ぶとよいですね。

また、電子レンジで使用できるものを選ぶこともポイントでしょう。小さめのココット型は、電子レンジ、オーブン、トースターどれでもOKで、食べる量に応じた小さいサイズがいろいろそろっているため使いやすいです。おススメなのは、「ミキハウスファースト テーブルウェアセット」です。

「ミキハウスファースト テーブルウェアセット」のおススメな点

  • 離乳食を作るときに必要な調理器具と食器が一式そろっている
  • プレートの底に滑り止めがついているため、赤ちゃんが掴んで食べても安心
  • 離乳食保存のタッパーもついている
  • 電子レンジと食洗器に対応している

保存容器については、離乳食をまとめて作ったものを冷凍しておいたり、温めたり、外出にそのまま持っていったりできる小さな密閉容器がおススメです。ほかにも、ある程度作り置きできる小分け保存用の製氷皿などは重宝できますよ。

離乳食調理セット

ゴックン期は、すべての食材をやわらかくゆでて裏ごしする、もしくはすりつぶしてペースト状にします。そこで、裏ごしやすり鉢、おろし金、しぼり器などがセットになった離乳食調理セットがあります。

ほかの用途に使用せず、清潔を保つためにも離乳食用のセットを購入するのがよいでしょう。それぞれコンパクトなので、場所をとることもありませんよ。おススメなのは、「リッチェル 調理器セットE」です。

「リッチェル 調理器セットE」のおススメな点

  • おろし器、こし器、すり鉢、すり棒など離乳食初期から使える調理器がそろっている
  • 電子レンジを使って、ご飯からおかゆが作れる「電子レンジ用おかゆクッカー」がついている
  • 冷蔵冷凍の小分け保存パックが3個ついている
  • 28食のレシピ本つき

エプロン

食事用のエプロンは、赤ちゃんの食べこぼしをキャッチして、洋服が汚れるのを防ぎます

  • 首回りの食べこぼしもしっかりキャッチする
  • そで部分もカバーする
  • 食べこぼしをキャッチする深めのポケットがついている

こういうタイプのエプロンは、食事の後も周囲を汚さずにすみます。とくに、ソフトな素材のプラスチック素材のエプロンは、汚れたらサッと洗い流せるため清潔に使えます。おススメなのは、「ベビービョルン ソフトスタイ」です。

「ベビービョルン ソフトスタイ」のおススメな点

  • 優しいゴム素材で、赤ちゃんの体に沿ってフィットする
  • 大きなポケットがついているため、食べこぼしや飲みこぼしも安心
  • 汚れてもサッと水洗いができるので、お手入れも簡単

小なべ

離乳食づくりは、やわらかく煮る作業が基本。そのため、小さいなべは重宝します。なければ一つ購入をおススメします。

10倍がゆの作り方をマスターしよう

赤ちゃんが一番最初に口にする食べ物は「おかゆ」。お米はアレルギーの心配もなく、消化もしやすいため安全です。したがっておかゆの作り方は、離乳食づくりの基本となります。

10倍がゆは、お米大さじ1に対してお水が大さじ10の1:10の割合で作るおかゆです。手軽に作れる「ごはんがゆ」お米の甘味が断然引き立つ「米がゆ」があります。

米がゆの作り方

  • なべで作る方法

米:大さじ1  水:150cc  

  1. 米をといで、分量の水につけて30分程ひたします
  2. 沸騰するまで強火にかけます。
  3. 煮立ったら弱火にして、ふきこぼれがないように1時間ほど炊きます。
  4. 火をとめ、ふたをとらずに10分ほど蒸らします
  5. 蒸らし終えた10倍がゆをなめらかにすりつぶすか裏ごしして与えます。
  • 炊飯器で1食分を作る方法
  1. 炊飯器の中央に、分量の米と水をいれた湯のみ茶碗や深めの耐熱容器を置き、スイッチオン。
  2. 大人のご飯と一緒に炊き上がります。

ほかにも、炊飯器のおかゆのボタンを押して炊き上げ、ひとさじ分だけ与え、あとは冷凍保存する方法もあります。

ごはんがゆの作り方

  • なべで作る方法

ご飯:20g 水:150cc

  1. なべに分量のご飯と水を入れて火にかけます。
  2. ふたをして煮立つまで強火にかけます。
  3. 煮立ったら火を弱め、ふきこぼれないように弱火で20分程炊きます。
  4. なべから目を離さず、様子を見ながらやわらかくとろとろになったら火を止める。
  5. 5分程蒸らします
  6. なめらかにすりつぶすか裏ごしして与えます。
  • 電子レンジで作る方法

ご飯:25g 水:125cc (10倍がゆ4~5食分)

  1. 耐熱容器に水とご飯をいれ、少しふやかします。
  2. 500Wの電子レンジで加熱し、沸騰してきたら取り出します。
  3. ラップをかけて10分程蒸らします
  4. なめらかにすりつぶします。粒々が気になるようなら湯を足して更にすりつぶします。

ゴックン期一回量の目安スケジュール

ゴックン期は、消化のしやすい10倍がゆをすりつぶしたつぶしがゆを1さじから始めます。ゴックン出来たら1さじずつ増やしていきましょう

おかゆに慣れたら野菜をプラス。どんな食材でも始めは1さじからおかゆと野菜に慣れたら豆腐を1さじプラスします。少しずつステップアップしていきましょう。1さじは「小さじ1」のことです。

スタートから1週目

1~2日 3~4日 5~7日

2週目

8日~14日

3週目

15日~21日

4週目

22日~28日

29日~30日目 それ以降
熱や力(エネルギー)になる 糖質

つぶしがゆ

1さじから  → 2さじ → 3さじ

※目安としては、一週間で大さじ1の10倍がゆが食べられるようにする。

3さじ → 4さじ 4さじ → 5さじ 5さじ → 6さじ  大さじ2= 30g 3つのグループの食品を組み合わせて離乳食に慣らし、メニューを広げていく。

どのグループの食材も初めてあげるときは、1さじからあげること。

体の調子を整えるビタミン・ミネラル源

かぼちゃ、人参、キャベツ、ほうれん草などを裏ごし

1さじ

※野菜の種類も2~3日様子を見て次の種類の野菜へ

2さじ 3さじ  大さじ1=15g
血や肉になるもの タンパク質源

豆腐すりつぶし→すりつぶし白身魚

1さじ

※つぶしてなめらかにした豆腐や白身魚などの消化のしやすいものを

2さじ 小さじ1~2=5g

出典元:『子どもノート 南風原町版』保健活動を考える自主的研究会

ゴックン期のおススメ素材と進め方

ゴックン期は、離乳食に慣らす時期。したがって、ゴックン期の前半あたりは、あれこれと素材の種類をたくさん与える必要はありません

1種類を与えたら、まずは赤ちゃんの様子を観察しましょう。うんちやおしっこの様子、皮膚にかわった湿疹はないかなどを見ながら、ゆっくりと量そして種類を増やしていきましょう。

エネルギー源

米や小麦製品をはじめ、イモ類やバナナもこのグループです。おかゆに慣れてきたら、これらの素材へと種類を増やしていきましょう。STEPの順番に慣れさせていくとよいですよ。

  • じゃがいも(STEP1)

米の次に食べさせたいのが、デンプン質も豊富なじゃがいも。皮をむき、1~1.5㎝くらいの輪切りにして水からやわらかくゆでて、すりつぶしましょう。

  • さつまいも(STEP2)

じゃがいも同様、なめらかにしやすく、甘みのあるさつまいも。皮ごと1㎝くらいの厚さに切り、耐熱皿に並べて、水大さじ1を加え、電子レンジで1分ほど加熱します。そのあとは、すりつぶし、湯を加えてのばして与えます。

  • バナナ(STEP3)

甘みが強く、つぶしやすいバナナは、熟したものを選び、渋いすじは除いて使いましょう。手でちぎり、電子レンジで30秒ほど加熱してからすりつぶし、水分を加えてのばしたものを与えます。

  • パン(STEP4)

ゴックン期の後半あたりから与えてもOK。しかし、小麦アレルギーの心配がある場合は慎重に与えましょう。中心部分をちぎり、湯で薄めたミルクを加え、弱火で煮ます。かたまりを残さず、煮汁ごとすりつぶしてください。

ビタミン・ミネラル源

体調を整えるのに必要な栄養素が入っているため、少量でも毎回とりいれることを心がけましょう。甘みのあるもの、やわらかく煮えるものを選び、自然な味わいに慣れさせてあげることがポイントです。

  • かぼちゃ(STEP1)

甘みがあって口当たりがいいのでほとんどの赤ちゃんが好みます。耐熱皿にかぼちゃを一口大に並べ、水を加えてラップをし、電子レンジで2分ほど加熱します。皮は取り除いて、果肉をすりつぶし、水分も加えてトロトロにしましょう。

  • にんじん(STEP2)

しっかり加熱してやわらかく煮れば、簡単につぶせます。大きなまま、水から火にかけてやわらかくなったら皮をとります。中央を竹串でさして抵抗なければOK。すりおろし器ですりおろして水分でのばします。

  • トマト(STEP3)

加熱せずに食べさせられる便利な食材です。完熟のものを選び、食べさせる分だけくし切りします。皮を包丁でむき、種は指先でかきだしましょう。果肉だけをなめらかにすりつぶして与えます。

  • かぶ(STEP4)

短時間でトロトロにやわらかく煮え、甘みもあるのでおススメです。皮は厚くむき、まるごと水からやわらかくゆでます。ゆで汁を加え、なめらかにすりつぶしましょう。

  • ほうれん草(STEP5)

やわらかな葉先の部分だけを熱湯でくたくたにゆでます。冷水にとって水気をしぼりましょう。裏ごし器で裏ごしして、かたくり粉でとろみをつけましょう。

かたくり粉でとろみをつけるのは、のどごしを良くするためです。ゴックン期の赤ちゃんは、まだ飲み込むことしかできません。したがって、食材ものどに通りやすい状態にしてあげる必要があるのです。

タンパク質源

赤ちゃんの成長に欠かせないタンパク質源ですが、消化能力の未発達な内臓に負担をかけてしまいがちで、アレルギーを引き起こす可能性も。ゆっくりと1種類ずつ試していきましょう。

  • とうふ(STEP1)

使う分だけかたまりのまま熱湯に入れ、さっと湯通しします。中まで火を通さなくてもOK。水気をきってからなめらかにすりつぶしましょう。

  • 真鯛(STEP2)

消化しにくい成分や脂肪分が少なく、白身魚のなかでとくにおススメです。皮や骨を除いてある刺身がお手軽です。沸騰した湯に入れて中まで火を通し、あたたかいうちにほぐします。なめらかにすりつぶし、とろみをつけます。

  • しらす干し(STEP3)

アレルゲンになりにくく、消化吸収がよいのでこの時期から使えます。塩分が多いため、熱湯をかけて必ず塩抜きしてからていねいにすりつぶし、とろみをつけます。野菜やおかゆなどに合わせるとよいですよ。

  • きな粉(STEP4)

煮大豆よりも消化吸収がよく、成分は大豆と同じで植物性タンパク質が豊富です。粉の状態だと気管に吸い込む危険性があるため、必ず湯冷ましなどでトロトロにのばしてからおかゆにまぜて与えましょう。

ゴックン期のポイント

  • 離乳食の後の授乳は、ほしがるだけのませてOK
  • 離乳食を食べさせる時間は、午前中の10時頃の授乳前が望ましいです。パッチリ目覚めているときに離乳食をあげると、胃腸への負担が少ないため、消化がよいからです。
  • 1日に1回の1回食が基本ですが、5ヵ月から始めた子は、1ヵ月後の6ヵ月頃には1日2回の2回食にしていきましょう。あまり食べなかったら、2回目は半分の量でもOKです。6ヵ月から始めた子は、7ヵ月頃から2回食にしていきましょう。
  • おっぱいやミルク以外の食べ物に慣らすことがこの時期に大切なことです。食べないからといって悩むことはありません。
  • トロトロ状の形態から徐々に水分を減らしてベタベタ状にも慣らしていく。

ゴックン期に食べてよいもの/ダメなもの

     画像出典元:https://akachanikuji.com/rinyushokutabenai

ゴックン期は、離乳食の始まりの時期なので、食べる食材にも気をつかいますよね。基本的には、ゴックン期の前半は多くの種類を取り入れる必要はないことは先に説明しましたね。

段階的に食べられるものを増やしていけるように、ここではゴックン期で食べてもよいものとダメなものを、「エネルギー源」「ビタミン・ミネラル源」「タンパク質源」に分けて紹介していきます。

エネルギー源

食べてもよい主な食材

米、食パン、うどん、じゃがいも、さつまいも

食べたらダメな主な食材

菓子パン、もち、そうめん、そば、シリアルやオートミール

そうめんやそばなどは、小麦粉製品のためモグモグ期に入ってからがよいでしょう。しかし、そばはアレルギーの心配が高いため、与えないのが原則です。菓子パンは、糖度も高く、油分もあるためさけるべきです。シリアルやオートミールは、モグモグ期からプレーンなものをミルクなどでやわらかくして与えます。

ビタミン・ミネラル源

食べてもよい主な食材

人参、ほうれん草、かぼちゃ、トマト、大根、玉ねぎ、きゃべつ、小松菜、オクラ

食べたらダメな主な食材

れんこん、ごぼう、ゆでたけのこ、ねぎ、きゅうり

れんこんやごぼう、ゆでたけのこなどは、繊維が多く飲み込みにくいため、カミカミ期から与えるとよいですよ。

ねぎは、刺激が強く胃腸に負担がかかるため、少しの量を調理に使うのはよいですが、無理じいはしないでください。

きゅうりは、裏ごしがしにくく、生のすりおろしは青くさみがあるのでこの時期は好まれません。

タンパク質源

食べてもよい主な食材

とうふ、きな粉、白身魚、しらす干し

食べたらダメな主な食材

卵、赤身魚(マグロ、かつお)、青魚(あじ、さば、いわし、さんま)、プレーンヨーグルト、カテージチーズ、肉類

卵は、アレルギーの心配があるため、卵黄はモグモグ期から、全卵はモグモグ期の後半から様子を見ながら少しずつ与えましょう。

魚類は、白身魚に慣れたらモグモグ期から赤身魚がOK青魚は、油分が多く酸化しやすいため、新鮮なものをカミカミ期から与えましょう。

プレーンヨーグルト、カテージチーズともにモグモグ期からはおススメです。肉類は、油分やアレルギー反応がこわいため、モグモグ期からスタートするとよいでしょう。開始の際は、脂肪の少ない鶏ささみ肉からが安心です。

まとめ

5ヵ月からの離乳食は、早すぎるということはありません。赤ちゃんが食べ物に興味を持ち始めたタイミングで開始しましょう。しかし、その進め方は焦らずゆっくりでOK。あまり食べない日などがあっても気にしすぎないことです。

この時期は、これから色んな食材を食べていくのに慣れていく時期です。栄養はほとんど母乳やミルクでとっているため心配はありませんよ。色んな食材をたくさんあげようとするのではなく、まずは赤ちゃんと食事の時間を楽しんで始めてみてはいかがでしょうか。

 - 離乳食