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子供のものもらい!市販薬で治る?病院での治療・薬は?プールに入っても大丈夫?

      2017/10/10

子供の目に小さく白い点がプツッとできていて、しばらくするとその周りが赤く腫れてくる、ということがあります。「ものもらい」である可能性が高いです。

痛がるし、その部分が熱をもって腫れてくるし、とても可哀想ですよね。子供なので、気になると触れずにはいられません。よけいに悪化しそうな気がしますよね。

「ものもらい」はどんな症状なのか、子供の場合どのように対処したらよいのか、他人にうつすのか、などをまとめました。ぜひ参考にして下さいね。

ものもらいのタイプは2つ!それぞれの原因と症状

ものもらいは2種類

  1. 霰粒腫(さんりゅうしゅ)
  2. 麦粒腫(ばくりゅうしゅ)

同じように見えることもあるのですが、この2つは原因が異なり、その症状も少し違っています。

1.霰粒腫(さんりゅうしゅ)

 まぶたを少しめくると、上まぶた、下まぶたともに、まつ毛の付け根のこめかみに近い部分に小さい穴があるのが見えますよね。これをマイボーム腺とよぶのですが、ここに脂肪や汚れがつまることによって起こります。

霰粒腫の症状

  • できものができる
  • 腫れや異物感がある
  • 痛みは伴わない
  • まれに悪化するとできものが大きくなり、細菌感染すると炎症が起こる

脂肪がつまり慢性的な炎症が起きると、肉芽腫というできものができます。腫れや異物感はありますが、細菌感染して炎症を伴わない限りは痛みはありません。

2、麦粒腫(ばくりゅうしゅ)

俗に「ものもらい」と呼ばれる病気で、原因は細菌感染によるものです。汗を出す腺や、まつげの毛根に感染した場合を外麦粒腫、マイボーム腺の感染を内麦粒腫と呼びます。

引用元:http://www.nichigan.or.jp/public/disease/ganken_bakuryu.jsp

麦粒腫の症状

  • まぶたが腫れる
  • 痛みを伴う
  • 目が赤くなる
  • 目やにが出てくる
  • 悪化すると膿(うみ)が出ることも

まぶたが赤く腫れあがり、子供は違和感を覚えるので触ったりこすったりします。やがてまばたきしても痛みを伴い、まぶたが上がらなくなることもあります。目も赤くなったり目やにが出てきて、悪化するとが出ることもあります。

ものもらいができたとき、家でできる対処法は?

ものもらいかな?と思ったら、悪化を防ぐために、まず家でできることがあります。

家でできるものもらいの対処法

  1. 目を触らせない
  2. 手を清潔にする
  3. 睡眠や栄養をしっかり取らせる
  4. ホットタオルで温める

汚れた手で患部を触ってしまうと、バイ菌が入り悪化してしまいますので、目を触らないように気をつけましょう。といっても、子供ですから、違和感や痛みがあると触ってしまいます。やはり、除菌できる石けんなどで手をこまめに洗わせることが大切です。

また、ものもらいで炎症が起きてしまっている場合は、免疫力が落ちている可能性があります。さらなる悪化を防ぐためにも、睡眠や栄養をしっかりと取らせてあげましょう

それから、自己診断になってしまいますが、マイボーム腺がつまっていて「霰粒腫」だなと分かった時は、ホットタオルで温めると分泌腺のつまりを解消・緩和できます。2~3分、まぶたの上から温めてあげましょう。

ものもらいの市販薬はあるの?

ものもらいを市販の目薬で治したい場合、どのようなものを買えば良いのでしょうか?ものもらいの炎症はやはり細菌感染ですから、効能に「ものもらい」が書かれているものや、「抗菌」と書かれている物を選びましょう。もちろん、何歳から使用可能であるかということもチェックして下さいね。

このように市販薬も販売されていますが、子供の目のことですので、病気を特定し、悪化を防ぐためにも、やはり病院で受診することをおすすめします。症状が目だけの場合は眼科を、他にも風邪症状などがあれば小児科を受診すると良いでしょう。

ものもらいの病院での治療

それぞれの治療はどんなもの?

  • 霰粒腫の治療
  • 麦粒腫の治療

霰粒腫と麦粒腫とでは、原因も異なってきますので、治療のしかたも違ってきます。

霰粒腫の治療とは?

霰粒腫で、できものが小さい場合は、自然治癒する場合もあるためしばらく様子を見ることがあります。この場合、そこから細菌感染で悪化することがあるので、抗菌薬目薬を処方されることが多いです。

炎症がひどくなってきた場合は、ステロイド、非ステロイド系の抗炎症剤や抗生物質点眼薬、飲み薬、または眼軟膏(塗り薬)が処方されることもあります。

できものが大きくなり、袋のようなものが形成され硬くなってきた場合は自然治癒が難しくなるため、手術で切除することもあります。小さな子供の場合は全身麻酔や局所麻酔で手術することもあります。

麦粒腫の治療とは?

麦粒腫は、おもに黄色ブドウ球菌や表皮ブドウ球菌による細菌感染によるものです。そのためそれらに効果のある抗菌薬点眼・内服薬や、ステロイド、非ステロイド系の抗炎症剤や抗生物質点眼薬、飲み薬、眼軟膏(塗り薬)が処方されます。

一般的には一週間ほどで完治しますが、悪化して腫れや痛みがひどくなったきたときには、切開して膿を出すこともあります。

ものもらいはうつる?プールに入っても大丈夫?

ものもらいはうつりません。

ものもらいは、ウイルスではなく雑菌によるものなので、霰粒腫・麦粒腫ともにうつりません。

プールに入っても大丈夫?

ものもらいはうつりませんが、次の理由からプールには入らない方が良いです。

プールに入らない方が良い理由
  • 悪化する可能性がある
  • 体力を消耗する

悪化する可能性も

ものもらいはうつるものではありませんから、プールなどで他の人にうつしてしまう心配はありません。しかし、プールは雑菌がたくさんありますので、炎症の起こっている部分に雑菌がつくと悪化する可能性も考えられます。

できるだけ体を休めて

また、ものもらいは体力・免疫力が落ちている時にできやすいので、水の中で体力を消耗するのは避けた方が良いですね。

まとめ

ものもらいには2種類あり、効果的な治療方法も異なってきます。悪化して切開や切除の手術も必要になってくれば、子供にはつらいもの。ごく軽いものもらいの場合には市販の目薬も良いですが、経過をみてできるだけ早く病院を受診したほうが良いでしょう

また、回復を早めるためにも、栄養と睡眠をたくさんとらせてあげるようにしましょう。

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