ベビスマonline

妊活・出産・育児子育て・生活の知恵に特化した専門知恵サイト

妊娠後期のちょっと恥ずかしい痔問題!原因から対処法まで教えます!

      2017/06/24

今までなったことがない人にとって「痔」と聞くと痛そうというイメージと共に自分とはあまり関係ないなと思っていませんか。

実は今まで痔になったことがない方でも、妊娠を機に痔になってしまったという妊婦さんが多いのはご存知でしょうか。

そして痔が治りきっていない状態で出産に臨むと更に悪化してしまい、産後に痔の手術をしなければならなかったという妊婦さんも少なくはありません。

ではもし妊娠中に痔になってしまった場合にはどうすればいいのでしょうか。

担当の先生に伝えればいいのか、それとも肛門科を受診しなければいけないのかまたどのような治療法があるのかなど、妊娠中の痔について詳しく説明をしていきます。

人には聞けない・・・そもそも痔ってなに?

shutterstock_189045062-480x324

痔は便秘や下痢を繰り返したり、長時間座った状態が続く仕事をしている方などがなりやすいそうです。

そして痔には3種類ありそれぞれによって症状の出方や痛み方が違ってきます。

まずはこれらの痔の説明から簡単にしていきますね。

痔はこの3種類!

1.切れ痔

便秘になり便が硬くなった状態でいきむと、肛門を無理矢理開くことになってしまい切れてしまいます。

そして肛門の皮膚には痛みを感じやすい神経が通っていますので、一度肛門が切れてしまうと排便の度にお尻に痛みを感じる様になります。

更に切れ痔の特徴として痛みを我慢し便秘になり、次の排便時にいきんでしまい再び切れ痔になるという繰り返しが続くことが多いです。

また症状としては皮膚が切れますので、トレットペーパーに少量の出血がつきます。

2.いぼ痔

名前の通り肛門にイボが出来てしまう痔です。

こちらも排便時のいきみによって肛門に負担がかかりその周りの血管がうっ血して腫れ上がることでイボが出来てしまいます。

またこのいぼ痔には2種類あり「内痔核」「外痔核」に分かれます。

<内痔核とは?>

肛門の内部にできるいぼ痔のことです。見た目にも分かりませんし、痛みもありませんので気づかれない方が多いです。

症状としては便器が真っ赤に染まってしまう程の出血をする場合があり、こうした排便時の出血によって初めて気づかれる方が多い様です。

そして症状が進行しますと、肛門の外にイボが飛び出てくることがあります。

<外痔核とは?>

肛門付近や肛門の外側にできるいぼ痔のことです。内痔核と違って痛みを伴い、炎症を起こした場合には大きな血栓ができとても強い痛みを伴います。

出血はありませんが、痛みが強いのが特徴です。また外側にできますので気づくのも早いです。

3.痔ろう

case_thum06

肛門の近くには「肛門線」と呼ばれる粘膜を出す小さな窪みがあるのですが、下痢が続いた場合にこの窪みに細菌が入り込んでしまい、感染症を起こして膿が溜まってしまうことで発症します。

得に体調を崩している時や肛門付近に傷ができていたりすると感染しやすい様です。

初めは「肛門周囲膿瘍」という症状になるのですが、その後症状が進行すると肛門の内側と外側を繋ぐ様にして膿のトンネルが出来てしまうのです。

これが「痔ろう」と呼ばれる痔になります。

症状としては肛門周辺の痛みと発熱です。酷い場合には39度近い高熱になる場合もあるそうです。

この痔ろうは他の痔と違い市販薬では治療できませんので、早めに病院を受診する必要があります。

妊婦さんは痔になりやすいって本当?その原因とは?

妊婦さんの8割近くの方が痔になると言われていますが、ではどうして妊婦さんは痔になりやすいのでしょうか。

その原因として大きく3つの事が考えられます。

私だけじゃない!?妊婦さんが痔になる原因3つ

1.便秘

pregnancy-1237398_1280

痔のお妊娠するとホルモンバランスの変化や、大きくなってくる子宮に圧迫され排便がスムーズに行えなくなります。

また鉄分不足になりやすい妊婦さんも多く、その場合に処方される鉄剤の副作用として便秘になりやすいと言われているのです。

その他にも運動不足などの理由が重なり便秘になってしまう妊婦さんが多いのです。

2.下痢

便秘になる妊婦さんが多いですが、逆に下痢が続いてしまう妊婦さんもいらっしゃいます。

子宮に圧迫され下半身の血行が悪くなり体が冷えてしまったり、免疫力の落ちている妊娠中はお腹を壊してしまうことも多いようです。

3.大きくなった子宮で血管が圧迫される為

得に妊娠後期に入ってから痔になってしまう妊婦さんが多いのは、大きくなった子宮で肛門付近の血管が圧迫されてうっ血し痔になりやすい様です。

この場合には内痔核になってしまう妊婦さんが多いです。

妊娠中の痔の治療法

妊娠して初めて痔になってしまうとびっくりしますし、戸惑いますよね。

そして何より痛みを伴う場合には少しでも早く治したいと思われるでしょう。

痔になった時の治療法としては基本的に座薬、塗り薬、内服薬で治す場合が多い様です。

しかし症状が悪化してしまったり、痔ろうになってしまった場合には手術が必要となる場合もあります。

妊娠中に痔になってしまう事は恥ずかしい事ではありませんので、おかしいなと思ったら早めに担当の先生に相談すると良いですね。

自己判断での薬の服用は必ず避けましょう。

妊娠中の痔、少しでも早く治したい!

normal-3

塗り薬や座薬での治療は完治への近道ですが、それ以外にも痔になった時に気をつけておく事で症状が緩和される場合があります。

また症状が軽症の場合にはこう言った日常生活の工夫で治る場合もありますので、ぜひ試してみて下さい。

痔になったら気をつけたい4つのこと

1.排便時にいきまない

便秘になりやすい妊婦さんは便が硬くなりやすく排便時にはいきんでしまいがちですが、無理にいきんで出さない様にしましょう。

どうしても便秘が辛い場合には担当の先生に妊娠中でも飲める便秘薬を処方してもらうと良いでしょう。

2.長時間座った状態にならない

妊娠後期はお腹も大きいですし張りも出てきますのでどうしても座って過ごしがちです。

しかし長時間座った状態ですと肛門付近の血管がさらに圧迫されてしまいますので、意識してある程度の時間になったら歩く様にすると良いですね。

3.肛門を保湿してあげる

こちらは切れ痔になった方に対してオススメの方法です。

コットンにカレンデュラオイルを染み込ませ肛門に当てておく事でオイルが肛門を柔らかくしてくれ、切れ痔の悪化を防いだりオイルが傷口をコーティングしてくれますので痛みが和らぐでしょう。

ただし妊娠中は肌も敏感になっていますので、使用する前に腕の中側などで必ずパッチテストを行ってから使用する様にしましょう。

4.排便時にウォシュレットなどを利用する

切れ痔やいぼ痔になった場合には痛みもありますし、肛門付近の肌はとてもデリケートになっています。

トイレットペーパーで強くこすったりすると傷が悪化したり痛みが増してしまいますので、ウォシュレットを利用して綺麗に洗い流した後で軽く拭き取る程度にすると良いでしょう。

また下痢の場合にもウォシュレットで洗い流してあげると肛門を清潔に保て、痔ろうの予防にもなりますのでオススメです。

やっぱり予防が大切!妊娠中の痔の予防5つ

shutterstock_116807611-480x381

多くの妊婦さんが痔になってしまうとは言え、出来れば痛い思いはしたくないですし予防出来るのであればそれに越したことはないですよね。

日常生活のちょっとした工夫で痔を予防出来る方法を紹介しますので、ぜひ試してみて下さい。

オススメの予防法はこれ!試して欲しい5つの方法!

1.水分をこまめに取る

妊娠中は大きくなった子宮で膀胱を圧迫されますので、トイレに行く回数も増えるでしょう。

その為水分が不足しがちになり便秘になってしまう方が多い様です。

大きなお腹を抱えてトイレに行くのが億劫になるかと思いますが、便秘は痔になる大きな原因ですので水分をこまめに取り便秘にならない様に気をつけましょう。

2.食物繊維を積極的に取る

こちらも便秘対策ですが、海藻や根菜には食物繊維がたっぷり含まれていますので、食事に加える事で便秘解消になるでしょう。

また脂っこいものや偏った食事も便秘の元になりますので、なるべく栄養バランスの整った食事を摂る様に心がけると良いですね。

3.下半身を温める

特に妊娠後期は子宮による血管の圧迫で下半身が冷えやすく、血行も悪くなりがちです。

半身浴や足湯で下半身を温めてあげることで、便秘を防いだり肛門付近の血流も良くなりうっ血しにくくなるでしょう

4.ストレスを溜めない

意外と女性が便秘になる原因として多いのがストレスです。

妊娠中は色々と制限もありますし、思う様に動かない体のせいでストレスも溜まりやすいと思いますが、旦那さんとショッピングに出かけたり美味しい物を食べたりしてなるべくストレスを溜めない様にしましょう。

5.トイレに行くのを我慢しない

toilet1

トイレに行く回数が減ると腸も刺激を受けなくなり、便秘になりやすい様です。

特に出かけ先などではトイレを探したりして中々行けない時もあるかと思いますので、あらかじめトイレの場所を見つけておくなどしておくと良いですね。

まとめ

多くの妊婦さんが悩んでいる「痔」ですが、早めの対策や日頃の生活習慣を工夫するだけで予防することも出来ます。

また妊婦さんが痔になる原因としては便秘が多い様ですので、あまり便秘が酷い場合には早めに便秘薬を処方してもらうなど対策を考えておくといいでしょう。

 - 妊娠後期 ,