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りんご病の症状はどんなものがある?りんご病以外に疑われる病気は?りんご病の感染を防ぐ方法はある?りんご病の画像をチェック!

      2018/07/25

お子さんのほっぺを見ると、「いつもより赤い」とか「真っ赤っかになっている!」とびっくりすることがあります。この場合、お子さんは「りんご病」にかかっている可能性があります。

子供がかかりやすい病気で、「ヒトパルボウィルス」というウィルスが原因で引き起こされる病気です。正式名称を「伝染性紅斑」と言います。咳やくしゃみなどによる「飛沫感染」、感染者が触ったものを別の人が触ることによる「接触感染」によって、伝染します。

りんご病は「どんな症状が出てくるのか」「治療方法」について、ご紹介します。また、実際にりんご病にかかった子供の写真も挙げてみました。ご自分のお子さんと見比べて参考にしてみて下さい。


りんご病の症状は?

画像出典元:https://around30ikumen.com/?p=1169

上の写真はりんご病のお子さんの写真です。「りんご病=ほっぺが赤くなる」とすぐに思い浮かべる方も多いですが、ほっぺが赤くなる他にも様々な症状が現れます。

りんご病にかかると以下のような症状が出てきます。

りんご病の症状

  • 初期症状:発熱(高熱になることはあまりない、37~38度くらいが多い)、だるさ、筋肉痛、関節痛などが1週間~10日続く
  • 発疹:初期症状の後、ほっぺに真っ赤な細かい発疹。1,2日後、胸・お腹・腕・足などにレース状の発疹が出ることもある。発疹の部位がほてったりかゆみが出たりする

発疹のピークは3,4日です。発疹は1週間すると自然に引いていきますが、中には長く続くお子さんもいます。かかりやすい年齢は、5~10歳くらいです。その次に掛かりやすいのが0~4歳くらいと言われています。

かかりやすい季節というのは特になく、1年のうちにいつでもりんご病になってしまうことがあり得ます。毎年大流行する病気ではなく、りんご病にかかる人数は大体5年ごとに増加します。つまり、大体5年ごとに大流行する病気です。前回大流行したのは2015年~2016年です。

りんご病にかかると、どうなる?写真で検証!

画像出典元:http://sunnysea.net/874.html

それでは実際にりんご病にかかっている人のほっぺたの写真をチェックしてみましょう。お子さんと見比べてみて下さい。ただし、前述しましたが自己判断すると別の病気を見逃す可能性がありますので、写真はあくまでも参考程度に留め、必ずお医者さんを受診しましょう。

ほっぺの写真

画像出典元:https://www.niid.go.jp/niid/ja/kansennohanashi/443-5th-disease.html

ほっぺがりんごのように赤くなっています。

体の発疹

画像出典元:http://hobab.fc2web.com/sub6-Erythema_Infectiosum.htm

レース模様の湿疹が広がります。

「ほっぺが赤い=りんご病」と考えていいの?

画像出典元:https://mammami-a.club/?p=9208

先ほど述べたように、「ほっぺが赤いからりんご病だ!」と決めてしまうのは早計です。ほっぺが赤くなる病気や症状はりんご病以外にも以下のようなものが挙げられます。以下の病気や症状は自分のお子さんがどれなのか参考にはできますが、自己判断せずにお医者さんに行って診察してもらいましょう。

りんご病と間違えやすい症状を列記しましたので、参考にして下さい。

1.肌の乾燥

肌の水分・油分が足りずに乾燥して、ほっぺが赤くなることがあります。触るとかさかさしています。保湿をするなどして対処しましょう。

2.高熱

発疹などは出ず、風邪で高熱になり、ほっぺが赤くなることがあります。

3.突発性発疹

40度近い高熱が出た後、体のあちこちに発疹ができる病気です。顔にも広がることがあります。赤ちゃんが初めて高熱を出す場合、この突発性発疹の可能性が高いです。大体2歳くらいまでのお子さんがかかります。

4.風疹

風疹ウィルスによって、顔に発疹が出てその後急速に体に広がっていきます。微熱や喉の痛み、だるさなども起きます。

5.麻疹

麻疹ウィルスによる非常に感染力の強い病気です。38度程度の熱が出て、目やにや目の充血などが起こります。下痢や嘔吐を伴う場合もあります。ほっぺの裏に白い水疱が出ます。また、顔や胸に発疹が出た後、お腹や腕、足に広がっていきます。

りんご病は何科に行けば良いの?

お医者さんは、「小児科」「内科」を受診するようにしましょう。できれば「小児科」が望ましいです。肌のトラブルなので「皮膚科」と迷う場合がありますが、小児科は子供の病気のエキスパートですので、受診するのは小児科で大丈夫です。

皮膚の荒れ具合や湿疹などから「皮膚科で診てもらって薬をもらった方がいい」と小児科のお医者さんが判断した場合は、皮膚科を紹介してもらえることもあります。皮膚科ではりんご病の治療ではなく、皮膚の荒れ具合や湿疹を治療してもらいます。

りんご病の治療方法は?

りんご病の原因ウィルスである「ヒトパルボウィルス」を退治してくれる薬はありません。りんご病の治療は「対症療法」が基本となります。りんご病に対しては薬が処方されることはほとんどありません。発疹があってかゆみがひどい場合は、かゆみ止めの塗り薬が処方されることがあります。

まれに高熱になって熱が下がらないなどの症状がある場合は、解熱剤(飲み薬か座薬)が処方されることもあります。ですが、りんご病は何もしなくても自然に治る病気です。「症状がひどくてつらくてたまらない」というとき以外には薬が処方されることはありません。

だるさや筋肉痛がつらい場合は、自宅で安静にして過ごさせましょう。発疹が消えた後は、あざのように残ったり皮がむけたりすることはありません。

りんご病による発疹のかゆみを抑えるには?

  • 発疹が出ているところについた汗や汚れはこまめに拭き取り、かゆさを増やさないようにする
  • 温かくなるとかゆくなるので、濡れタオルやアイスノンなどで発疹の出ているところを冷やす
  • 日光の刺激でかゆみが増すことがあるので、直射日光に当たるのを避ける
  • 温かくなるとかゆくなるので、熱いお風呂に浸かるのは避け、ぬるめのシャワーでさっと体を洗う
  • 食べ物は普段通りで構わない

りんご病の感染を防ぐには?

画像出典元:http://childcaretrouble.com/?p=608

りんご病にかかっても、出席停止にはなりませんし、通園・通学もできます。りんご病と病院で診断されるのは、発疹が出てからがほとんどです。発疹が出る頃にはりんご病の感染力は弱まっているので、周りに移すおそれは減ります。

一度感染すると、りんご病に対する抗体が体の中にできるので、再びりんご病に感染することはありません。しかし、初期症状の発熱・筋肉痛・だるさなどが人によってはとてもつらいですし、発疹のかゆみも我慢できないほどひどくなることがあります。

なるべく感染を広げないように、感染者の家族や周りの人は注意する必要があります。りんご病は子供がかかりやすい病気ですが、大人も感染することがあります。感染する大人は、子供の頃にりんご病にかかっていないので免疫が付いていない人です。

りんご病の感染を防ぐには

  • りんご病の感染者・家族共にマスクをする
  • 感染者が残した食べ物を他の家族が食べるのは避ける
  • タオルを感染者と家族で分けて、共用しない

また、「りんご病に気がつかないうちにかかっていて、いつのまにか治っていた」という場合もあります。色白の人によく見られるのが、「日焼けして赤くなったのかと思っていたら、実はりんご病だった」というものです。

このように、皮膚が赤くなったり初期症状が出たりしますが、症状が軽いためにりんご病にかかっていることに気がつかないことはあり得ます。

一度かかったら再びりんご病にかかることはないと言われていますが、ごく稀に2回かかる人もいます。家族がりんご病になったら、感染しないようにしっかりと対策をしましょう。

りんご病にかからない人っているの?

周りにりんご病の人がいたら、かなりの確率で感染します。ですが、感染してもりんご病の症状が全く出ないという人も2割近くいます。

家庭では、感染した人と接触した人の約50%が感染します。学校での流行では、感染した人とおなじクラスの10-60%の生徒が感染します。通常、ウイルスに感染した4-14日後に発病します。但し、20日後に発病する場合もあり、潜伏期は4-20日です。パルボウイルスB19に感染した人は、発疹が現れる前の、初期の段階では、感染源となりえます。しかし、パルボウイルスB19に感染した人が赤いリンゴのような頬になった段階では、もはや感染源とはなりえないので、学校へは登校可能です。

 伝染性紅斑の流行中にパルボウイルスB19に感染しても、何の症状も示さない大人やこどもが、約20%います。また、感染しても典型的な症状を示さずカゼのような症状だけの人もいます。しかし、症状の有無にかかわらず、感染すれば、ちゃんとした免疫が獲得されます。

引用元:横浜市衛生研究所「伝染性紅斑について」

まとめ

まとめると、りんご病の症状は、

  • 初期症状:発熱(高熱になることはあまりない)、だるさ、筋肉痛、関節痛などが1週間~10日続く
  • 発疹:初期症状の後、ほっぺに真っ赤な細かい発疹。1,2日後、胸・お腹・腕・足などにレース状の発疹が出ることもある。発疹の部位がほてったりかゆみが出たりする

ということがわかりました。受診する病院は「小児科」が望ましいです。りんご病の治療方法は「対症療法」が基本で、かゆみがひどいときにはかゆみ止めの塗り薬が処方されます。かゆみを抑えるには、

  • 発疹が出ているところについた汗や汚れはこまめに拭き取り、かゆさを増やさないようにする
  • 温かくなるとかゆくなるので、濡れタオルやアイスノンなどで発疹の出ているところを冷やす
  • 日光の刺激でかゆみが増すことがあるので、直射日光に当たるのを避ける
  • 温かくなるとかゆくなるので、熱いお風呂に浸かるのは避け、ぬるめのシャワーでさっと体を洗う

ということに注意しましょう。感染者を増やさないために、

  • りんご病の感染者・家族共にマスクをする
  • 感染者が残した食べ物を他の家族が食べるのは避ける
  • タオルを感染者と家族で分けて、共用しない

ということに気をつけて過ごしましょう。

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