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妊娠後期の足のむくみの原因や対策は?むくみで手足が痛い時にやるべき解消法

      2019/02/09

妊娠後期には様々なトラブルに見舞われやすいですが、その中でも妊婦さんを悩ませているのが「むくみ」ではないでしょうか。

妊娠中期頃からむくみやすくなると言われていますが、後期には更に酷いむくみで困っている方も多い様です。

そしてこのむくみの恐ろしいところは、ただのむくみだからといって放置しておくと慢性化してしまい中々治らなくなってしまうところです。

そうならない為にもむくみに気づいたら早めに対処しておきたいですよね。

象の足のようにぱんぱんにむくんで、これまで履いていた靴が入らなくなったり窮屈に感じたりする方もいます。

妊娠する前は特にむくみやすい体質ではなかったのに、妊娠してむくみがひどくなると、心配になりますよね。今回は妊娠中の足のむくみをテーマに、原因や対策、いつまで続くのか等、幅広く解説します。


むくみって何?妊娠中はみんな足がむくむの?

 

むくみってどういう状態?

誰もが、飲み会の翌日や塩分を摂りすぎた時、寝不足の日等に、「むくんでいるなあ」と感じたことはあるのではないでしょうか。むくみとは、体の中に過剰に水分がたまり、手や足、顔等が腫れている状態をさします。

少し強く押した後に跡が残っているようであれば、むくんでいる証拠です。むくみの症状は男女どちらにもみられますが、特に女性に多くみられます。

妊娠中ってみんな足がむくむの?

誰にでもむくみの症状は見られますが、特に妊娠中はむくみの症状が出やすくなっています。特に足のむくみは、ほとんどの妊婦にみられるマイナートラブルの一つです。足がむくむと、ぱんぱんに張ったようになり、足の甲や足首に見られる血管や筋が見られなくなります。

これまで履いていた靴が窮屈に感じたりする方もいます。

妊娠後期の足のむくみの原因は?

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それまではあまりむくみも気にならなかったという妊婦さんでも、妊娠後期に入ってから急にむくみが出てきたという方も沢山いらっしゃいます。

そしてむくみ始めるとあっという間に象の足の様にパンパンにむくんでしまうという方も結構多い様です。

まずはそのむくみが起こる原因を探ってみましょう。

妊娠後期になぜ足の甲や手足がむくむのか?9つの原因

  1. 体内の水分量の増加
  2. 下半身の血行の悪さ(足の血管の圧迫)
  3. 冷え
  4. ストレス
  5. 血液量の増加
  6. 運動不足
  7. 食生活
  8. 疾患

1.体内の水分量の増加

妊娠中は赤ちゃんへ栄養や酸素を送る為に血液の量が通常の1.5倍から2倍近くまで増えると言われています。

そして増加するのは血液の中でも血漿と呼ばれる水分の部分が大半ですので、身体の中の水分量が必然的に多くなっているのです。

特に妊娠後期には血液の量が更に増えますので、腎臓の水分処理機能が間に合わずむくみを引き起こしてしまう様です。

2.下半身の血行の悪さ

妊娠中期から後期にかけては赤ちゃんも一気に大きくなり、それと共に子宮も大きくなり骨盤周りの血管を圧迫してしまいます。

下半身の血行が悪くなり、体外へ水分を上手く排出することが出来ずにむくんでしまいます

つまり、お腹の中の赤ちゃんが大きくなるにつれ、足の血管を圧迫することが足のむくみの原因となります。足の付け根には、大きな血管が流れています。お腹の赤ちゃんや胎盤、羊水の重みで血管を圧迫することにより、血液が下半身をスムーズに循環しにくくなり、足のむくみにつながります。

3.身体の冷え

身体の冷えも血行の悪さに関係してきます。下半身から心臓へと血液が上手く戻ることが出来ませんので、身体の冷えが起こってしまいます。

身体が冷えると血行が悪くなるという悪循環になりむくみを引き起こしてしまう様です。

4.ストレス

実はストレスとむくみは大きく関係しているのです。

ストレスがかかると自律神経が上手く働かなくなり、血液の流れが悪くなってしまいます。

妊娠中は情緒不安定になっていますし少しの事でもイライラしがちですので、ストレスも溜まりやすくなっています。

なるべくリラックスしてストレスを溜めない工夫をする事も大切です。

5.血液量の増加

妊娠中は、通常よりも血液量が増加します。これは、お母さんから赤ちゃんへの栄養補給は、血流に乗せて行われるためです。

赤ちゃんや胎盤などに循環する血液が増え、妊娠前の1.4倍くらいに循環血液量が増加します

引用元:公益財団法人母子衛生研究会

体中を循環する血液量が、妊娠していないときの1.4倍ほどになります。血液には様々な成分が含まれていますが、体内を循環する血液の成分は、水分である「血せい」が多くなっています。体内を、主な成分が水分である血液量が増加することで、体内の水分が過剰になり、むくみの原因となるのです。

6.運動不足

先ほど述べた通り、妊娠中は血液量が増加しています。体内の血液は、重力の影響で徐々に下半身にたまってきます。足を動かすことで、血液を心臓側に送り返し、血液は循環します。

しかし、妊娠中はなるべく安静を心がけている方も多いですし、お腹が大きくなることで運動量は減ってきます。運動不足により、足側から血液を送り返す力が弱くなるため、たまっている足の血液が循環しにくくなり、むくみにつながります。

7.食生活

塩分をとりすぎると、塩分を薄めるために体内から水分が排出されにくくなります。妊娠中はただでさえ体内の水分量が多いので、少し塩分をとりすぎるだけで水分が体内にとどまり、むくみにつながりやすくなります。

8.疾患

むくみ以外に高血圧等の症状がみられる場合、妊娠高血圧症候群等の疾患が原因で足がむくんでいる可能性があります。妊婦健診の際も、「浮腫」という名前で、毎回足のむくみの状態をチェックします。母子手帳にも浮腫の状態を記録する欄があります。

むくみがひどく、かつ血圧が高い場合は、妊娠高血圧症候群が疑われます。妊娠高血圧症候群は早産やお腹の中の赤ちゃんの発育不全につながるリスクが高くなるため、妊娠高血圧症候群の早期発見のためにも、むくみの状態が一種のバロメータになっています。

いつごろから足のむくみが出始める?

早ければ妊娠初期ごろから

血液量は、妊娠初期から徐々に増加しはじめますので、早ければ妊娠初期からむくみの症状が出始めます。デスクワークをしている方等は、座りっぱなしの姿勢が長時間続くことで、重力により血液が足の部分にたまりやすくなるため、はやく症状が出ることがあります。

妊娠後期には多くの妊婦さんが経験

妊娠後期になるにつれ、お腹は徐々に大きくなります。臨月になると、お腹の赤ちゃん、胎盤、羊水、増加した血液等を合計して8~10キロほどにもなります。むくみの程度やむくみを感じる時期は個人差がありますが、お腹の重みで足の付け根にある血管が圧迫され、足のむくみにつながります。

妊娠後期8~10ヶ月目あたりから突然むくんだ場合の解消法7つ

むくみをそのままにしておくと慢性化しやすく、自然に治るという事は基本的にはありません。

ですので、むくみに気づいた時点で対策をとるのがむくみを少しでも早く解消する為の近道となります。

1.足を高くして休む

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足を少し高くして眠ることで、下半身にたまった血液が上半身に流すことができます。クッションや枕を足元に置いて、眠る習慣をつけてみましょう。クッションや抱き枕などを足の下に置いて横になるだけで、血の流れが上へとなりますのでむくみを解消する事が出来るでしょう。お腹が大きくなると仰向けの姿勢を続けるのは辛くなりますので、無理は禁物です。

足を高くすると苦しく感じる場合は、左を下にした横向きで眠る、シムスの体位をとりましょう。左を下にすることで、下半身から心臓へ戻る静脈を圧迫しないため、下半身の血流改善に効果が見込めます。

2.マッサージをする

マッサージをする事によって心臓へと血を戻してくれるポンプ機能が働きますのでむくみに効果的です。

得にリンパの流れを良くしてからマッサージを行う事でより一層効果が期待できるのではないでしょうか。

お勧めのマッサージ方法
  1. まずは膝の裏にあるリンパ節を揉みほぐします。
  2. 次に足首から膝裏を通り太ももの方へ向かってふくらはぎをマッサージします。
  3. ポイントはふくらはぎの中心にむくみに効くツボがあるのでそこを押すことです。

3.足を温める

冷えると血管が収縮し、血流が滞ります。逆に温めると血管が拡張するので、血流が良くなり、むくみの改善につながります。冷えを解消して血行良くしてあげる事で足のむくみは改善されます。

特にくるぶしの辺りにリンパ節がありますので、その部分を温めて少しほぐしてあげると更に効果が期待出来るでしょう。また冬場はもちろん、夏場も靴下を履くなどして足を冷やしすぎないようにしましょう。

4.利尿作用が高い物を飲んだり食べたりする

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血液の増加で体内の水分が増えていますので、余分な水分はなるべく体外へ排出しましょう。

利尿作用の高いお茶やカリウムを多く含む食べ物を摂取すると利尿作用があり、むくみ解消に効果的です。

むくみに効果のあるお勧めのお茶
  • たんぽぽ茶・・・・血行促進や冷え解消に効果的です。
  • 杜仲茶・・・・・・むくみ解消や高血圧、高血糖の方に効果的です。
  • とうもろこし茶・・利尿作用がありむくみに効果的です。
  • どくだみ茶・・・・カリウムを多く含み利尿作用があります。
むくみに効果のあるお勧めの食べ物
  • スイカ・・・・スイカにはシトルリンと呼ばれる利尿作用に聞く栄養素が多く含まれておりむくみ解消に効果的です。
  • アボカド・・・カリウムは多く含まれていますが、森のバターと呼ばれている程脂肪分も高いので摂取量には注意が必要です。
  • さつまいも・・カリウムの他に葉酸やビタミンなど妊婦さんには欠かせない栄養素が豊富です。
  • 豆腐・・・・・大豆から作られる豆腐には良質なたんぱく質多く含まれていますので、むくみ解消にも積極的に摂りたいですね。
  • 豚肉・・・・・豚肉には豊富なビタミンやカリウムなど栄養素がたっぷりです。脂肪分の少ないヒレ肉は得にお勧めです。

5.着圧ソックスを履く

着圧ソックスとは下肢静脈瘤や深部静脈血栓の予防にも使われる靴下ですが、足首からふくらはぎにかけて圧をかける事で足元に血液が溜まるのを防止し、むくみにも効果があると言われています。

しかし締め付けすぎは逆に体調を悪くしたり、血行を悪くしますので自分の体型に合った物を選らぶ必要があります。

医療用の靴下も販売されていますので、使用される前には一度担当の先生に確認してから利用すると良いでしょう。

6.足をパタパタ動かす

切迫早産等で安静を指示されていなければ、無理のない範囲で動くようにしましょう。例えば、駅から自宅までの帰り道、一歩一歩を踏みしめるように歩いてみる、等日常生活での動きを意識してやってみるだけでも効果が見込めます。

座ったまま、足首を上下左右に動かすだけでも、血行が促進されますよ。

7.塩分を摂りすぎない

塩分のとりすぎはむくみにつながりますので、塩分控えめの食事を心がけましょう。一日の塩分摂取量の目安は成人女性で7グラムです。一食当たりの塩分量を2グラム程度に抑える必要があります。

鮭の塩焼きの塩分量は6グラムもあります。普段何気なく食べている食べ物の塩分量は意外と多くなっていますので、妊娠中は特に食べ物に含まれる塩分量に気を使いましょう

利尿作用のあるカリウムを多く含む食べ物を食べることもおすすめします。ジャガイモやサツマイモ等のイモ類、バナナ、キウイ等に多くカリウムが含まれています。むくみを気にしすぎて水分補給を控える、というのは危険なのでやめましょう。

水分補給は、血液量を増やすためにも、脱水症状を防ぐためにも必要です。一日1.5リットル~2リットルを目安で摂取するようにしましょう。

こんな時どうすれば良い!?むくみによる痛みや痺れ

むくみが続くと痛みや痺れを伴う場合があります。

これらの症状はむくみが酷くなってきている証拠ですのでなるべく早く対処しなければなりません。

それぞれの対策についてまとめました。もしむくんだ時にこれらの症状がある場合には試してみてください。

しかしあまりにも痛みや痺れが酷い場合には腎臓やその他の臓器に問題がある場合もありますので、早めに病院を受診する様にしましょう。

むくんで痛い、しびれがある時にやって欲しいそれぞれの2つの対処法

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むくみによる痛みがある場合

1.足首をぐるぐる回す

得にふくらはぎや足に痛みを感じる方に効果的なのです。

足の筋肉が凝り固まってしまい老廃物が溜まるとむくみを引き起こし、それと同時に痛みを感じる様です。

筋肉をほぐしてあげる事でむくみを解消でき痛みも和らぐでしょう。

2.ストレッチをする

むくみが酷くなると皮下組織に余分な水分が溜まり皮膚がパンパンに張ってしまい痛みが生じます。

ストレッチをする事により老廃物を体外へ排出してくれ、また筋肉もほぐれますので血行も良くなりむくみを解消でき痛みも解消されるでしょう。

むくみによるしびれがある場合

1.お風呂にゆっくり浸かる

身体を温める事で血行が良くなりむくみが解消されると共に痺れもなくなるでしょう。

シャワーよりも温めるお風呂をお勧めします。しかし妊娠中はのぼせやすくなっていますので、入浴時間には気を付けましょう。

2.手足の指を良く動かす

手や足の指でグーチョキパーをする様にして動かしてみましょう。

手先や足先の血行が良くなりますので、痺れも解消されるでしょう。

 

妊娠中の足のむくみはいつまで続くの?

出産後徐々に改善する!

むくみの原因として、赤ちゃんに栄養を供給するために血液が増加すること、お腹の重みで足の付け根の血管を圧迫することを先ほどご説明しました。出産により、お腹も軽くなりますし、血液量も徐々に元通りになります。よって、出産後徐々にむくみの症状は改善します。

筆者自身も、妊娠後期から足のむくみが出てきました。これまで履いていた靴が窮屈になり、大きなお腹でただでさえ履きにくい靴が履きづらくなっていました。

特に、一般的にむくみが出やすいとされる夕方~夜にかけては、足が二回りも三回りも大きくなった気がして、「大丈夫なのだろうか・・・」と不安に思っていました。

しかし出産直後、分娩台で数時間休憩した後病室のベッドに向かおうとした際に足を見て驚きました。足のむくみがすっかりなくなっていて、久しぶりに足の甲の血管や筋を見ることができたのです。

出産するとこんなにも劇的にむくみが改善するのか、と感心した記憶があります。退院後も、むくみを感じることはありませんでした。

出産後も足のむくみが続いたら?

出産後も足のむくみが続く場合、むくみの原因が妊娠によるものだけでない場合があります。血液を全身に巡らせるポンプの役割をする心臓や、尿を作る腎臓等に何かしらトラブルが起きている可能性があります。むくみが長引いていると感じる場合は、一か月検診の際に医師に相談しましょう。

まとめ

ほとんどの妊婦さんが足のむくみを経験します。原因はいくつかありますが、妊娠により血液量が増加することやお腹が重たくなることで足のむくみの症状が出てきます。

妊娠中に起りやすいむくみですが、妊娠後期には更に悪化してしまう妊婦さんも多いでしょう。

むくみはそのままにしておくと慢性化してしまいますので、利尿作用のあるお茶や食べ物を摂取してなるべく体内の水分量を調節しましょう。

またむくみと共に痛みや痺れを感じ始めると悪化している証拠ですので、紹介した対処法を試しても良くならない場合には早めに担当の先生に相談しましょう。

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