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妊娠してから肩こりが… 原因は何?対処法は?

      2016/04/17

妊娠するとこれまであまり感じなかった体の不調を感じることが多くあります。

「肩こり」もその1つで、妊娠初期から悩まされている妊婦さんも実は多くいます。

つわりなどの体調不良に加えての肩こりは余計につらいですね。今回は妊娠中の肩こりの原因や対処法をご紹介していきたいと思います。

どうして妊娠すると肩がこるの?

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妊娠してからの肩こりには様々な原因が関係しているようです。まずここではその原因を探っていきましょう。

肩がこる主な4つの原因

  1. 血行不良
  2. ホルモンバランスの変化
  3. ストレスや不安
  4. 便秘

1.血行不良

まず妊娠すると運動やスポーツがこれまでのように出来なくなり、つわりで動きたくても動けない状況になるなど体を動かす機会が妊娠前より明らかに減ってしまいます。

運動不足によって血行不良が起こることで筋肉がこり固まり、肩こりが起きやすい状況になります。

 2. ストレスや不安

お腹の赤ちゃんを気にするあまり少しのことでもつい不安になってしまい、知らず知らずの内にストレスがたまってきます。

ストレスをため込むことで体にもついつい力が入ってしまい、筋肉の緊張が続いた状態になります。これも肩こりの原因の1つです。

 3. .ホルモンバランスの変化

妊娠するとプロゲステロン(黄体ホルモン)の分泌量が一気に増え、ホルモンバランスが崩れます。

ホルモンバランスの崩れから自律神経が乱れてきます。この乱れにより身体をリラックスさせる働きがある副交感神経がうまく働かず、肩こりを引き起こしています。

4. 便秘

プロゲステロンは子宮の収縮を抑える作用もあり、それと同時に腸のぜん動運動も鈍くしてしまいます。

それが原因でまず妊娠初期は便秘が起きやすくなります。そして腸内には腐敗ガスが毒が溜まりやすくなります。

その毒が腸壁から血液中に吸収され、血液がドロドロになり血流が悪くなることが原因で肩こりを引き起こしてしまいます。

肩こりと同時に起こりやすい症状はあるの?

肩こりの大きな原因に血流の悪さが大きく関係していることがわかりましたが、他にも何か起こりやすい症状はあるのでしょうか?

肩こりと同時に起こりやすい2つの症状

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症状1:頭痛や首の痛み

血行不良から起こることが多い肩こり。長く続くと肩周辺の筋肉が緊張した状態も続き、そのことによって首の痛みが起こります。

また筋肉のこりが大きな原因となる緊張性の頭痛も引き起こされてしまいます。

症状2: 吐き気

肩周辺の筋肉の緊張状態が続くとどんどん血行は悪くなります。それにより脳へ送られる酸素量が低下し、吐き気やめまいを引き起こします。

つわりの吐き気と少し違うな?と感じたら肩こりからの吐き気も疑ってみるといいかもしれません。

つらい肩こりを少しでも楽にする7つの解消法!

こりの程度は人によって違いますが、元から肩こりがあった方などはやはりひどくなる傾向にあるようです。

ひどくなると日常生活にも支障が出てしまって、困りますよね。効果的な解消法にはどんなものがあるのでしょうか?

1. 肩を温める

まず肩周辺を温めて血行を良くするだけでも肩こりが緩和されてきます。

シャワーを肩や首にあてる

首や肩にかけて40度くらいのシャワーで肩周辺を温めます。

蒸しタオルで温める

1日に何度も温めたい場合は、固く絞った濡れタオルを電子レンジで1分ほど加熱した蒸しタオルで首や肩を温めることも効果的です。

2. 肩や肩甲骨を回す

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肩周辺の筋肉をほぐすことで肩こりの解消につながります。自分で簡単に出来る方法もありますので試してみましょう。

首を回す

首をまっすぐにし顎を引き、頭頂部を大きく円を描くように回す。

肩回しをする

両肩に指先を置き、そのまま肘から大きく前回し後ろ回しを5回ずつゆっくり行う。

 肩甲骨をほぐす

まず両手を上に向け肘を曲げ、胸の高さで左右に開く肩甲骨を背骨にくっつけるようなイメージで腕を背中側に引いて戻す。

この時、息を吐きながらゆっくりと5回程度行う。

3. 軽い運動を行う

また全身の血行を良くすることも肩こりの解消につながります。

1日30分程度のウォーキングや軽いストレッチなど妊娠初期に行える範囲の運動を行うと良いでしょう。

つわりなどで体調がすぐれない場合は無理はしないでくださいね。

4. 自律神経の乱れを整える

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ホルモンバランスが崩れて乱れてしまった自律神経を整えるには、副交感神経を刺激して心身ともにリラックスさせることが重要です。

またそうすることでストレスや不安からくる緊張も緩和されます。

リラックスさせる方法

  • 深呼吸で呼吸を整える
  • 午前中に太陽の光を浴びる
  • ぬるめのお風呂にゆっくり入る
  • 寝る前のPCや携帯、テレビの視聴を控える

など日常的に無理なく出来る方法を取り入れて、心身をリラックスさせてくださいね。

5. 腸内環境を整える

腸内にたまるガスや毒を排出して血流を良くするために、下記のような方法で腸内環境を整え便秘を解消しましょう。

  • 朝起きたらコップ1杯の水を飲む
  • 毎朝決まった時間にトイレへ行く
  • 水分を多めにとる

→たんぽぽ茶、黒豆茶、ごぼう茶などが効果的です

  • 乳酸菌や食物繊維の多い食事を心がける

→納豆、きなこヨーグルト、グリーンスムージーなどは手軽でオススメです

6. 湿布・貼り薬、塗り薬などを使用する

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血行を良くしても肩の痛みがひかない場合は、湿布や塗り薬を使用しても構いません。

ただ妊娠中に使用を避けた方が良い成分が含まれているものもありますので、注意してくださいね。

使用可能な湿布や貼り薬

第3類医薬品の外用消炎鎮痛剤
  • アンメルツヨコヨコ
  • パテックスうすぴたシップ
  • サロンパスA
  • サロンパスローション
  • 腰痛パテックス
第2類医薬品の外用消炎鎮痛剤
  • バンテリンハップ
  • アンメルシン
  • アンメルシンサロンパスEX
  • サロンパスEX

また薬の使用を避けたいという方は磁気を使ったピップエレキバンや磁気ネックレスなどがおすすめです。

妊娠中に使用を避けた方が良い湿布や塗り薬と成分

使用を避けた方が良い製品

→フェイタスZ、ジクロテクト、ボルタレンAC

上記の製品等に含まれる成分・効果と副作用

→ボルタレン、インドメタシン、ケトプロフェン

上記の成分には強力な消炎鎮痛効果があり、痛みが広がらないように血管を収縮させる作用も強く働きます。

赤ちゃんには動脈管という大事な血管があり、その血管を通じて酸素や栄養をお母さんからもらっています。血管が収縮することでその動脈管が閉じてしまい、赤ちゃんの心臓が止まってしまうというリスクがあります。

大変稀ですがこれらの成分が含まれる湿布薬などが原因で、そのようなリスクが出る可能性が高く妊婦への使用は避けた方が良いとされています。

7. マッサージや鍼治療を行う

自分でどうしても肩こりを解消できない場合は、整体や鍼灸院でマッサージや鍼治療、お灸を受けることも効果的です。

ただし治療院を選ぶ際はマタニティ専用のメニューがあるかどうか、また妊娠初期であることを伝え、施術可能かどうかを確認してから行くと良いでしょう。

まとめ

まずは血行をよくすることが、肩こり解消のポイントです。体をなるべく温めて、リラックスするよう心がけましょう。

また産後は抱っこや授乳で更に肩がこってしまいますので、妊娠中から少しでも解消して、赤ちゃんとの生活に備えたいですね♪

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