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子供の高熱があっても元気がある時はどうすればいいの?

      2017/06/22

子どもの発熱は、気づくことが難しいこともあります。明らかに普段と様子が違うという場合は分かりやすいですが、元気に遊んでいる時は気づくことが遅れることもあります。普段通り元気に遊んでいるけど、顔が赤い・体が熱い。

試しに熱を測ってみると、40℃なんてこともあります。気づいたタイミングが、病院の診療時間内ならいいけれど、子どもは夕方~夜にかけて熱が高いこともあります。熱があっても元気があると、病院に連れて行くか迷ってしまいますよね。

病院の診療時間外や休日だと、尚更ですよね。そんな時のため、病院を受診する基準や家での過ごし方をまとめました。

子どもが高い熱を出した!高熱とはどのくらいを指すのか?

子どもは、なんの前触れもなくいきなり熱を出すことがよくあります。それが高熱だと、心配で慌ててしまいますよね。では、実際に高熱とはどのくらいからを指すのでしょうか?

平熱の測り方と合わせて、簡潔にまとめました。日ごろから子どもの平熱や平常時の状態をよく観察しておき、冷静に対応できるよう準備をしておきましょう。

子どもの平熱について

一般的に、3歳頃までの子どもの平熱は36.5℃~37.5℃です。子どもだけでなく人の体温は、午前4時頃が最も低く、午後から夕方は高くなります。1日の中でも最大1℃程度の差があるため、測る時間帯で異なることもあります。

平熱の測り方

  • 起床時・午前・午後・夜の4回体温を測り時間帯ごとの平熱を把握する
  • 食後すぐは体温が上がるので、食前や食事と食事の間に測る
  • 1日だけではなく、日を空けて何回か測ってみる

子どもの高熱とはどのくらいから?

感染症法では、体温が37.5℃以上を「発熱」38℃以上を「高熱」と分類しています。成人している大人でも平熱が高い方もいます。大人でも子どもでも、38℃を超える熱が出た場合は「高熱」として対処しましょう。

感染症法とは

厚生労働省が定めた、「病原体等の管理体制の確立、感染症の分類の見直し、結核予防法を廃止して感染症の予防及び感染症の患者に対する医療に関する法律」です。

本基準において、「発熱」とは体温が37.5度以上を呈した状態をいい、「高熱」とは体温が38.0度以上を呈した状態をいう

引用元:厚生労働省

 

子どもが高熱を出した時に病院を受診する基準

38℃を超える熱がある場合は、何らかの原因があって発熱している可能性が高いため、病院で医師の診断を受けると安心です。以下で、特に受診すべき症状をまとめました。参考にしてください。

子どもが高熱で、急いで病院を受診する必要のある症状

  • 10分以上のけいれん(ひきつけ)
  • けいれんを繰り返す
  • 顔色が悪くぐったりとしている
  • 意識がない
※けいれんの症状

よく見られるのは、突然体を硬くして、その後手足をブルブル(あるいはガタガタ)震わせ、眼球は上方を向いて白目となり、意識はなくなり、呼吸は荒く不規則になる、というものです。

しかしこの症状はほとんどの場合5分以内におさまり、あとはスヤスヤと何事もなかったかのように眠った状態になります。

出典元:上大岡こどもクリニック

子どもが高熱を出しているけど、元気がある場合は?

38℃以上の高熱があっても、元気がある場合でも病院に連れて行ったほうがいいのか、悩む方は多いですよね。病院に連れて行けば安心だけど、夜間や休日などの診療時間外の場合はどうすればいいのでしょうか。

判断材料の参考に、病院に連れて行く基準をまとめました。また、年齢別でも対処の仕方が変わってくるため、合わせてご覧ください。

子どもが高熱でも元気がある場合、病院に連れて行った方がいいの?

子どもが高熱を出しても元気がある場合、1~2日で脳に影響が出るようなことはまずありませんまずは3日、様子を見ましょう。以下のように元気がある場合は、たとえ40℃の熱があっても、3日以内に下がることもあります。

熱が高いと脳がやられてしまうのではないかと心配するお母さんが時々ありますが、あまり心配はないとされています。もちろん、髄膜炎とか脳炎などの脳に傷害を与える病気も、高熱が出ます。しかし少なくとも41℃未満では、単純に熱そのものが原因で、脳にダメージをあたえることはないといわれています

引用元:テルモ体温研究所(医師監修)

まずは冷静に、子どもの様子を観察しましょう。

子どもが高熱でも様子を見ても構わない元気な状態とは?

  • 食事が取れる
  • 水分が取れる
  • 普段と変わらず遊んでいる
  • 夜も普段通り眠れている
  • 高熱以外の症状が見当たらない(咳・鼻水・発疹など)

子どもの年齢別の対処の仕方

では、年齢別ではどうなのでしょうか?3歳以上の子どもなら何となく訴えることは出来るけれど、赤ちゃんは症状がわかりにくいですよね。年齢別の対処の仕方をまとめてみました。

3ヵ月未満の子どもが、高熱でも元気がある場合

3ヵ月未満の子どもの場合は、どんな様子でも、38℃以上の高熱がある場合は病院に連れて行きましょう。3ヵ月未満の子どもの場合は症状が分かりにくいです。まだ免疫も低く、重症化しやすいため、医師の診断を仰ぎましょう

 3ヵ月~3歳未満の子どもが、高熱でも元気がある場合

3ヵ月~3歳未満の子どもの場合は、39℃以上の高熱には注意が必要です。3日ほど高熱が出た後、発疹が現れたりする場合もあります。状態をよく観察して、判断しましょう。

3歳以上の子どもが、高熱でも元気がある場合

問題のないことがほとんどです。3日以上熱が続く場合には、病院へ連れて行きましょう

子どもが高熱でも元気があるけど、解熱剤を使ってもいいの?

では、子どもが高熱以外の症状が見当たらない元気な場合、家での対処はどうすればいいのでしょうか。様子を見るとはいえ、熱が高い状態ですよね。やっぱり高熱は心配だから、解熱剤を使用してもいいのか。

早く熱を下げてあげたいと思うお母さんも多いですよね。

熱を早く下げたい!解熱剤を使ってもいい?

子どもが熱を出すのは、体の正常反応です。医師に指示された場合を除いては、解熱剤の使用は避けましょう。どうしても気になる場合には病院へ行くなど、医師の診断を仰ぎましょう。

子どもが高熱でも元気がある!お風呂に入れてもいいの?

昔から、熱がある時はお風呂に入らない方がいい。と聞きますよね。でも、元気があるし、汗もかいてるし、かえって不衛生なのでは?と思うこともありますよね。入っていいのか、駄目なのか、注意することがあるのか、調べました。

熱があっても、お風呂に入れてもいい?

熱がある時はお風呂に入らない方がいい。と言われるのは、昔の日本の環境から来ています。外風呂だったり共同浴場だったりしたことで、かえって体を冷やしてしまうことや不衛生であったことが原因です。

ですが現在では、そういったことはあまりありませんよね。熱があっても汗をかいて不衛生であるよりはお風呂に入って汗を流しても差し支えありません

高熱でお風呂に入れる場合に注意したいこと

  • 子どもの様子を見て、服を脱いで寒がるようなら入らない
  • 体を拭く程度にして、髪は洗わないか、洗ってもすぐに乾かす
  • 普段以上の水分補給をする

子どもが高熱でも元気がある!食事はいつもと同じでいいの?

結論から言うと、問題なく食欲があるのであれば、いつも通りで構いません。ただし、水分補給には気を配りましょう。栄養のあるものを与えたいと、食事にばかり目が行きがちですが、熱が高いと汗もかきます。

気づかぬうちに脱水症状を起こしてしまうこともあります。水分補給のために、経口補水液や麦茶、スポーツドリンクなど準備しておきましょう。

経口補水液とは?

画像出典元:https://www.amazon.co.jp/OS-1

オーエスワンは、電解質と糖質の配合バランスを考慮した経口補水液です。軽度から中等度の脱水状態の方の水・電解質を補給・維持するのに適した病者用食品です。

感染性腸炎、感冒による下痢・嘔吐・発熱を伴う脱水状態、高齢者の経口摂取不足による脱水状態、過度の発汗による脱水状態等に適しています。

出典元:大塚製薬

薬局やドラッグストアで販売されています。子どもから大人まで飲用できるので、常備しておくと安心です。

まとめ

子供が高熱を出したら、心配になりますよね。そんな時、心配して慌ててしまうのではなく、落ち着いて子どもの様子を観察しましょう。普段と変わらないなら、3日様子を見る。辛そうな症状があるなら病院に連れて行く。

お父さん、お母さんが、こちらで紹介した情報をもとに、基準を決めて対応してくださいね。状況を見極めるために大切なことは、普段の子どもの様子を把握しておくことです。高熱を出しているサインを見逃さず、素早く対処できるようにしましょう。

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