妊娠初期、どうしても行きたいライブがある!行ってもいい??
2019/02/09
妊娠したけれど、前々から楽しみにしていたライブにどうしても行きたい!「少し心配だけど行っても大丈夫かな…?」
妊娠初期はお腹も目立たないし、体調がいいとつい行きたくなってしまいますよね。
では、妊娠初期にライブへ行っていいのでしょうか?また行くとしたら何に気をつけるべき?
このページの目次
ライブへ行ってもOK?いつなら大丈夫?
そもそも妊娠中にライブへ行っても大丈夫なのでしょうか?行けるとしたらいつくらい?
妊娠初期はなるべく控えましょう
妊娠初期は体調が整わないことが多く、体調がいいと思っていてもつわりや貧血によって、急に体調不良を起こすこともめずらしくありません。
会場までの移動時間や移動手段、人混みなど、普段と違う環境で体調が悪くなると本人も周りも大変になります。
また妊娠初期はお腹が目立たないため、妊婦と気づかれずにお腹を押されたりなんてこともありえます。
特にスタンディングライブや野外フェスなどは、極力控えましょう。
安定期(妊娠16~28週)も無理はせずに
安定期に入ると体調も整ってくるので、絶対安静の指示もなく体調万全であれば行っても構わないでしょう。
ただし、お腹が張ってきたら座れるような会場でのライブが無難です。野外の場合は折りたたみの椅子を持参したり、休める場所を確保するようにしましょう。
後期もなるべく控えましょう
後期になるとお腹もだいぶ大きくなり、トイレが近くなったりお腹も張りやすくなります。急に体調に異変が起こらないとも限りません。
どうしても行きたい場合は臨月は避け、座れる場所を確保できるようにしましょう。
大音量・ジャンプ・人混みなど、赤ちゃんへの影響は?
ライブは通常より大きな音や人混み、また動きなども激しくなります。では、そのような場合のお腹の赤ちゃんへの影響は大丈夫でしょうか?
大音量
ライブの音は普段家などで聞いている音楽などと比べると、はるかに大音量でまた体にもズンズン響きますよね。
やはり心配になるのはお腹の赤ちゃんに何か影響が?ということだと思います。
羊水の中にいる赤ちゃんにとって音はくぐもって聴こえるようで、その音によって直接聴覚に問題が出るということはないようです。
ただし妊婦さん自身が不快に感じたり、音の大きさで具合が悪くなるような場合は外に出たり帰るなどしましょう。
ジャンプ
ライブでは主に立って楽しむ場合が多いと思います。また盛り上がってくるとジャンプしたりすることもあります。ただ妊娠中の激しい運動はやはり危険です。
特に妊娠初期は胎盤が完成しきれていない状態なので、ジャンプでの強い衝撃や転倒などが流産につながらないととも言えません。
また着地の際に、股関節や足腰を痛める原因にもなりますので、ジャンプは控えましょう。
人混み
移動の電車やバス、またライブ会場周辺と会場内は非常に混雑します。
注意しなければならないのが、お腹を圧迫されることや転倒、感染症、つわりの悪化、貧血などです。
人混み自体が赤ちゃんに影響はあたえないですが、妊婦さん自身の体調が悪くなりやすくなります。
ライブで気をつけたい4つのこと
なるべく避けたいところですが、妊娠中にライブに行くとしたら、次のようなことに気をつけましょう。
1.混雑時の移動を避ける
開演前になると会場周辺や会場内はとても混み合い、ごった返します。
なるべく早めに到着するようにし指定席なら席の確認を、自由席や野外フェスの場合は場所を確保しましょう。
また帰りも一気に混み合いますので、最後までいたいのを少し我慢して早めに出るか、もしくはゆっくり出るようにしましょう。
トイレへ行く際も休憩やMC時を避け、トイレが混み合わない時を見計らって行くと安全です。
2.なるべく1人で行かない
妊娠中はどんなトラブルがあるかわかりません。なるべく1人で行くことは避け、またできる限り妊娠に理解のある家族と行くようにしましょう。
どうしても友人と行く場合は出産経験のある人と行くのが安心です。
3.座って楽しむようにする
ライブ中はついつい立ち上がりたくなりますが、立っているとお腹が張ったり、会場内の熱気から酸欠状態になったり、貧血にもなりやすくなります。
少し立つ程度なら問題ないでしょうか、なるべく座って楽しむようにしましょう。
4.通路や出入り口に近い席にする
体調が悪くなった時やトイレへ行く場合など、通路や出入り口に近い方が便利です。
近くのスタッフに妊婦であることを伝えておくと、途中でのトイレなども対処してもらえることもあります。
また事前にネットや会場へ問い合わせて、救護室の有無や場所を確認しておくと安心です。
おすすめアイテム3つ
ライブはほとんどが長時間です。通常の外出時の持ち物に加えて、持って行っていくと便利なアイテムはどんなものがあるでしょう。
1.クッション
ライブ会場などのイスは硬い場合が多く、ずっと座っていると腰に負担がかかってしまいます。かさばらない程度のクッションや座布団があると便利です。
2.折りたたみのイスやレジャーシート
イスがない会場へ行く場合は必ず折りたたみのイスを持参しましょう。
また野外の場合はイス以外にもレジャーシートなどを持って行き、座って休めるように工夫しましょう。
3.ブランケット
移動の電車やバス、また会場内は冷房が効きすぎている場合があります。妊娠中の冷えは大敵です。
体温調整のためにブランケットやストールがあると重宝します。
まとめ
妊娠中、特に初期と後期はできるだけガマンしたいところですが、どうしても行きたい場合は十分注意して行きましょう。
現在はオンデマンド放送でライブ中継を自宅で楽しめることも多いので、妊娠中はそちらを楽しむのも1つの手です。
また最近のライブや野外フェスなどは、子連れでの参加を考慮した会場作りがされているものが多いようです。
産後しばらくしてから家族で行くことを楽しみにして過ごすのもいいですね♪