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妊娠したら職場への報告時期は早いほうが良い?

      2019/02/14

妊娠はとても喜ばしいことですが、働いているママは「上司に報告しなければ」「妊娠の報告時期はいつが良いのだろう」「安定期を待ったほうが良いのかな」「上司と同僚では報告の時期を変えた方が良いのかしら」「どのようなタイミングで切り出せば良いの」と悩みが尽きないのではないでしょうか?

妊娠しても働きたい、出来れば産休を取って仕事復帰したいママのために妊娠の報告の時期、報告する際の注意点をまとめました。報告の時期や順番を失敗してしまうと職場に居辛くなってしまいます。どう報告すれば人間関係を壊さずに自分の気持ちを伝えることができるのでしょうか。ここでは、報告のタイミングや報告の仕方を考えてみたいと思います。


いつ会社に言うのが最適?妊娠報告するタイミング

人によって違いますが、つわりがひどい時に遅刻や休みの許可をもらいやすいように、早めに報告しておきましょう。もし、早くに公表されるのが嫌な場合は、上司にだけ話して公表は待ってもらえるか相談してみてください。

「なぜ公表してはいけないの?うれしいことなのに」と上司に言われてしまうことがあるかもしれませんね。理由は人それぞれかと思います。例えば「流産の経験があるからなんだけど、それは言いたくない」ということもありますよね。でも上司も「公表しない理由はいいたくない」では困惑するのではないでしょうか。

そんなときは「安定期に入るまでは極力人に言いたくないので」と一般的な回答に留めて良いと思います。安定期までは何があるかわからないし、あまり言いたくないという方は多いですよね。深く話さなくても相手が納得しそうな回答を考えておきましょう。

ただ、上司に報告するのは、妊娠検査薬で検査するだけでなく、病院でしっかり診察して妊娠が確定してからにしましょう。検査薬だけの場合、着床しかかったけれど妊娠に至らなかったという場合も陽性が出てしまいます。

職場の状況、担当業務の内容や量などによって、タイミングは変わってきますよね。自分と職場にとってベストなタイミングを見極めて報告しましょう。

安定期を待たずに妊娠の報告をするべき

社会人なら新入社員のときにホウレンソウ(報告、連絡、相談)の大切さを教わったのではないでしょうか。妊娠の報告時期についても例外ではありません。病院で妊娠が分かったら特別な事情が無ければ安定期を待たずに上司に報告するようにしましょう。

働いていない場合は「流産するかもしれないから」など安定期を待つママもいらっしゃいますし、報告するのも勇気が必要なので遅らせたくなる気持ちも分かりますが。しかし社会人ママの報告が遅れると下記のようなデメリットがあります。

安定期を待たずに報告した方がよい理由

  • 職場で体調が急変し倒れるようなことがあった場合、適切に対応してもらうため
  • 急に入院することになった場合、仕事への影響を最小限にするため
  • つわりがひどいく休むことがあると考えられるため

報告が遅れると会社にとって迷惑な理由3つ

  • 新規プロジェクトのメンバーに選ばれてしまう可能性がある
  • 報告する前に「つわり」「切迫流産」等のトラブルで仕事を長期間休む可能性がある
  • 産休中の交代要員を探すのが遅れてしまう

実は私も流産が心配で報告が遅れたところ、報告前に「切迫流産」で2週間近くお休みを頂くことになってしまいました。2週間の自宅安静後に久しぶりに出勤して5分も経たないうちに上司に「次は妊娠が分かったタイミングで報告するように」と怒られてしまいました。

ライフネット生命の調査によると妊娠~出産までにトラブルを経験する女性は3割もいらっしゃるようです。もちろん「帝王切開」等も含まれますので、この3割の女性の経験したトラブルの全てが働いている時期のケースではありませんが、見逃せない数字ですよね。

それでも妊娠初期に報告したくない場合は?

「早めに報告するのが良い」と分かっても、なかなか踏ん切りが付かないママはどうしたら良いのでしょうか?例えば今までに何度か流産してしまった方や、小さな職場のため同僚に伝えるとすぐ会社全体に広まってしまって嫌な場合など、事情がありなるべく報告は遅くしたい方もいらっしゃいますよね。

このような場合はどうすれば良いのでしょうか?

無理に全員に報告する必要は無い

妊娠報告は早い時期に自分の関係部署全員に報告する必要はありません。誰か1人でも良いので、自分の妊娠で一番影響を受ける部署の一番偉い人に真っ先に報告して、なるべく他の方への報告は遅らせたい旨を伝えましょう。

一番トップの方があなたの妊娠を知ってさえいれば、他の方に報告する前にトラブルが起きてしまってもその方から説明して頂けますし、配属なども考慮してもらえる可能性が高くなります。

職場の状況や担当業務内容から、どうしても内緒にはできない場合もあります。まだつわりが始まっていない場合「今はつわりが始まっていませんが、つわりが始まって迷惑をかけるようならグループには話す」など、状況によって話す範囲を決めていくこともできるでしょう。

今は問題なくて、とても元気だったとしても妊娠中は何が起きるかわからないのです。私はつわりはかなり軽い方でしたが、満員電車に乗るのがしんどい日はあり、時々遅刻してしまいました。それだけでも、上司に報告するとしないでは印象が違います。

同僚への報告時期

同僚への報告時期はいつが良いのでしょう?先にも述べたように「切迫流産が心配」など事情がある場合は安定期を待ってから報告をしても良いでしょう。安定期は一般的には妊娠5ヶ月目頃からをさします。

同僚へ早く報告するメリット

  • 立ち仕事、重い荷物を持たないと行けない仕事で考慮して貰える
  • つわりなどでお休みするときに「なぜ休むんだろう?」と思われずに済む
  • 引継ぎの準備を早めに行うことが出来る

同僚へ遅く報告するメリット

  • 噂が広まらなくて済む
  • 万が一にも流産してしまった場合に報告しなくて済む
  • 過剰な気遣いをされずに済む

同僚に話す前には必ず先に上司に報告しましょう。順序が逆になるのはNGです。「安定期まで待ちたい」など報告の時期にこだわりがなければ、上司に報告する際に関係する同僚にも早めに話してしまうとスムーズですよ。

なぜ妊娠の報告をするのか?

安定期に入るまでは妊娠したことを言いたくないと考える人もいるかもしれませんね。でも妊娠してから安定期まではつわりがあって思うように動けなかったり、力仕事を断れないなど、これまで同じように働けなくなってきます

報告しなかったことにより、無理をして切迫流産という事態を引き起こしてしまうかもしれません。どんなことが起こるかは誰にもわからないのです。ですから、仕事内容や勤務時間への配慮をお願いする必要があるのです。

必要な理由

  • 担当している仕事の引継ぎが必要になるため
  • 重いものを運べない、長時間の立ち仕事を避けるなど、業務に配慮をしてもらうため
  • つわりで休んだり、満員電車を避けたり、勤務時間について相談する
  • 妊娠中の身体に負担をかけず、赤ちゃんへの影響を考慮してもらうため
  • 体調が悪くなった時に、適切な対処をしてもらうため

出産後の仕事復帰をどうするか今のうちに考えておく

会社にとっては妊娠の報告時期だけではなく「辞めるの?」「続けるの?」「復帰はいつなの?」も関心事です。私も上司に「それで、続けるの?産後はどのくらい休むの?」と聞かれました。

私のように上司から尋ねられる場合もありますが、出来れば自分から切り出せるとポイントが高いですよね。あらかじめ伝える内容を考えておけば、上司から尋ねられた場合も即答することが出来ます。

今後も働きたい方はもちろん、この妊娠を機会に会社をお辞めになるママも今後について正直に上司に伝えましょう。

また、これから手続きなどが必要になってきますので、上司に報告した後は総務や人事にも連絡しておきしょう。私が総務人事で仕事をしていたときは、妊娠の連絡があった場合は、産前産後休暇や育児休業の会社規程、それに関する手続きについてなど、これから起こることを説明していました。

これは会社によって対応が異なりますが、前例のある会社であれば職務として知識を持っていますので、積極的に聞いてみましょう。

 

どうやって会社に報告する?

まずは、直属の上司に報告しましょう。いきなり上司に報告するのが不安な場合は、子どもがいる先輩に相談してみるのもいいですね。でも、実際に仕事などを調整したり、配慮してもらったりするのは直属の上司ですので、自分から話しましょう。

妊娠が嬉しくて同僚や親しい先輩に先に話すことはよくありますが、それで「自分から言う前に上司の耳に入ってしまった!」なんてことにならないように注意しましょう。

妊娠は本人にとって、とても嬉しいことですよね。でも、嬉しいからといって、「配慮してもらって当然」という態度は控えましょう。「おめでたいことだし、気を使う必要ないでしょ」と思うかもしれません。

でも、職場でみんなが気持ちよく仕事をするには人間関係が重要です。特にこれから配慮をお願いしたり、体調不良や通院で休みを取ることが出てくるかもしれません。あくまでも社会人として、業務に関係することとして報告してください。

また、人には話していないけれど、「子どもが授からない」と悩んでいる人がいるかもしれません。自分がこれからも過ごす職場ですから、周りへの配慮も忘れないようにしましょう。

妊娠中に職場で周囲に与える影響

  • 健診で仕事を休む
  • つわりがひどい場合に仕事を休んだり、遅刻したりする
  • 体調不良による通勤時間の変更
  • 立ち仕事から事務作業へなど、業務内容の変更
  • 産休や育児休業による、業務振り分けや増員
  • 最初に報告する人は誰でしょうか

どんな内容を伝えるか

妊娠中の身体を考慮して、いろいろなお願いをしなければなりません。すでに産休育休取得実績がある職場の場合は、上司も経験からの提案をしてくれるかもしれません。でも実績がない場合は理解されないこともあります。

でも「法律で決まているから」など強気に自分の意見を主張するばかりでは、上司との間に溝ができてしまうかもしれません。あくまでも冷静に、相手の状況も伺いつつ、自分の意見を言うようにしましょう。

伝える必要があること

  • 現在の妊娠週数と出産予定日
  • 健診の予定と有給休暇取得の有無
  • つわりなど体調についての報告
  • 仕事内容についての相談(重い荷物は持てないなど、事前に医師から注意事項を聞いておくのも良い)
  • 時差出勤がしたい場合は、それが可能かどうか
  • 産休及び育休を取得するのか、退職するのか

報告はメールでもいい?

これから配慮をお願いするのですから、メールではなく必ず直接話しましょう。話すべき内容は沢山ありますし、慌ただしく報告するのではなく、じっくり話し合いたいですよね。

「話したいことがあるので、30分程お時間を作っていただけますか」と、あらかじめお願いをして時間を作ってもらい、ミーティングスペースや会議室などで、妊娠していることや、それに伴って伝える必要があることなどゆっくり話せる環境を作りましょう。

担当業務や職場の状況にもよりますが、業務の引継ぎやフォロー内容など、具体的なことはその場ですぐに決められないですよね。「後日、担当業務のリスト提出しますので、またお時間を頂戴できませんでしょうか」など、業務をどうしたらいいのかまた時間を取ってほしい場合はその旨を伝えましょう。

 

まとめ

妊娠して気持ちが舞い上がっているかもしれませんが、妊娠が分かったら早めに報告する内容を考えてまずは上司に報告しましょう。もしもすぐに同僚に報告しても構わないのであれば同僚にも早めに、何か事情があれば同僚には安定期に入ってから報告するのが良いですね。

内容が妊娠という事で迷われたかもしれませんが、「○○(仕事内容)について,いつ上に報告すれば良いでしょう?」と部下に聞かれたら、あなたも「ホウレンソウを思い出して、早めに報告するのが基本よ。」と答えるのではないでしょうか?

内容が妊娠でも同じです。今後何か状況が変化した時もなるべく早めの報告を心がけましょう。

職場の人や上司との関係、業務内容を変えられたくないなど、人それぞれ状況は違いますので、話すタイミングは自分と職場にとっていい時期を選びます。職場で配慮をお願いするということは、何より赤ちゃんの命を守ることにつながるということも忘れてはいけません。

そして、これから結婚・出産をする後輩のためにも、職場の人とギクシャクしないようにしましょう。もしあなたが隠したまま休みや遅刻を繰り返し、職場で不信感を持たれた場合、「妊婦が職場にいる」ことへの不信感として残ってしまう場合があります。

妊娠はとても素敵なことなのですから、自分も赤ちゃんも周囲もそして後輩も、みんなが素敵な気持ちで過ごせるように心がけてみてください。

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