パンパースを使っている新生児のママへ~新生児用はいつまで使うべきなの?サイズアップのタイミングや目安、二種類のパンパースの紙おむつについて解説します!
2018/02/16
赤ちゃんの紙おむつとしてパンパースを使おうと考えている、また実際に使っているお母さんは多いのではないでしょうか。生後一か月がたつと、新生児から乳児に移行する時期です。
パンパースのおむつも新生児用があるけれど、いつまで使うべきかわからないですよね。赤ちゃんの体型によっては、太ももはパンパンだけどお腹はまだ余裕があったり、その逆だったり・・・。
赤ちゃんにとってちょうどよいサイズのおむつを使ってあげたいですよね。今回は、おむつのサイズアップのタイミングや目安、おむつを買うときの注意点について解説します。
このページの目次
新生児って何?
新生児っていつからいつまで?
新生児とは、生後間もなくから28日までの赤ちゃんのことをさします。母子健康法において以下のように定義されています。
この法律において「新生児」とは、出生後28日を経過しない乳児をいう。出典:母子健康法 第1章第6条5項
生後28日を過ぎると、赤ちゃんは乳児と呼び方が変わります。新生児期は、生後一か月にも満たない、とても短く貴重な期間なのですね。
新生児の赤ちゃんの大きさや様子は?
母子健康手帳の発育曲線によると、新生児期の赤ちゃんの大きさは、身長44センチ~57センチ、体重は2.1キロ~5.2キロとなっています。柔らかくて小さくてとてもかわいらしいです。
目もまだはっきりと見えていませんし、一日のほとんどを眠って過ごします。首も座っていませんし、小さくはかなげな印象を持つ方も多いです。
新生児期のおむつ事情を知りたい!
おむつ替えの頻度は?
新生児期は一日に何度もうんちやおしっこをします。おむつにおしっこやうんちがたまっていると不快ですし、おむつかぶれの原因にもなりますので、こまめにおむつを替えてあげるようにしましょう。
新生児期の赤ちゃんは一時間~三時間おきにお腹がすきますので、授乳の度におむつの状態をみて、おむつを替えてあげるようにしましょう。授乳の合間にも、おしっこをしていないか、うんちをしていないかをチェックして、こまめにおむつを替えてあげられるといいですね。
おむつにはおしっこやうんちをしていると色が変わるおむつラインがあります。おむつラインの色が変わっていないか、おむつが重くなっていないかを見るようにしましょう。
おむつ替えの注意点は?
新生児期は特に以下を注意しましょう。
- おしっこの回数
- うんちの回数、状態
- おしっこやうんちが漏れていないか
- 太ももやお腹周りが苦しそうではないか
- おむつかぶれがないか
おしっこの回数は個人差がありますが、一日に6回以上しているかを目安にしましょう。うんちも赤ちゃんによって個人差がありますので、いつもと比べて回数が少なくないか、便がいつも以上に柔らかすぎないかといった点をチェックするようにしましょう。
おしっこやうんちが漏れている場合は肌着や洋服を着替えさせてあげましょう。また、太ももにおむつのゴムのあとがくっきりついていないか、お腹周りは指一本分が入るくらいのゆとりがあるかどうかをチェックするようにしましょう。
パンパースの紙おむつはどんな種類があるの?二種類の紙おむつを紹介します!
画像出典元:パンパースホームページ
紙おむつには種類があるの?
紙おむつは、テープタイプとパンツタイプの二種類があります。テープタイプは両脇にテープが付いており、寝た状態でのおむつ替えに適しています。寝返りやハイハイ、タッチをするようになると、赤ちゃんが活発に動くため、パンツタイプも販売されています。
パンツタイプは、立ったままでのおむつ交換や、ゴロンゴロンと激しく動く赤ちゃんのおむつ交換に向いています。
新生児期の赤ちゃんはどっちのタイプがいいの?
新生児期の赤ちゃん向けの紙おむつは、テープタイプが適しています。新生児期の赤ちゃんは、まだ自分で寝返りもうてませんし、ほとんどを寝て過ごします。運動量も多くないです。
パンパースはそもそも新生児向けにテープタイプのみを展開しており、新生児サイズでのパンツタイプの販売はしておりません。
パンパースの紙おむつの種類は?
パンパースは、以下の二種類のテープタイプの紙おむつで新生児サイズを販売しています。
- 【新】パンパースのはじめての肌へのいちばん(以下、『肌へのいちばん』)
- 毎朝、超うすさらマジック!新パンパースさらさらケア(以下、『さらさらケア』)
『肌へのいちばん』商品紹介
『肌へのいちばん』は病産院で最も多く使われている紙おむつです。病院で生まれたての多くの赤ちゃんに使われている、肌触りの優しい高級な紙おむつです。
『肌へのいちばん』の特徴
- 通気性のよい穴あきメッシュシート
- ふんわり柔らかな触り心地
- 可愛い動物のイラスト付き
筆者が出産した病院でもパンパースの『肌へのいちばん』が使われており、使い勝手や肌触りが良かったので退院後も新生児期は『肌へのいちばん』を使うことにしました。
娘は夏生まれなので、おしっこやうんちに加えて汗をかいておむつの中が蒸れてしまわないか気になっていたのですが、『肌へのいちばん』を使っていると通気性が良いためかそのようなことも気になりませんでした。
『肌へのいちばん』口コミまとめ
良い評価
- ふんわりとした触り心地で赤ちゃんの肌にも安心して使える
- おしっこやうんちをしてもすぐに吸収されるので赤ちゃんが快適そう
悪い評価
- 背中からうんち漏れが起こることがある
- 値段が高め
『さらさらケア』商品紹介
それでは、『さらさらケア』の特徴は、どのような点なのでしょうか?
『さらさらケア』の特徴
- 薄いのに漏れ知らず
- 吸収帯を三つに分散、最長12時間お肌さらさら
- 蒸れを逃がすコットンシート
『肌へのいちばん』は、パンパースシリーズの中で最高級おむつとされています。確かに肌へのいちばんの使い心地はとてもよかったのですが、一枚当たりのおむつの単価が高いことが気になりました。
そこで、新生児用おむつを使い切ってから、サイズアップのタイミングで一枚当たりのおむつの単価がやや低いさらさらケアに移行しました。
おむつの単価は、だいたい『肌へのいちばん』が一枚当たり19円、『さらさらケア』が一枚あたり14円で、5円ほど差があります。一日当たり10回ほどおむつ替えをしていたので、一日に50円、月に換算すると1,500円ほどの差が出ると考え、単価の低い『さらさらケア』の使用を考えました。
『さらさらケア』は、『肌へのいちばん』より素材全体が柔らかく、やや薄い印象を受けました。触り心地も、『肌へのいちばん』のほうがふわふわな印象を受けました。触り心地や厚さこそ違いを感じられますが、『さらさらケア』でもおむつかぶれ等は気にならず、使いやすく感じています。
『さらさらケア』口コミまとめ
良い評価
- 価格がお手頃
- 薄くて持ち運びしやすい
悪い評価
- うんちやおしっこが背中から漏れることがある
- おしっこを大量にするとおむつがもこもこと重たくなる
新生児用紙おむつをサイズアップする目安は?
サイズアップの目安は?
パンパースのパッケージには、体重別のサイズの目安が以下のように記載されています。テープタイプの目安を抜粋してご紹介します。
体重別のサイズの目安(テープタイプ)
- 新生児サイズ:5キロまで
- Sサイズ:4~8キロ
- Mサイズ:6~11キロ
- Lサイズ:9~14キロ
まずは赤ちゃんの体重を目安に赤ちゃんにあったおむつを使いましょう。例えば新生児サイズとされていても、新生児期の後半には5キロを超える赤ちゃんもいます。その場合はSサイズへのサイズアップを検討しましょう。
赤ちゃんの体の成長の仕方は様々ですので、上記の目安の範囲内でも、おむつをサイズアップしたほうが良い場合があります。そのほかのおむつのサイズアップの目安をご紹介します。
その他のサイズアップの目安
- 太ももにおむつのゴムの後が赤く残っている
- お腹周りを止めるテープの余裕がなくなっている
筆者の娘も、新生児期が終わる前、生後20日過ぎごろから、お腹はまだまだ余裕がありそうなのに、太ももに赤くおむつのゴムのあとが付くようになりました。体重はまだ5キロに達していませんでしたが、太ももを見て、新生児サイズからSサイズにサイズアップしました。
サイズアップ後に注意することは?
サイズアップした後は、おむつ漏れや横漏れが続かないかを確認するようにしましょう。サイズアップしたものの、背中漏れや横漏れが続く場合は、サイズアップが早すぎた可能性があります。
その場合は、小さいほうのおむつで、ウエストのゴムをきつく締めすぎていないか、おむつを上にあげすぎていないか、おむつの付け方を今一度確認しましょう。再び小さいほうのおむつが活躍する可能性がありますので、サイズアップした後にすぐに小さいほうのおむつを処分しないようにしましょう。
おむつを買うときに気を付けることは?
パッケージについているシールにご注目!
パンパースには「すくすくギフトポイントプログラム」という、独自のポイントシステムがあります。パッケージの内側の上部にあるシールに記載のコードをアプリで入力することで、ポイントをためることができます。
たまったポイントを使って、抽選のプレゼントに応募したり、クーポンやおもちゃ等と交換することができます。
まとめ買いに注意!
赤ちゃんによっては、新生児用のおむつがすぐに小さくなってしまう可能性があります。新生児期は特に頻繁におむつ替えをするので、一週間に一パックのペースで消費していきます。出産後の環境によっては、なるべく多めにストックしておきたいと考える方も多いでしょう。
しかし、赤ちゃんの大きさによっては、早くて二週間程度でサイズアップすることになるかもしれません。何パックも買いだめしてしまうと、サイズアップをしてしまったために無駄になってしまう可能性があります。
おむつは薬局やスーパーでも、インターネットでも購入できますので、まとめ買いしないよう、多くて2パックの購入にしておきましょう。
サイズ間違いに注意!
筆者はインターネットでSサイズのつもりが新生児用のサイズを誤って2パックも購入してしまったことがあります。返品・返金は可能でしたが、手続きは煩雑でしたし、返品にかかる送料は筆者が負担することになりました。
サイズはパッケージに大きく記載されていますので、しっかりと確認して購入するようにしましょう。
まとめ
新生児期は約一か月しかありません。パンパースは新生児サイズのテープタイプのおむつが二種類展開されています。パンパースのパッケージには体重ごとのサイズの目安が記載されていますので、おむつ選びの参考にしましょう。
体重だけでなく、おむつ替えの時に赤ちゃんの太ももやお腹の状態を見て、おむつがきつくなったと思ったらサイズアップを検討しましょう。赤ちゃんによっては、新生児期にSサイズにサイズアップする可能性もありますので、おむつはまとめ買いをしすぎないように気を付けましょう。