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おたふく風邪の症状は?治療方法や治るまでの期間は?家族が感染を防ぐにはどうしたらいい?

      2018/02/23

お子さんの「ほっぺが腫れている」と気になって病院を受診したら、おたふく風邪と診断されてしまったママ。お子さんの体温が上がってしまったり、ほっぺを痛がったりするお子さんを見ているだけでつらいですよね。

おたふく風邪は潜伏期間が長い伝染病です。発症してしまうと、幼稚園や保育園、学校には行けず「出席停止」扱いになる病気です。ご自宅で看病するとき、一体どのようなことに気をつければよいのでしょうか。

おたふく風邪の「症状」「治療方法」「治るまでの期間」「食事内容」についてご紹介します。また、「一緒に住んでいる家族に移らないようにするための注意点」についても説明します。


おたふく風邪の症状は?

画像出典元:http://www.miyake-naika.or.jp/13_medemiru/kodomo_otafuku.html

おたふく風邪の正式名称は「流行性耳下腺炎」と言います。「ムンプスウィルス」というウィルスに感染することで、唾液腺が腫れてしまいます。唾液腺には、「耳下腺」「顎下腺」「舌下腺」の3つがあり、このうちのいずれか(または複数)が腫れると、ほっぺたが腫れたように見えます。

おたふく風邪の症状には次のようなものがあります。

おたふく風邪の症状

  • 「悪寒」「頭痛」「微熱」の初期症状が出た後、38~40度の高熱へ(熱が出ないこともある)
  • 初期症状の12~24時間後に唾液腺が腫れる
  • 口を開ける、触る、ものを噛む、飲み込むときに痛みがある

初期症状が出ずにいきなり唾液腺が腫れる人もいます。人によって症状は異なる場合がありますので、少しでも体に異変を感じたら病院を受診しましょう。小児科、内科、耳鼻咽喉科を受診します。

まれに合併症になってしまう人もいます。合併症の症状は以下の通りです。

おたふく風邪の合併症

  • 膵炎:おたふく風邪を発症して7~10日後、発熱、腹痛、嘔吐、下痢などを起こす。
  • 難聴:おたふく風邪を発症して3日~1週間後に、片耳が聞こえにくくなる子供に多く、特に気をつけたい合併症
  • 無菌性髄膜炎:脳や脊髄を覆う髄膜がウィルスに侵されて、頭痛、高熱、嘔吐などを引き起こす
  • 脳炎:脳自体が炎症して、けいれん、意識障害などが起こる

おたふく風邪の治療方法は?

画像出典元:https://sk-imedia.com/otafukukaze-15430.html

残念ながらおたふく風邪自体を退治してくれる薬はありません。抗生物質も効きません。出た症状に対して対症療法をしていきます。熱が高くてつらければ解熱剤、高熱が続いて水分が摂れず脱水状態の場合は点滴を行う、などの対症療法になります。

ほっぺが腫れて痛がるようでしたら、ご自宅でアイスノンなどを使ってほっぺを冷やしてあげましょう。腫れがひどいとじんじんと痛んで夜も眠れないくらいになります。濡れタオル程度の冷たさでは痛みが楽になりません。アイスノンや氷水を入れたビニール袋をタオルで包み、冷やしてあげて下さい。

おたふく風邪が治るまでどれぐらいかかる?

画像出典元:http://s.webry.info/sp/mamiyako.at.webry.info/200903/article_3.html

おたふく風邪は潜伏期間が2~3週間あります。その後、症状が出て48時間でピークを迎えます。熱は3~4日で下がります。耳下腺が腫れている場合は、1週間くらいで腫れは引いていきますが、顎下腺の場合はなかなか腫れが引きません。

治るまで1~2週間かかると考えておきましょう。

「腫れが出てから5日以上経ち、なおかつ全身状態が良好であること」がお医者さんによって確認されたら、出席停止は解除されます。

 食事のときの注意点はある?

画像出典元:https://whaty88.com/679.html

唾液腺が腫れているときは、食べ物を噛んだり飲み込んだりすると痛みが出る場合があります。ゼリー、豆腐、おかゆ、うどんなど柔らかくてのどごしが良いものを用意してあげましょう。熱いものは痛みを伴うことがありますので、冷たくする・冷ますなどしてあげましょう。

また、酸っぱいものや辛いものなどは避けましょう。

酸っぱいもの・辛いものを避けた方がいいのはなぜ?

  • 酸っぱいもの・辛いものは唾液腺を刺激して、唾液をたくさん出そうとする
  • 唾液を出すときに唾液腺が刺激され、痛みがひどくなる

家族に移らないようにするにはどうしたらいい?

画像出典元:http://kan7kan7.com/1420.html

おたふく風邪は非常に感染力の強い病気です。ムンプスウィルスは飛沫感染、接触感染によって広がります。一緒に住んでいる家族が特に感染しやすいので、注意が必要です。最も広がりやすい感染のピークは、腫れ始め前後5日間です。

兄弟がいる場合、その子にも移っている可能性が高いです。ですが、「具合が悪い」「おたふく風邪の症状を訴えている」ということがなければ、兄弟を病院に連れていく必要はありません。

また、おたふく風邪の症状がなく、元気なようであれば兄弟は登園・登校はしても大丈夫です。ただし、放課後の外出は避け、自宅に友達を招いて遊ぶということは避けましょう。

こんな人はおたふく風邪にかかりやすい!

  • 4,5歳の子供
  • 幼稚園、保育園、小学校などの集団生活を送っている子供
  • 一度もおたふく風邪にかかっていない大人

ムンプスウィルスが体の中に入ってきても対抗できる「抗体」があれば、おたふく風邪にかからなくて済む可能性があります。上記の人たちは「抗体を持っていない」あるいは「抗体が少ない」ため、おたふく風邪にかかりやすいことがあります。

一度おたふく風邪にかかったら、もうおたふく風邪にはならない?

おたふく風邪にかかったり、予防接種を受けることでムンプスウィルスに対する抗体が出来上がります。ですが、徐々にその抗体は弱まっていき、再びおたふく風邪にかかってしまうことがあります。

大人がおたふく風邪にかかると、子供より症状が重くなる場合があります。

大人のおたふく風邪にはこんな危険が!

  • 40度以上の高熱
  • 膵炎、無菌性髄膜炎、脳炎、難聴などの合併症
  • 睾丸炎、卵巣炎による不妊
  • 妊娠中は流産の危険性あり

一緒に住んでいる家族は以下のようにして感染を防ぎましょう。

感染を防ぐには?

  • 手洗い・うがいをこまめにする
  • 感染者も含め全員マスクをする
  • 感染者と感染していない人で、タオルを分ける
  • 寝室を分ける
  • 消毒を徹底する

ムンプスウィルスに使える消毒液は、アルコールや次亜塩素酸です。これらを使って、家具やドアの取っ手、部屋の電気のスイッチなどを消毒し、感染を防ぎましょう。

家具、取っ手、スイッチの消毒の仕方

  1. タオルやキッチンペーパーに消毒液を十分に染みこませて拭く
  2. そのまま放置して十分に乾燥させる

おたふく風邪にかかっている子が触る度に消毒しましょう。

まとめ

まとめると、おたふく風邪の症状は

  • 「悪寒」「頭痛」「微熱」の初期症状が出た後、38~40度の高熱へ(熱が出ないこともある)
  • 初期症状の12~24時間後に唾液腺が腫れる
  • 口を開ける、触る、ものを噛む、飲み込むときに痛みがある

ということです。治療方法は、対症療法になり、

  • 解熱剤を使って熱を下げる
  • 脱水状態の場合は点滴する
  • 腫れている患部を冷やす

などです。おたふく風邪が治るまでには1~2週間かかります。食事はゼリー、豆腐、うどんなど柔らかくてのどごしが良いものを与えてあげましょう。一緒に住んでいる家族に移らないようにするために、

  • 手洗い・うがいをこまめにする
  • 感染者も含め全員マスクをする
  • 感染者と感染していない人で、タオルを分ける
  • 寝室を分ける
  • 消毒を徹底する

ということに注意して下さい。

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