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意外と知られていない「こいのぼり」の歌詞!子どもと一緒に歌をうたおう♪

      2017/04/30

5月5日は端午の節句。男の子の健やかな成長を願いこいのぼりを飾るこの季節になると、至る所で様々な色のこいのぼりを見かけます。この時期が近づくと、「屋根より高い〜♪」の歌い出しで始まる「こいのぼり」がよく歌われます。

子どもが口ずさんでいるのを聞いて、一緒に歌う方も多いのではないでしょうか?でも、「そういえばどんな歌詞だったけ?」と歌詞が曖昧だったり、「1番しか知らない!」なんてことはありませんか?

ここでは、こいのぼりの正しい歌詞や言葉の意味などをまとめます。子どもと一緒に「こいのぼり」を楽しく歌ってくださいね。

意外と知られていない!こいのぼりの歌詞

「屋根より高い」で有名なこいのぼりの歌は、1931年に1番だけが作られました。作詞は、チューリップも作詞している近藤宮子さんです。1番なら馴染み深い!という方は多いのではないでしょうか。

実はこの後に、2番と3番の歌詞ができたことをご存じですか?作詞者は不明ですが、1番が出来たあとに、2番と3番が加わりました。

1番の歌詞は覚えていても、2番や3番の歌詞は知らなかったという方も多いのではないでしょうか。意外と知られていない、2・3番も含めて、全てのこいのぼりの歌詞をまとめます。

こいのぼり 歌詞

【1番】

やねより たかい こいのぼり

おおきい まごいは おとうさん

ちいさい ひごいは こどもたち

おもしろそうに およいでる

【2番】

みどりのかぜに さそわれて

ひらひらはためく ふきながし

くるくるまわる かざぐるま

おもしろそうに およいでる

【3番】

5がつのかぜに こいのぼり

めだまをピカピカ ひからせて

おびれを くるくるおどらせて

あかるいそらを およいでる

歌詞付き動画で一緒に歌おう♪

歌詞付きの動画を、コーラス付きバージョンカラオケバージョンの2種類のせます。お子さんと一緒に歌ってみてくださいね。

1. 「こいのぼり」コーラス付きバージョン(1番のみ)

2. 「こいのぼり」カラオケバージョン(1〜3番まで)

「こいのぼり」の歌に出てくる少し難しい言葉の意味

こいのぼりがいきいきと空を泳いでいる情景が眼に浮かぶ歌詞ですが、いくつか日常では聞きなれない言葉が出てきますよね。お子さんに「どういう意味?」と尋ねられても返答できるように、知らない方はチェックしておきましょう。

まごい 体の色が黒いこいのこと。(「真鯉」と書きます)
ひごい 体の色が緋色(赤色)のこいのこと。(「緋鯉」と書きます)
ふきながし こいのぼりと一緒に飾られることが多い、5色の布で作られたひらひらしているもののこと。「ここに我が子のこいのぼりがあります!神様!」と早く、天にいる神様に我が子の存在を気づいてもらうために付いています。
画像出典元:http://eminews.jp/?p=933

お母さん鯉が登場する歌詞もある

上にある「こいのぼり」の歌詞の中で、お父さん(まごい)と子ども(ひごい)の鯉は出てきますが、お母さん鯉は出てきません。こいのぼりの1番の歌詞ができた当時(1931年)は、男の子のお祝いである意味合いが強かったためです。

しかし、昭和57年発行の教科書「しょうがくせいのおんがく1」では、お母さん鯉が登場する歌詞が掲載されました。作詞は、1番と同じ近藤宮子さんです。

お母さんが登場する「こいのぼり」の歌詞

やねより たかい こいのぼり

おおきい ひごいは おかあさん

ちいさい まごいは こどもたち

おもしろそうに およいでる

実はもう1つあった!「いらかの波の〜♪」ではじまる「鯉ぼのり」

現在、保育園や学校などでよく歌われている「こいのぼり」は、近藤宮子さん作詞の「屋根より高い」が歌い出しのものですが、実は別にもう1つ「鯉のぼり」が存在します。

もう一つの「鯉のぼり」とは?

大正2年に文部省が小中学校で歌うために作ったものが、この「鯉のぼり」です。まずは、動画でどんな歌なのか聴いてみてください。どこかで聞いたことがあるかもしれませんよ。

 「鯉のぼり」の歌詞

【1番】

甍(いらか)の波と雲の波

重なる波の中空を

橘(たちばな)かおる朝風に

高く泳ぐや鯉のぼり

【2番】

開ける広き其の口に

舟をも呑まん様見えて

ゆたかに振う尾鰭(おひれ)には

物に動ぜぬ姿あり

【3番】

百瀬(ももせ)の滝を登りなば

忽(たちま)ち竜になりぬべき

わが身に似よや男子(おのこご)と

空に躍るや鯉のぼり

「鯉のぼり」歌詞の意味は?

「鯉のぼり」の歌詞には難しい言葉がたくさん出てくるので、どんな内容なのかわかりにくですよね。現代のわかりやすい言葉にすると、下のような情景を歌っている歌詞になります。

【1番】

波立っている屋根瓦とその向こうにある雲の波

二つの波が重なっている景色の空に

朝風を受けて橘の花が香っている

鯉のぼりが高く泳いでいるよ

【2番】

大きく口を開いている鯉は

大きな船を飲み込みそうに見える

ゆったりとゆれる尾びれには

何事にも動じない堂々とした姿が感じられる

【3番】

100もの滝を越えたなら

たちまち鯉は龍に変身した

そんな鯉のようにたくましく成長するんだぞ、男の子よ

空を踊るようにこいのぼりが泳いでいる

まとめ

子どもの頃から何気なく口ずさんできた「こいのぼり」ですが、意外と知られていない歌詞がたくさんありましたね。また、こいのぼりの歌が2種類存在していたなんて知らなかった!という方もいたのではないでしょうか。

歌詞に描かれている情景を思い浮かべながら、端午の節句が近づく春の日に、是非お子さんと一緒に「こいのぼり」を歌ってみてはいかがでしょうか。お母さん鯉が登場するバージョンに歌詞を変えて歌っても楽しいでしょう。

 

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