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これってホント?産後抜け毛と母乳の関係教えます

      2016/02/25

完全母乳で育児をしている人は、産後抜け毛がひどかったり期間が長かったりするといわれます。
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そのため、抜け毛を心配するママは、母乳は大事だと分かっていても母乳育児をすることをためらってしまう、ということはないでしょうか。

母乳が出る仕組みも産後に抜け毛が増える原因も、共にホルモンが関係しています。

そしてお互いに関与しています。

そのことが分かると抜け毛と母乳の関係が見えてきます。

髪にも母乳にも関与するホルモン「エストロゲン」

髪の生成に関与している「エストロゲン」。

その大きな役割は、月経、そして妊娠をつかさどることです。

そして「エストロゲン」は母乳とも関係しています

「エストロゲン」がおっぱいを発達させる

出産後に赤ちゃんに母乳を与えるために妊娠中から乳腺が発達します。

これは「エストロゲン」の作用によるものです。

「エストロゲン」は乳腺を発達させますが、母乳を作るホルモン「プロラクチン」の分泌は抑えます。

そのため、おっぱいは大きくなっても母乳が出ることはありません。

しかし、出産をすると「エストロゲン」は必要なくなるため分泌量は大幅に減ります。

すると、「プロラクチン」が多く分泌されるようになり、母乳が作られることになります。

「プロラクチン」分泌中は「エストロゲン」は抑制

「プロラクチン」は出産後盛んに分泌され、母乳を作ります。

数週間は多く分泌されますが、その後は減少していきます。

「プロラクチン」は「エストロゲン」の分泌を抑える働きも持ち、そのため月経も止まったままです。

しかし、「プロラクチン」の分泌が減少すると「エストロゲン」の分泌が盛んになり、やがて生理再開へと至ります。

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母乳が出ていても「エストロゲン」分泌

「プロラクチン」の分泌が盛んな期間は「エストロゲン」の分泌は抑えられています。

そのことが、母乳育児をしている人は抜け毛が多いといわれる理由です。

しかし、母乳育児をしていても抜け毛はないという人もいます。

それはなぜでしょうか。

「プロラクチン」の分泌は授乳期間中から徐々に低下

「プロラクチン」は母乳が出ている間ずっと分泌され続けるわけではありません。

最も分泌量が多いのは出産直後で、その後は徐々に減少していきます。

授乳期間中は赤ちゃんがおっぱいを吸うと分泌量が上がります。
赤ちゃんにたくさんおっぱいを吸ってもらうと母乳が出やすくなる、といわれるのはそのためです。

「プロラクチン」の分泌量が減ると「エストロゲン」の抑制が緩み、分泌量が増えていきます。

そして、生理の再開へつながります。

つまり、母乳が出ている間ずっと「エストロゲン」の分泌が抑えられているわけではないということです。

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産後抜け毛と母乳には直接の関係はない

こうしてみてくると、産後抜け毛と母乳には直接的な関係はないことが分かります。

「産後抜け毛の原因は産後のホルモンバランスの乱れ」といわれます。

主には、髪の生成に関与する「エストロゲン」の減少です。

しかし、産後抜け毛は「エストロゲン」だけの問題で起こることではありません。

妊娠に大きく関与している「プロゲステロン」も髪の生育に関与しています。
そして、「プロラクチン」が「エストロゲン」を抑制する形で関与していることを上記で述べました。

この他にも様々なホルモンが存在し、それらが複雑に関連し合って産後抜け毛を引き起こしているということです。

また、産後抜け毛は、ストレス、睡眠不足、栄養不足なども原因とされます。

産後抜け毛は、一つの要因で起こることではないということを知っておきましょう。

 - 産後抜け毛ケア