ベビスマonline

妊活・出産・育児子育て・生活の知恵に特化した専門知恵サイト

赤ちゃんの指しゃぶりはいつから始まる?デメリットは?止めさせる方法はある?

      2017/04/27

生後数ヶ月経ってくると、赤ちゃんは指しゃぶりを始めます。初めてのママさんだと、赤ちゃんは指をしゃぶるもの、それが可愛いと思いながらも「デメリットがあるのでは?」と心配になってしまいますよね

実際に、おしゃぶりについてはメリットやデメリットがいろいろといわれていますよね。「じゃあおしゃぶりじゃなくて指しゃぶりならいいのか?!」と疑問を持つママもいるのではないでしょうか。

今回は、赤ちゃんの指しゃぶりについて詳しく紹介させていただきます。時期ごとに指しゃぶりの特徴が違いますので、ぜひ参考にしてみてください。

赤ちゃんの指しゃぶりはいつから始まる?

1.実はお腹にいるときから始まっている

実は、赤ちゃんの指しゃぶりは胎児のころから始まるといわれています。お腹の中にいる時点ですでに指をくわえているんです。大体妊娠週数24週ごろには、顔の前に手を持っていき、指を吸うしぐさが見られるといわれています

このころの指しゃぶりは、ママのおっぱいを吸う練習といわれています。エコー検査でお顔を見ようとしたときに「手でお顔が隠れているね」なんて言われたことがあるママもいるのではないでしょうか。

それはちょうど赤ちゃんがお腹の中で指しゃぶりをしていたのでしょう。

2.生まれた後は生後2ヶ月ごろから始まる

生後2ヶ月ごろから、赤ちゃんは自分の口の周りに来たものを無意識にしゃぶる行動をとるようになります。生後2ヶ月だと寝返りも打てず動き回ることも出来ないため、一番身近なものとして、自分の手がしゃぶる対象になることが多くなっています

赤ちゃんの指しゃぶりにはどういう特徴がある?

赤ちゃんの指しゃぶりには、月齢や年齢ごとに少しずつ違った特徴があります。

1.生後2ヶ月~4ヶ月ごろ

このころは、指しゃぶりデビューをする赤ちゃんが多くなっています。

生後2ヶ月~4ヶ月の指しゃぶりの特徴

  • 口の周りに来たものは基本的になんでも吸う
  • 赤ちゃんの意思に限らず、無意識に吸っている

2.生後5ヶ月ごろ~1歳まで

生後5ヶ月ごろになると動きが活発になり、視力もだいぶ良くなるため、自分の周りのいろんなものに興味を持ち始めます。そのため、周りにあるものは基本的になんでもしゃぶります。

生後5ヶ月~1歳ごろまでの指しゃぶりの特徴

  • 自分の手を見つめ、口の中にもっていく
  • 指だけでなく周りにあるものを自分からつかみ、口にもっていく

このころの赤ちゃんにとってのしゃぶる行為は「身の回りの物の研究」です。手での触感よりも、口の中での触感のほうが敏感であるため、まずは口に入れてそのものの形状や固さを知ろうとします。

ただし、つかまり立ちや伝い歩きを始めるころには指をしゃぶっていると動きの邪魔になるため、自然と消える赤ちゃんが多くなっています

3.1歳~2歳

このころになると、指を動かしたり手を使ったりして遊ぶことが多いため、自然とあそんでいる間の指しゃぶりはほとんどなくなります。ただし、完全に消えるわけではありません。

1歳~2歳の指しゃぶりの特徴

  • 基本的に指しゃぶりの行動は治まっている
  • 眠いときや手持ち無沙汰な時などに指をしゃぶる

4.3歳~

3歳を超えるとほとんどの子供たちは指しゃぶりをしなくなります。特別なことをしていなくても、このころには自然と無くなっているケースが多くなっています

5歳を過ぎると、指しゃぶりをする子供はほとんどいなくなりますが、まれに6歳を迎えた後でも頻繁に指しゃぶりをするしぐさが残っている子供がいます。

6歳以降でも指しゃぶりが続いている場合は、指しゃぶりをやめるよう対応をしないと勝手にしなくなることはないといわれていますので注意が必要です。

赤ちゃんが指しゃぶりをしていたら止めたほうがいい?

赤ちゃんの指しゃぶりは、最初は本能的な無意識の行動から始まるものですが、乳幼児期には「不安な気持ちを静める」「緊張をほぐす」という効果があるといわれています。

1.2歳ごろまでは、特に何もしなくて大丈夫

2歳ごろまでは赤ちゃんの心の安定を図るための行動ですから、無理に止めさせる必要はありません。手先を使って遊ぶことで、指しゃぶりをする時間帯が減ってくることがほとんどですから、あまり神経質にならず温かく見守ってあげてください

ただし、あまりにも日中頻繁に吸っている、吸いすぎて指に吸いダコが出来てしまっているようであれば今後も習慣化してしまう恐れがあるため、注意が必要です。

場合によっては、小児科医や小児歯科医、臨床心理士などに相談する必要が出てくるので注意してみておきましょう。

2.3歳以降は自然と消えることがほとんど。消えない場合は少し注意

3歳ごろからはほとんどの子供が指しゃぶりをしなくなりますが、3歳を超えても指しゃぶりが消えない場合は注意が必要です。指しゃぶりをすることによるデメリットも少なからず存在するため、やめさせる訓練が必要です。

かといって、癖になっていたり、心の安定として指をしゃぶっている子供にいきなり「指をしゃぶるな」といってしまうと、子供にとっては大きな不安を抱えることになりかねません。

小児科医や小児歯科医、臨床心理士の先生などと相談しながら、子供に合った指しゃぶりの卒業の仕方を考えるようにしましょう。

赤ちゃんが指しゃぶりをするデメリットは?

赤ちゃんがあまりにも長い間指しゃぶりをし、幼児期になっても治らないことでいくつかのデメリットがあるという報告がされています。具体的には以下のようなデメリットがあります。

指しゃぶりによるデメリット

  • 上の前歯が前に出てくる
  • 上の歯と下の歯の間に隙間が空き、口を閉じていても上下の歯がくっつかないかみ合わせになる
  • 上下の奥歯が横にずれてしまうことで、まっすぐ口を閉じても、上下で中心が合わないかみ合わせになる
  • 滑舌が悪くなる
  • 前歯が出ていることで、口呼吸のクセがついてしまう

吸い方や吸う力などによって、個人差はもちろんありますが、上記のようなデメリットが報告されていますので知っておきましょう。

指しゃぶりを卒業させる方法は?

無理に指しゃぶりを卒業させるのはちょっとかわいそうな気もしますよね。そこで、赤ちゃんや子供たちが自ら指しゃぶりを卒業できるよう促す方法をいくつか紹介します。

1.ほかのことに集中できるよう促す

紹介した通り、赤ちゃんであっても手を使った遊びやつかまり立ちなどに夢中になっていると、指しゃぶりが無くなる傾向にあります。それを応用して、指しゃぶり以外のことに集中できる環境を作ってあげましょう

他のことに集中させる方法

  • パズルや積木など、指先を使った遊びを一緒にする
  • 本人が夢中になる遊びに誘う
  • 外で思いっきり身体を動かして遊ぶ

2.本人が自然に指を吸うことを嫌だと思うように促す

指をしゃぶる行為以外のことにも、集中できるように促す方法として、本人が自然と指をしゃぶりたくなくなるように促すという方法もあります。この場合は無理強いではなく、あくまでも本人の気持ちに寄り添うようにしましょう

本人が自ら指を吸うことをやめるようにする方法

  • お気に入りのキャラクターの絆創膏を貼ってあげる
  • 女の子なら、キッズネイルなどを付けてあげる
  • お気に入りのキャラクターの手袋をはめてあげる

あくまでも、本人が「指をしゃぶったらネイルがはがれちゃう」などの気持ちから自然と指しゃぶりを卒業するために行うものです。「指しゃぶり<指の装飾を守りたい」という気持ちになるように促してみましょう。

「指をしゃぶりたい、気持ちが不安…だけど指をしゃぶれない」といったジレンマに陥ってしまうと余計かわいそうな思いをさせてしまうこともあるため、しっかりと赤ちゃんの様子を見ながらしましょうね

指しゃぶりは赤ちゃんにとって大切な行為!時期や状況をみて判断を

いかがでしょうか。今回紹介した内容が、「赤ちゃんの指しゃぶりは、いつまで続くのか…放置していて大丈夫なのか…」と不安に思っているママさんに少しでも安心してもらえたら嬉しいです。

赤ちゃんの指しゃぶりは単なるクセではなく、心の安定剤でもあります。違う方法で安心できるようなり、無理なくやめることが出来るといいですよね。

普段からのスキンシップで赤ちゃんが安心してくれる触れ合いの仕方を探りながら、ゆっくり成長を見守りましょう

参考文献:日本小児歯科学会 指しゃぶりについての考え方

 

 - 育児, 赤ちゃん ,