妊活中のウォーキング効果と注意点
2017/12/16
このページの目次
妊活中におけるウォーキング効果とは?
そもそも妊活中にウォーキングをしてもいいの?
妊活中にウォーキングをすることは基本的に有効です。
ウォーキングをすることで血行がよくなり、体温が上がります。
また適度な運動をすることで、頭をすっきりさせストレス解消にもなります。
腰を動かす重要性
人間の要と言われる腰を、最近動かしていますか?
立ちっぱなしや座りっぱなしの生活では、同じ足に体重をかけたり、いつも同じように足を組んだりしているものです。
すると、腰の周りの筋肉が凝り固まり、体のめぐりに影響が出てしまいます。
血液が体中に行き渡らず、血液が卵巣や子宮まで運ばれなくなったり、体内の水分が重力に負けて足に溜まり、むくみに繋がったり。
さらには、血液が滞ると子宮や卵巣に新鮮な血が届かないため、良質な卵子の成長が促されなくなってしまいます。
妊活中は、体への負担が気にかかり、あまり運動しなくなってしまいがちですが、腰を中心に体を動かすことで、腰回りの筋肉をほぐし、血流をよくする必要があるということです。
歩くと腰回りの筋肉が鍛えられて水分と血液の循環がよくなる!
腰回りを動かすのには、ウォーキングが最適。
歩くことで、自然と骨盤が動くため、腰回りの筋肉をほぐしてくれるのです。
筋肉はポンプの役割を果たすことをご存知でしょうか。
歩くことによって動くふくらはぎや太もも、お尻の筋肉は、重力の影響で足に溜まった水分や血液を体全体に行き渡らせるように送り出すのです。
普通に歩くだけでもいいですが、手を振り、少し大股で歩くと、普段使わない内側の筋肉まで動くので、なおさら良いですね。
普段は電車や車を使うという人は、川沿いや公園を歩くと気分転換になるでしょう。
季節に彩られた自然は、日々の仕事や生活に追われた時間を忘れさせてくれます。
息を吸ったり吐いたりする有酸素運動の中でも、ウォーキングは手軽に始められるため非常におすすめです。
夫婦二人で歩いてみるのもいいかもしれません。
妊活の結果赤ちゃんを授かった暁には、出産という大仕事が待っています。
腰回りの筋肉がほぐれていないと、思わぬ難産に繋がってしまうことも。
先のことを考えて、ウォーキングで腰回りを鍛えておくといいかもしれませんね。
排卵日から判定日まではほどほどに・・・
ですが、排卵から判定日まではあまり無理をしすぎないようにしましょう。
ウォーキングは激しい運動ではないので、基本的にはウォーキングをしたことが原因で着床しないと言うことはないと考えられています。
ですが、不安に思いながらまでウォーキングをする必要はないでしょう。
ウォーキングする際の注意点
ウォーキングは歩きやすい靴で★
ウォーキングをする際には、歩きやすい靴を履くようにしましょう。
できれば運動靴かウォーキングシューズがいいでしょう。
ヒールがないからといって、パンプスなどを履くのは良くありません。
パンプスは多少なりとも足を締め付けてしまうので、血行が悪くなってしまう原因となります。
また体の歪みの原因にもなりますので、注意が必要です。
せっかくウォーキングをしても、体を歪みの原因になるようではかえって逆効果の可能性もあります。
水分補給のために冷たい水を飲んではいけない理由
血液ドロドロ予防に必ず水分補給を!
妊活中、血液がドロドロになることは妊娠率を下げる原因になってしまいます。
そのためウォーキングをする前後には必ず水分補給を忘れないようにしましょう。
暑い季節は特に注意が必要です。
普段以上に熱中症には気を付け、涼しい時間帯を選ぶなどの工夫が必要です。
冷たい水は厳禁!!!
水分補給をする際の注意点ですが、冷たい水は厳禁です。
冷たい水を飲むことで子宮が収縮してしまいます。
特にウォーキングの後は体が温まっているため、その反動が大きくなってしまいます。
子宮が収縮することで、生理痛がひどくなったり着床しにくくなってしまう可能性もありますので、ウォーキングの前後に関わらず、妊活中は冷たい水は避けた方がいいでしょう。