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【妊娠後期】妊娠36週からの妊婦健診の内容・費用は?NSTってなに?

      2017/06/27

妊娠36週目に入ると妊娠後期と呼ばれ、いよいよ臨月の始まります。

長かったマタニティーライフも残すところ約1ヶ月となりましたね。しかしまだまだ油断は禁物です。

そして臨月に入ると妊婦健診を受ける間隔や内容が今までとは少し変わってきますので注意が必要です。

今日は臨月に入った36週目からの妊婦健診の内容について詳しくお話していきます。

36週からの妊婦健診の回数と内容

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妊娠初期から受けてきた妊婦健診ですが、妊娠7か月からは病院を受診する回数が4週間に1回から2週間に1回と変わりましたよね。

そして36週目からの妊婦健診は1週間に1回のペースとなります。

妊婦さんの中にはこの頃から前駆陣痛が始まる方もいらっしゃり、いつ産まれてもおかしくない状態になっています。

妊婦健診の内容としては内診やNSTモニター、また血液検査や骨盤のレントゲンを撮る妊婦さんもいらっしゃいます。

まずはこれらを詳しく見ていきましょう。

内診ってなに?内診で何が分かるの?

内診とは担当の先生が膣内に直接手や機械を入れて触診する事です。

内診ではお産の進み具合を確認する上で重要となる子宮口の開き具合や柔らかさを確認します。

また赤ちゃんの下降具合も確認する事によって後どの位でお産が始まるのかという予測ができます。

医療機器が発達してきている今日でも、この2つの項目だけはまだ医師の手でしか確認する手段は無いと言われています。

女性としては少し見られるのが恥ずかしい部分ではありますが、お産が順調に進んでいるかを確認する重要な診察になりますので避けては通れない道なのです。

また普通の内診とは別に「内診グリグリ」と呼ばれる触診もあります。

内診グリグリとは!?

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内診グリグリとは別名「卵膜剥離」と呼ばれている触診のことです。

子宮口が全く開いていない場合や子宮口が堅いままの状態になっている場合には、赤ちゃんを包んでいる卵膜を子宮頸管や子宮下壁から剥がす事によって子宮の収縮を促す効果があります。

予定日までに生まれそうにない場合にはこの内診グリグリをして刺激を与える事により、陣痛を促してお産を進める場合がある様です。

NSTモニターってなに?どんなもの?

NSTモニターとは「Non Stress Test(ノンストレステスト)」の略名になります。

妊婦さんがリラックスしたストレスのない状態でお腹に赤ちゃんの心拍とお腹の張りを計る機械を2つ装着し、約30分程横になった状態で異常がないかどうか計測します。

この時に同時に胎動の回数も自動でカウントできる様になっています。

病院によっては胎動を感じた時に自分でボタンを押してカウントするという機械を使っている場合もあります。

また途中で赤ちゃんが寝てしまいますと上手に計測できませんので、途中で起こしたりしながら計測する様になるでしょう。

血液検査でなにが分かるの?必要性は?

血液検査は妊娠初期、中期、後期とありますがそれぞれ検査する内容が違います。

また血液検査で分かる項目は大きく分けて4つあり血液型、感染症の有無、生化学検査、血算となります。

妊娠後期で受ける血液検査では最後の「血算」を調べる為に行います。ではこの血算では何が分かるのでしょうか。

血算とは!?

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血算とは血液中に含まれている赤血球や白血球、血小板などの数値や濃度を調べることです。

特に注意が必要なのが赤血球とヘモグロビンの数値です。

妊娠中は赤ちゃんへ栄養を運ぶ為に血液量が通常の1.5倍にもなりますが、血漿の量が増えるだけなので結局は血液が薄まってしまい貧血を引き起こしやすくなっています。

ですのでこの2つの数値を見る事で貧血かどうかを判断できるのです。

どうして血液検査が必要なの?

血算で貧血が見つかった場合には鉄剤などである程度正常値に戻しておかないと、お産の時に母体も退治も命の危険にさらされる可能性があるのです。

赤ちゃんはお母さんの血液から酸素と栄養素をもらっていますので、お母さんが貧血になってしまいますと赤ちゃんは発育不足になってしまいますし、赤ちゃん自身も貧血気味な状態で産まれてくることになってしまいます。

また出産時には大量に出血しますが、赤血球が少なくなっている貧血の状態ですと中々止血することが出来ずに異常出血となってしまい母体の命が危なくなってしまいます。

ですので、血液検査をすることによって貧血気味だと分かった場合には早めに処置を施すことでこう言ったリスクを避けることができるのです。

みんな撮影してる!?骨盤のレントゲン

臨月になりお産が近くなると骨盤のレントゲンを撮ったという妊婦さんもいる様ですね。

しかし全ての妊婦さんが骨盤のレントゲンを撮影しているわけではなさそうです。

レントゲンと言えば放射能が出ているので赤ちゃんへの影響なども心配になりますよね。

では何の為にどの様な妊婦さんが骨盤のレントゲンを撮っているのでしょうか。

骨盤のレントゲンを撮るのはなんのため?赤ちゃんに影響はないの?

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骨盤のレントゲンを撮られた方の共通点としては以下の様なものがあります。

ですのでもし当てはまる項目がある様でしたら、担当の先生からレントゲンを撮る様に言われる可能性があるかもしれませんね。

骨盤のレントゲンを撮られた妊婦さんとは!?

1.身長が150センチ以下と低めの方

身長が低い方ですと骨盤が小さい目の方が多いと言われており、赤ちゃんが通れない可能性がありますので事前にレントゲンで確認される様です。

2.胎児の頭の大きさが10センチ以上の場合

臨月に入り赤ちゃんの頭の大きさが10センチを超えている場合には、身長や骨格に関係なく赤ちゃんが骨盤を通れるかどうかが怪しくなりますので、普通分娩でも大丈夫なのかレントゲンで予め確認しておく様です。

3.赤ちゃんが下がってきていない場合

赤ちゃんの頭位が全く下がってきておらず高い位置にある場合には骨盤の小ささが原因かもしれないと考えられる為、骨盤のレントゲンを撮り下がってこれるスペースがあるかどうか確認する様です。

4.胎児の大きさが4000グラムを超える可能性がある場合

赤ちゃんが大きい場合ですと、頭蓋骨や肩幅も大きく骨盤を抜けられない可能性もありますのであまり胎児の予想体重が大きい場合にはレントゲンを撮るそうです。

赤ちゃんへの影響はないの??

一般的に胎児への影響があるとされている放射能の線量は100mGyとされています。

これ以下の数値を浴びた場合には赤ちゃんへの先天性的な異常は見られないそうです。

ちなみにお母さんが骨盤のレントゲンを撮った場合の線量は約1.1mGyと言われており、得に赤ちゃんへの影響を心配する必要は無いそうです。

妊娠36週からの妊婦健診にかかる費用は!?補助券以外にも支払いは必要??

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母子手帳をもらった時に妊婦健診時に使える補助券が付いてくると思いますが、枚数には限りがありますので足りない分は実費になるでしょう。

また妊婦検診時に行われる血液検査やNSTモニター、また骨盤のレントゲンなどには別途費用がかかってしまう様です。

また妊婦健診やその他の検査費用には保険が適用されませんので全て実費での負担となってしまいます。

しかし病院によっては補助券の中で賄えたり、妊婦健診の費用も無料で行えるところもありますので一概には言えません。

目安の料金を紹介しますので、もし予め金額が知りたい場合にはかかりつけの病院に電話をして確認してから受診すると良いでしょう。

妊婦健診やその他の費用はどれくらい?

妊婦健診・・・・・・・無料〜5000円

NSTモニター・・・・・2000円〜3000円

血液検査・・・・・・・6000円〜20000円

骨盤のレントゲン・・・1500円〜2000円

まとめ

臨月となる妊娠36週目からは内診やNSTモニターといった診察内容が追加され、また最後の血液検査や必要な方は骨盤のレントゲンを撮ったりしなくてはいけません。

もうすぐ生まれるとはいえまだ油断は出来ませんので、1週間ごとに受ける妊婦健診でしっかり赤ちゃんの状態や自分自身の母体の状態も診てもらい、お産に向けて準備を進めていきましょう。

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