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妊娠中のカフェインは全くNG?どれくらいならOKなの?飲みたくなったらどうしたら?

   

コーヒーや紅茶が大好きな女性はとても多いですよね。仕事の合間に呑むコーヒーがストレス解消になっている、ほっとする大切な時間だという人も少なくないと思います。

その一方で、妊娠中にコーヒーなどのカフェインがNGという言葉も聞いたことはありませんか?実際のところ、どうして妊娠中のカフェイン摂取がNGといわれているのでしょうか。

また、本当に一切口にしてはいけないのでしょうか?口にしてしまった場合、胎児にはどのような影響があるのでしょうか。コーヒーなどが大好きな妊婦さんは気になりますよね。

今回は、妊娠中のカフェインの摂取について、胎児への影響や許容範囲な摂取量、産後についてまで詳しく紹介させていただきます。

妊娠中のカフェインの摂取がNGな理由は?

厚生労働省・食品安全委員会の研究によると、現段階で日本では妊婦さんのカフェイン摂取による胎児への影響が具体的にどのようなものがあるか、評価はされていません。

ただし、日本はもちろん、WHOやイギリスやカナダなどの先進国で、妊娠中のカフェイン摂取の注意喚起がされています。カフェインは成人でもその影響を受けやすい体質の人は、以下のような症状がみられるといわれています。

カフェインの摂取による悪い影響(成人の場合)

  • 興奮
  • 不安
  • 不眠
  • 下痢
  • 吐き気

このように、内臓機能がしっかり作られた成人であっても、コーヒーなどのカフェインが多く含まれる食品を摂取することで身体に悪影響が出ることがあるという報告がされています。

カフェインの摂取による悪い影響(胎児の場合)

  • 低体重で生まれる可能性が上がる
  • 将来的な健康リスクが上がる
  • 自然流産を引き起こす可能性がある

成人に比べて、まだ内臓が出来上がっていなかったり、未発達である胎児にとっては、カフェインの影響をもろに受けやすく、良い環境ではないといえます。

また、英国食品基準庁によると、妊婦が過剰にカフェインを摂取することで出生時が低体重となることや将来の健康リスクが高くなる可能性があるということを発表しています。

さらに、高濃度のカフェインは自然流産を引き起こす可能性があるということまでも言われています。ここまで聞いていると、妊娠中にカフェインを摂取するのが怖くなってしまう妊婦さんもいるかもしれません。

でも、日本やWHOなどの基準で、カフェインの摂取に関するリスクは啓発していても「一切口にしてはいけない」とは言っているわけではありません

大切なのは、「妊娠中の過剰摂取により、胎児に何らかの悪影響がある場合がある」ということです。許容範囲の摂取量を守るように提言されていますので、その基準を守るように気を付けましょう

参考文献:厚生労働省 食品安全委員会 食品中のカフェイン

カフェインが含まれる食品とは?

では、カフェインの摂取のし過ぎに注意するために、カフェインが含まれている食品とはどんなものがあるのかも知っておきましょう。代表的なものは以下の通りになります。

カフェインの含まれる飲み物

  • コーヒー
  • 紅茶
  • 煎茶
  • コーラ

紹介したものは代表的なものの抜粋ですが、コーヒーや紅茶は知っていもコーラはちょっと意外だったのではないでしょうか?特に妊娠中はげっぷがしたくなったりして炭酸飲料を飲みたいという人が増えます。

つわりや後期のげっぷの対策として炭酸飲料を飲むことはNGではありませんが、コーラにカフェインが含まれているということは知っておきましょう。そのほか、エナジードリンクなどの栄養ドリンクなどにも含まれている場合があります

こういったドリンクを飲む際には、表示をしっかり確認するようにしましょう

カフェインの含まれる食べ物

  • チョコレート
  • 各種食品のチョコレート味やコーヒー味のもの

カフェインが含まれる食べ物としては、代表的なものはチョコレートです。これだけで考えれば「チョコレートだけか」と思うかもしれませんが、アイスやお菓子などチョコレート味のものやコーヒー味のものは多く存在します。

こちらも飲み物同様に全く摂取してはいけないものではありませんが、過剰な摂取はカフェインの面だけでなく、カロリーの面でも注意するようにしましょうね。

参考文献:東京都福祉保健局 東京都食品安全FAQ

どれくらいだったら飲んでも大丈夫?

食品安全委員会が公表している、妊娠中でも胎児に悪影響がないとされているカフェインの摂取量は、以下のようにまとめられています。

胎児に悪影響がないとされているカフェイン摂取量

機関 悪影響がないとされている最大摂取量(1日当たり) コーヒーに例えたら…
世界保健機関(WHO) コーヒーカップ3~4杯
オーストラリア保険・食品安全局 300㎎ コーヒーカップ4~6杯
英国食品基準庁 200㎎ コーヒーマグカップ2杯

各機関で若干の差はありますが、この表を見る限り、1日1~2杯程度にしていたら安心ということが分かると思います。

また、一般的なカフェインの摂取源となるコーヒーでお伝えしましたが、そのほかの食品のカフェイン摂取量は以下の通りです。

各食品のカフェイン含有量

食品名 カフェイン含有量
コーヒー 60mg/100ml
紅茶 30mg/100ml
煎茶 20mg/100ml
コーラ 36~46mg/355ml(1缶)
チョコレート 61mg/100g(平均)

こちらの表からわかるように、コーヒーに含まれるカフェインの量がダントツに多くなっています。先に紹介したコーヒーの量を参考にして、そのほかの食品の摂取も調整してくださいね。

参考文献:東京都福祉保健局 東京都食品安全FAQ

どうしてもカフェインの入った飲み物が飲みたい場合はどうしたら?

どうしてもコーヒーや紅茶など、カフェインが入った飲み物が飲みたい!という場合は、以下のような対策方法があります。

カフェイン入りの飲み物が飲みたい場合の対処法

  • 胎児に影響のない範囲で飲む
  • デカフェ(カフェインレス)の飲み物を飲む

1日の許容範囲の量以上にコーヒーや紅茶が飲みたいという場合は、デカフェと呼ばれるカフェインレスのコーヒーや紅茶を飲むことをおすすめします。

最近ではカフェインレスの飲み物が注目されてきており、大手コーヒーチェーン店であるスターバックスもデカフェの販売を始めています。

2017年1月11日(水)より、コーヒーの選択肢を広げることでライフスタイルをより豊かにする『ディカフェ スターバックス ラテ』とその他ディカフェ商品のラインナップを全国のスターバックス店舗(一部店舗を除く)にて販売を開始します。

引用元:スターバックス 公式サイト プレスリリース情報

一昔前までは、カフェインレスのコーヒーは美味しくない・味が薄いといったイメージが強かったかと思いますが、最近のものは質が上がってきています!ぜひ、試してみてください。

カフェインレスのコーヒーとして有名なのが、タンポポコーヒーです。おすすめはこちら。

産後はカフェインOKなの?

妊娠中のカフェインの摂取量やコーヒーの摂取の仕方について、理解していただけたでしょうか。そうなると次は出産後のカフェインの摂取についても気になりませんか

実は、授乳中もカフェインの過剰摂取は良くないといわれています。母乳はママの血液から作られているため、少量とは言えどもママが口にしたカフェインが母乳に含まれてしまいます

ママがカフェインを過剰摂取することによって赤ちゃんに出るといわれている影響をまとめました。

カフェインによる赤ちゃんへの影響

  • 寝つきが悪くなる
  • 落ち着きがなくなる
  • ぐずる、不機嫌な状態が続く

以上のような症状があるといわれています。このような症状は赤ちゃんもかわいそうですし、ママも大変ですよね。そのため妊娠中と同じように授乳中にもカフェインの摂りすぎには注意するようにしましょう

参考:たんぽぽコーヒー専門店 たんぽぽ堂

適度ならOK!上手な気分転換を!

紹介した通り、妊娠中や授乳中のカフェインの摂取に関しては、胎児への影響があるといわれてはいるものの、その量を調整すればよしとされています。

コーヒーであれば、1日1~2杯程度にしておきましょうと言われていますが、決して「妊娠中は一切口にしてはダメ!」というわけではありません。

妊娠前からコーヒーが大好きな女性も多いでしょうから、問題ないといわれている量までに抑えるようにしながら、ストレスをためないように過ごしていきましょう

もしそれ以上も飲みたいという場合は、デカフェやカフェインレスの飲み物をうまく並行して飲んで、気分転換してくださいね。

 

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