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妊娠中に多くなるくしゃみ 赤ちゃんへの影響、知っておきたい対策法

      2019/03/09

妊娠してまだ間もない時期に「クシュン!」とくしゃみが止まらない。。

風邪?花粉症?熱もないし、花粉症も今までなったことがないのだけれど…くしゃみの度にお腹についつい力が入ってしまって、赤ちゃんに影響がないか心配。

妊娠前なら気にならなかったくしゃみも、妊娠中は気になって仕方ないですよね。今回は、妊娠初期のくしゃみの原因や対策についてご紹介していきたいと思います。


なぜ多くなるの?妊娠中のくしゃみの原因

くしゃみが出る時って鼻の中や奥がムズムズしますよね?

つまり鼻の中に入った異物や鼻水に、鼻の粘膜が敏感に反応しているということです。

ではなぜ妊娠すると鼻が敏感になるのでしょう。

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原因1:自律神経の乱れ

妊娠すると胎盤を安定させるために黄体ホルモンであるプロゲステロンの分泌が増えホルモンバランスが崩れ、自律神経も大きく乱れてしまいます。

自律神経の乱れから鼻の免疫機能も低下し、鼻の粘膜が敏感になるのです。

原因2:妊娠による免疫力の低下

また妊娠するとお母さんより赤ちゃん優先で、栄養が運ばれます。

それにより体全体の免疫力が低下し、結果風邪をひきやすくなったり、アレルギー反応などが起きやすくなることも原因の1つです。

 くしゃみの原因を減らすための「3つ」の予防対策

対策1:ホコリの侵入を避ける ~マスクは必須~

下記のようなことに気をつけ、そもそもくしゃみの原因となるホコリや異物が鼻に侵入しないように気をつけましょう。

  • 外出時はマスクを着用する
  • 帰宅後は手洗い&うがい、鼻周辺を濡れタオルで拭く鼻洗いをする
  • ホコリがたまりやすい家具等を水拭きする

対策2:自律神経を整える

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乱れてしまった自律神経を整えるには副交感神経を刺激し、幸福ホルモンと呼ばれる「セロトニン」の分泌を促すことが良いとされています。

セロトニンの分泌を活性化させるには以下のことが効果的です。

体調と相談しながら無理のない範囲で行いましょう。

  • 寝起きに太陽の光を浴びる
  • ウォーキングや軽いストレッチなどの適度な運動をする
  • ぬるめのお風呂( 38℃〜40℃)にゆっくり入る
  • セロトニンの分泌を促すアロマオイル「ベルガモット」「ラベンダー」などで芳香浴を行う

*妊娠初期のアロマオイルの使用は芳香浴であれば問題ありませんが、通経作用のあるオイルの長時間の使用はなるべく避けましょう。

対策3:免疫力をアップさせる

低下してしまった免疫力をアップさせ、風邪などをひきにくくすることもくしゃみ予防につながります。免疫力アップには以下のように食事に気をつかうことも効果的です。

・免疫力を高める「葉酸」の多く含まれる食品をとる

→納豆、レバー、モロヘイヤ、ブロッコリー、エリンギ、かぼちゃ、イチゴ、バナナなど

免疫システムと関係が深いとされる腸内環境を整える食品をとる

→ヨーグルト、納豆、こんにゃく、海藻類、イモ類、根菜類、きのこ類、バナナなど

便秘を防ぎ腸内環境を整えるために水分(ノンカフェイン)を多くとる

→水、麦茶、ルイボスティー、タンポポコーヒー、ローズヒップティーなど

食事だけで補えない場合は、サプリメントなども上手に使って不足している栄養を補い、風邪をひきにくい体にしましょう。

【先輩ママの体験談】妊娠中の止まらないくしゃみ、これをしたら落ち着いた!

「妊娠中にくしゃみが出ると、お腹がはってしまったりして大変でした。妊娠中にくしゃみが出る際は、水分を多めにとってマスクを付けると落ち着きます。水分はルイボスティーを飲むと落ち着く気がしました。」(30代ママ)
くしゃみをすると出ちゃうのではと怖くて、たまたまルイボスティーをよく飲んでいましたが、その時に鼻からもすーっと香りを深く吸ってから飲んでいたら、少しおさまったように思います。(30代ママ)

鼻がむず痒くなった瞬間に鼻をつまんで1~2秒耐えていました。その後はしっかり鼻をかめば落ち着いていましたよ♪(20代ママ)

 

お腹の赤ちゃんへの影響は?激しい痛みがあるけど大丈夫?

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予防をしても出る時は出てしまうくしゃみですが、その際、殆どの方がお腹についつい力が入ってしまうのではないでしょうか?そんな時「お腹の赤ちゃんは大丈夫?!」「何か影響はあるの?!」と心配になりますね。

流産になる可能性がある?

強い張りや痛みが続かなければ大丈夫

くしゃみをすると、ある程度腹圧がかかってしまうため、一時的にお腹に力が入り、少し張るように感じる方もいるかと思いますが、それが原因で早産や流産する危険性はほとんど無いと言われています。

流産は妊娠初期に多いため、妊娠初期のくしゃみが原因になるのではないかと心配するのはわかりますが、流産は体内の受精卵の異常によって引き起こされるものなので、くしゃみなどの外的な要因になることはありません。

激しい痛みがあるときの対処法

痛みがあるのは子宮周辺の筋肉

くしゃみで腹圧がかかってしまった時に、「ピキーン!」と痛みが走る方もいるかと思います。それは子宮を支える筋肉(靭帯)が刺激されているためで、子宮そのものに痛みが走っているわけではありません。 

くしゃみで痛くなることがある体の部位はココ!

腰、脇腹

なぜ妊娠中にくしゃみをすると腰回りが痛くなるのでしょうか?特にお腹が大きくなりはじめた妊娠中期から後期あたりに多い症状です。おなかが大きくなることから、妊婦はどうしても体を反る姿勢をとります。この状態でくしゃみをすると腰回りに力が入ることになり、その結果ぎっくり腰など腰を痛めることがあります。

腹帯や骨盤ベルトで腰回りを固定することで痛みを予防できたり、悪化を防ぐことができます。その時の骨盤ベルトのつけ方はお腹の真正面から巻くのではなく、お腹の下あたりで巻いてお腹を下から支えるような形にすると良いです。

 

足の付根付近

 

 

 

お腹への負担をなるべく減らすくしゃみの「2つ」のコツ

早産や流産の危険性は殆ど無いとはいえ、腹痛があったり、尿漏れしてしまったり、妊娠中にくしゃみが続くと気になることが増えますね。では、少しでもお腹に負担をかけないようにくしゃみをするコツは?

物を掴んで力を分散させる

お腹へかかる力を少しでも分散させるために、何か物を掴むことは有効です。

  • 近くにあるテーブルや椅子を掴む
  • 壁などに手をつく

など、お腹だけに力が入らないように工夫してみると良いでしょう。

背中を丸める

また、背筋が伸びている時は、子宮周辺の靭帯や筋肉がピーンと伸びている状態です。伸び切っている時より、少しゆるんでいる状態の方がお腹への負担は軽減されます。

  • 少し前かがみになる
  • 寝ている時は、仰向けでなく横向きの状態でくしゃみをする

などの体勢で背筋を曲げてあげると、自然とお腹の筋肉はゆるんできます。

赤ちゃんに影響がないとわかっても、なるべくなら抑えたいくしゃみ、でも我慢は良くないので出そうになったら、上記の方法でお腹にかかる負担を少しでも減らしてみてくださいね!

 

上記を試してもなお張りや痛みを感じ、気になる場合は

  • ベッドやソファなどで少し横になる
  • お腹を温めて楽にする

などして、しばらく体を休めましょう。それでも痛みが続く場合や、出血などがあった場合は早めに産婦人科医を受診してください。

くしゃみをした時に尿漏れをする原因2つ!

Fotolia_33727761_Subscription_XXL痛みや張りの他に、「くしゃみと同時に尿漏れが…」なんてことも、妊娠前にはなかった症状に思わず焦ってしまいますよね。

では、なぜ尿漏れが起こってしまうのでしょう?

原因1:子宮が大きくなって膀胱を圧迫

そもそも妊娠すると子宮が大きくなり、子宮の下にある膀胱を圧迫してしまいます。くしゃみで腹圧がかかると、さらに膀胱が圧迫されてしまい尿漏れしてしまいます。

膀胱を圧迫しないためには

  • トイレに行きたくなったら我慢せずに行く

膀胱もパンパンになると、少しの刺激で尿漏れしやすくなります。まずは膀胱におしっこをため過ぎないようにしましょう。

  • いきまずなるべく力を入れないで排尿する

いきむことでお腹に力を入れるクセがつき、くしゃみの際もつい腹圧をかけがちになることで、尿漏れしやすくなるので気をつけましょう。

原因2:骨盤底筋の緩みが尿漏れを引き起こす

また子宮や膀胱などを支えている「骨盤底筋」が妊娠によって分泌量の増えたプロゲステロン」の影響により、柔らかい状態になります。骨盤底筋が柔らかい状態になり、尿道がゆるんでしまうことも、尿漏れの原因の1つです。

尿道のゆるみの原因となる骨盤底筋を強くするためには

  • 筋肉を強くするためカルシウムやタンパク質の多い食品をとる

→肉、魚、ほうれん草など

  • 骨盤ベルトを使用したり、骨盤底筋トレーニングを無理のない範囲で取り入れる

などが効果的です。ただし運動する場合は一度お医者さんに相談してくださいね。

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