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マタニティマークって何?マタニティマークを付けるメリットは?どこで配布されるの?いつからつけるの?気になることを解説します!

      2018/05/17

電車やバスの中で、マタニティマークを付けている方を見たことがあるかたは多いでしょう。マタニティマークを付けている方に席を譲ったりしたこともあるのではないでしょうか。

いざ自分が妊婦となると、マタニティマークがどこで手に入るのか、いつから付けるものなのか、付けるときに気を付けることはないのか等、よくわからないことがたくさんありますよね。

今回は、マタニティマークについて、どんな目的があり、どのようなものなのか、どこで手に入るのか、いつから付けるのか等を幅広くご紹介します。



マタニティマークって何?

マタニティマークは政府が推進しているマーク!

マタニティマークは、母子の健康水準を向上させるための様々な取組を検討し実施する国民運動計画「健やか親子21」推進検討会において発表されたマークです。妊娠・出産に関する安全性と快適さの確保を目的にしています。厚生労働省はマタニティマークについて以下のように説明しています。

妊産婦が交通機関等を利用する際に身につけ、周囲が妊産婦への配慮を示しやすくするもの。 さらに、交通機関、職場、飲食店、その他の公共機関等が、その取組や呼びかけ文を付してポスターなどとして掲示し、妊産婦にやさしい環境づくりを推進するもの。引用元:厚生労働省 マタニティマークについて

街中や駅を見渡すと、マタニティマークに関する啓発ポスターを見かけることがあります。厚生労働省が主体となり、妊婦さんを取り巻く環境を良くする取り組みが行われています。マタニティマークはその一環で生まれたマークなのです。

マタニティマークのデザインは?どんなタイプがあるの?

マタニティマークは、お母さんがお腹の赤ちゃんを優しく包んでいるイラストがデザインされています。「おなかに赤ちゃんがいます」や「座席は譲りあっておかけください」といったメッセージが入っているものもあります。

それらのイラストやメッセージがプリントされたものを、ボールチェーンやストラップで下げられるようになっているタイプのものが多いです。

一般的にマタニティマークはキーホルダー型やストラップ型になっていて、カバン等に付けて携帯している方が多いです。電車やバス等で見かけることが多いのもこのタイプですね。中には、車に貼れるようにステッカータイプになっているものもあります。

マタニティマークを付けるとどうなるの?

 マタニティマークを付けることのメリットは?

妊娠すると、つわりや貧血で立っているのが辛くなったり、これまでは気にならなかったのに、たばこの煙が気になる場面が多くあります。そんな時に、毎回「私妊娠しておりまして・・・」と声をかけるのは勇気がいるますよね。

マタニティマークはつけているだけで妊婦であることを周囲に知らせることができるのです。

マタニティマークを付けることのメリット

  • 安静が必要な時や、つわりが辛い時に、声をかけなくても、電車やバス等で席を譲ってもらえるよう配慮を求めることができる
  • 飲食店や道端等で、たばこの煙に配慮してもらうことができる
  • 事故や急病等トラブルに見舞われたときに、妊婦であることを認知され、適切な処置を受けることができる

もちろん、医師からなるべく安静に、と言われていなくても、つわりの症状が軽かったとしても、妊娠生活を通じて無理は禁物です。体に負担をかけないように、なるべく立ったり歩いたりすることを控えたい、と考えている方もマタニティマークを付けることで、周囲に配慮を求めることができますよ。

本当に気づいてもらえるの?配慮してもらえるの?

筆者自身も電車通勤でしたが、なるべく安静にする必要があったので、マタニティマークを通勤カバンにつけていました。通勤中、だいたい7割くらいの方がマタニティマークに気づいて席を譲ってくれました

満員電車で座席に近づけないような時も、手すりを持つように声をかけてくださる方もいました。

また、飲食店で、カフェインの入っている緑茶ではなくお水を持ってきてくださる店員さんもいました。多くの人がマタニティマークの存在を知っていて、それぞれでできる形で配慮をしてくださっているように感じました。



どこで手に入るの?何個必要なの?

マタニティマークってどこでもらえるの?

マタニティマークはどこで手に入るのかわからない方も多いのではないでしょうか。筆者は、マタニティマークは妊娠が分かったときに産婦人科で交付されるものだと思い込んでいました。

産婦人科によっては配布しているところもあるかもしれませんが、筆者がかかっている病院ではもらえず、どこにあるのか疑問に思ったことがあります。マタニティマークを手に入れる方法は以下があります。いろんなところで手に入れることができますよ。

マタニティマークを手に入れる方法

  • 自治体の窓口で母子手帳等と一緒に受け取る
  • マタニティマークが付録になっている雑誌「初めてのたまごクラブ」を購入する
  • 鉄道の駅の窓口で受け取る
  • 厚生労働省のホームページからダウンロードする
  • 空港の航空会社サービスカウンター等、マタニティマークに賛同・推進している企業から受け取る
自治体の窓口

妊娠が分かったら、お住まいの自治体に妊娠を届けることで、妊婦健診の補助券や母子手帳を受け取ることができます。

自治体への届け出は法的に義務付けられているわけではありませんが、妊婦健診は補助券を使わないと非常に高額になりますし、妊娠中のお母さんの状態や赤ちゃんの状態を記録するためにも、母子手帳は必須といえます。

代理での届け出も可能ですので、必ず届けるようにしましょう。妊婦健診の補助券や母子手帳と合わせて、多くの自治体では両親学級の案内や妊娠中の食生活等に関するガイドブック、その他保健サービスの案内等をセットで渡してくれます。

その中にたいていマタニティマークも一緒に入っています。筆者が住んでいる自治体ではボールチェーンタイプのマタニティマークをもらいました。筆者の友人の自治体では、ストラップタイプのものと、車に貼るステッカータイプを配布していました。

マタニティマークが付録になっている雑誌

「初めてのたまごクラブ」は、年に四回刊行されている雑誌です。妊娠初期の妊婦さんの疑問や不安を解決してくれるような情報が満載です。「初めてのたまごクラブ」には、毎号必ず付録としてマタニティマークのストラップが一つついています

イラストは同じですが、ストラップ部分が革紐のようになっていておしゃれだったり、リボンがついていたり、イラスト部分が犬の形になっていたりと、デザインが毎号違うので、妊娠期間中コレクションするのもおすすめですよ。

鉄道の駅窓口

鉄道を利用する妊婦さんは多いので、鉄道会社は特にマタニティマークを推進しています。首都圏では、JR東日本だけでなく、東京メトロ等の各私鉄で、無人駅を除く全駅でボールチェーン型のマタニティマークを配布しています。

鉄道の駅事務室またはお客様相談室で受け取ってくださいね。ご家族が代理でもらうことも可能です。

厚生労働省のホームページ

厚生労働省のホームページでは、マタニティマークのイラストを自由にダウンロードできます。マタニティマークは妊娠生活中様々な場面でお母さんをサポートしてくれるものです。ダウンロードして、世界で一つのオリジナルロゼットをハンドメイドするのも、妊婦生活のよい思い出になりそうですね。

航空会社等

ANAやJALは、飛行機のイラストが入ったボールチェーン型のマタニティマークを配布してくれます。空港に障碍者や高齢者、妊産婦や子ども連れ等をサポートする専用のカウンターがありますので、そちらでマタニティマークがほしい旨を伝えましょう。

筆者ももらったことがありますが、特に母子手帳や航空券等の提示は必要ありませんでした。

また、マタニティマークの普及に賛同している企業の中には、オリジナルのマタニティマークを配布しているところもあります。大きさやストラップの形状が少しずつ異なるので、自分にあったマタニティマークが手に入るといいですね。

マタニティマークは複数あると便利!

マタニティマークは、複数持つことをおすすめします。カバンを変える度にマタニティマークを付け替えるのは面倒ですし、付け替えるのを忘れて外出してしまう可能性もあります。よく使うカバンの数だけ、マタニティマークを持っていると安心ですよ。

筆者は、自治体の窓口で受け取ったマタニティマークのほかに、「初めてのたまごクラブ」の付録のマタニティマークと、帰省時に空港のカウンターでもらったマタニティマークの二つを念のために持っていました。

しばらく自治体からもらったもの一つを付け変えて使っていましたが、つわりで具合が悪い時に限ってマタニティマークを付け忘れてしまい、困ったことがあります。そこで、持っているマタニティマークを、通勤用のカバンと、お休みの時に使うカバン二つにそれぞれ付けていました。

マタニティマークを受け取るときの注意点やマナーは?

雑誌の付録のマタニティマークを手に入れるには、雑誌の料金分お金が必要ですが、その他のマタニティマークは無料で配布されているものになります。

鉄道の窓口も航空会社のカウンターも自己申告で受け取ることができますが、昨今マタニティマークの悪用や商用利用等もありますので、対応する方によっては母子手帳の提示を求められる可能性があります。

また、同じ理由で、一度にいくつも受け取ろうとすると怪しまれてしまう可能性がありますし、駅窓口やカウンターには同じようにマタニティマークを必要としている方が他にも訪れます。

先ほどマタニティマークは複数あると安心とお伝えしましたが、一か所から受け取るマタニティマークの個数は、配慮するようにしましょう

いつからつけるの?

必要に応じて妊娠初期からつけよう!

マタニティマークは「必ずこの時期につけましょう!」といった決まりはありません。妊娠中、必要に応じてマタニティマークを付けるようにしましょう。特に以下のような場合は、交通機関で妊娠初期からマタニティマークを付けることをおすすめします。

交通機関で、妊娠初期からマタニティマークを付けたほうがよいケース

  • 出血等があり、なるべく安静にするように医師から言われている場合
  • つわりが辛い場合
  • 仕事内容が立ち仕事などで、通勤時間以外も立ったり歩いたりする時間が長い場合

妊娠初期はお腹が大きくないこともあり、なかなか周囲には妊婦であることが気づかれにくいです。そのような妊娠初期の妊婦さんこそ、マタニティマークを付けることで、周囲に妊婦であることを気づいてもらいやすくなりますし、配慮をお願いすることができるのです。

妊娠初期はつけることに抵抗がある・・・

妊娠初期は不安定な時期なので、働いている妊婦さんの中には、職場への報告は安定期に入ってから、と考えている方も多くいるのではないでしょうか。

筆者自身も、電車通勤でかつ上司以外にはしばらく妊娠したことを報告していなかったので、同僚にマタニティマークを付けているのを見られたらどうしようと気になり、マタニティマークを付けようか迷いました。

しかし、仕事をお休みするほどではないが、可能な範囲でなるべく安静にするようにと医師から言われ、お腹の赤ちゃんのためにもマタニティマークを付けることにしました。マタニティマークを付けたり外したりするのも面倒だったので、必要に応じて、スカーフで目隠しができるようにしていました。



注意点はあるの?

妊娠の経過や状態によってはマタニティマーク以外の手段を検討しよう

マタニティマークの認知度は年々上がってはいますが、マタニティマークを付けているから絶対に安心というわけではありません。特に満員電車では、マタニティマークを付けていることに気づかれないことも多々あります。

また、高齢者や障害のある方等も交通機関を利用していますので、マタニティマークを付けているからといって、必ず席を譲ってもらえるわけではありません

あまりにもつわりが辛い場合や安静度合いが上がった場合等は、決して無理をせずに、通勤時間をずらしたりお仕事をお休みする等の対応をとりましょう。

まとめ

マタニティマークは政府主導で推進されている、妊婦を取り巻く環境をよりよくするためのマークです。周囲に妊婦であることを気づいてもらい、必要に応じて席を譲る等の配慮をしてもらうことを目的としています。

電車通勤で立っているのが辛い時や、飲食店でたばこの煙が気になるとき等に、強い味方になるものです。

マタニティマークを付ける時期は特に決まっていまいので、妊娠初期から必要に応じて使うようにしましょう。マタニティマークの認知度は年々上昇しているとはいえ、マタニティマークに頼りすぎず、体調がすぐれない場合は別の方法も考えるようにしましょう。

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