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妊娠初期にまさかの高熱!赤ちゃんへの影響は?

      2017/06/27

妊娠がわかってすぐの初期の心身の不安定な時期に「急に高熱が…!」なんてことになったら、とても不安になりますよね。

お腹の赤ちゃんに影響がないのか、薬は飲んでいいのか?と、心配はつきません。

今回は妊娠初期の高熱の原因や対処法、赤ちゃんへの影響などについてまとめました。

発熱や高熱の原因はなに?熱が赤ちゃんにあたえる影響は?

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妊娠初期は高温期が続いているため、通常より体温が高めになり微熱程度の熱を感じる妊婦さんは多くいます。

でも明らかに初期症状と違う熱が出た場合、何が原因となっているのでしょうか。

感染症が原因

38℃以上の高熱が出る場合、風邪やウイルスなどの感染症が原因となって熱が出ている可能性がとても高くなります。

妊娠中はホルモンバランスの崩れから免疫力が低下しているので、感染症にかかりやすく完治にも時間がかかってしまうので、注意が必要です。

赤ちゃんへの影響は?

高熱が出ることで直接赤ちゃんへ影響をおよぼすことはほとんどないようです。

ただし高熱で子宮内の温度も上がり、赤ちゃんの心拍数が上がるので長引かせない方がいいでしょう。

また高熱が3日以上続いたり、一般的な風邪とは違うような症状が出た場合は、胎児にも影響が出るような感染症にかかっている場合もあるので、注意が必要です。

高熱が出やすい4つの感染症とその影響

では高熱が出やすく、妊娠初期に気をつけたい感染症にはどんなものがあるのでしょうか?

1.インフルエンザ

インフルエンザウイルスに感染することが原因で、38℃を超える急激な発熱と悪寒、頭痛、関節痛など全身に症状が出ます。

飛沫感染が主で感染力が非常に強いため、抵抗力が落ちている妊娠初期はとてもかかりやすくなります。

影響

胎児への影響はないとされていますが、妊娠中は重症化しやすく治りにくいので注意しましょう。

妊娠中でも予防接種は可能ですので、予防接種は受けておいた方がいいでしょう。

水ぼうそう

水痘(すいとう)とも呼ばれ、水痘・帯状疱疹ウイルスが原因の感染症です。

大人は高熱や倦怠感から始まり、徐々に全身に発疹や水ぶくれができます。

空気感染や飛沫感染など感染力が強く潜伏期間が2週間と長いので、どこで感染したかわかりにくいのも特徴です。

影響

妊婦は重症化しやすく肺炎などの合併症を引き起こしやすくなります。

また妊娠20週未満で感染すると、胎児が先天性水痘症候群(低出生体重、脳萎縮など)を発症するリスクが高まります。ただしまだ日本での報告例はありません。

一度かかっていれば心配はありませんが、わからない場合は抗体があるかどうか調べてもらうと安心です。予防接種が有効ですが、妊娠中は接種できません。

麻しん

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はしかと呼ばれ高熱、鼻水、せき、目やになどの症状が出ます。

3、4日後に赤い発疹が出て一度熱が下がりかけますが、再び上昇し「コプリック斑」という白いブツブツが口の中にみられるのが特徴です。

高熱が7~10日間くらい続くため非常につらく、年齢にかかわらず合併症などを引き起こし重症になることが多いので注意が必要です。

影響

妊娠中は重症化しやすく肺炎や脳炎、心筋炎などのような合併症を起こしやすくなります。

また早産や流産のリスクが高くなります。予防接種が有効ですが、妊娠中は接種できません。

風しん

感染すると高熱や、耳の後ろや首などのリンパ節の腫れ、関節痛などが症状として現れます。また小さな発疹が顔から全身にあらわれます。

「三日ばしか」とも呼ばれ、子どもは3~5日程度で治りますが、大人は1週間以上続く場合が多く重症化しやすくなります。

影響

妊娠中に感染すると、重症化しやすく症状が長引きます。

また妊娠初期の段階でかかると、胎児に視覚・聴覚障害、先天性心疾患、発達遅延などが出るリスクがあります。

特に器官形成される4~8週がもっとも影響が出やすくなります。

妊娠すると産婦人科で抗体検査があります。妊娠中は予防接種ができませんので、抗体が不十分な場合は、外出時はマスクをするなどして予防につとめましょう。

病院を受診する3つの目安と薬について

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病院へ行くとかえって何か別な病気にかかる心配があったり、あまり薬に頼りたくないという心理がはたらいてしまいますが、以下のような場合は病院を受診しましょう。

1.38℃以上の高熱が出ている

まず38℃以上の高熱が出ると体力がひどく消耗されます。また40℃以上の高熱が3日以上続くと、胎児への影響が出るリスクも高まるので早めに受診しましょう。

2.症状が長引いている

38℃以下の発熱であっても高温期の体温より高めで、風邪の症状が2~3日続いている場合は、早めに受診することをおすすめします。

3.発疹が出ている

熱とともに発疹が出ているような場合は、風邪以外の感染症の可能性が高くなりますので、早めに受診して対処しましょう。

薬について

妊娠中であることをきちんと伝え、その上で処方されている薬については用法・用量を守れば問題ないといわれています。

薬を飲まずに症状を悪化させるよりも、処方された薬をきちんと飲んで早めに治すことが母体と赤ちゃんにとっては大切です。

高熱が出た場合の対処法2つ

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夜中などに急に高熱が出た場合、病院を受診するまでに自分でできる対処法にはどんなものがあるでしょう。

1.水分補給

熱が出ると汗をかき、脱水症状を起こしやすくなります。妊娠中の脱水症状は母体と赤ちゃんにとって危険ですので、しっかり水分補給しましょう。

この時、経口補水液を補給するとより脱水症状に効果があります。

2.安静にして冷やす

高熱は体力を消耗してしまいます。まずは安静にすることが第一です。また少しでも熱を下げてつらさをやわらげましょう。

保冷剤や氷枕頭を使い、脇の下や首元などのリンパ節を冷やしましょう。

まとめ

妊娠中は免疫力の低下から、感染症へのリスクが高まります。赤ちゃんに影響がある場合もあるので、高熱が出た場合は早めに病院を受診しましょう。

感染症にかかりにくくするために、まずは日頃から睡眠や食事をしっかりとって体力をつけておきたいですね。

また人混みはなるべく避け、外出時はマスクを着用するように心がけましょう。

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