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我慢しないで!産後のツラ~イ頭痛!原因と改善策

      2016/03/29

ご出産おめでとうございます!そして、お疲れさまでした。10か月間、ずっと会いたかった赤ちゃんとご対面し、喜びもひとしおのことと思います。

でも、嬉しさの一方で身体はまだボロボロですよね。特に、産後は頭痛が起こりやすい時期でもあります。頭痛を我慢しながら慣れない育児をするのはとっても大変。産後治らない頭痛はどう対処するのがいいのでしょうか?

いち早くあなたの頭痛を解消できる方法をこちらにまとめました。ママが赤ちゃんと笑顔で向き合えますように!

1. まずは頭痛の症状をチェック!

27086「頭痛」は、その原因によって「緊張性頭痛」と「偏頭痛」に分類でき、この二つの頭痛は原因が異なるといわれています。まずは、ご自分の症状がどちらに近いかチェックしてみましょう。

A B
主に痛むのは後頭部~首筋にかけて 主に痛むのはこめかみの周辺や目の奥
頭痛以外の症状はない(吐き気など) 時々吐き気がすることがある
肩のこりもひどい 目の前がチカチカすることがある
頭全体に鈍い痛みがあり、一日続くこともある 激しい痛みが周期的に発生する

 

Aが多かった方は、「緊張性頭痛」の症状が出ていると考えられます。

Bが多かった方は、「偏頭痛」の症状が出ていると考えられます。

2. この頭痛の原因は?出産・育児との関係は?

2.1 緊張性頭痛の原因は?

人口10万人あたりの患者数を、「有病率」と言いますが、緊張性頭痛の有病率は女性で26.4%だそうです。男性が18.1%とのことなので、女性のほうがより緊張性頭痛に罹りやすいといえます。

緊張性頭痛の主な原因は「血行不良」と言われています。では、産後ママにとってはどのようなことが血行不良を招くのでしょうか?

  • 慣れない育児による精神的ストレス
  • 長時間の抱っこ
  • 長時間の授乳
  • シャワーのみの入浴
  • 無理な体制による赤ちゃんのお世話(高さが自分に合わないベビーベッドの利用など)

 

いかがでしょうか。忙しい産後ママにはいくつか心当たりがあるのではないでしょうか。

2.2 偏頭痛の原因は?

先ほどの「有病率」で表すと、偏頭痛は3.6%の女性に発生しているそうです。緊張性頭痛と比較すると発生率がだいぶ低いですね。しかし年代別で見ると、30代女性の20%に発生しています。まさに産後ママ世代ですね。

緊張性頭痛の原因が「血行不良」と比較的明確なのに対し、偏頭痛の原因は実ははっきりとわかっていません。

諸説ありますが、原因として言われているのが

  • ストレス
  • 化学調味料の過剰摂取
  • ポリフェノールの過剰摂取
  • 寝不足
  • ホルモンバランスの変化

などです。

特に産後は大変な勢いでホルモンバランスが変化するので、身体がついていけなくて当たり前です。それに加えて、夜中の3時間起きの授乳のために寝不足も続きますね。でも、眠れない夜は長くは続きません。今のつらい症状も、「いつか終わる」と思うだけでも、少し気が楽になりませんか?

 

3. 早く頭痛から解放されたい!

3.1 生活習慣を見直そう

  • とにかく休む赤ちゃんが寝ている時はママも無理せず一緒に寝ましょう。家事は二の次・三の次です。頑張り屋さんのママほど、家事も育児も完璧にこなそうとしてストレスをためてしまいがち。特に、床上げ1か月と言われているように、産後1か月はじっくり身体を休めましょう。
  • 3食規則正しく食べる:空腹時に頭痛が起きやすいこともあるので、食事はしっかりとりましょう。頭痛のときにおすすめの食べ物もあるので、後程ご紹介します。
  • 授乳姿勢を改善:まだ小さくて自分の力で身体を支えられない赤ちゃん。3kg程度の重さでも、しっかりと持ち上げているのは意外と筋肉を使うものです。そこでおすすめなのが、授乳クッションと座椅子。授乳クッションに赤ちゃんを乗せて授乳することで、腕でしっかりと持ち上げなくても授乳ができます。また、リクライニングが多段階でできる座椅子に座って、自分の楽な姿勢を見つけて授乳するのもいいですよ。

3.2 頭痛のときにおすすめの食べ物

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  • 血行がよくなるマグネシウムを多く含む食品:ナッツ類、豆類(豆腐・黒豆など)、干しエビ、玄米など
  • ミネラルを多く含む食品:ほうれん草、卵、海藻類など
  • ビタミンB2を多く含む食品:納豆、ウナギ、牛乳など

これらの食品をうまくメニューに取り入れてみましょう。

 

3.3 それでもダメなら薬に頼ろう。授乳中でも大丈夫!

多くの産後ママは授乳をしているので、できれば薬を飲みたくないと思いますよね。

でも、上記でご紹介した生活習慣や食事でも改善しない場合は、我慢しすぎないで薬に頼りましょう。頭痛を我慢してストレスをためて、さらに頭痛が悪化するという悪循環になりかねません。また、薬を飲むことで、「薬を飲んでも治らない」大変な病気を見逃さないというメリットもあります。

授乳中でも飲める薬はあります。薬と上手に付き合って、辛い頭痛から解放されましょうね。

母乳への影響がない鎮痛成分は、比較的穏やかに作用する「アセトアミノフェン」です。脳に痛みを伝える「プロスタグランジン」という物質を聞いたことはありませんか?陣痛促進剤にも使われている成分なので、聞いたことがあるかたもいらっしゃるかもしれませんね。

アセトアミノフェンは、この「プロスタグランジン」が脳で作られるのをおさえるという作用を持っています。すなわち、脳にのみ働きかけるので、母乳にも移行しないと考えられています。その他の鎮痛成分は、はっきりと赤ちゃんへの影響が証明されていませんので、念のため避けておくのが安心でしょう。

薬剤名 授乳中の服薬可否
市販薬 イブ △:イブプロフェン製剤。避けたほうが無難です。(妊娠末期の人には避けるよう明示されている成分です)
タイレノール ○:アセトアミノフェン製剤。安心して服用できます。
処方薬 ロキソニン △:ロキソプロフェン製剤。避けたほうが無難です。(妊娠末期の人には避けるよう明示されている成分です)
カロナール ○:アセトアミノフェン製剤。安心して服用できます。

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