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妊娠後期の体重増加を止める5つの方法!リスク・出産と赤ちゃんへの影響って?

      2017/06/24

妊娠初期はつわりで中々体重が増えなかったり逆に妊娠前よりも減ったりして不安になる妊婦さんも多い様ですが、中期から後期にかけては意識して食事をしたり適度な運動をしていないと一気に体重が増えてしまいます。

最近の産院では体重管理の指導を厳しく行っている所が多いですが、これはただ単に太ってしまうと難産になったり胎児が大きくなりすぎるからという理由だけではありません。

妊娠後期の体重増加もたらす様々なリスクについてお話ししていきます。またどの様にして体重を上手くコントロールすれば良いのかも紹介していきますので、ぜひ体重増加で悩んでいる方は参考にしてみて下さい。

妊娠後期の体重増加の目安って?

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妊娠前の体重やBMIによって妊娠から出産までの間にどのくらいの体重増加が理想なのかという数値があります。まずはこの目安となる体重をしっかりと意識して妊娠生活を送る事が大切です。

しかし妊娠中は何かとお腹が空きますし、運動も中々出来ない状況ですと体重はすぐに増えてしまいますよね。

また中期までにあまり体重が増加していないからといって、後期でその分の体重が増えていいという訳ではありません。

一気に体重が増えてしまう方が良くないのです。

では妊娠後期の場合、1週間の体重増加の目安は何グラムなのでしょうか。

何グラムまで増えても大丈夫??

妊娠後期の体重増加の目安は1週間で400グラムから500グラムと言われています。

後期に入り一気に赤ちゃんの体重も500グラム程増えるので母体の体重も勿論増えてしまうのですが、1週間で500グラム以上太ってしまうと様々なリスクを引き起こすと言われており注意が必要です。

では一体どの様なリスクがあるのでしょうか。またそれらは出産や赤ちゃんへも影響するのでしょうか。

体重増加の裏に潜む危険!こんなリスクも・・・

どうしてこんなにも口うるさく体重管理をされなくてはいけないのかとストレスに感じてしまう方も多いかもしれません。

しかしそこに潜むリスクを知ることで、きっと自発的に体重管理を行える様になるのではないでしょうか。

では妊娠後期に入り体重が増えてしまった場合にはどの様な危険が潜んでいるのでしょうか。

体重が増加することで起こるリスク2つ

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1.妊娠高血圧症候群

これは俗に言う「妊娠中毒症」のことです。高血圧や尿蛋白、また浮腫の症状などが出ると妊娠中毒症になっていると言われており、妊娠中毒症になってしまうと胎盤の機能が低下し胎児に十分な栄養が行き届かなくなってしまいます。

最悪の場合には緊急で帝王切開になってしまうこともありとても危険な病気です。

またこれらの症状は妊娠を継続している限り改善されませんので、母体にも深刻な影響を与え続けます。

2.妊娠糖尿病

妊娠中に血糖値が高くなってしまった場合を妊娠糖尿病と言います。こちらは遺伝の可能性も考えられますが、体重増加も原因の一つになり得るそうです。

早産や羊水過多と言った症状が起こったり赤ちゃんの皮下脂肪が増えて巨大児になってしまう場合も多く、その場合には帝王切開となる事があるそうです。

気を付けているのにどうして!?体重が増える原因とは?

妊婦健診で体重増加を指摘されたのでご飯の量を気をつけたり、ウォーキングをしたりして体重管理には気を使っているのに気がつくとあっという間に体重が増えているという妊婦さんも多いのではないでしょうか。

決して沢山の量を食べているわけでもないし脂っこい物や甘い物を食べているわけでもないのに、どうして体重が増え続けてしまうのでしょうか。

実は浮腫が原因だった!

妊娠後期に入ってからの体重増加に大きく関係しているのが「浮腫」です。

浮腫は妊娠していない方でも起こるものですが、妊娠中は色々な要因が重なり更に浮腫みやすくなっています。

浮腫の症状が出ると先ほどの妊娠高血圧症候群の可能性も考えられますので、安易に考えてはいけません。

ではどの様な要因が浮腫を引き起こすのでしょうか。

妊娠後期に体重が増える5つの原因

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1.体内の血液量の増加

妊娠すると赤ちゃんへの栄養分を運ぶ為に体内の血液の量が妊娠前よりも30%近く増加すると言われています。

血液中に含まれる血漿と呼ばれる水分が増える為に、妊婦さんの体は常に水分を溜め込んでいる状態となっているのです。

その為腎臓の機能が追いつかず浮腫が起こると言われています。

2.塩分の摂取量

塩分を多くと摂取してしまいますと、体内の塩分濃度を薄めようとして過剰に水分を溜め込もうとし浮腫を引き起こします。

また塩分の取りすぎは妊娠中毒症も引き起こしやすくなりますので、なるべく薄味の物を食べたりラーメンなどのスープは飲まない様にしましょう。

3.冷え

妊娠後期になると赤ちゃんは更に大きくなりお腹を圧迫する様になります。すると下半身への血流が悪くなり体が冷えやすくなります。

体が冷えてしまうと更に血行が悪くなるという悪循環になりますので、足湯などで血液の流れを良くしてあげると良いでしょう。

4.体型に合っていない衣類の装着

どんどんお腹が大きくなってくると来ていた洋服も着れなくなってしまったりキツくなってしまいますよね。

そのままの状態で着ていると血管を圧迫してしまい血液の循環が上手く行えなくなり、浮腫を引き起こしてしまいます。

ですので、なるべくゆったりとした服を着ると良いですね。

5.ストレス

意外と浮腫に関係があるのがストレスなのです。

ストレスを感じると自律神経が乱れてしまい血管の収縮が悪くなったり、体内の水分バランスを上手くコントロールする事が出来ず血行が悪くなってしまいます。

出産への不安などもあるとは思いますが、なるべくリラックスできる環境を整えられると良いですね。

増え続ける体重・・・どうすれば良い!?

色々と工夫したり我慢したりして体重管理を行っているにも関わらず増え続けてる体重に困っている妊婦さんは意外と多いのです。

出産前に皆さんが経験する試練の一つなのですが、何か良い解決策はないのでしょうか。

体重増加の主な原因は浮腫にありますので、この部分が解決できれば体重増加もある程度は抑えられるでしょう。

そこで浮腫を解消し体重をコントロールするお勧めの秘策をこっそり紹介しますね

。悩んでばかりいないでまずはこれらを試してみて下さい。少しでも浮腫が取れるはずです。

妊娠後期に体重をコントロールする秘策5つ

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1.カリウムを含む食べ物を摂取する

カリウムは血中に含まれている必要のない塩分を尿と一緒に排出させてくれる働きがあります。

余分な塩分がなくなることで浮腫も軽減されるでしょう。

代表的な食べ物としてスイカやキュウリなどの瓜科の野菜があります。

2.加圧ソックスを履く

下半身を加圧することによって血液が心臓へ戻るのを助け、血行を良くすることが出来ます。

加圧ソックスは病院や薬局などで購入することが出来ます。

ただし加圧のしすぎも良くありませんので、きちんとサイズの合った物を購入する様にしましょう。

3.利尿作用のある物を摂取する

体内の過剰な水分が浮腫の原因にもなりますので、なるべく体外へ排出できる様にお茶などの利尿作用のある物を飲むと良いでしょう。

妊娠中はカフェインの摂取を控えたいですので、たんぽぽ茶など妊婦さんでも安心して飲める物を選ぶと良いですね。

4.足を高く上げる

足を心臓より高い位置で保つ事で下半身に溜まった血液が心臓へ戻りやすくなり、浮腫が解消されやすくなります。

寝る時やテレビを見る時などに足の下にクッションなどを置いてみると効果が期待できるでしょう。

5.足湯

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足元の血液を温める事で温まった血液が心臓を通り全身へ廻りますので、全体の血行も良くなり浮腫解消に効果的です。

リラックス効果や緊張して強張った筋肉も解してくれるので、寝る前などに行うのも良いのではないでしょうか。

まとめ

妊娠後期で体重の増加に悩んでいる妊婦さんは沢山いらっしゃいます。

しかし助産師さんや先生はただ体重が増えてしまう事に対して厳しく指導しているわけではなく、その先に起こりうる危険性を知っているからこそ口を酸っぱくして言ってくれているのです。

ちょっとした事で体重増加を抑えられる場合もありますので、ストレスを溜めない様に工夫してあと少しの妊婦生活を楽しめると良いですね。

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