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不安解消!臨月って車を運転をしていいの?もしも運転した場合に注意しなければいけないことは?

      2017/04/02

いよいよ臨月に突入!赤ちゃんに会える日もあと少しです。しかしこれまで車の運転は普通に出来てきたのにお腹も大きくなって運転がしづらくなってきたな、と思うことはありませんか?

日々のお買いものの時や上の子の習い事の送迎の時など車は大変便利なものです。しかし臨月ともなると、車の乗り降りが窮屈になったりハンドルがお腹にあたってしまうようになって、車の運転が不安になってきます。

ここでは、臨月に車を運転していいのかわからない人に向けて、もしも運転した場合に注意しなければいけないことは何か?についてお話します。

臨月の妊婦さんの体の状態について知りたい!

「臨月」とは赤ちゃんがお腹にいる状態の妊娠36週0日~39週6日の間のことをいいます。妊娠をしてから妊婦さんの体は日々変化をしますが、特にこの時期になると臨月特有の体になってきます。

臨月特有の体とは?

  • お腹が大きく膨らんでいるため、足元の確認がしづらい
  • 赤ちゃんの成長とともに体重が増え、体全体の動作が鈍くなっている
  • 足がむくみやすく、足の裏の感覚も鈍くなっている

また、混同してしまいがちな正産期という言葉があります。「正産期」とは妊娠37周0日~41周6日の間のことをいいます。つまり「臨月」のあとに「正産期」が訪れますので、「臨月」と「正産期」とは指す時期が違います。

正産期が赤ちゃんが産まれてくるために赤ちゃんにとっても妊婦さんにとっても一番いい状態ではありますが、臨月以降も赤ちゃんがいつ産まれてもおかしくない状態です。

それでは具体的に臨月の妊婦さんの体の状態について見てみましょう。

ちょっとしたことで疲れやすい体になっている

お腹が一段と大きくなっているので普段よりも体力を使います。

特に運転しようとする妊婦さんの体は赤ちゃんを守ろうとする本能から、普段よりも緊張状態になりやすく脈拍や心拍数も上がってしまうので、ちょっとしたことで体が疲れてしまいます。

出産前ということで落ち着きがなくなっている

出産目前という状態にもなると準備したいことや気になることなど色んなことで頭がいっぱいです。あれもしなきゃ、これもしなきゃという気持ちが常にあるのが臨月の妊婦さんです。

車の運転中のふとした瞬間に「あっ」と何かを思い出してハンドル操作をあやまることがないとは限りません。

日中に急に眠気がくることがある

女性の体は妊娠していない女性でも月経の周期によって女性ホルモンが常に変化するものですが、妊娠中の女性は特に出産に向けて女性ホルモンが日々変化しています。

女性ホルモンの変化は夜の睡眠を浅くしてしまうことがあり、日中に急に眠気がくることがあります。そのような状態での車の運転は何を引き起こすかわからないため非常に危険です。

陣痛や破水の危険を伴ってきている

臨月以降は赤ちゃんがいつ産まれてもおかしくない状態ですので、赤ちゃんが生まれる前兆である陣痛や破水がいつおきてもおかしくない状態ともいえます。

もしもひとりで車の運転しようものなら、車の中はひとりで密室の状態であるともいえます。そんな時に陣痛や破水が起きてしまった時にひとりでその対応ができるでしょうか。

臨月って車の運転をしてもいいの?

臨月に車を運転するということが違反であったり禁止されているということはありません。つまり、「臨月に運転をしてもいいの?」という質問に対しては「してもいい」ということになります。

しかし、あくまで運転を「してもいい」ということであって、臨月の妊婦さんの状態を見てわかるようになるべく運転を控えましょう。また、シートベルトはきちんと着用するなど道路交通法にのっとる必要があります。

「負傷若しくは障害のため又は妊娠中であることにより座席ベルトを装着することが療養上又は健康保持上適当でない者が自動車を運転するとき。」

引用元:道路交通法施行令「第二十六条の三の二 一 」より

道路交通法施工令ではこのように、健康に何か問題がある場合はシートベルトの着用が免除されるとしています。

健康に何か問題がある場合というのは、シートベルトをすることで妊婦さんや赤ちゃんに命の危険が及ぶことです。例えば、シートベルトをすることでお腹が圧迫されて出血が酷くなったりすることです。

「臨月だからシートベルトをしなくてもいい」と勘違いをしている人もいますので気をつけたいところです。

「シートベルトを着用することで、事故時に体に加わる外力を軽減できます。また、着用することにより胎児に悪影響が出ることはありません。母児に対するシートベルト着用の有効性は科学的に検証されていますので、母子二人の命を守るためにも正しくシートベルトを着用してください。」

引用元:JAFチャンネル「妊婦のシートベルト着用効果実験」より

ここが大事!車の運転をする前に注意したいこと!

臨月の車の運転はなるべく控えた方がいいことは分かっても、どうしても車の運転をしなければならない時に注意したいことがいくつかあります。

車の運転をする前に注意したいこと

  • なるべく同乗者に乗ってもらうようにしましょう
  • 少しでも眠気を感じる場合は、運転を避けましょう
  • お腹の張り出血があるなど健康状態が良くない場合は、運転を避けましょう
  • 車が混雑する時間帯など長時間の運転が予想される場合は、運転を避けましょう
  • やむを得ず長時間の運転になる場合は、休憩する場所がどこにあるかを事前に確認しておきましょう
  • ひとりで車を運転する場合は、パートナーなど身近な人に事前に報告をしておきましょう

いつも通る道でも工事中で遠回りしなければならないことがあったりと思いがけないトラブルが起きてしまうのが車の運転です。まずはこの注意したいことをチェックしたうえで車を運転することをおすすめします。

車を運転するときに持っておいたほうがいいものは?

臨月は注意力が散漫になっていることもあり、普段は持ち歩いているものもついつい忘れてしまいがちです。特に車の運転中の思いがけないトラブルにも対応できるように持ち物も必ずチェックしましょう。

車の運転をするときに持っておきたいもの

  • 携帯電話
  • ナプキンタオル
  • 健康保険証母子手帳、診察券
  • マタニティ専用のシートベルト

とくにひとりで車に乗る場合は、緊急連絡用に携帯電話を持参して運転をしましょう。同乗者に乗ってもらう場合でもどちらかが携帯電話を持参するようにしましょう。

ナプキンやタオルは急に出血してしまったり、破水してしまった時に持っておくと便利です。特にタオルはかばんの中でも出し入れしやすい位置に入れておくことをおすすめします。

タオルはお尻の下に敷くようになる場合もありますので、バスタオルなどの大きめのサイズを準備することが望ましいです。

マタニティ専用のシートベルトとは?

マタニティ専用のシートベルトをご存知でしょうか?このシートベルトはぱっと見た感じは座布団のようなシートですが、シートの真ん中に金属の引っ掛ける部分があります。

普通にシートベルトをするような感覚で、斜めになる部分のベルトは胸とお腹の間に後に置いて、お腹にあたる部分のベルトは股を開いてその間から金属の部分にベルトを引っ掛けます。

そうすることで普段はお腹に当たる部分が太ももにあたるようになり、お腹への圧迫が防げます。このシートベルトは車の運転席、助手席、後部座席にも使えるので、妊娠して車に乗ることがあれば持っておくと便利なグッズです。

マタニティ専用シートベルト

重量:約3.40kg

材質:難燃性繊維(クッション)、ステンレススチール(中板)

車の運転中にもしものことがあったらどうしたらいいの?

出産予定日よりも早く出産を迎える妊婦さんはたくさんいます。一人目だから出産が遅くなるという話も良く聞きますが、そのようなことは無く、出産を迎える時期は人それぞれです。

ではやむを得ず車の運転をして、もしものことがあったらどうしたらいいのでしょう?そんな時は次のふたつのステップを頭に入れておくと役に立ちます。

もしもの時のふたつのステップ

  1. 落ち着いて周囲を確認しながら道路わきに車を止める
  2. 携帯電話でかかりつけの産婦人科に電話をして指示を仰ぐ

まずは、落ち着くことが大切です。陣痛が少しずつ来る場合は異変に気がつくこともあるでしょう。しかし痛みもなく突然起きることがある破水をしてしまったときは、パニックになることが想定されます。

破水をしてしまったとしても、すぐに分娩になることはほとんどありません。落ち着いて周囲を確認しながら道路わきに車を止めて、携帯電話でかかりつけの産婦人科に電話をして指示を仰ぎましょう。

道路わきに車を止めたあとに焦って車の外に出ることは危険です。交通量の多い所では特にやめるようしましょう。携帯電話がある場合は携帯電話を使って連絡をするようにしましょう。

また、かかりつけの産婦人科からの指示でタクシーを呼ぶように言われることがあるかもしれませんので、携帯電話にタクシーの連絡先を事前にメモしておくことをおすすめします。

まとめ

臨月に車の運転をしていいことが分かりましたが、臨月の妊婦さんの状態を見ても分かるようになるべく車の運転は控えた方がいいことも分かりました。

車の運転が生活にどうしても必要な場合もあるとは思います。しかし妊娠しているしていないに関わらず、車の運転というものは常に危険と隣り合わせであることは今一度認識したうえで、臨月の車の運転を心がけたいものです。

臨月はもう少しで赤ちゃんに会える大切な時期です。時間にも心にも余裕を持って生活が出来ることが妊婦さんにとっても赤ちゃんにとっても一番なことです。

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