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妊娠して動悸を感じるように…これって大丈夫なの?!

      2017/06/24

妊娠したら、動悸が起こりやすくなってしまった。「どこか悪いのかな?」と不安に感じるママがもいるかもしれませんが、妊娠の初期症状として動悸を感じるママは少なくありません。

でもどうして動悸が起こるのでしょう?原因や対処法をまとめてみました。

動悸の症状は?原因はなに?

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動悸とは普段は感じない心臓の拍動を、自分自身で感じられる状態のことをいいます。よく「胸がドキドキする」などと表現されます。

動悸の症状

  • 心臓の拍動がいつもより強く感じられる
  • 心臓の拍動のスピードがいつもより速く感じられる
  • 脈拍が乱れ、心臓が一瞬止まるように感じられる

といったような自覚症状があらわれます。

症状が出る原因

  • カフェインやアルコールの多量摂取
  • ストレスや不安からの緊張状態
  • 過剰な興奮状態
  • 心疾患やバセドウ病などの甲状腺関連の疾患、精神疾患など
  • 血管を拡張する薬やインスリンなどの薬の副作用

上記のようなことが原因のことが多く、また心臓の拍動は自律神経が大きく関わっており、リラックスさせる副交感神経の働きが弱くなることで動悸が起こっているようです。

妊娠初期に動悸が起こりやすい原因3つ

では妊娠初期はどういったことが原因となって、動悸が起こりやすくなるのでしょうか?

1. プロゲステロンの増加

妊娠初期は胎盤を作るための、女性ホルモンの1つプロゲステロン(黄体ホルモン)の分泌が一気に増加します。

プロゲステロンは脳の呼吸中枢を刺激し呼吸が乱れます。これにより、動悸や息切れを起こしやすくなります。

2.貧血

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妊娠後は赤ちゃんへ酸素や栄養を送るため、血液量がそれまでの1.5倍に増えます。

しかしまだ酸素を運ぶ赤血球の量が少ないため、血液濃度はうすくなり「鉄欠乏性貧血」になります。

そしてこの貧血状態で体中に酸素を送ろうと、心臓は早く動きます。このため動悸が起こり、呼吸も浅くなり息切れを起こしやすくなるのです。

3.肺が圧迫される

妊娠すると少しずつ子宮が大きくなっていきます。子宮が大きくなることで臓器が押し上げられ、横隔膜の位置が上にずれてきます

そして肺が圧迫されるため呼吸が浅くなり、動悸や息切れを起こしやすくなるのです。初期はまだ子宮は小さいですが、少しずつ圧迫されているため動悸が起こります。

動悸や息切れ、いつまで続くの?

急に動悸や息切れがすると不安にもなりますよね。早く治まってほしい動悸や息切れですが、いったいいつまで続くのでしょう。

出産まで続くことが多い

プロゲステロンの増加は妊娠中期(妊娠5ヶ月~)で落ち着いてきますので、プロゲステロンの増加による動悸は少し治まるかと思います。

しかし血液量は後期になるにつれ増えるとともに、子宮はさらに大きくなり肺を圧迫します。

このため、動悸は出産までは続くことが多い症状の1つです。初期のうちから対処して出産までひどくならないように、気をつけたいですね。

動悸や息切れの対策&対処法「4つ」

1.動悸がしたらとにかく休む

動悸や息切れを起こした場合は、症状を落ちつけるためにまずとにかく休みましょう。

自宅なら横になるのが一番です。外出先などの場合はベンチなどに座るなど、とにかく楽な姿勢になり休むことが大事です。

休む時のポイント

  • 衣服をゆるめて楽にする
  • 血液が心臓にいきやすいように体の左側を下にする
  • 大きく深呼吸をする
  • 水分をとりながら休む

動悸がすると気分が悪くなることがほとんどです。またとても焦ります。まずは呼吸を整え、気持ちを落ち着けましょう。

2.貧血を予防する

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動悸の大きな原因となっている「鉄欠乏性貧血」。予防するには鉄分をとることが第一です。貧血っぽいなと感じたら、鉄分が多く含まれる食事を意識しましょう。

妊娠中におすすめの鉄分を多く含む食品

  • 小松菜、ほうれん草
  • 納豆
  • ひじき、きくらげ
  • 切干大根
  • しらす、イワシ
  • あさり
  • 豆腐 など

貧血改善の代表的な食材のレバーは、妊娠中は過剰摂取に気をつけなければいけないビタミンAを多く含むため、食べる際は少量にしましょう。

3.体をあたためる

血流をよくして体に酸素を十分に行き渡らせることで、動悸や息切れの予防になります。

  • ゆっくりお風呂につかる。(半身浴がおすすめ)
  • 足湯をする
  • 靴下をはく

なるべく毎日お風呂に入って血行をよくしましょう。また、足が温まると全身が温まるので、足を冷やさないように気をつけることをおすすめします。

4.足を高くして寝る

足を高くすることで、心臓へ血液が流れやすくなります。動悸で寝つきが悪いような時はクッションなどを足の下に入れて、少し高くしてあげるとよいでしょう。

ひどい場合は病院へ

少し休んで治まる程度なら心配ありませんが、休んでも動悸が治まらない寝ることができない、動悸でパニックになってしまうなど症状がひどい場合は病院へ行きましょう。

心電図をとってもらい異常がないことを確認するだけでも、安心して症状がやわらぐ場合もあります。

また貧血が原因の場合は鉄剤を処方してもらえますので、不安な時は1人で悩まずにかかりつけの産婦人科へ相談することをおすすめします。

まとめ

動悸や息切れがすると不安になりますが、赤ちゃんがお腹の中で大きくなっているという証拠でもあります。

動悸を感じたらまずはしっかり休んで、心と体を落ち着けましょう。後期まで続くことが多い症状なので、上手につきあっていきたいですね。

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