ベビスマonline

妊活・出産・育児子育て・生活の知恵に特化した専門知恵サイト

幼稚園でいう「年少」って何歳のこと?年少児の特徴は?しつけのポイントは?

      2018/01/18

幼稚園児のことを話しているとき、「年少さん?」などとたずねられたことはありませんか?まだ子どもが小さい新米のパパやママは、「年少って何歳のこと?」と疑問に思う人もいるでしょう。

幼稚園や保育園に通う子どもに使われる、「年少」「年中」「年長」の年齢区分の仕方についてお伝えします。「年少」の子どもってどんな感じなのか、特徴やしつけのポイントも含めてご紹介します。



年少とは何歳のこと?

小学校だと、1年生、2年生…というように「年度」で区切って年齢を区分します。幼稚園の場合も同じように、「年度」で区切って年齢の違いを表します。

「年度」は、4月2日にスタートし翌年の4月1日がその年度の最終日です。4月1日スタートと誤解しやすいので注意が必要です。

この「年度」制度で理解しておくべきことは、同じ4月に生まれても、4月1日生まれの子どもは一学年下になるということです。つまり、4月1日生まれの子どもは、学年で一番「若い」ということになります。

例:平成23年4月1日生まれ → 年中

平成23年4月2日生まれ → 年長

ほんの1日の誕生日の違いでも、4月1日生まれと4月2日生まれとでは学年が変わってきます。4月生まれの子どもはすべて、同じ学年の中でもいちばんと年上ということではありません。

幼稚園の場4月1日時点での年齢で年齢の区分を覚えておくと便利です。

年齢の区分 4月1日時点の満年齢 誕生日を迎えると
年少 3歳 4歳
年中 4歳 5歳
年長 5歳 6歳

幼稚園と保育園では年齢の言い方が違うの?

「年少」「年中」「年長」という年齢区分の言い方をするのは幼稚園の場合が多いです。

園によっては、保育園でもそのような区分の仕方をしているところもあります。保育園では、0歳児から小学校入学前までの幅広い年齢の子ども達を保育しているので、「0歳児クラス」「1歳児クラス」というように、年齢で区分してる園が多いです。

「年少」などという区別の仕方では、2歳以下の子どもを表しにくいということも影響しています。



年少児の身体的発達の特徴

年少児とは、4月1日の時点で満3歳の子どものことを示します。幼稚園では3年保育に人気があり、多くの子ども達が「年少児」クラスに入園します。

年少児よりも1つ学年が下になる子どもを「プレ幼稚園」や「満三歳児保育」として受け入れている幼稚園をのぞくと、「年少児」は幼稚園でいちばん幼い子ども達ということになります。

幼稚園の中では一番幼い「年少児」の子ども達は、まだ月齢の差からくる成長・発達の差が大きいのが特徴です。4月生まれですぐに4歳になる子どもと、3歳になったばかりの3月生まれの子どもとの差は体格的にも随分と違います。

もちろん個人差がありますが、早生まれの子ども達は制服もブカブカで、「年少さん?」と信じてもらえないようなニュアンスを含むたずねられ方をされたことのあるママたちもいることでしょう。年中、年長と成長していくにしたがって、体格や能力の差はなくなっていくので心配をすることはありません。小学校低学年くらいまでは、同じ学年でも月齢の差を感じることがあることを覚えておくと安心ですね。

身体能力

年少児くらいになると、身体能力の発達がめざましく、走ったりジャンプしたりできるようになる他、片足立ちやつま先歩きなどもできるようになります。年少の子どもはまだまだ成長発達の個人差が大きいため、いちがいには言えませんが、年中に進級することまでにはこのくらい身体能力が発達します。

手指の能力

指先の能力も発達し、箸を使って食事ができるようになり、こぼす量もグンと減ります。ボタンやスナップも自分でできるようになり、衣服の着脱を自分ですることができます。幼稚園では、ハサミやのりを使う制作遊びを経験したり、筆を使って絵の具遊びを楽しんだりします。

幼稚園などの幼児教育の場では、さまざまな表現活動の機会があります。指先の機能の発達と共に手先も器用になり、筆やローラーなどを使った表現活動が楽しめるようになります。

年少児の知的・精神的発達の特徴

言葉が豊かになる

3歳、年少児になると言葉が増え、会話が豊かになるのが特徴といえます。多くの子どもが3歳になると幼稚園や保育園に通うようになり、同年齢の子ども達と共に生活する中で、たくさんの言葉を習得します。

数や大きさの概念ができる

「大きい」「小さい」の違いが分かり、言葉で表現することができるようになります。「たくさん」 「少し」など数量についても次第に理解できるようになります。

生活の中で数を数える機会をつくり繰り返すことで、1から10くらいまで自分で数えることができるようになります。

子どもは自ら進んで学習するわけではありません。周りの大人が意識して言葉をかけたり働きかけたりして、子どもの知的好奇心を満たしてあげることが必要です。



年少児のしつけのポイントは?

基本的生活習慣を身につける

3歳前後は、「自分でしたい」と意欲的に身の回りのことをすることもあれば、「やってほしい」と甘えを見せることもあるのが特徴です。「自分でできた」という成功体験を積むことによって自信となり、しっかりと身についていきます。

気分のムラがあることは、大人も子どもも変わりませんよね。時には「甘え」も受け入れつつ、年少児の時期に基本的な生活習慣を身につけることができるようにしてあげましょう。

食事

  • お箸を使って自分でたべる
  • ほとんどこぼさすたべる
  • 茶碗をもってたべる

排泄

  • トイレで排泄する
  • (紙パンツ使用であれば)パンツに移行する

衣服の着脱

  • 自分で服を着る
  • ボタンやスナップを自分でとめる
  • 衣服の裏表を直す
  • 一人で靴をはく (年少の段階ではまだ左右の違いを認識することは難しいです。幼稚園の上靴などは、靴をそろえた状態で一つの絵がプリントしてあり、絵が完成することで靴の左、右が分かるような工夫されているものも市販されています。)

睡眠

  • 規則正しい生活リズムをつくり、十分な睡眠をとる(親の役割の部分がほとんど)

清潔

  • 一人で手を洗う
  • 促されて歯磨きをする

公共の場所でのマナーを知らせていく

年少児は、幼稚園や保育園での生活が始まると共に、公共の場に出かける機会も増えます。周りにいる人々の存在に気付けるように、子どもに知らせていくことはとても大切です。バスや電車の中で、騒いだり走り回ったりすることがなぜよくないのかなど、年少児が理解できるように分かりやすく伝えましょう。

「まだ小さい子どもなんだから」と、子どもを自由にさせることはNGです。年少児なりに理解することはできます。何も伝えないのでは、いつまで経ってもマナーを身につけることはできません。

公共の場にふさわしくない行動を叱るのではなく、どのようにすればよいのかを理由を添えて伝えることが大切です。

「わがまま」と「自我の尊重」の違いをはっきりさせる

年少児は自我がはっきりとしてくるので、子どもとの向き合い方に難しさを感じることもあるでしょう。自分の意思や欲求をはっきりと伝える姿をしっかりと受け止めてあげることは、とても大切なことです。しかし、「受け止める」と「受け入れる」は違います

子どものかんしゃくの激しさに負けて、「わがまま」が通ることが普通にならないように子どもに接していくことが需要です。

まとめ

「年少」とは、4月の入園・進級を迎える時に満3歳の子どものことをいいます。「年少」で幼稚園等の集団生活を始める子どもは多く、子どもの世界が広がる時期です。就学前教育をさらに充実させたい「年中」「年長」までに、基本的生活習慣を身につけ、さまざまな経験をさせてあげたいのが「年少」の時期です。

 - 幼児