ベビスマonline

妊活・出産・育児子育て・生活の知恵に特化した専門知恵サイト

赤ちゃんがつけているミトンは何のため?必要なの?使う時に気を付けることはある?

   

赤ちゃんのミトンとは、親指だけが分離してふたまたになった、赤ちゃん用の手袋です。私は赤ちゃんがミトンをつけていると「かわいいなあ」と見入ってしまいます。でも、多くの場合かわいいからつけているわけではなく、引っ掻いてしまうことを防ぐなど予防の意味でつけているのです。

赤ちゃんの爪は柔らかいのですが、薄くて平で肌に当たると傷になってしまうことがあります。また、赤ちゃんは上手く手の動きをコントロールできないので、皮膚に爪があたると簡単に肌に傷がついてしまいます。そんな傷を防ぐのがミトンの役割なのです。

ミトンをつけても外してしまったら同じことなのですが、赤ちゃんは自分でミトンをはずすことができないので、ミトンをつけることで引っ掻き傷を防ぐことができるならと思い、私は乳児湿疹がひどいころにミトンをつけさせていました。

ここではミトンが必要なのか、気になるメリットやデメリット、使う場合の注意点について考えてみたいと思います。



赤ちゃんにミトンをつけさせるのはなぜ?

赤ちゃんは肌がかゆいとき、眠たいとき、指しゃぶりがしたいとき、さまざまな理由で手を顔に持って行きます。でも、生まれてすぐの赤ちゃんは上手く動かすことができないため、誤って顔を引っ掻いてしまうのです。

誤ってついてしまった引っ掻き傷は2~3日で治ることが多いのですが、かゆそうだったり傷ができているとかわいそうですよね。そんな傷を防止するのがミトンなのです。では赤ちゃんが顔を引っ掻いてしまう原因は、どんなことがあるのでしょうか。

肌がかゆくて引っ掻いてしまう

赤ちゃんの爪は伸びるのも早いですし、こまめに手入れをしていても尖った部分があると傷が出来てしまいます。赤ちゃんは「軽く掻こう」などと力加減をすることが出来ませんので、引っ掻き傷になることがあります。

傷はそのままにしていても2~3日で治りますが傷になったところがかゆくてまた手を持って行き、その傷に菌が入ったり新たに傷ができたりしてしまいます。

赤ちゃんの肌がかゆい原因

  • 肌が乾燥してカサカサでかゆい
  • 乳児湿疹など湿疹ができてかゆい
  • 誤って引っ掻いてしまった傷がかゆい
  • アトピー性皮膚炎の可能性があり、肌がかゆい

肌に異常がある場合は、医師に相談して必要であれば薬を処方してもらいましょう。そうすることでかゆみを和らげることができるかもしれません。

肌に塗った薬が口にはいるのを防ぐため

湿疹などの薬を肌に塗っている場合、薬を塗った部分を触り、その指をなめてしまうと口の中に薬が入ってしまいます。それを防ぐためにもミトンを付けます。

眠くて手を顔に持って行ったとき

赤ちゃんは眠たくてぐずぐずと泣くだけではなく、手を顔に持っていくことがあります。赤ちゃんは手の動きを上手にコントロールできないため、爪が肌にあたって傷になってしまうことがあるのです。眠そうにしていたら、抱き上げて落ち着かせてあげることで傷ができるのを防ぐことができます。

手が冷えすぎるのを防ぐため

こういった予防以外にも、赤ちゃんの手が冷えすぎないようにするのもミトンの役割です。ただ、手が冷たいから寒いというわけではなく、体温調節しようとして手足が冷たくなっていることがあります。手足が冷たい場合でも背中やお腹があたたければ問題ありません

とても寒い日に外に出るのであればミトンで寒さをガードしてあげると良いですが、部屋の中にいるのであれば、まず背中やお腹をチェックしてあたたかければミトンをしないで様子をみてみてましょう。

赤ちゃんにミトンをさせるメリットとデメリットは?

私が子どもに使っているときには気が付かなかったのですが、ミトンの使用については反対する意見もあるようです。それはメリットだけでなくデメリットもあるからなのです。ではどんなメリット・デメリットがあるのでしょうか

メリット

肌に爪があたって傷を作ってしまったり、既にできた傷や湿疹を触って傷をひどくしてしまうのを防ぐことがメリットです。

  • 顔に手があたって傷を作ってしまうことを防ぐ
  • 掻きむしって傷になったところを触って菌が入って悪化してしまうのを防ぐ

デメリット

ミトンをすると指しゃぶりができません。赤ちゃんは指しゃぶりをして自分の手の存在を知っていくのだそうです。

赤ちゃんの指しゃぶりは、そこから自分の手を認識して、物を触って掴んでいくための大切な発達の過程なのです。それをミトンで必要以上に制限してしまうのはよくありません。

また、手足で体温調節をする赤ちゃんにとって、過度に心配して手足を温めてしまうことは、体温調節の妨げになってしまいます。ですので、つけっぱなしにせず引っ掻くことが頻繁な時にだけ使いましょう。

  • 体温調節の妨げになる
  • 手で感じて得られる機会を妨げる

メリットやデメリットを気にしすぎず、上手く使いましょう

メリットに期待してつけっぱなしにしたり、デメリットを気にしすぎて敬遠したりせず、引っ掻くことが頻繁だったり、乳児湿疹の薬を触ってしまうのが困るなど、必要な時につけるようにしましょう。

引っ掻き傷が多くなるということは、肌に湿疹ができていたり乾燥して痒みがあったり、肌のどこかに異常があるのかもしれません。引っ掻いてしまう原因を取り除いてあげて、その上でミトンを上手く使うことで、デメリットよりもメリットが大きくなります。

ミトンを使う時に気を付けること

洗濯をするうちにどうしてもほつれが出てしまいます。そのほつれに指が絡まってしまわないように、ミトンの内側もこまめにチェックしましょう。またミトンが手から外れて顔にかかると息がしずらくなったり、思わぬ事故になる危険性もあります

指が上手に使えない赤ちゃんですから自分で自分の顔の前にあるものを取れません。夜間など長時間目を離すときには使用しないようにしましょう。どうしても使用しているときに目を離す必要がある場合は、うっかり外れてしまうことがないように注意しましょう。

また、ミトンのついた手を口に入れたりして、唾液がついてしまうことがよくあります。唾液がついたまま何日も使うと不衛生です。ミトンはこまめに洗濯して清潔にしましょう。

ミトンを使う時の注意事項

  • ミトンの内側外側ともにほつれがないか注意する
  • 夜間など、目を離す時間帯は使用しない
  • ミトンのひもが絡まらないように注意する
  • こまめに洗濯して清潔に保つ

ミトンに頼りすぎない

ミトンを使う理由やメリットデメリットについてお話してきました。良い面と悪い面があるのですから、「絶対使う」「使わない」と偏った考え方をするのではなく、使うか使わないかは臨機応変に決めていくのが良いのではないでしょうか。

赤ちゃんも手の動きを制限されると不快に感じるかもしれませんので、なるべく痒みや傷の原因を取り除いてあげるようにし、その補助としてミトンを使ってみましょう。

ミトンをする前にしてみよう

  • 眠そうに顔をこすっているときは、抱き上げて眠れるようにする
  • 肌に痒みがあるときは、薬や保湿クリームなどで痒みの原因を取り除く

ミトンはいつごろまで使うもの?

新生児の頃はうまく手を使えなかった赤ちゃんも、3ヶ月になるころには自分の手を認識してコントロールできるようになってきます。ミトンにはゴムがついていますが、自分で外せてしまったりもします。

また、サイズも小さくなってくる子もいますので、3か月~4か月までが目安です。4ヶ月が過ぎたからといって赤ちゃんが肌を掻いてしまわないというわけではありません。でも赤ちゃんもいろいろ経験することで手の力加減もわかってきます。

行動を制限しすぎず、経験させてあげることも大切なのです。引っ掻き傷をつけないためにもに、爪をこまめに切るなどして対処してあげましょう。

頼りすぎず敬遠しすぎず、必要に応じて使いましょう

道具は何でもそうかもしれませんが、ミトンも赤ちゃんがどうしても傷や湿疹に手を持っていってしまう時など、必要と感じたときだけ使うようにしてはいかがでしょうか。赤ちゃんの引っ掻き傷は、すぐに治ります。過剰に心配しすぎず、ミトンに頼るよりもスキンシップをして原因を取り除いてください。

私の子どもは1歳になる直前に水疱瘡身なりました。その際にミトンのような形をした手袋をつけさせ、薬を触ることを防ぎました。痒いのはつらいこともありますが、ミトンを使いながら抱っこして話しかけたり、痒いところの近くをさすってあげたり、心のケアをしてあげることで軽減できることもあると思います。

赤ちゃんが引っ掻いてしまったり痒みがひどいときには、医師と相談しながら、赤ちゃんにも親にも良い方法を探してみてくださいね。

 

 - 未分類